2ntブログ
屈辱・羞恥・教育・官能小説
2010/01«│ 2010/02| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 »2010/03
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category:スポンサー広告│ コメント:--│ トラックバック :--
19:34:26
ジュエリーショップへ着くと店員が仲良さげに話しかけてきた。



愛美も友達と話すかのように接していた




「常連なのか・・」




京介は店内に飾られている商品を眺めて幾つかのショーケースを見ていた




そんな京介を見て、愛美は近くに来た







『ここね、私、昔働いていたの(*´∀`*)』




そんな過去が愛美にあったのか・・・




『そうか・・だから親しげな感じだったんだな』




『うん、それと、今日からイベントで商品が充実してるから来たかったの!』




『そうか・・気に入ったのがあったら教えてくれ』




『えー・・一緒に見ようよ!』




京介はため息を付いた




『分かったよ・・。』





愛美のデビュー前の仕事・・



あまり過去は知りたくない・・・




傀儡の過去など知った所でどうする・・・


楽しそうに笑う 愛美の顔を見てそう思った


愛美はペアリングを選びせがんできた






『ねぇ、これが欲しい』



『そうか』



『なんか全然嬉しそうじゃない・・』



愛美は顔を膨らませた



『俺はこう言うのが苦手なんや、お前に任せるよ』


『仕方ないな~(笑)』




少し笑顔で得意げな顔をして店員を呼んだ




『このリングを』




『これ凄い可愛いよね!』




『うん(*´∀`*)』




『いいなぁー』




『いいでしょう(*´∀`*)』




愛美は店員とやり取りをしていた





『指輪は今 していくから 包装はいいわ(*´∀`*)ねっ!キラー様!』




『あぁ・・』




愛美の楽しい気持ちは理解していたが 



過ちを繰り返す可能性があると感じ、気のない返事をした。





愛美自体も京介が、あまりこういう場所は得意ではないのを理解したせいか 



早めにショップを出ることにした。




『キラー様、ありがとう(*´∀`*)』




『お前が喜んでくれるなら、それでいいんだ』




『嬉しいですよ!』




『そうか・・俺はこういうのが苦手でな・・悪い・・』




『もう(*´∀`*)知ってますよ』





愛美は自分から京介の手を握ってきた。




片方の手は繋ぎ、もう片方の手は京介から送られた時計と指輪。




何度も見ては「素敵(*´∀`*)」と言っていた。





その後、軽くバーでワインを飲みホテルへ向かった。




ホテルに着くと愛美は時計と指輪を外し、テーブルに並べ写メを撮っていた




『友達に自慢します(*´∀`*)』




『・・・』






そんな、愛美の姿を見ていると、これから行うプランに耐えれるのだろうか・・




などと京介は思った・・。





『愛美、いつか言った「強くいてもらわないといけない。」・・覚えているか?』




『うん、覚えてますよ!』




『そうか・・・』




『でも。キラー様が居てこそ。強くなれる。それを忘れないでください。』



『俺が居て・・』




『そう!そう言う事!(笑)』





愛美の強い意志を感じた・・・





『そうか・・そんな事は心配無い、俺はお前がいないとダメだ』





『あぁ・・キラー様ぁ・・好き 好き 愛してます』






京介は愛美を抱きよせ濃厚なキスをした・・・





その晩はいつもみたいな変質的な行為ではなく




静かに愛するようなSEXを何度も繰り返した・・・。




愛美は心から満たされた・・・



本当にこの人と出逢えて良かった・・



この人の為ならば何でもしてあげれるし



何でも出来る



神様・・京介さんと出会わせてくれてありがとう・・・





いつの間にか眠りに付いた。






京介は愛美の喜んだ顔や言動を思い返していた・・。






過ぎる過去の傀儡となった 「綾瀬 千佳」・・・




心を入れすぎては過ちを繰り返す・・




感情を切り離すように、自分を再確認した。






