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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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23:53:24
都内の医学部を卒業し、その後医者になる訳でもなく親の恩恵を受けて生活している男が居た・・



その男の名は「佐原 翔」



佐原の両親はとても有名な財閥で無理に仕事などしなくとも「翔」一人食わすことは他愛でもなかった



高級なマンションに住まわせ、高級な外車を与えていた



大学での成績は群を抜いて優秀だったのだが、両親のように医者の道を進むことなかった



この何不自由ない生活を当たり前とし、いつの日か自分は特別な人間である



知識も金も他者より優れいる・・そう思っていた



そんな中・・佐原はあるキーワードに疑問を抱いていた




「愛とはなんなんだ・・・」




人を愛することに何の価値があるのだろう・・・



人は所詮、金で動く、今までも金を見せつけると女は簡単に自分のものになってきた



誰を抱いても、顔や体系が違う程度で何も変わりはない・・・



そんな連中に何の愛情も湧く訳でもなく・・愛しいとも感じない・・・



想われることに対して何の興味もなければ、人間に対し失望しているような気持でいた




佐原が大学出の卒論で書いたテーマは「愛について」だった・・



その論文は、最低な評価を受けた・・



そして、教授にこういわれた



『君には心と言うものはないのか?人は一人では生きていけないものだ、現に君だってそうだろう?両親のお蔭で今の生活が出来ているんだろう・・』



佐原はその言葉に対し強い嫌悪を感じていた・・



「心?・・・その心とやらは何処にあり、どう捉えるというんだ・・、人は目に見えぬものに価値をつけたがる生き物だな・・・」




『佐原君、聞いているのかね?この論文は書き直しだ、その方が君のためにもなる』




『・・・』




佐原は無言で論文を取り、教授の部屋を出た・・・





「バタン」





「全く、無能な人間だ・・・綺麗事を並べても金や女が絡んだらお前だってこの論文の通りに動くだろう・・・」




佐原の論文の中身には人間の深層心理を自分なりに考えたものが書かれていた



「人、金、物」人間にとって一番必要なものであり、一番愚かな姿見えるものである。



どうやら、この文章が気に入らなかったのだろう・・



佐原はそう考えていた・・


大学を出て、いつものように『Paranoia Cafe(パラノイア カフェ)』 へと行った


「カラーン・・・」



『いらっしゃいませ』



佐原は頭だけ下げると窓際の席に座った



自分の書いた論文を広げ読み直し始めた・・




「やはり、愚民にはこのレベルは理解できないか・・・」




「コト・・」




マスターがコーヒーを持ってきた




『ブラックで良かったですか?』




『あぁ』




『おや?それは』




『あぁ、これは論文だよ、どうもうちの教授には理解できないらしい・・・(失笑)』



『佐原様の実力にまだ気づかれておらないのでしょう・・』




「カラーン・・」




『悪い、待たせたな』




金髪で髪の長い男が来た




『いや、俺も今来たところだ』




そこには、若き日の「佐原 翔」と「ジャニス・矢吹」の姿があった・・・






























2010/11/01
19:28:05
ここを書くのは面倒なので飛んでください(爆)
NEOS作品の本棚

11:59:48
Ⅹは真美が自分の意志で目覚めていたことを見逃していた



止血剤と血液を持ち階段を駆け上がった



VIPルームでは直ぐに「ゆな」の処置が始まった



京介の指示により傷口は縫い合わせることを禁じられていた



