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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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22:37:55


愛美は地方への向かう際に美央が言った



「彼氏も連れて来ていい」と言う言葉を伝えなかった。



「きっと来ないだろう・・」そう感じていたからだった。




『愛美、地方へはヒロシは行くのか?』



『美央社長と会社の方々と聞いてます』




『そうか・・旅行気分で楽しみながら過ごすといい・・』



『3日ぐらいは戻れないと思いますけど・・キラー様は何をしてるの?』



『・・考え事でもしておく・・何かあったら直ぐに連絡をくれ飛んで行く』



『・・はい(*´∀`*)』




翌日、愛美は「㈱ MIO」の社員達、美央と東北へ向かった。



最初は青森からのスタートであった。



TVの宣伝の効果もあり会場には人を沢山集まった



商品の遅れよりも「てんてん」が青森に来た。



その方が話題となり、悪いイメージの欠片なんてどこにも無かった。




その後、インベントが終わると地元のTV局での取材や出演が多少あった。




『ごめんね、てんてんさん。予定外の事ばかりで・・どうしても会長が・・』



『いいですよ(*´∀`*)イメージUP作戦ですもんね(笑)』



『ありがとう。てんてんさん。貴女は本当にプロね!』




美央とてんてんの絆も深まり始めていた。





その後、秋田、岩手とインベントで周る事になっていた。





関東・・






「プルルル・・・」



『はい。』



『琴菜はん・・・ワシや・・』



『京介さん・・』



『ゆなは、どないや?』



『大分・・回復はしました。少し視力が落ちてて・・そこが気になります・・』



『視力・・?あのケガから来るものか?』




ゆなはヒロシから受けた暴力中、頭部に受けた衝撃により視力がどんどん落ちていっていた・・




『この間は そんな事は言ってなかったやないか・・』



『ええ・・先週の事なんですけど・・・』




琴菜は、ゆなの視力が落ちている事に気づいた経緯を話し始めた。




『昼なのに電気を点けて・・・とか、物が歪んで見える・・とか言ったので・・検査をしたら・・』



『どうなんだ・・』



『かなり不安には思います・・・何かをさせるのはどうかと・・』



『何が言いたいんや』



『脳梗塞に近い症状が・・・あるから無理させたくありません』




琴菜は強い口調で京介に言った・・




『では・・・ゆなはまだ時間が掛かる・・と言う事だな・・』




『どうしても・・ゆなさんを・・』




『そうだ・・』




『変わりはいないんですか・・?』




『いるとしたら?』




『いると・・した・・ら・・』




『お前や・・・』




『わ・・私・・・はぁ・・はぁ・・』





琴菜はゆなの背中に描かれる『K』の刻印を思い出した・・・




『出来ないやろ・・なら、ゆなを投入する・・アイツは喜んで指示に従うだろう・・・』




『そ・・そんな・・・』




『では・・琴菜・・お前が代わりにやるんや・・・』




琴菜はいつ間にか京介からの傀儡化を虐げられていた・・




『愛する人のために・・・代わりなる・・名誉な事じゃないか・・それとも・・また殺すのか?』




『いやぁ・・いやぁ・・』




『フン・・出来もしない事を言うんじゃない・・ゆなに代れ・・』




『はぁ・・はぁ・・・嫌です・・嫌です・・』




『代れ・・・琴菜・・』




その時、京介は電話しながら既に病院に到着していた・・




『わ・・私が・・代わりに・・・』




『なるんか?・・・』




『・・・・』





「ガラッ・・・」





『ひっ・・!!!きょ・・京介・・・さん』




『琴菜・・・ゆなはどこだ?』




『ここには・・ここには・・いません・・』





琴菜はゆなを愛するあまり 



京介の手から逃げさせたい・・そう思い、ゆなを勝手に退院させていた




『琴菜・・ゆなを何処に隠した・・?』





京介は琴菜の胸元を掴み服を引きちぎった・・




『いやぁぁ・・』




琴菜の胸元を見ると沢山の青痣があった・・・




『琴菜・・これはキスマーク・・ちゃうか?』




『・・・』





琴菜は唇を噛みしめ目を反らした




『お前・・・ゆなに何をさせている?』




『はぁっ・・はぁっ・・』




『目の見えない・・ゆなを・・良い事に・・』




『はぁ・・はぁ・・』




『また・・身勝手な・・愛を押し付けて相手を苦しめて・・殺すつもりか・・』




『はぁ・・あ・・あなたと・・・い・・一緒に・・いる・・いるよりは・・はぁ、はぁ、マシよ・・・はぁ、はぁ・・』




『・・・』





京介は琴菜を全裸にひんむいた・・・




琴菜の体には全身に至るまでキスマークが付いていた・・




『この・・犬畜生が・・』




琴菜に容赦のない蹴りを喰らわせた・・




「ドカッ」



「バキッ」




琴菜が動かなくなると病室にあった 



琴菜の鞄を取り出し免許証と部屋の鍵を抜いた・・





『お前の・・自宅だな・・・』




『いか・・・な・・い・・で・・・ゆ・・ゆなは・・・わたしの・・』




琴菜の髪を掴み





『ゆなは・・・誰のものや・・・?あん?』




『・・・』




『お前に任せたのは間違いやったな・・・』





京介は病室を出て、急いで琴菜の部屋へむかった。







「糞野郎が・・プランが崩れるやないか・・」




琴菜の部屋に着いた




免許証の住所の通りの場所であった・・



鍵を開け部屋の中に入った。




室内は病室さながらの医療器具が揃っていた




ゆなは衰弱し全裸で、椅子に縛り付けられていた・・



眼には包帯を巻かれていた。





『ゆな!ゆな!』




『あぅぅ・・あぅぅ・・・』




ゆなは涎を垂らし、言葉をまともに話せる状態では無かった




愛する者を失いたくないあまり



琴菜はゆなを完全に監禁し、薬によるマインドコントロールを虐げていた・・




ゆなに縛り付けてられている紐を解くとゆなは京介の体に手探りで捕まり 



首や胸に吸いついてきた・・・




「あかん・・使い物にならへん・・」




ゆなを止めソファーに横たわらせた・・






1時間後、琴菜は自分のマンションにたどり着いた・・




「ガチャ・・」




『ひぃぃ・・』




『琴菜・・・どう言う事や・・・』




『あぁぁ・・・あぁぁ・・・』




『琴菜・・・正直に話してみろ・・・』




琴菜は気が動転しながら呼吸を整えようと必死だった・・




「はぁっ・・はぁっ・・はぁっ・・」





一時間後・・琴菜は重たい口を開いた・・・





『私はゆなを愛しています・・・同姓でも・・彼女が好きで好きで・・・



京介さんに対して色々と今までしてもらったのは忘れた訳じゃなかったんですけど・・



どうしても自分を止める事が出来なくて・・・』





『ゆなは簡単にお前の言う通りにはならなかっただろう・・』





『はい・・京介さんが待っていると言い、それを餌に・・連れ出し・・ここの部屋に・・・』





『そこまでは予測が付く・・・何故、こんなに衰弱し、意識が朦朧としてるんだ?』





『食事は全て点滴だけ・・ 京介さんに会いたければ・・・』




『会いたければ・・なんだ?』




『言う事を聞けと・・』




『何を強要した?』




『・・・体です・・・』




『自分を愛撫させSEXさながらの行為を繰り返した・・・と言う事か?』




『・・・はぃ・・』




『では・・お前にも同じ事をしてもらおうか・・・』




『えっ・・』




京介は琴菜を椅子に縛り付け腕に点滴の針を刺した・・




『しばらく・・・そのまま生活をしろ・・』




『ひぃぃぃーお願いです助けて下さい!!』




『ゆなもそう言う思いやったんちゃうか?』




『ひぃぃぃー』




京介は携帯を取り出した




「プルルル・・・」




『はい。』



『ジャニス・・ワシや悪いが至急・・渋谷の〇○へ来てくれ・・』



『はい。』




数分後、ジャニスは現れた・・・





『京介さん・・どうされたのですか?』




『ジャニス・・この子を見てくれ・・』




ジャニスはソファーに横たわる、ゆなの症状を見た・・




『これは・・・少し厄介ですね・・目を見ていいですか?』




『あぁ・・見えずらいらしいんや・・』




ジャニスがゆなの包帯を取ると、目には数ヶ所ケガの様に傷が付いてた・・




『これは・・・外傷性のものですね・・』




『何?』




京介はゆなの目元を見た・・




瞼の上には数ヶ所の切り傷の様なものがあった・・・





『・・琴菜・・どう言う事だ・・』




ゆなは京介の顔を忘れさせるために失明をさせようとしていた・・




『はぁっ・・はっ・・ご・・ごめんなさい・・・はっ・・はっ・・』




ジャニスが反応した





『琴菜・・・?おや・・誰かと思えば・・琴菜さんではないですか?』




ジャニスには琴菜に近寄った・・




『また・・ですか・・琴菜さん・・・懲りない方だ・・・』




『ひぃぃ・・・』




琴菜は恐怖におののき・・・小便を漏らした・・・




「ジョワァァァ・・」





『京介さん、ゆなさんの手当はうちでします・・・そして・・琴菜さんの・・事も・・・』




『・・・そうか・・では・・・』





ジャニスの耳元でこそこそと話しをした





『なるほど・・・分かりました・・』








ゆなと琴菜は、その日から「HEAVENS CAFE」の地下別室に連れ出された・・・

















































12:20:44
『キラー様(*'▽')ノこっちです』




『皆が見とるやないか・・静かにせい・・』




『どうして?いいじゃないですか(笑)』




『・・お前は有名人なんやで・・』




『今はもうプータローみたいなもんですよ(笑) あっ持ってきてくれました?』




『ほら』




愛美の部屋にあった 小さめのバックに現金を入れて持ってきていた。




『キラー様に買いたいのがあるんです!』




京介は愛美に手を引かれラルフに来た。




『私、キラー様に何もしてあげてないのが嫌なんです・・だから、せめて服ぐらい買わせて(*´∀`*)お願い』




『ワシは何もしてもらわんでいい・・そう言うのは好きちゃうねん・・』




『どうして?愛美が嫌いなの?』




『どうしてそう言う事になる?』




『だって・・』




『そう思いたくない、思われたくない事は口にするんじゃない・・ワシはそう言うのが嫌いなんや・・』




『じゃぁ・・好き?(*´∀`*)』




京介はため息をつきながら・・




『あぁ・・好きだ』




『だったらイイよね(*´∀`*)今日は私がお金を出す日。そうさせて』




『・・好きにしろ』




京介は意外とまんざらでも無かった・・



嬉しい・・そう言う気持ちがあった・・




自分の為に色々見繕う、愛美をぼんやり眺めた・・





『ねぇ、キラー様これ着て見て(*´∀`*)』




言われるがまま試着した・・




『うん似合う(*´∀`*)思った通りだ!』




愛美は嬉しそうだった・・




その嬉しそうな表情が辛いものになりうる・・・



心のどこかに素直に理解してはいけない・・



感情を入れてはいけない・・



愛美に対し非情にならないといけない・・・




そう考えていた・・・





ショップでスーツを数点買った。