愛美が言う







『キラー様が居てこそ。強くなれる。それを忘れないでください。』





距離を持ちながら利用する・・




愛美は今までの傀儡には成し得ない「プラン」を遂行している 



ヒロシへの直接打撃としては最高の物・・。




ある程度、愛美の要望を答えながら進む事により 



その威力を発揮するであろうと考えていた。








翌日・・・。






愛美は忙しいスケジュールの為、朝早くから起きていた



時計と指輪を嬉しそうに付けて 




『仕事か?』



『キラー様、ゆっくりしててください(*´∀`*)連絡します!』




『あぁ 頼む。』




愛美はマンションんの下で待つマネージャーの車に乗り込み仕事へ向かった。




京介は愛美が出かけたのを仕事に向かうのを部屋の窓から見ながらタバコを吸っていた









ヒロシ・・・。




会長室に誰も出入りをさせずに考えていた


昨日の出来事からキラーへの憎悪の気持がどんどん膨れ上がっていた・・




「何故、あのような事をしてきたのか・・・?」




「死んだと思わせておくのがベタな策ではないのか・・・?」




「生きている・・・ しかもそれを分らせる様にした・・」




「何かのメッセージではないか・・・」




「会員制クラブの摘発・・」




「自分(ヒロシ)のデータの操作・・」




「そして警告的な電話・・・」




どう考えても腑に落ちない所が沢山あった。





「何故じゃ・・何故・・今頃・・余程あの女の件で恨んでいるのか・・・」




「リオは一体どうなったんだ・・連絡さえ取れれば・・・」




「そうか・・・摘発でリオも持ってかれている・・・そう考えるのが普通だな・・・」




「神埼 リオ」も京介の策略の犠牲者だと思い込んだ・・





「ワシを敵にまわすとはキラーも馬鹿な男よ・・・時間が掛かってでも必ずや後悔させてやる・・女1人に熱くなりよって・・・小物が」








ヒロシは当面の間は静かにながらキラーとゆなの情報を集める事にした・・






「プルルル・・」




会長室の電話の内線が鳴った






『はい』




『会長。てんてんさんの所の事務所の社長さんからお電話です』




『分った・・・』





てんてんの事務所からの電話に切り替えた





『会長の闇田だが・・』




『会長・・あの・・そちらにお邪魔しても宜しいでしょうか・・・』




『あぁ、いいが どうしてかね?』




『あのぉ・・色々ありまして・・この間の件とご相談が・・・』




『ほう。では 本契約してくれるのかね?』




『いや・・その・・その前に・・例のお金なんですが・・・』




『あの小銭の件か』




『小銭って・・会長3000万はありましたよ・・』




『そうか、小銭じゃないか・・まぁ来たまえ、その相談とやらを聞こうじゃないか』




『すみません、御無理言いまして会長、今から向かいます』




『分った』






電話を切ると、ヒロシは社長室へ行った。






美央は仕事に追われている様子だった





『美央・・・忙しいかね?』




『会長。てんてんさんのCMの撮影決まりました、その段取りで・・』




『そうか・・進んでいるのだね。頼む・・』






てんてんの事務所の社長が来たときに仕事の段取りが順調に進んでいる・・・






必ず 「 生かされる道 」 があると言う所を見せ付ける必要があると感じていた・・




『何か?』




『いや、何でもない』




「バタン」



会長室に戻るとヒロシはキラーの事は後回しにし取り敢えず 



てんてんを手に入れて、大きな金を掴む事に専念しようと考えた。









数分後、てんてんの事務所の社長が訪れた・・・








































14:19:18


ヒロシはてんてん達を見送り、一度会社の方に戻った。



美央はヒロシの様子が少しおかしい事に気づいていた。




『あのヒロシさん・・何か私で出来る事がありますか?』




『・・・大丈夫だ、今日はこれから人と会うので、すぐに出掛ける・・』




『・・はい』




ヒロシの顔色が少し良くない事を美央は心配した・・




『では、後で連絡する・・』