その為に時間が掛かる形となっていた



だが、ジャニスは手慣れた手つきで治療にあたった



パックリ開く傷口からはとめどなく血が流れ出ていた



輸血をしながら傷口をふさぐ手立てを行う



その工程を見ながらⅩは「真美」の事など頭から飛んでいた




京介はゆなの手をしっか握り頭を抱き寄せていた



時折、ジャニスは京介を横目で見た





「何故・・そんな事をするのだ・・・情は禁物なはず、意図的なものだとしても現在は意識無いのと一緒なはずだ・・」







京介は泡を吹く口を拭い震える体を包んでいるようにも見えた





『どないした?』




『あっ・・いえ・・間もなく終わります』




『そうか・・』





時々、京介と言う人間がよく分からなくなる・・・



何かを抱えてるのようにも見える・・



残虐で非道な面もある・・



かと思えば、過剰なまでの愛というものを降り注ぐようにも見える時もある・・







それから30分後にジャニスの手当ては終わった・・・







VIPルームには「ゆな」の血が床に広がっていた



室内は血生臭く、ソファーも何かもが使い物にならないほどであった




Ⅹはジャニスの指示により掃除を始めた




その事に対して京介は特に何も言う訳でもなく



謝ることもなく、ゆなを抱きしめているだけであった




『京介さん、すみませんがシャワーを浴びてきていいですか?』




『・・血だらけやもんな・・』





『直ぐに戻る、Ⅹ、しっかり頼むな』




『はい』





ジャニスはVIPを出て行った





VIPに残った京介とⅩ・・




Ⅹは掃除をしながら、ふと地下室での事を思い出した




言った方が良いのか・・




黙っていた方がいいのか・・





とても迷いがあった



Ⅹ自身、「真美」には良い思入れはない・・



真美が京介の傀儡でなければ殺したいほど憎いのが本音だった




床をふき取るモップが何度も赤く染まってはそれを洗い流し再度ふき取る・・



血を見ていると親友が真美によって殺され、その後処理をした自分を思い出して仕方がなかった・・





「サーッ・・・サーッ・・・」





「ジャブジャブ・・・」





『Ⅹ・・・』




『は・・はい・・』




『いや・・黒田・・知っているとは思うが・・次は「真美」だ』




『・・・』




Ⅹは唇を噛みしめた




『はい、伺っております』




『真美が憎いか?』





『・・いえ・・002は死んだも同然です・・奴は傀儡ですから・・』





『気を使っているのか?』





『・・・正直・・憎いかも知れません・・・』





『そうやろな・・・真美を止めれなくて悪かった・・』





Ⅹは耳を疑った




京介が自分に対し申し訳ないと言っている・・・




それが仮に心にもないことだとしても、自分を気遣っている事や気持ちを理解している事に驚いた





『いえ・・あれは事故です・・京介さんが悪いわけでは・・』





『・・・いや違うな・・だが分かって欲しいのは真美かてお前の親友を殺したくて殺したわけではないんや』




『殺したくて殺したわけではない・・・ではどう言う事なんでしょうか?』




『真美の調整に数ミリほどの狂いがあったんや・・ワシの計算ミスが起こした悲劇なんや』




『計算・・ミス・・・』





計算ミスで人の命が一つ消えた・・・




俺の親友の命が・・・




居た堪れない気持ちに覆われた




だが、目の前の京介は隠すことなく明かされなかった真実を教えてくれた




何度もジャニスに掛け合ったが教えてくれなかった真実を・・・




『もう・・終わったことです・・』





『黒田・・傀儡と言うものの最後は決してまともな形で終われない・・結衣にしてもそうだ、再び保管され骨の髄までしゃぶられ使い物にならなくなれば廃棄される・・・ゆな、、真美、保管中の傀儡や今後の者もそうだ、まともな形ではなく終止符を終えることやろ』