『キラー様。まだお買い物は続くよ(*´∀`*)』




『自分の物は買ったのか?』




『うん』



『じゃあ、もういいだろう』




『ダメ!さっ!こっちこっち』




その日、愛美は京介に対し、これでもか!と言うほどお金を使った




『あー。楽しかったぁ(*´∀`*)』




『・・・ありが・・いやなんでもない』




『えっ?なんて言おうとしたの?(笑)』




愛美は分かっていたくせに聞きなおした




『・・愛美・・ありがとう・・でも、もう辞めてくれ・・ほんまに苦手なんや・・』




少し寂しげな京介が気になった。




「どうして・・・?」




愛美は急に立ち止まり 





『キラー様・・』





『うん?』




愛美は強者☆を抱きしめた・・




『おい・辞めろ・・』




『愛美は、強い子に戻る、だから安心して・・・キラー様・・好きよ・・』




愛美の腕の中は心地良かった・・・




京介は腕を取り放した





『お前・・無理か・・』




京介は一度だけ心をぶつけて見る事にした・・






『無理って?』




『・・・プランや・・』




『やります。大丈夫です・・・キラー様の為なら・・』




『無理なら今が最後のチャンスや・・ここを通り越したら、もう後戻り出来ひん・・・』





突然の京介の問いに愛美は戸惑った・・




京介が今まで何があろうとプラン遂行のために動いていたはず・・・





「ここを超えれば・・・後戻りは出来ない・・・」





何か壮絶な事が起ころうとしている・・




愛美はそう感じた・・





「心にも無い言葉なのか・・・」




「それとも、本心で言っているのか・・・」





愛美には伝わった・・




採算 「強くなれ」 と言われ続けてきた・・・




強くなる事に何かを感じていた・・




『キラー様・・・私、大丈夫。こう見えても私は強いの・・・だから、そんな目で私を見ないで・・』





愛美は涙を堪えていた・・




京介は愛美の顔が見れなかった・・





『きっと・・・後悔するぞ・・・』




『いいの後悔しても・・・キラー様の傍にいれるなら・・』




『プランが始まればもう止められない、最後は奈落の底に転がるだけだ・・・』




『私が・・?』




『いや・・・ヒロシだ・・だが何でも・・事が大きく変わる時には、何かしらの犠牲が出るものや・・・』




『それが・・私なんですね・・』




『そうともなるかも知れんし・・ならないかも知れん・・』




『だから・・強く・・なんですね・・』





京介は今までに言った事無い話をし始めた・・・





『俺は・・前に過ちを犯している、そこで一人の人間が死んでしまった・・そうなって欲しくはないんや・・』




『女の子・・ですか・・』




『あぁ・・そうだ・・』





京介は非情に成りきれない自分が居ては必ずプランは失敗する・・・




弱気になっている自分がいるのか・・?



傀儡として愛美を見れないのか・・・?





迷いが生じていた・・






「綾瀬 千佳」から続く傀儡が作り出す呪縛・・・





『キラー様・・・ キラー様の本名教えて下さい・・・』






『哀川・・京介や・・・』




『ありがとう・・キラー様・・・』






『私・・・頑張れます(*´∀`*)』





『・・・』





『聞いてる?京介さん(*´∀`*)』




『あぁ・・では 頼むな・・・愛美、もうこの話はしないぞ・・』




『はい(*´∀`*)』




『ヒロシを潰す・・・何が何でもだ・・・』





京介の背中からは黒い翼のようなオーラを発しているように感じた・・・






これから待ちうける運命・・・




自分がキーマンである・・愛美はそう感じていた・・





「この人の為に・・・私は・・・生きる・・」





そう決心をした・・・


























































18:49:15


ヒロシが去り、インカムを外そうとしていた てんてん・・。




「はぁ・・疲れた・・」




インカムを外し愛美は少しの間考えた・・・。



会長が動く事には何か裏がある・・・



ここに誰かを呼ぶ事は・・・会長に知られる・・と言う事。



彼氏が居る事は伝えてるるもの・・ここに京介を呼ぶのはどうか・・・



取り合えず 電話をしてみる事にした・・



「天国に~・・・(京介着信♪)」




『ヒロシは帰ったようやの・・』




『ええ・・それで・・もし あれだったら彼氏をここに呼んでお酒を飲んで行ったらいい・・って・・』



『ほう・・気前がいいな・・』




『では・・向かう・・』



『えっ?来るんですか?』




『あぁ・・』




『大丈夫なんですか?』




『どうしてだ?』




『だって・・そのプランが・・それに面識があるって・・前に・・』









『合格や・・愛美』




『えっ?』




『行くとは行くが迎えに行くと言う事や、お前の意識をテストしたまでだ・・今後大きなプランが動く、その時に ワシを守ると言う意識の判断テストや・・』




『酷い!・・・』




『ワシがお前を守ると同時にお前もワシを保守せなあかん時がある・・・それで始めてプランは成立する・・お前は・・出来る・・出来る女や・・』




『・・なんか・・複雑・・でも 来てくれるんですよね?』




『あぁ・・間もなく着く、少し変装してるが気にするな・・』




『はい(*´∀`*)』





京介はいつものように変装し迎えに行った。





料亭の入り口で店員に愛美に迎えが来た事を伝えさせると愛美は笑顔で現れた。



愛美の帰りを見送りに店主も現れた。




『てんてんさん、また良かったらプライベートでもお越し下さい。会長から大事な方とお聞きしてますので いつでもお席をご用意致します。』





そう言い店主は京介の方を横目見た。




ヒロシのお墨付き・・・そう言いたいのであろう・・京介はそう感じた。





『はい(*´∀`*)是非 また寄らせて貰います』




『失礼ですが・・お連れの方は婚約者か何か?』




『えっ・・そうですけど。何か?』




『うちは芸能関係も強いので密会や商談など、安心してお使いできます。それと会長様には大変お世話になってるので どうぞ彼氏様もご自由に・・』




京介は店主の言葉に返答しなかった・・



『では・・』



二人は店を後にした・・




『大方な話の流れはインカムを通して聞いていたから分かった・・。取り合えず明日にでも動く。』




『地方巡業が終えたら、再度「㈱ MIO」は盛り上がる・・ 当然お前の人気も上がるだろう・・・』




『はい。』




『そして 例のショップを展開させ 1.2か月で売上を爆発的のなもにする・・・』




『はい』




『その間、ヒロシからの誘いはあるだろうが上手く交わし、次のCM撮りを貰ったら全てを捧げると伝えろ・・』




『えー!!嫌です キラー様ぁ!愛美が嫌いなの?(泣)』




『アホ・・絵を描いているだけや・・・次のCMは難なくクリアーし、放送され話題になる・・・』




『はい・・それで?』




『大国の崩壊や・・・』




『崩壊?』




『そうや・・多少の犠牲は出るだろうが・・そんなのは構わん』




『愛美はどうなるの?』




『強い精神でいて貰いたい・・それがお前のするべき事だ、そして出来るだけの蓄えを持っておくことや・・』




『お金・・ですか?』




『そうだ』




『キラー様もお金が好きなんですか・・』




『誰がワシの為言うた・・お前の為や・・勘違いするな』




『よく分かんない・・・』




京介は愛美を抱きしめた・・




『強くなれ・・愛美、そうじゃないと・・・』





京介の頭には千佳が過った・・




『キラー様の傍にいれるなら・・・』




『あぁ・・一緒さ・・』




『ありがとう・・・愛美・・・私・・頑張ります・・』






心なしか愛美の依存が嬉しくも感じる反面、弱さも同時に心配だった・・




出会ったころは強気で自分をしっかり持っている女・・そう感じていたが・・




心に入り込み傀儡化させたことにより



素直になった部分が強くなっていた事に少しの懸念があった。




この強気想いを違う方向にむけさせる・・・そう考えていた・・







翌日、愛美は早速「㈱ MIO」に連絡を入れた。




美央は会長から聞いているとの事で事務所に来てほしいと言ってきた。




『キラー様 ㈱ MIO に行ってきますが・・どうします?』




『ワシはプランを入念に計算する・・一人でも大丈夫だろ?』




『えー・・・』




『なんや?』




『一緒に行こう(*´∀`*)♪』




『・・・忙しい・・それに美央と会うだけだろう?大丈夫だ』




『はーい・・』




てんてんは不貞腐れた顔をしながら ㈱ MIOに向かった。





㈱ MIOに着くと 美央が玄関の所にいた




『てんてんさん、今回はごめんね・・助かるわ』




『いえいえ・・暇になっちゃいそうなんで・・』




『暇?』




『事務所の社長・・夜逃げしたみたいなんですよ・・』




『えっ?そうなの?』




『聞いてないんですか?・・・会長さんから・・』




『ええ・・そう・・なんだ・・そう・・まぁ 詳しくは役員室で・・ねっ』




『はい(*´∀`*)』




美央はてんてんを気遣うように 役員室へ向かった。






役員室・・・





『そんな事があったの・・・知らなかったわ・・』




『ええ・・昨日・・突然・・』




『それで・・昨日・・会長と?』




美央はカマをかけた・・・




『はい(*´∀`*)』




美央は京介からの情報通りだ・・・そう感じた・・





『そ・・そっかぁ・・どうりで展開がスムーズな訳よね・・』




『えっ?何か?』




『ううん・・何でもないの・・何でも・・』




『あっ!分かった 社長・・会長が私を口説いていると思ってるんでしょう?(笑)』




『ぁっ・・そんな事ないわ(*´∀`*)・・てんてんさんは彼氏がいるから、そんな誘いがあっても乗らない・・よね・・?』




『勿論!でも・・ビジネスとは・・みたいな話は勉強になりましたね・・』




『そ・・そう・・会長は仕事に関してはとても厳しいお方だから・・気疲れしなかった?』




『少し(笑)』




『でしょう(笑)(*´∀`*)』





美央の顔に笑顔が出てきた・・




『そうそう例の地方のお仕事なんだけど・・直ぐに大丈夫かしら?』




『ええ・・事務所が無いから収集が付かない状況で・・・どうしていいのか・・・でも今は「㈱ MIO」さんのお役にたてるのであれば個人的に動こうと・・(*´∀`*)』




『そう(*´∀`*)!嬉しいわ!うちも貴女には期待してるのよ!今回、私も同行するから安心してね』




『そうなんですか(*´∀`*)』




『何なら彼氏さんも連れてきたら?うちで旅費は準備させて貰うわ』




『本当ですか?』




『ええ(*´∀`*) それと今回のギャランティだけど・・どうお支払したらいいかしら?』




『それは・・いりません』




『そう言う訳にはいかないわ、会長にもお叱りを受けてしまうわ』




『本当にいらないんです(*´∀`*)』




『ダメよ』




『じゃあ こうして下さい・・旅費はお願いします。それと・・』




『それと?』




『次のCMを撮るなら・・私を使ってもらいたい・・んですけど・・・』




事務所が無くなってしまった、てんてんが気を使いながらもお願いしてくる姿に美央は意地らしくも可愛らしくも感じた・・・。





『なぁにぃ(笑) 当たり前じゃない。貴女はうちのイメージガールよ(*´∀`*) 貴女以外に頼む訳が無いわ。それと 既に、この間のCMの冬バージョンの段取りが始まってるわ。』