ヒロシは会社を出ると直ぐに「奴隷クラブNEO・会員制クラブ」を目指した。




キラーが言うように、クラブが摘発され営業をしていないか・・



それを確かめるためであった。




クラブへ着くまでに何度もリオの携帯をならしたが 繋がることはなかった。




「クソっ、あの役立たずが!!」




クラブのあるマンションに着くと数名の人間が大きな段ボールを数回にわけ運んでいる最中だった







「下手臭くこの辺をうろつくのは不味い・・」




そう感じ現場を離れた。





「どうやら摘発されたのは本当らしいな・・・」





この摘発はキラーの仕業・・・



ハッタリで動く男では無い・・



何かしらまだ仕掛けてくるであろう・・・



ヒロシの直感がそう感じさせていた・・。





「そうだ・・この派遣会社・・・いや待てよ・・これもダミーの可能性があるな・・・」




そう思いながらも電話をしてみると本当に派遣会社に繋がった。




ヒロシは、今日NEOSホテルに居た「ゆか」と名乗る女の事を聞いた。




「派遣会社では個人情報の流出になるので・・データー提示は出来ないです、すみません」




「そうかね・・今日の対応がとても良かったのでな、もしよろしかったら連絡が欲しいのだがね」


「分かりました」




ヒロシは電話を切った





「まてよ・・・あのカフェ・・一枚噛んでいるか・・?・・何かトリックありそうだ・・・」




ヒロシは敢えてジャニスへの連絡をするのは避けた・・




キラーへ情報が流れる恐れがある・・そう感じてのことだった。




その後、自分の人脈を使い、「ゆな」と「リオ」の居所を入念に調べあげる事にした




「あまり派手に動いてキラーからの攻撃を受けるのも困る・・」




そう思い動きは大分鈍いものとなった。




携帯の着信履歴を眺めた




着信のあった、キラーが掛けてきた番号に電話をしてみる事にした





「プルルル・・・」




『・・・誰だ・・?』




『キ・・キラーか?ワシだ』




『サタンか?』




『そうじゃ』




『何の要件だ?こちらの意向は伝えたはずだが・・』




『クラブの摘発は本当だったんだな・・・』




『言ったはずだ』




『キラー、例の約束は守る。だからワシへの攻撃は辞めてくれんか?』




『フン・・お前が約束を破れば、そく発動だ』




『貴様ー・・・』




『守る気がなさそうやな・・サタン・・』




『守る、頼むキラーその女を何とかしてくれ』




『都合の良い事ばかり言うな・・ゆなはお前にとっての生命線、彼女を攻撃すれば、お前の会社も終わる。それだけの事だ簡単だろう』




『クッ・・分かった・・』




『おい。サタン・・』




『なんじゃ』




『この番号を登録しておけ・・・お前もワシと連絡を取れないと困るだろう・・』




『クッ・・この外道が・・』




『言葉に気をつけろ・・派遣が社に連絡しただろう(笑)お前の行動は見えている・・気をつけろラストチャンスだ・・』




『・・知らん、ワシはそんなものは知らん・・』





ヒロシは電話を一方的に切った・・





今までに自分に逆らうような人間などいなかった分、ヒロシは底知れぬ恐怖を感じた。




それと同時に保守的になり始め、自分の事を守るために用心深くなっていた



「クソっ、金まで取っておきながら・・ええい 忌々しい奴だ!」








愛美・・。







今回の大役を果たした愛美へ京介が感謝してくれている



キラー様はそう言っていた・・



愛美はそう思うと、居ても立っても居られないくらい早く帰りたかった。




『ねぇ、マネ、今日は早めに切り上げたい』



『じゃぁ、ワガママ言わないでね(笑)』



『私のどこがワガママよ!』



『そういうとこ(笑)』




愛美の「てんてん」としての仕事はスムーズに行われた。





京介はヒロシとの電話の後、ヒロシのコネクションを調べていた。





「政治家、暴力団、芸能・・・これが奴の得意とする分野だな・・・」 




実際、上辺の付き合いや力などは、断然的にヒロシの方が上回っていた



その中でヒロシを陥れるのはプランの「完全」さが勝負の分かれ目だと考えていた。



金でも力でもない頭脳でヒロシに打撃を与える・・・




京介が直接的な打撃を行わないプランで・・・