『はい・・』




『人間というものは憎むべき相手が死ねばいいと思うものだ・・・だがそれはとても相手に対して優しいことや』




『優しい・・ですか?』




『生きながらに地獄を与え続ける・・・何度も何度も苦痛の渦に落ち続ける傀儡もそう・・生きながらにこちらに操作される人間たちもそう・・・』




『生き地獄・・・』




『一瞬で殺される方がまだマシと言う事や・・どちらにせよ人はいづれは死ぬのだからな・・』




『・・・』




『お前は一瞬で死ぬのと何ヶ月も掛けて殺されるのはどちらがいい?』




『それは・・一瞬の方が・・でも・・死ぬのは嫌です』




『フフ・・・なら意思を強く持て、この腐った世の中は主導権を持ったものが全てにおいて勝者だ』




『勝者・・』




『どこで死のうがいつ死のうが、そいつの運命だったと言う事を頭で理解するんや』




『頭で・・・』




『そうや・・ワシかてお前かて明日死ぬかも知れん・・・(笑)』




京介はニヤリと笑っていた






「コンコン・・・」




『失礼します』




ジャニスがVIPに戻ってきた

















































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13:15:52


「ニヤリ」




京介はゆなの背中に手を回し肌を掴んだ・・・



背中の皮を外側へ思い切り開いた






『ぎゃぁぁぁぁ------』







「ブシュゥゥゥ-------」







「ぴちゃ ぴちゃ・・」




ジャニスの顔にはゆなの血が飛び散った




だが、ジャニスは特に反応することもなく京介の行動を見ていた




背中の「K」の文字は大きく開かれ血が噴水のように飛び散り




ゆなは全身の力が抜けていくかのように首を後ろに項垂れせながら痙攣をし始めている



目が白目をむき口からは泡を吹きだしていた






『おっと・・』




京介はゆなが倒れないように抱きかかえた




『ジャニス・・止血と輸血を頼む、血液は「O」だ』




『分かりました』





ジャニスはインカムで「Ⅹ」に地下室から血液と薬を持ってくるように指示をした



完全に気を失い項垂れるゆなを京介はソファーに寝かせた





『こいつは・・痛みが・・・鍵となる・・・』





『痛みですか・・』





『暴力とは違う・・・切り刻まれるような痛みや・・・』





『性と痛みで支配と言う感じでしょうか?』





『いや・・違う・・生と死の狭間でこいつは生に喜びや希望を感じるんや・・、それ以外の事にはリアリティに欠ける・・そう言う事や・・・』





『どのような方法で、そのような呪縛を植えつけるのですか・・』





『本質を見抜く・・・それだけや・・』





『人間の本質・・』





『人は他人の目を気にし、自分の本質を隠そうとする・・・他人を不幸をあざ笑ったり、願ったりなどな・・』





『・・・』





『それと同じように、心の奥底に眠るものを見抜けばいいだけだ・・実に簡単な事だ・・』






『奥底に眠るもの・・本人すら気づいてない場合もあるのでは?』





『気付いていない訳がない・・伏せているだけや・・人間ほどずるくて軽薄な生き物はない・・』






『そうですね・・・』
















[地下室入口]




「ガチャ、タッタッタ・・・」




Ⅹは地下室へ急いで向かっていた




京介さんの来客が一大事な事になった、そう思っていた



鎖で縛られる鍵を外し地下室へ入った



傀儡達が居る牢屋に目もくれず薬剤室へ向かった





「タッタッタ・・」





「ガチャ」





中に入り止血材を探した




「ガサガサ・・」




「あった」




「血液は・・・・冷凍室だ・・」





地下室の更に奥へ設置される冷凍室へ向かった





「タッタッタ・・・」







走る最中、視界に薄っすらと人影のようなものが見えた・・・








「ん・・・」






だが、Ⅹは足を止めることなく冷凍室へ向かった







「ガチャガチャ・・ギギー・・」





Ⅹは「O型」の血液を手にした





「よし・・」





冷凍室を出て出口へ向かった






「タッタッタ・・・」





「タッタ・・・スタスタ・・」






Ⅹは足を止めた






「002 長澤 真美」の牢屋だった







「・・・今度はコイツなのか・・・」






真美はベットに横たわり眠っているようだった




「ん?・・」





真美の裸足の足の裏が汚れているのを発見した














「・・・今日の調整で動かしたのか・・」
















「そんな事より急がないと・・」





何か引っかかるものがあったが、取り急ぎVIPへと向かった







「タッタッタッ・・・タッタ・・・」







「ギギィ・・・」





「バタン」








「スクッ・・」





「ピタ・・ピタ・・」





真美は体を起こしベットを降りた・・







「あ・・いつ・・・知ってる・・・」






牢屋の鉄格子に顔を近づけ出口の方を覗き込んでいた






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11:58:21

「ん・・・」






ジャニスは背中に何かを感じた・・・




振り返り真美を見た




真美は目をつぶっていた・・










「真美は用心しないといけない傀儡だ・・」






近くに行き、顔を覗き込んだ






「・・・」







「気のせいか・・・」






調整機材と薬を片付け牢を出た




「カチャカチャ・・」






牢に鍵を閉めた後も少し違和感を感じた




念のため、薬剤室に行き「002」室を監視カメラで撮影をしておくことにした










「順調にきているはずだ・・・」






ジャニスの調整自体には全く問題点はなかった



その後も、配合している薬や今までの経過なども全てジャニスは見直した





「・・・」




ジャニスは監視に意味はないと思いながらも、実行し確証を得ようと思い地下室を出た





「コツコツ・・」





VIPルームへ向かうと既に京介が来ていた



隣には例の傀儡「ゆな」がいた






「結衣やその他の連中とは違うタイプだな」






ゆなは現状の傀儡とは違い、年齢的には落ち着いた感じであった



今まではプログラムの吸収を考え、19~26歳の間をターゲットにしていたが、ゆなは見た感じ20代後半から30代半ばいうかんじであった





「そこには、どんな狙いがあるんですか・・京介さん・・・ニヤリ」






VIPに入った





『お疲れ様です』




『ジャニス、この娘が例の「ゆな」だ』





『初めまして、「ゆな」と申します』





『初めまして、ジャニス・矢吹です』






二人にいつものブランデーを作り観察をし始めた






ゆなの目をじっくりと見た





その間、京介はそれが分かっているかのように、ゆなに話しかけていた



ゆなはジャニスの視線を感じながらも、京介と会話をしているようだった







「やはり・・今までのタイプとは違う・・・何か・・恐れてるいるような感覚があるな・・・」







ジャニスは京介に、二、三、質問を投げかけることにした





『京介さん、とても素敵な女性ですね、品があり、とても落ち着いている』





『そうか・・そうだってよ、ゆな』





『そんな風に言ってもらえて光栄です・・・』





ゆなは控えめに返答してきた・・





今までの傀儡であれば、ここは大喜びし京介さんに甘えはじめるタイプが多かった・・



何故、この傀儡は違うのだ・・・どのような役割をするのだろう・・





『失礼ですが・・お幾つですか?』





『33歳です』





『そうでしたか、どうりで・・場の空気の作り方や物言いに大人らしさを感じる訳ですね』




『いえいえ・・』




『ジャニス・・・こいつが何故、俺と?と考えているのではないか?』




『はい、京介さんの魅力に翻弄されているのは分かりますが、やはりどこでこのような素敵な女性と出会ったのかなどは興味がありますね』





いつになく、ジャニスは言葉を多く発した



京介が言った言葉に何かを感じ取ったからだった・・・





『こいつは、俺が今、進行しているプランには必要不可欠な人間だ、そこを理解して貰ったうえで協力してもらっている』




『そうでしたか・・プランですか・・』





「プランを直に伝えているのか・・・?今までには無いパターンだ・・」






『ゆなは、とても利口な女だ・・そして学びがある・・』




『と、言いますと?』





『絶対服従だ・・・』





『・・・』





『ゆな、ジャニスに見せてやれ』





『はぃ・・』






京介に命令されると、ゆなは目がうつろになり始めた







ちょっとの言葉に即座に反応している・・・




今までの傀儡の根底とは違う・・・




結衣、真美も最初はこうだったのか・・





色んなことがジャニスの頭の中を駆け巡った




ゆなは、立ち上がり服を脱ぎ始めた



上半身のブラウスのボタンを一つ一つ外し、スカートを脱いだ





『・・・』





ゆなは下着姿になると京介を一度見た






『見せてやれ』





『はい』





ゆなは静かに背中をジャニスに向けた






『こ・・これは・・・』







『刻印や・・・絶対服従の証や・・・なぁ・・ゆな』




『はい・・ゆなは京介さんに絶対服従です・・』







京介はブランデーを片手に飲みながら、ゆなの股間をグリグリといじり始めた




「うっ・・」






『何?』




『なんでもありません・・』




『ほんだら、しっかりジャニスに背中を見せんかい』




『すみません・・』





「物凄い刻印だ・・・背中全体に「K」の文字が大きく刻まれている・・・しかも、この刻み方から見ると一度ではない、数回にわたりこの「K」という文字を刻んでいる・・」






『見事な・・刻印ですね・・』




『あぁ・・・』






「性と暴力で精神を支配・・・」






「あうっ・・」





京介の指はパンティーのクロッチをずらし、ゆなの中に入り込んでいた





「ぐちゅ・・ぐちゅ・・」





ゆなは体を小刻みに震えさせながらも耐えていた




体の色がどんどん紅色してきているようだった




すると、傷口にはうっすらと血が滲み出してきた





『京介さん、傷口から血が・・』




『まだ・・浅いからな・・』




「これで・・まだ浅いのか?」




京介は股間から手を放すとゆなの正面に立ち抱きしめた




「・・・」




『ゆな・・・』




ゆなが京介の背中に手を回した





「・・・ニヤリ・・」





京介は不敵な笑みを浮かべた・・




京介はゆなの背中に手を添えると肌を強く掴んだ

















































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