『本当ですか?(*´∀`*)』




『ええ本当よ。だからこそ今回の行動は必然なの!そしてミスをチャンスに変える。このアイディアが大事なの。』




『はぁ・・良かったぁ・・』




『貴女の心意気は無駄にはしないわ。約束する』




『ありがとー美央社長!(>д<)』




『こちらこそ これからもよろしくね(*´∀`*)』





その後 明日の地方への仕事の打ち合わせと段取りが進んだ・・





東北地方、北三県を周るゲリラ的な謝罪を含んだ イベント・・




当然地元だけでは無く、各局のTV局へのコネクションを使い話題を自ら振りまく  



謝罪とインパクト・・




㈱ MIOの 戦略は始まろうとしていた・・・。



打ち合わせが終わると愛美は直ぐに京介に連絡をした。





『キラー様(*´∀`*)終わりました』




『そうか 戻るのか?』




『明日から地方へ向かうので、その準備に必要な物を買いに行きます』




『そうか・・一緒にいってやるか?』





『本当(*´∀`*)?』




『あぁ ほんまや』




『じゃあ、キラー様、昨日の貰ったお金から幾らか持って来てもらえますか?』




『100万くらいでいいのか?』




『500・・お願いします』




『500?そんなに必要か?』




『買いたいものもあるんです・・』




『まぁ、いい分かった』




愛美の希望を満たすことも大事だと判断した




それが後に繋がる・・




何を買うのかは知らないが言われたとおりに500万を持ち愛美の所へ向かった。






愛美は百貨店に居た。





そこで先に買い物を済ませてしまおうと思っていた。




その時ある場所で足が止まった・・




紳士服のコーナーであった





「キラー様に素敵なスーツをプレゼントしたい・・(*´∀`*)」




愛美は紳士服売り場に入った。





京介に似合う柄・・形・・色・・・色々考えていた




そんな考える時間も楽しく




「早く 京介が来ればいい」・・そう感じていた。





「もう少し、あと少し貴方の傍にいたい・・・♪」(てんてん着信音)




『あっ!キラー様だ(*´∀`*)』




『どこにおんねん・・・』




『4階の紳士服です。 ねぇ!早く来て』




『4階のどこや』




『ラルフです』




『ほう・・分かった』





愛美は京介をエスカレーター前で待ち 



京介が見えると喜んで手を振った・・・





































12:49:08


食事会と称しビジネスの話・・・



ヒロシの思惑は完全に京介の予測通りの動きをしていた。






「某ホテルの料亭」




愛美がヒロシの待ち合わせの店に着き、店内に入いるとすぐにヒロシの待つ特別室へ通された。




『お連れの方がおいでになりました』



『うむ。』




襖を開けるとヒロシはどこかいつもと違う雰囲気を醸し出していた



『失礼します・・』




「料亭に入る前」・・・




京介はインカムを渡していた・・




『キラー様・・二人っきりの交渉は恐いです・・』




『・・・インカムがあるだろう・・』




『もし・・インカムがばれたら・・』




『・・・バレた時はきっと態度が急変するだろう・・・その僅かな変化も見落とさないように聞いておく・・そして万が一は乗り込むから心配するな・・』





『バレないとは思うけど・・』





愛美は髪で見えないように厳重に整えた・・





『行け・・』









部屋に入ると直ぐにヒロシは声を掛けた。





『てんてん君、座りたまえ・・・』




『はい。お疲れ様です・・』




『しかし・・災難だったねぇ・・・あの社長が飛ぶとはね・・・どうするつもりかね?』




『突然の出来事に今はまだ何も考えれない・・と言うのが本音です・・』




『そうだろうね・・・うーん・・』




『・・はぃ・・』




『それとね・・君に言っても仕方の無い事だが・・今回のCM撮りをする前にお宅の社長に金を3000万程貸しておるんだよ・・・我社としても痛手は大きいのだよ・・・分かるかね?』




『えぇ・・』




『だが・・その金と君は無関係と言えば無関係・・関係があると言えば関係がある・・そうだね?』





「私は関係がありません・・そう言え・・」(インカム指示)




『社長の個人的な借金は私には関係ありません。』




『・・・ほう・・そうかね・・』




『はい』





『では・・今回の損失と仕事のギャラの相殺をしても構わない・・そう思うかね?』




「その件に関しては私からは何とも言えません。私は働いた分はうちの社長からいただく義務がある・・そう感じます・・だ。」(インカム指示)





『その件に関しては私からは何とも言えません。私は働いた分はうちの社長からいただく義務がある・・そう感じます・・』




『確かに・・その通りなのだよ・・それと・・てんてん君、先日、話したショップの件はどうかね?』




『個人的にはやりたい・・そう感じます・・』




『素直だね・・実に感心する・・うん・・・』




『・・・』





『相殺の件はこちらで処理させて貰う。相手が見つからない以上、払うにしても払えんし・・返して貰おうにも返して貰えないのが現状じゃ・・だが・・それでは君が気の毒だ・・ワシはそう思っているのだよ・・』




『でも・・私にはどうすることも出来ません・・』




『そこでだ・・個人的な付き合いを考えてくれんかね?・・』




『例のビジネスパートナーと言う事ですか?』




『会社の金を動かして便宜を図る訳にはいかんのじゃ、だが、このまま てんてん君が泣き寝入りと言うのもワシは納得できん』



『はぁ』



『ワシが個人的に君をカバーしても良いと言う気持ちであると言う事だよ』




『でも・・』




『もっと親密になろうじゃないか・・てんてん君・・』




『親密と・・言うと・・・』




『体だよ・・てんてん君』




『無理です・・私、彼氏いますし・・』




『良いのだよ・・その方が好都合だ・・』






この時点で京介は次のプランを進行させた






美央に電話を入れた・・





『はい・・』




『社長。御無沙汰してます哀川です・・』




『きょ・・京介君?何・・この番号?変えたの?』




『すみません・・ちょっと・・色々ありまして・・』




『どうしたの?』




『社長の彼氏って・・会長さんじゃないんですか?』




『えっ・・何よ・・急に・・』




『今、某料亭に女性と二人で・・・』




『女性?』




『ええ・・あの女優さんです・・』




『てんてんさん?』




『そのようです・・良いのですか?会長は日頃からてんてんを落とすと豪語しているようでしたよ・・』




『何?それ・・そんなのデマよ・・今日はゲレ社の社長と会っているはずだけど・・・』




『そうですか・・では一本電話を入れるべきです・・それと・・クレームの電話が今から多少入ると思います・・・』




『クレーム?』




『はい。貴女の為です・・』




『私の?』





そう言い電話は切った・・・






数秒後、京介の忠告通り、クレームと思われる電話が鳴りまくった・・



それは商品の品質的な事では無く納品や発売日についてのだった・・



京介は地方への発送の際、トラブルを起こすように仕組んでいた・・・




㈱ MIO はクレーム対応に追われた







『どうかね・・てんてん君、金の不自由はさせないよ・・・』




『私は・・私は・・お金なんかじゃ動きません・・』





「てん・・もう少し辛抱だ・・。時間をくれと言え・・」(インカム)





『あの・・もう少し考えさせてください・・今は色んな事が起きすぎて、瞬時に考えが浮かびません・・』





『まぁ、それもそうだな・・・まぁ今回の件は気の毒には感じる・・一生懸命やってくれたからのう・・・』





そう言い、アタッシュケースを机の上に出しケースを開けた





『これは・・見舞金だ・・返す必要は無い取っときなさい・・』




帯封の付いた札束を10本置いた。




『い・・一千万・・』




『少なくて悪いね・・・』




「ピリリリ・・」




『ん?なんだ・・』




ヒロシは携帯を取り出した・・



ヒロシは美央からの着信を見て、無視をした・・






だが、尚ももしつこく電話が鳴った




「チッ、何だこんな時に・・」




多少腹を立てながら電話を取る事にした





『ちょっとスマンね、会社からなのだよ・・』





ヒロシは立ち上がり、料亭の庭を眺めながら電話に出た・・・・





『何だ?今は打ち合わせ中だぞ』




『すみません・・会長・・トラブルが発生しまして、今対処してますが・・お耳に入れておいた方が良いかと・・』




『どうしたね?』




『出荷上の事なのですが関東圏は大丈夫なのですが、地方への出荷に問題が・・』




『どんな問題だね?』




『運送の段階で運搬上での荷物の納品が遅れそうなんです・・つまり発売日の変更が・・・』




『何?予約等が入ってる客に対して、それは不味いな・・・一体何が起こったんだ?』




『運送中のトラックの事故があったようです・・幸い商品は何とも無いらしいのですが・・運搬をする手立てが・・』




『ええい 何としても間に合わせろ!!』




『今、途中受け渡しの手続きを取っています。何とか間に合わせる方向でやってるのですが、一部はどうしても・・』




『・・・イメージダウンだな・・・』




『・・すみません・・』




『少し考える・・また連絡する・・』





ヒロシは電話を切った。





「愛美、㈱ MIO ではトラブルが発生している・・お前は話を聞き、地方への販売の協力をすると言え・・必ず 良い方向に話が進む・・」(インカム)





『大丈夫ですか?』



『すまんね・・実はトラブルが起きてね・・・』




『何があったんですか?差し支えなければ・・・』




『うむ・・・実はね・・』





ヒロシは事を軽く説明した





『会長、私に出来る事はありませんか?例えば・・・遅れる地域へ私が謝罪の意味を込めて、販売初日に行くとか・・・ダメージを逆手に取る・・どうですか?』




『なるほど・・逆手に取るか・・・良いね・・・君のアイデア・・・使えそうだよ・・その方法があるな・・逆にインパクトが大だ・・・』





「ギャラはいらないと言え・・1000万をそのかわり貰え・・」




『ギャラもいりません、今までにお世話になってるし・・今回、見舞金まで貰ってますから・・』




『そうかね・・・天は我を見放さぬ。・・・ワシ強運な男だ・・ワッハッハッハ。君は本当の意味で良きパートナーになれそうだ・・よし 分かった 頼む。』




『お役に立てて光栄です(*´∀`*)』




ヒロシは直ぐに 美央に電話をいれた。





『美央。ワシだ・・例のトラブルだが・・あれは逆に好都合な展開だ』




『どうしたんですか?』




『てんてん君が現地に行ってくれるそうだ、謝罪を兼ねて商品の販売をする・・ダメージどころかインパクトの方が大きいだろう・・・ここまでするのか・・㈱ MIOは・・・とな・・( ̄ー ̄)ニヤリ』




『凄いですね・・いける・・それはいけますね・・流石です・・ヒロシさん』




『ワッハッハ・・また 連絡する・・』





ヒロシは上機嫌で電話を切った





『てんてん君 感謝してるよ。この程度の小銭では君に悪いな、追加だ・・』





そう言い 更に1000万を出してきた・・





「躊躇しながら断り・・そして受け取れ・・」




『そんなつもりじゃ・・』




『良いのだよてんてん君、これはこれだ見返りなど考えておらん。ビジネスと言うのものは金を動かす価値があるものには 躊躇しない君の誠意・・・買い取らせて貰っただけの事だ』





『誠意を買い取る・・・ですか』




『あぁ そうだ。言葉だけでは伝わらんだろう。君が動いてくれるように、私も私なりの表現で動く・・それが私流なのだよ  ワッハッハ』





ヒロシは意味の分からぬ持論を言い 満足げであった。




てんてんが事務所を失い、自分を頼ってきている・・・そして ここぞとばかりに自分が動く・・。



てんてんは既に手の内に入り始めている・・そう感じていた・・




『てんてん君、今日はすまんが地方への段取りをしに社に戻る。ここで失礼するがいいかね?』




『ええ。分かりました。日取りや段取りが決まったら教えて下さい(*´∀`*)』




『うむ・・・そうだ・・お詫びと言っちゃなんだが・・彼氏でも呼んで続きを楽しんでいってくれ支払は私がする。』




『え?彼氏をここにですか?』




『そうだ。それも感謝の気持ちだ・・』




『ありがとうございます。聞いてみます(*´∀`*)』




『では( ̄ー ̄)ニヤリ』






ヒロシは料亭を先に去った










ヒロシ・・・





料亭を出る際に・・店主を呼び出し 




『おい、あのの女が誰かを呼んだらカメラで撮影しておけ・・』




『はい仰せのままに・・』







てんてんはインカムを外そうとしていた・・・




























22:46:31


愛美は京介にメールをした




「キラー様 帰りは何で帰るの?一緒に帰りたい・・」



「車で来てる、後ろを走っている心配無い」





愛美は後部座席から後ろを眺め手を振っていた




京介は確認すると手を振り返した。





「このまま事務所まで付いていく」




「わぁーい(*´∀`*)」




それから1時間半、数回のメールを交わし事務所に着いた。



事務所にいったん、入り数分待たされた。




事務所の出口から不満そうな顔をして、愛美が出てきた。




『どうした?』




『マネージャーが・・・』



『さっきの会長の話の件だな?』



『うん・・社長に報告するとかで・・』



『そうか・・心配無い、どうせ事務所の社長は会長には逆らえないだろう・・』

『どうして?』



『あいつは金を金を借りてるからな・・・会長も事務所とお前を分離させ、お前を抱きかかえるつもりやろ』



『えー・・やっぱり会社無くなるんだ・・』



『描かれた構図だ・・致し方あるまい・・』



『じゃあ、ほっといても大丈夫なの?』



『あぁ 問題ないだろう』





二人は帰宅した。






部屋に着くと愛美は直ぐにシャワー浴びようとした。




『愛美、こっちに来い』



『待ってシャワーしてからじゃないと・・』



『ええからこっち来いや・・』





しぶしぶ、愛美は京介の所に来た





『脱げ・・』




『えっ・・撮影とかで汗かいたし、シャワー浴びるから待って』




『・・・』




京介は無言で愛美の腕を取り、服を脱がせた




『もぅキラー様ぁ、汗の匂いがするから恥ずかしい』




お構いなしに下着姿まで無理矢理 脱がされた・・




『愛美・・恥ずかしいか?』



『恥ずかしいです・・』



『お前がSEXしたと言っていたんだぞ』



『でも・・シャワーしてからじゃないと・・』



『なんだ?』



『汗とか・・汚れとか・・』



『愛美、クロッチを見せろ』







愛美は真っ赤な顔をした







『絶対にイヤ!』





京介は愛美に足払いをし 床に転ばせ無理矢理大股を開かせた・・




『いやぁーん・・恥ずかしい・・いやぁ見ないで』




京介は愛美の股間を舐めるように見た





『濡れとるやないか』




『いやぁ・・キラー様の事を考えるだけで・・愛美は濡れてきちゃうんです・・』




京介はクロッチをグリグリ指でこね回した・・




『あうぅぅ・・辞めてキラー様ぁ、シャワーしたい(泣)』




『てん・・。臭うぞ・・ハハハ』




『いやぁ・・』






クロッチの生地越しにベロベロ舐め始めた・・



愛美は快楽よりも恥ずかしさでいっぱいだった・・






『一日過ごした、愛美の体・・下着・・見られて恥ずかしくないのか?』




『いやぁ、恥ずかしい・・辞めてぇ・キラー様ぁ』




『ほんまか?の割にはびしょ濡れやないか?』




愛美の股間からは愛液がどんどん溢れ 



アナルの方まで滴りパンティの後ろまでシミが滲んでいた・・







『どれ・・この邪魔で汚い下着を剥ぎとってやるか・・』




『いやぁ・・いやぁ・・』




愛美はパンティを取られまいと必死に抑えたが・・・



あっさりとパンティをはぎ取られた・・



恥ずかしさで、頭がおかしくなりそうだった・・・






『さて・・』




京介は剥ぎ取ったパンティのクロッチを見ようとした





『いやっ!いやっ!見ないで!見ないで!キラー様ぁ』




必死に脱がされたパンティを取り返そうとした





『喧しいのぅ・・・』





京介はぐっしょり濡れた愛美の股間、目がけてペニスを挿入した




『あぁぁぁ・・・うぅぅぅ・・・はぅ・・』




ペニスはどんどん奥まで入り込んでいった



子宮の奥まで入り込むと愛美は京介にしがみ付きたがった・・



京介はその手を払いのけた 






『愛美・・見ろ・・』





愛美は京介を見た





京介は挿入しながら、愛美のパンティのクロッチをまじまじと見ながら 



目の前でクロッチを大きくゆっくり舐めた・・・







『はっ・・はっ・・いや・・いやぁ・・いやぁ・・辞めてぇ・・恥ずかしい・・嫌いにならないでぇ・・』




『こんなにして・・何が恥ずかしいや・・・』




京介は激しく腰を動かし始めた・・





愛美は屈辱と羞恥の快楽に翻弄され 



完全に意識が飛び、本能で激しく犯されるようにSEXされたい・・



そう感じ始めたいた・・





『ぁっ・・あっ・・あぁぁ・・・感じる・・感じる・・あぁぁ・・・気持ちいい・・』





京介はパンティのクロッチを口に銜えながら、尚も強く子宮を突いた・・





『はぁ はぁ はぁ  キラー様、キラー様、めちゃくちゃくにして下さい!めちゃくちゃに!・・あっぁぁぁぁ・・』




『この淫乱女優が・・・』




『はい・・・愛美はとっても、いやらしいです・・うぅぅ・・』




両方の乳房を力いっぱい鷲掴みにし子宮の奥を貫く、くらいに差し込みをした





『あっ・・・あっ・・・奥まで奥まで入ってる・・・あぁ・・』




尚も奥に入り込もうとするペニス・・




『ダメぇぇ・・いっちゃう・・・もう だめぇ・・・』




『仕方ないのぅ・・・』




更にスピーディーに腰を振り始めた 



『ほら・・イクぞ!!』




『来てっ来てっ・・早く  早く・・もう ダメぇ、いっちゃう、いっちゃう・・』




『・・今日も中にタップリだしてやるからな・・・女優さん・・』




『あぁぁぁぁ・・・・中に中に下さいぃぃ・・・』




生身の中でタップリとザーメンを放出した





愛美は京介の射精の脈に合わせ・・



体をビクン、ビクンと反応させ絶頂を迎えた・・・




愛美は快楽に溺れ 



羞恥心を忘れ 



そのまま眠りについた・・・






何気なく意味の完全に把握して行動してるように感じる愛美だが、ヒロシとの対局には 相当な気力を使っていた。




京介を信じ、言われるがままに行動する・・。



自分の周りで起きている事柄はのプランである事は気づいてはいなかった・・。



㈱ MIOとの初のCMから現在まで最初から仕組まれた絵図。 





寝顔をてんてんをぼんやりと見た・・・





「愛美・・物事には必ず理由と言うものがある・・・それが本人の意と反する事だとしてもだ・・・制覇する方が強いのだ・・」





眠る愛美に教えるかのように呟いた・・・











翌日・・。




㈱ MIOでは会議が行われていた。




『今回のCMの出来上がった。皆の感想が聞きたい』




ヒロシは社員たちに語りかけた。




数本、続きものの物語のように作られたCMは社員たちを唸らせた・・




『皆さん、今回もてんてんさんの起用で今までに伸び悩んでいた商品に一気に火を点けたい。そう考えてます。 サンプルを今週中にばら撒く感じで放出してください。その間にCMはスタートします。』




『はい!』




『この商品が売れれば我社も安泰の域に達します。サンプルとCMの並行と追加的な戦略を練り、今後も展開の方向で行きます』




力強い美央の発言は社員たちのやる気を出させた。





会社が一丸となる・・精神的なまとめぶりにもヒロシは感心した・・





『美央、お前いい社長になってきたな・・・期待してるよ・・』




『はい。ありがとうございます(*´∀`*)』




『諸君、美央社長の指示に従い我社ともども皆で日本を動かしてやろうでは無いか!!』




『はい!!』





ヒロシは気分良さげに会長室へ消えた





その後 ㈱ MIOでは プランの段取りが行われ早速その日のうちから実行された・・。




サンプルは全国にばら撒かれるように配布されCMもどんどん流れた・・









ヒロシ・・・







『もしもし・・』




『会長さん・・何とか引き続き、うちを使ってもらえないですか・・?』




プロダクション事務所の社長と話をしていた。




『ほう、では専属契約をする気になったか?』




『もう何でもします。お願いします』




『・・・そうか・・だが今回のCMで一度、精算するために打ち切ろう・・前渡した3000万あれをいったん返してくれんかね?』




『えっ・・あれは契約金では・・』




『まだ契約してないだろう・・・あれはワシが忘れていった忘れものだぞ?』




『話が・・話が違うじゃないですか?』




『ほう・・では どうしろと?』




『うちのマネージャから聞きました、てんてんを抱きかかえるおつもりですね?会長!』




『何?ワシは提案をしただけだ選ぶのは彼女だ・・』




『卑怯な真似をしやがって・・』




『卑怯?・・そう言うのは金を返してから言うべきじゃないか?どうせ使い込んだのだろう?違うか?虫けら』




『む・・虫けら・・この悪魔・・』




『良い響きじゃ・・・今日中に金を持ってこい差もなければ・・後悔・・する事になるぞ・・』




電話は一方的に切られた・・





『さて・・・どうする・・社長さん(笑)』





プロダクション事務所ではヒロシの芸能界のへのパイプの太さを気づくのが遅かった・・・




同時に闇の世界の人間との兼ね合いも強く 



このままでは会社だけでは無く、自分の身の危険すら感じた・・




「あんな悪魔の金を使い込んだんだ・・何をされるか分からない・・・」




社長はその晩から行方をくらました・・・











愛美・・。






『あれぇ・・社長の携帯が繋がらない・・・』




『どうした?愛美』




『うちの社長に例のショップを個人的に契約したいと言おうと思って電話したんだけど・・ずっと圏外なの・・』




『・・・飛んだな・・』




『飛んだ?』




『あぁ 逃げたんや・・相当な追い込みが掛かる前に飛ぶ・・これはある意味、良い方法だ・・そうしたのだろう・・』




『えー!!最悪・・どうしよう・・今回のCMのギャラ・・入らないんだ・・』




『どうやろな・・金を貸し付けていたハズや・・払っていないだろう・・きっと直でギャラについてヒロシから話があるだろう・・・しかも 高額でな・・』




『えー・・マジ キモイ・・』



『そう言うな・・プラン遂行のためや、今回のギャラはいくら入ったか教えろ・・奴の思考を読む・・』




『はい』







後日、京介の予想通りヒロシから愛美に連絡が入った




食事会と称して、今後の愛美の身の振りとCMのギャラについてだった・・。




































13:24:47
京介は現地に着いた



振興開発中の現場では沢山の業者と思われる人間が集まっていた



ヒロシの根回しでCM撮りの取材をしたいとTV局の人間や何らかの取材陣が集まっていたようだった



愛美は撮影に入る前に多少インタビューに答えていた



万が一に備え、撮影が始まる前にマネージャー預けていたバックから携帯を出していた


それを見ていた京介は現場では成るべく事をスムーズに進ませる為に



電話では無く、メールにて指示を出す事にした



それと美央の動きを重要視していた



愛美からメールが来た




「キラー様 着いたの?」


「着いている。安心しろ」




愛美は少し恐る恐るなところもあったが 



少しずつプランに付いて理解しはじめていた



撮影は順調に進んだ・・




カットを変え何パターンも撮影をしているようだった。




その間、ヒロシはてんてんの姿を舐めるように見ていた。





「さて、てんてんは今日は時間があるのだろうか・・・もしあるなら彼女の夢(下着屋)の話でもしながら食事にでも誘うか・・・」




ヒロシは、美味しい餌を用意して話しを進めようと考えた






「何かしら、手土産的なものをぶら下げて話を進める」




「それが当たり前になり始めるまで・・その行動は繰り返される」




「そして術中に入り始めたら変化を入れ始める」





相手がてんてんだけに心理的な部分を付くプランの進行を考えていた



ヒロシ自身が非常にてんてんに興味を持ち始めたため投資も大きくても構わない



「それだけの金は返ってくる・・」



てんてんを利用しながら金儲けをし、自分の性の玩具に仕立て上げたい・・



ヒロシは焦らず信用を得る事が先決と考えていた




撮影は無事に終了した。




CMの仕上がりをスタッフ・ヒロシ・美央で確認した



イメージ通りの出来上がりと、ヒロシと美央は満足げであった。





『このCMであればうちの伸び悩んでいた商品も売れる事だろう・・・』




『そうですね、会長。CMに先駆けてサンプルを大量にばら撒きます 』




『うむ。それで行こう・・。』




てんてんが控室で着替えて、皆が集まる場所へ来た





『お疲れ様で~す(*´∀`*) どうでしたぁ?』




『最高よ!てんてんさん(*´∀`*)』





美央は直ぐにてんてんに駆け寄り伝えた。





『かなり気合い入れましたからね(笑)当然です(笑)』





悪戯顔でてんてんは答えた・・





『てんてん君。とても良い仕上がりだったよ。流石だね』




ヒロシも満足げであった






『(*´∀`*)ありがとうございます☆』



『それとだね・・てんてん君、今日は忙しいのかね?』



『今日・・ですか・・・今日は・・ちょっとぉ・・』





美央が気を利かせて会話に入り込んできた。





『会長、てんてんさんは次の仕事があるみたいなんですよ・・私の方でも完成を祝して打ち上げを企画したいと思っていたのですが・・・』




『何・・そうか・・・それは残念だね・・・では、今言おう・・』




『(*´∀`*)?』




『例のショップの件だが我が社で全面バックアップする。ただ条件としては君のお店だ・・そして君がイメージガールだ・・どうかね?』




『ショップですか?』



『君の夢の話しだよ』




『えっ?』



『下着屋さんだよ』



『えぇーー!!本当ですか?』




『あぁ、悪い話じゃなかろう、君はかなり協力してもらってるからね、それぐらいはしても当然と言えば当然だ。なぁ 美央』





美央には知らされていない話だけに多少戸惑った・・





『まぁ、確かに・・ですが・・そう言った話は・・私もちゃんと把握してないとダメなので・・どうかな?てんてんさん時間・・少しだけでも取れないかな・・』





そう言い手でゴメンの仕草をした・・





『・・・約束があるんです・・』




『どうしても無理かね?』




『いえ・・その・・』




『まぁいい。分かった』



『ちょっと待ってもらえますか?話してきます・・』



『そうしたまえ ビジネスの話だからね~ハハハ』





愛美は京介に電話をいれた・・




「天国にあなた~一番近い島~♪(京介着信♪)」




『どうした?』




『少し面倒な話になってきたんです・・・』




『言ってみろ』




『この開発地でショップの経営をしないかって・・全面バックアップしてくれるって・・その話を少ししたいから時間を開けて欲しいって言われたの・・』




『ほう・・面白そうな話やないか・・』




『じゃあ・・話を聞いてから帰る方向でいいですか?』




『あぁ・・皆の所に戻る前に一度こっちに来い、インカムを渡す・・その方が安心やろ?』




『はい(*´∀`*)』




電話をしながら京介の待つ場所へ向かった。







『キラー様ぁ(*´∀`*)』




愛美は抱きついてきた




『頑張ってるな、ありがとう・・ほら これを・・』





インカムを手渡した





『うん。ねぇキラー様 』





愛美はキスをせがむように目を閉じ唇を向けてきた




京介は愛美は安堵を求めているのだろう・・そう感じキスをした



これからが頑張りどころ・・・愛美のメンタルを高め 



高い位置で行動してもらわなけれなならない・・



そう考えていた。





『ねぇ、キラー様。今日帰ったらエッチしたい(*´∀`*)』




『あぁ、ハメ倒したるがな・・』




『うん。じゃあ 頑張る!!』




『頼むな、お前だけが頼りなんだ・・・愛美』




『キラー様ぁ(*´∀`*)』




愛美は京介に頼りにされている事を嬉しく感じた




『じゃぁ、待っててね(*´∀`*)』




『あぁ・・』




再び皆の集まる所へ戻った





『会長。すみませんでした。予定を遅らせました』




『そうか・・では食事でもしながら話を進めようか・・』





ヒロシは予定をキャンセルしたのでは無く、遅らせた事を不満感じた・・・




『美央・・この辺で一番高級なホテルのレストランでも予約しなさい』




『・・はい。』





直ぐに美央は予約を入れた・・





『会長、OKです・・てんてんさん少し移動するけどいいかしら?』





「承諾しろ」(京介のインカム指示)





『はい(*´∀`*)勿論OKです』





美央が近寄ってきて小声で聞いてきた




「大丈夫なの?」




「はい(*´∀`*)」




「ごめんなさいね・・」




てんてんはニッコリ笑い会釈をした




インカムを付けている愛美は安堵があった・・



キラー様からの指示ならば間違い無い 



万が一があっても必ず助言や手助けがある・・そう感じた。



勿論、京介もそのつもりでいた。




ヒロシ ・ 美央 ・ てんてん ・マネージャーはホテルのレストランに着いた。




席に着き、ヒロシは早速本題に入った


「リゾート地での展開」 



「ショップの複合」



「今後の開発の展開」





『この他に イベント関係も充実させたいと考えておるんじゃ、その為にも てんてん君の力を貸してほしい・・ただ 協力では無く総合的にだ。この開発地で君の財も増える面白い話しじゃろ・・・ビジネスとは総合的に投資する方が儲かるのじゃよ・・・』





『凄いですね。でも私でいいんですか?』





『君はすでに我が社のイメージガールでは無いか、君以外に誰がおるんじゃね?ワッハッハ「MIOグループ」がバックに付いてると言う事だよ ワッハッハ』




『凄いですね・・なんか圧倒されちゃいます・・』




「愛美、「是非やらせて欲しいと言え」・・事務所に対しての不安や不信感もあると言ってな・・・」





愛美は、さりげなくうなずいた・・




ヒロシが更にこれでもか・・と言うほど好条件を付きつけた



美央はヒロシの言う事を一つ一つ確認するかのようにメモを取っていた



その姿は決して気分の良いものではなさそうであった・・






『是非やらせて下さい。事務所に対しての不安や不信感が強くて・・・』




その言葉を聞いてマネージャーは慌て始めた・・





『てんちゃん・・それは・・一度事務所に戻って社長に報告するべきだよ・・勝手な判断は・・・』




『おい・マネージャー、お前には関係無い話だろう黙っててもらおうか・・お前のような虫けらなど一瞬だぞ・・分かるか?』




『す・・すみません・・ですが・・しかし・・』



『なんだ?』



『いえ・・出すぎた真似をしてすみませんでした・・』



『分かれば良い・・君の名は何だ?』



『横山と言います・・』




『( ̄ー ̄)ニヤリ・・そうか・・』





その後、インカムを装備した割には活躍することもなく話はヒロシ主体で動いた・・・





1時間後・・・




『時間を取らせて悪かったね・・てんてん君、では、また連絡する・・』




『こちらこそ(*´∀`*)色々とありがとうございました』





ヒロシ・美央は共に関東へ向かう事にした・・



てんてんは京介と一緒に帰りたい・・・そればかりを考えていた・・








































02:40:31
翌日。



愛美は美央から連絡が入り撮影現場へと向かっていた。



撮影は室内の予定だったが、急遽、「㈱ MIO」の会長の所有する別荘での撮影でやることになった。





『ねぇ、マネージャー。なんで急に撮影場所が変わるの?』




『さぁ、先方さんの意向だからね・・』




『ふーん・・・』




愛美は場所が変更になった事を京介にメールで知らせた。





愛美のマンションから、車でも2時間は掛かる場所・・



京介が間に合って来てくれるかが気がかりであった・・




「スタッフもいるし・・大丈夫よね・・」





現地に着くと、既に美央がいた。





『本当にごめんなさいね・・会長が・・どうしてもここを使えって・・・』




『どうしてですか?』




『この辺の土地は全て会長が買い占めたの・・・リゾート地での展開も考えているみたいで、何かと後々あのCMの場所があの場所なんだ・・的な先を見た戦略らしいのよ・・』




『流石ですね・・私はどこでも構いませんけどね(笑)ただ・・』




『ただ・・何?』




『日帰りじゃないと・・』




『お仕事?』




『いえ・・家で彼が待ってるんです・・』




『そ・・そうなの・・その事は誰にも言わないわ、お仕事と言う事にしておくから、もし、万が一お誘いがある場合は 私の方からも話しておくわ』




『ごめんなさい・・都内だと思っていたから・・約束してきちゃったんです・・』





愛美は、ヒロシへの気味の悪い恐怖感からとっさに嘘を付いた





『マネージャー・・ちょっと・・』




撮影が終わったら直ぐに都内に戻りたいと話をした。



次の仕事がある・・・そう言う事にするように頼んだ。





『OK。分かったよ』





愛美は一先ず安心した・・





撮影は、一時間後からのスタート・・




それまでは撮影準備になった。




愛美はメイクを終わらせると、撮影までの時間に20分程余裕があった・・





「天国にあーなたー♪(京介着信音♪)」






『どうした・・メールは見たぞ・・』




『キラー様、来れる?』




『突然の変更だったな・・・今から向かうようにする』




『あの・・あの・・』




『何だ?』




『大丈夫です・・・人も沢山いるし・・必ず帰りますから・・』




『必ず帰る・・?』




『昨日、撮影現場に会長が来る・・みたいな事を言ってたから・・少し不安・・』




『強引に誘いを受ける可能性がある・・・そう言う事か?』




『もしかしたら・・だけど・・』




『そこに美央は居るのか?』




『居ます』




『美央を会長が途中で帰らせるような事があったら・・要注意だ・・・』




『えー!!恐い・・キラー様・・』




『何れにせよ・・・そちらには向かう・・安心しろ・・・』




『うん・・キラーさまぁ・・・』





愛美が電話をしている最中・・・控室のドアがノックされた・・・




「コンコン・・・」




マネージャーが直ぐにドアへ向かった





「はい」




『あー。ワシだが・・・』




愛美は電話越しの京介にヒロシが来た事を伝えた・・


『エロジジィが来た見たい・・』


『てん・・。電話を切らずに そのまま、切ったフリをして話をしろ・・俺に会話を聞かせるんだ・・』




『はい!』





「ガチャ・・・」




ヒロシはとてもラフなスタイルで扉の前に立っていた・・・




ヒロシはてんてんの控室に現れた




『会長さん、お疲れ様です』




マネージャーはヒロシに挨拶をした




愛美は京介の指示通り電話を切るふりをし、通話のままでヒロシに挨拶をした。




『お疲れ様です(*´∀`*) 現場に来られたんですね』




『てんてん君、お疲れ様。この辺の土地は全部私の土地でね、今後リゾート地での開発プロジェクトがあるんだよ』




『どんな感じにするのですか?』




『レジャーをメインとした、総合的な感じだよ完成したら、君も自由に使って良い(笑)』




『えー本当ですか?』




『あぁ、何か展開して欲しいジャンルはあるかね?』




『私下着屋さんをやってみたいなぁーなんて思いますね(*´∀`*)(笑)』





敢えて、ヒロシには疎いと思われる女性ならではの意見を言ってみた





『ほう・・何故、下着屋さんなんだい?』




『この辺は観光で来られる方や若い方がいるから、イコール、カップルで楽しく過ごす・・かなぁ~なんて(*´∀`*)』




『ほう・・それも良いかも知れないな・・・では、ラブホテルも必要だな!ワッハッハ』




『ですね~(笑)』




『それはそうと、てんてん君、撮影期待しているよ』




『はい(*´∀`*)最高の仕上がりにします』




『うむ。』




ヒロシは伝えたい事だけ伝え、控室を去った




『もしもし・・キラー様 聞いてました?』




『あぁ・・総合レジャー施設か・・・』




『失敗すればいいですね(笑)』




『上手く行くやろ・・・そして、そうでなければ困る』




『どうしてですか?』




『言うたやろ・・儲かってもらうねん・・』




『勿体無い・・』




『人生と言うものは・・・頂点に登った時こそ、気を付けなければならないものなのだ・・・』




『そうなんですか?』




『高いところから見る景色は、壮大で気持ちが良いものだ・・・だがな・・そこから崩れ落ちる時は、高ければ高いほど打撃は大きものになる・・・』





『儲けるだけ儲けさせて、そこで・・・ですね?』




『あぁ・・・』




『それは・・どうやって潰すんですか?』




『・・お前が潰すんだよ・・』




『私が?』




『そうや・・』




『どうやって?』




『ワシの言う通りにしてれいれば勝手に潰れる・・心配無い』




『・・なんか・・恐い・・』




『大丈夫や、ワシがお前を守る・・・ヒロシなど・・ワシの敵では無い・・』




『えっ?』




『まぁ、そんな事はどうでもいい。今、向かっているから心配はしなくていい』




『はい(*´∀`*)』




愛美は撮影準備に入った。




京介は撮影場所へ急いで向かっていた




「サタンめ・・・愛美を使い、更に儲けようとしているな・・良い作戦だ・・だが、ベタ過ぎるな・・せいぜい目の前のプランを上手く進めるんだな・・」




この時の京介の思想はヒロシの会社だけでは無く、日本中に衝撃を与える事だった・・・






全国的に有名な「てんてん(愛美)」鰻登りに株価を上げながらも会社資本を増やし財を大きくする㈱ MIO





「どんどん成長しろ・・・サタン・・」





てんてんの撮影は順調に進んだ




「㈱ MIO」のプロデュース第二弾のCMと言う事で業界関係者も多く撮影はまるで映画でも撮るかの様だった






ヒロシは最初から、てんてんを利用し開発予定地の宣伝を兼ねるつもりであった。




既に3分の2程完成しているリゾート地。




あとは宣伝さえ上手くすれば、一気に儲けれる・・そう言う構図だった。




てんてんの言う下着屋にもかなり興味を持っていた・・




「てんてん・・。奴の写真を使いまくり、高級な下着を置いて店ごと、てんてんにくれてやるか・・( ̄ー ̄)ニヤリ こう言うのが大事だ・・ワッハッハ」




どんどん甘い蜜を注ぎ込む・・そこに躊躇した行動は必要無い・・




これでもか!!と言う位の行動が必要な事をヒロシは把握していた・・









一時間後・・・






京介は現地にたどり着いた・・・





「ほう・・・完成間近か・・・サタン・・お前らしいプランやな・・」








































12:57:02



『どのようなお付き合いか・・・そうだね・・君にとって損は無い付き合い方だと思うがね?』




『うーん・・少し分かりづらいですね・・』




『君は、まだまだ伸びるし、金も稼げる・・今の自分で満足しているのかい・・もっと広い視野と世界を君に見せたいと言っているのだよ、そうすれば、君の人気も魅力もどんどん上がり、皆から愛される世界的なスターになれるのだよ』




『私は、皆に愛されなくてもいいんです。大事な人に愛される、それが私の願いです』




『ほう・・。それは 美談だね・・だが、その相手が同じ気持ちでいると保証はどこにある?』




『信じてます。』




『人は信用ならないものだよ・・てんてん君』




『では、会長さんも信用出来ない・・と言う事になりますよね?』





『そうだ、ワシの事も完全なる信用はしていけない・・人などそんなものだよ。だがね、てんてん君、パートナーとなれば別なのだよ。共に利益を生み、共に共有する・・』




『ビジネスパートナーと言う意味だったんですか?』




『・・・まぁ、最初はこちらの誠意を見せる・・それが信頼と信用と言うものにいずれなるだろう・・』




『なーんだ(笑)私はてっきり体を求められたのかと思いましたよ(笑)』






ヒロシは度肝抜かれた・・・





てんてんの口から「体が目的」と言う言葉が出てくることは予測していなかった・・





『君は度胸が良いというか・・何と言うか・・変わっているね』




『そうですか(笑)』




『あぁ・・今までに君みたいな女性はいなかった。実に面白い・・』




『本当は少し怖かったんですよね(笑)』





愛美は、ちゃめっ気タップリに笑って見せた・・




『てんてん君、君さえ望めば、何でも叶えてあげれる力を私は持っている思うがね・・・』




『少しずつ・・会長を知りたいです。私は、まだ世間知らずです、色々と教えていただけますか?』




『あぁ 良いとも・・・では月に一度、いや二度は食事会を二人だけで行おう・・その時に君の要望や夢、私の要望や希望を話し合おうじゃないか』




『会議見たいですね(笑)分かりました(*´∀`*)』








今すぐに詰めるのは簡単だ・・



ストレートに現金を出して話をするのもでも良かったのだが・・



前回、返された「100万」今回、カバン一つだけを選ぶ、てんてんには違う形で「溶かす・・」と考えていた。



今回のCMを取り終え、再度仕事をさせるときには、プロダクション事務所は完全に潰れているだろう・・



その時にてんてんを取り込むか、もしくは彼女を代表にし会社を設立すればよい・・




てんてんは金を生む・・・




そして何よりとても魅力的である・・




ヒロシはそう考えていた・・。











一方、京介は、愛美とヒロシの会話を完全には聞き取れない状況であった為・・



愛美の言動が気になっていた・・



二人の顔の表情から、どうやら、愛美のペースに持ち込んだようにも見えた・・





「上手い合わせだな・・・ヒロシ・・・愛美の言う事など最初から相手にするはずが無い・・長期戦に持ち込むつもりやな・・・その方がワシには好都合や・・・」





その後も愛美とヒロシは話を続けていた・・







『では・・てんてん君、うちの仕事の方よろしく頼むね、そして食事会も楽しみにしているよ』





ヒロシはてんてんに握手を求めた




『はい(*´∀`*)こちらこそです』




てんてんはヒロシの差し伸べた手を握った





ヒロシの手は、ねっとりと汗をかいていて・・ヌルっとした・・



少し躊躇したした愛美であったが、そこは一切顔に出すことなく、にこやかに握手を交わした。





『じゃね!てんてん君』




『はい。明日から撮影頑張ります!』




『そうかね。では、その時に連絡をしてくれたまえ。』




『えっ?現場に来られるんですか?』




『うちの商品のCMじゃないか(笑)てんてん君』




『あっ!そうですよね(笑)はい分かりました(*´∀`*)』





『では・・。』





ヒロシは待機する運転手の車に乗り込み帰り去った・・















「ほんと!ムカつくオヤジだわ・・・手が気持ち悪い・・」




直ぐにトイレで手を洗った





愛美は携帯を取り出し京介に連絡をした。




『キラー様 今 終わりました』




『あぁ、見ていた、どんな話をしたのか詳しく聴かせてもらいたい』




『はぁーい(*´∀`*)』







てんてんと京介は、近くの喫茶店に入った。




愛美はヒロシからの提案の件を京介に伝えた・・






『ほう・・月に2回の食事会ね・・・』





『ドタキャンしてやります!(>д<)』





『それはナンセンスだ・・付き合ってやれ・・・そんな事よりだ・・』




『えー!そんな事よりッて・・』




愛美はブスくれた



『ええから話しを最後まで聞け』



『はぃ・・』





『会長は何かを企んでいるような節は感じなかったか?』





『体が目的ですか?みたいなことは言いました(σ´囗`。)』




『・・・そ・・そうか・・で 何と答えた?』





『驚いてはいましたけど(笑) ビジネスパートナーとして付き合い、それから信頼と信用を築く・・みたいな事を言われました・・』





『ほう、では仕事がどんどん振られるだろうな・・』





『そうなんですか?』




『あぁ・・間違いない』





『でも、うちの事務所は潰れるとかも言ってました』





『・・・』






『そうか・・そこが「鍵」やな・・・きっと事務所が無くなる前に、お前にはオファーが掛かるだろう。それは乗るんだ・・』






『はい・・』





『その後、新しい展開の仕事がどんどん入るだろう。そこでお前は高額な金を手に掴む・・無論、会長もだ・・』






『感覚麻痺とビジネスでの絶対的な信頼性を作るつもりなんだろう・・・それくらいなら奴には容易いことだ・・』





『そんなに簡単なことなんですか?』






『あぁ・・奴にとっては芸能界など使い捨てにしか過ぎんただのマネーゲームやろ・・』





『いいか愛美、敢えてそのプランに従うんだ・・そして儲けさせて貰え・・』





『私は、お金なんか・・欲しくない・・そんな事より・・キラー様と・・』





『・・・分かっている・・だが、このプランをコンプリートするまではお前の要望には答えれん・・・』












『・・・なんか・・私は機械みたい・・』









『・・愛美・・。』








愛美の心もまた、「綾瀬 千佳」同様、京介へ依存が強まっていた・・






京介の言う事は効く。その代わり心の見返りを求め始めてきた・・







『嘘!分かりました。頑張ります(*'▽')ノ』







『・・・愛美・・』






『はい・・』







『今日は恐い思いをさせたな・・・すまん・・』






『キラー様ー。(泣)』









愛美は京介にしがみ付く様に抱きついた



体を小刻みに震わせ薄ら涙を浮かべているようであった・・







『今日はもう帰ろう・・』






『ぅん・・』







愛美は京介に腕を組み、「ギュっ」と自分の体を押し付けた・・




そんな、愛美の気持ちを理解しながらも、敢えて気づかぬフリをした・・








『愛美・・・。』










『はい・・』








『強くなれよ・・』








『・・・えっ・・はぃ・・』































京介のプランは確実に良い方向へと進んでいた・・





愛美の精神的な強さを身につけるのは





プランの為では無く本人の為であった・・・


























01:12:37
てんてんとヒロシの会話は表面上は楽しげであった・・




ヒロシの内面は、てんてんに男がいることを腹立たしく感じ 



その男よりも金を使い、格の違いを見せようと感じていた。



てんてんは、金の力で何でも解決しようとするクソオヤジと感じていた・・




京介が近くに張り付いてる事が安堵となり、てんてんは「彼氏」と言うジャブを打ったのだ。




京介は、愛美の予測の付かない行動に少々頭が痛かった。




「そこでその話はいらんやろ・・・」




いずれ時計には気づくであろう・・・ 



だが、てんてんは躊躇することなく自慢げに見せつけていた・・




ここも言わば、てんてんならではの行動であった。





「インカムがあれば・・まだ時計は早かった・・・」




「彼氏発言・引退発言もまだ早い・・・」





そう感じていた。




だが・・愛美にしかなし得ない業・・・。




京介は愛美の感性に賭けることにした・・




ヒロシとの距離を上手い具合に保ちながら仕事をこなし、愛美に金をつぎ込ませる・・




「㈱ MIO」の会社の景気も更に伸びさせる・・・




全国でも話題になる程、有名な会社になってもらうのが「狙い」であった。




単純でスピードの速いプランでは無いが 



これこそ、本当の『衝撃』を与えれる・・




京介はそう考えてた。






『てんてん君、もう飲んだかね?』




『はい(*´∀`*)』




『では、行こうか・・』




ヒロシとてんてんは百貨店へと向かった。





京介も後を追うように距離を保ちながら尾行を始めた。





『てんてん君は、沢山ブランド品を持っていそうだが・・欲しいものはあるのかね?』




『はい(*´∀`*)新作なら何でも欲しいです』




『そうかね(笑)では好きな物を好きなだけ選びなさい』




『はーい(*´∀`*) でも、その前に・・お手洗いに行ってもいいですか?』




『そうか、では私もそうしよう』







てんてんはすぐに京介に電話を入れた。




そしてヒロシに言われたことを伝えた。





『好きな物を沢山買ってもらおうかな~』




『愛美・・・。色々見て時間を稼ぐんだ・・・』




『色んな所で買ってもらえばいいんですか?』




『違う、色々なブランドショップを見て歩き、最終最後には「一つだけ」買ってもらうんだ・・』




『えー・・・』




『貪欲な女のフリをしながら・・・最後は「記念にこれだけ・・」と言い「大切にします」・・・。これを言うのだ・・』




『効果があるんですか?』




『あぁ・・絶大だ・・・ヒロシ中でお前の価値が高まるだろう・・・。奴の周りにはそんな女はあまりいない・・居たとしても美央くらいなものだ・・』




『そう・・なんだ・・。ラジャーです』




『愛美・・了解の時は・・「ブ・ラジャー」だ(笑)』




『ブ・ラジャー(*'▽')ノ(笑)』



『よし、行って来い』






愛美がトイレからでるとヒロシは電話をしていた。






『お待たせしました~(*´∀`*)』





電話を直ぐに切り 





『ではLVから見るとするか ワッハハハ』




愛美はヒロシが言うブランドショップから見始めた。




「あれも良い、これも良い・・」



そう言いながらも・・



数ヶ所、歩き回っていた・・。




『てんてん君、まだかね?気に入ったのがあるのなら全部買ってあげるよ ワッハッハ』




『会長さん(*´∀`*)だって、気になるのが多すぎて(笑)』




『なぁに、気を使う事は無いどんどん言いなさい。君の周りには、こんな男はいるかい?ワッハッハ』




ヒロシはけん制してみた。




てんてんはここで自分の彼氏の事を言ってくるか、否か・・・




『こんだけ大盤振る舞いな方は・・・・』




『・・・』





『会長さんしかいるわけないじゃないですか!!(*´∀`*)』






「ニヤリ・・・」




『そうかね!そら、そうだろう ワッハッハ』




ヒロシはてんてんは「心得ている・・・」そう感じた・・。




数ヶ所歩き回るとヒロシは、多少疲れた感を見せた・・





『やはり、あれだね・・女性の買い物は時間がかかるものだね(笑)』




『あー・・ごめんさい・・私、自分のことばっかりで・・嬉しくて つい・・』




『喜んでくれていると言う事だね?』




『はい。とっても(*´∀`*)』




『では、構わんよ』





ヒロシもブランド周りにちゃんと着いまわり一緒に見て歩く事に余念がなかった・・




一人で見て歩かせるとありがたみが薄れる・・・



また、芸能人としてバレた時の周りがパニックにならないように心がけていた・・




そこまでする価値のある女・・・「てんてん」に対しそう言う意識があった。






てんてんの携帯が振動した・・・






「ブルルル・・」





携帯には京介からのメールが届いていた





「会長が飽きていてる・・・早めにフィニッシュを決めてやれ・・・」





「ブ・ラジャー」






『会長さん、色々歩かせてすみません。』




『なぁに、女の買い物は時間が掛かるのは心得ている(笑)』




『流石ですね(*´∀`*)会長さん。取り合えず決まりました、LVに戻ってもいいですか?』




『ほう、決まったんだね。よし行こう!』





てんてんとヒロシはショップに入った。





てんてんはショップ内でも再度、品を見直すように店内を歩いた






『どれかね?』




『これです(*´∀`*)』




新作のバックを指差した





ヒロシは直ぐに店員に声を掛けた





『おい、これを頼む』




『はい、御手に取ってみてみますか?』




そう言い手袋を差出し、ショーケースから鞄を出そうとした





『いや、構わんよ、そのカバンを包んでくれたまえ。あれで良いのだろう?てんてん君』




『はい(*´∀`*)』





買い物はまだまだ続く・・・



いちいち手にとって見ていたのでは時間が掛かる・・ヒロシはそう思っていた。





『あの新作は、まだあまり日本には入ってきてないんですよ!欲しかったんだぁ~』




『そうかね。私はブランドには疎いからそう言うのは分からんよ ワッハッハ』




『さて・・ここの次はどこに向かうかい?』




『えー(笑)いいんですか?』




『あぁ・・いいとも』




ヒロシは物量プランを遂行しようと思っていた。





店員がカバンを包装し、てんてんの元へ運んできた





ヒロシは会計をしていた。





『36万円になります』




『何?そんな安いのか?てんてん君、こんな安物でいいのかね?』




『もぅ、会長さん嫌味ですか?(笑)充分高価な物ですよ!』




『ハハハ そうか、この程度ならば、どんどん選びなさい』




ヒロシはぎっしり札束の入った財布を見せつけるように出し 




会計をした。






『さて、次はどこだい?』




『あの・・会長さん・・』




『なんだね?まだ LVで欲しいのがあったのかね?』




『そうじゃなくて・・』




『どうしたね?』




『もう充分です・・とても とても 嬉しい・・(*´∀`*)』




『これだけか?たった一つでは無いか?沢山見て歩いたのに・・そうか、ここの百貨店では良いのが見つからんだのね?』




『違うんです。会長さんの気持ちがとても嬉しくて、こんな私なんかの我儘に嫌な顔 一つしないで付き合ってくれる 優しさ・・・ 感動しました』




『君はそれくらいの価値ある女性だからね・・ニヤリ』




『このバック大事にします・・ありがとう。これで充分です(*´∀`*)』




『おぉぉ・・・なんて意地らしいんだね・・君は心が綺麗だ。いやぁ、私は勘違いしていたよ・・』




『勘違い?』




『あぁ・・貪欲な女・・・悪いがそう言うイメージもあったんだ・・・』




『えー 酷い(笑)』




『いや、すまん。本当にそれだけでいいのかね?』




『はい(*´∀`*)とっても気に入りました』




『何なら・・・現金でも渡そうか?』




『もう会長さん!現金はいやらしいですよ(笑)』




『そうだね・・うん。その通りだ・・』




『会長さん・・今、私の事、試したんでしょう?』




『分かるのかね?』




『ええ(笑)』




『実にいい、君を気に入った・・どうかね?これを気に・・・個人的な付き合いをしてみないかね?』




『どのような・・お付き合いですか・・・?』


































19:51:23



㈱ MIO、会長室、2時間後・・・




愛美はヒロシに電話をいれた。



「プルルル・・・」



ヒロシは上機嫌で電話に出た 




『てんてん君 お疲れ様。どうかね?今日の予定は?』




『大丈夫です(*´∀`*)どこに向かえば良いですか?』




『そうだね・・新宿辺りにしよう。大丈夫かね?』




『はい』




詳しい場所をヒロシから聞き、待ち合わせ場所に向かう事にした。



愛美は移動しながら京介に連絡を入れた。




京介は2時間の待ちの間、じっとしてることはなく、東京駅で待機していた





『キラー様、新宿の・・・・です』




『そうか・・今日はインカム無しだが大丈夫か?』




『はい(*´∀`*)でも、危険な感じになったら1コールしますから、電話を掛けなおすか、助けに来てくれますか?』




『分かっている、お前の事が見える位置で確認をする。なるべく人込みは避けろ、また場所が変わる度にメールをして来い』




『ラジャー(*'▽')ノ』






ヒロシは運転手に指示し新宿へ向かっていた。




車内のヒロシは財布を出した。



ズラっと並ぶ「ブラック」「プラチナ」のクレジットカード・・・



その他に、札で200万強の束




「この程度の金やカードでは無いぞ・・・てんてん君・・( ̄ー ̄)ニヤリ」




ヒロシはてんてんに金の力と財力を見せつけるつもりでいた





『おい』





ヒロシは運転手に話しかけた



『はい。会長様、何でしょうか?』




『貴様はワシから連絡が入るまで、どこかで待機しておけ』




『はい、分かりました』





ヒロシの乗る車は新宿に着いた。





それに合わせるかのように、愛美もほぼ同時に待ち合わせ場所に着いた。





『あっ!会長さーん(*´∀`*)』




人目を気にしないで大きな声で、愛美はヒロシ声をかけた




ヒロシは周りをキョロキョロしながら軽く手をあげた





『待たせたかね?』




『いえ、私も今来たばかりです(*´∀`*)』




『そうか(笑)しかし・・あれだね・・君は有名人なのに、気さくと言うか、あまり周りを気にしないタイプなんだね?』




『そうですか(笑)よく、そう言われます(笑)』




『芸能の人間は対外変装していて誰か分からないのだが・・・君はすぐ分かってしまうね』




『そうですか(笑)ほらサングラスもしてるし・・あと・・メイクも少し変えてます』




『いやいや、どんなに変装しても美人は美人だと言ってるのだよ!ワッハッハ!さぁ、行こう!』




『もう(笑) 会長さんったら』





ヒロシはてんてんを連れて百貨店へ向かった。






『会長さんどこ向かうんですか?』




『食事は済んだかね?』




『まだですけど・・あまり、お腹空いてなんいんです・・ごめんなさい』




『良かった、実はワシもそうなんだ、ではコーヒーでも飲んで、それからにしようか。仕事が終わったばかりで休んでないだろう?』




『会長さんって優しいんですね(*´∀`*) そうしましょう!』





百貨店内のカフェに二人は入った。





京介は気づかれることなく、二人を尾行していた。




愛美は京介の尾行に気づいていた。



カフェに入ると、あえて死角の多い席を選んだ





『会長さん、ここがいいです(*´∀`*)』




『そうかね (笑)』




二人は座った




京介はヒロシ声が聞こえるように、ヒロシの背中側の席に着いた





『てんてん君、何を頼むかね?』




『私は・・・アイスコーヒー。ブラックで(*´∀`*)』




『ほう、君はブラック派か、意外だね。ワシは普通のアイスコーヒーを頼む』




ウエイトレスはオーダーを取ると京介の所にもオーダーに来た。




京介は言葉を発することなく指でアイスコーヒーのブラックを指示した。






その姿を愛美は薄っすら笑みを浮かべて見ていた





てんてんはニコッとほほ笑んだ。




『ん?どうしたかね?てんてん君、何か可笑しかったかね?』




『いえ(笑) 思い出し笑いと言うか・・』




『ほう、どんな思い出し笑いだね?』




『えっ・・学生の時に好きな人がブラックコーヒーを飲むのを真似て飲み始めてから、ずっとそのままなんですよ 私(笑)』




『ほう(笑) コーヒーにも色々あり。ってとこだね ワッハッハ』




ヒロシは気づくことなく、愛美に純粋な部分があると好感をもった。




『意外と 純なんだねぇ、てんてん君』




『えっ?いえいえ(笑)』




てんてんは目の前の男「ヒロシ」より、その背中越しに居る「京介」が気になって仕方が無かった





注文の品が届いた。





『ブラックの方は・・?』




『はい(*´∀`*)』




店員がコーヒーを置く際に、愛美は手で受け取るようにした。




『てんてん君、君には感謝しておる・・・それと・・少し将来的な話をしたいのだが・・良いかね?』




『将来ですか?』




『あぁ・・。君の所属している事務所だが・・・近いうち倒産するか夜逃げをするだろう・・・』




『えっ?そうなんですか?』




『君も困るだろう?』




『今回の会長の所の仕事に御迷惑がかかるんじゃないですか?』




『あぁ・・・すでに掛かっているのだよ・・・お金を貸したんだ』




『そ・・そうなんですか・・でも、私にはどうも出来ませんけど・・・』




『君はそのまま撮影してさえくれれば良い、あとは悪いようにはしない・・( ̄ー ̄)ニヤリ』




『はぁ・・』




『うちで面倒みてあげるよ、てんてん君。何も心配などいらんよ ワッハッハ』




『でも・・私、引退を考えているんです・・』




『何?引退?ダメだダメだ!君はこれから、まだまだ稼げるよ!沢山金儲けをしてから引退でも遅くなかろう』




『お金・・ですか・・』




『・・・』





ヒロシは金への執着心があるか確かめながら会話を進めていった。





『まぁ、直ぐにと言う訳では無い、困ったら助ける人がいる・・・それを忘れないように・・。』





『(*´∀`*)はい。会長さん!』




『ところで・・前にホテルの部屋に来た時に、君はお金を置いて帰ったね?あれは何故かね?』




『私はお金で動きません。それに会長さんの一生懸命働いたお金をポンっと簡単にもらう訳にはいきませんよ!』




『ほぅ・・素晴らしい精神だね・・だがね・・てんてん君、貰えるものは貰っておくのも、またテクニックなのだよ』




『勉強になります。(*´∀`*)』




『それと・・・君に御礼をしたいと思っているのだが・・』





ヒロシはてんてんの腕を見た。





『ん?てんてん君、時計を新調したのかね?』




『あっ!これですか?これは贈り物なんです(*´∀`*)』




『ほう・・。そうかね・・どれ見せてごらん』




てんてんは腕時計を外さずに手首を差し出した。





『こ・・これは・・F・Mの時計じゃないか?・・・高価なものだよ・・』




『そうみたいですね、指輪も一緒に買ってもらったんです』




『ほう・・・』




ヒロシはてんてんの指にはめてある指輪をジロジロ眺めた・・





『両方で・・約600万くらいかね?』




『さぁ・・分かりませんがその位じゃないですか』





ヒロシはてんてんに高額な物を与える人間が居る事を知った。





『君は皆から愛されているのだね・・・』




『えー(笑)彼氏からの贈り物ですよ(*´∀`*)』




『彼氏・・?ほう 彼氏がいるのかね?てんてん君?』




『ええいます(笑)』




『何か会社でもやっている方かな?』




『仕事は・・・今はしていないみたいですよ』




『では、相当・・金を持っているのだね?』




『もう会長さん、お金の話はもういいです!(笑) 』




『それも・・そうだね。よし、では百貨店丸ごと買い取る勢いで買い物でも行こうじゃないか!ワッハッハ』





『会長さんって面白い(*´∀`*)!』





『そうかね!ワッハッハ!!』


























 














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