ヒロシのコネクションの網に引っかからない様にするのが一番の重要点 



特に芸能の部分には細心の注意をはらった。







「天国にあな~た~ 一番近い島~♪(京着)」



『キラー様(*´∀`*) 終わりました♪』




『お疲れ様。』




『どうすればいいですか?』




『外で食事でもするか、目立たない様に変装出来るか?』




『えー・・・愛美と一緒なのを見られるのがイヤなんですか・・』




『そうじゃない、お前は芸能人だろう・・そう言うのは大事だろ・・それにプランが崩れる』




『またプランプランって・・どうせ、引退するんだから見られてもいいです(´∀`*)』




『・・いい加減にしてくれ・・』




『(*´∀`*)はぁ~い』




愛美は変装ではなく、ノーメイクにキャップで行くことにした。




「少し露出控えればいいよね(笑)」




待ち合わせ場所に向かった。





『キラーさまぁ~(*´∀`*)』






気が付いた京介は片手を上げた




『どうですか?これならいいでしょう(*´∀`*)』




どこからどう見ても、てんてんの姿・・





『・・・まぁ・・いいか・・』




ノーメイクの方が、俄然美人であった。





『食事をしながら、少しラウンジの話を聞かせてくれ』




『は~い』





2人は食事に向かった




『それで・・・』


『ほう・・』









一通り、様子を聞くと次なる指示を出した。





『次がとても重要な所だ・・・多少のミスは大丈夫だから気軽な感じで頼む』




『はぁ~い』




『それと・・愛美、これを・・』




長細い小さめな箱を手渡した




『何ですか?これ』




『まぁ、開けてみろ』




中には高価な腕時計が入っていた




『わぁ 凄い!!』




『気にいってくれるかな?(笑)』




『うん(*´∀`*)素敵』




ダイヤが散りばめられた時計に、愛美は上機嫌になっていた




『似合うよ』




『ありがとう(*´∀`*)わぁ~』




『それと・・今日はスイートルームを用意してある。朝まで愛してやる・・』




『キラー様ぁ・・』



愛美は涙を薄っすらと浮かべた



京介は、愛美の気持ちどんどん満たし離れられなくするように導こうとしていた。



同時に、時計の贈り物もヒロシと2人で話した時に触れた話題であった事からの選択だった




腕時計を見る奴は違う物を付けていると、必ず食いつく・・そう言った心理を考えた。




愛美は大喜びしヒロシには、他の誰かの存在を認識させる・・・



まさかそれが「キラー」とは気づくまい・・・そう考えていた・・・。





食事と話が終わると、早速 愛美は時計を身に付けていた。




『ねぇ、キラー様ぁ』



『なんだ?』



『ペアリングも欲しい!』




「なるほど・・・」



「それは効果的だな・・」





『そうだな、今から買いに行こう。』




『わぁい(*´∀`*) 私、良いお店知ってるんです』




『そうか(笑)』









二人は愛美の行きつけのジュエリーショップへ向かった。























全記事表示リンク
にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 脚本・シナリオへ
にほんブログ村

全ての記事を表示する

にほんブログ村 小説ブログ 小説家志望へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
リンク
このブログをリンクに追加する
ガンダムOO名言葉
プロフィール

強者☆[NEOS]

Author:強者☆[NEOS]
人間の精神

人間の触れない部分を描く 最高の物語を描きます

最新コメント
最新記事
カテゴリ
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>
仁王立ちだZE★霧雨魔理沙

まよねーず工場
ブロとも一覧
月別アーカイブ
最新トラックバック
FC2ブログジャンキー

「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します!

FC2拍手記事別ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード