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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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22:03:28


その晩、それからヒロシは美央と静かな夜を過ごした



ワインを飲みながらクラッシックを掛けていた



美央は、終始ヒロシの機嫌を損ねないよう気遣っているのが分かった




ヒロシは敢えてそのまま行動させた・・・



ヒロシは優しく美央に接した




数分前のヒロシが信じられないかのように・・・




『先程は悪かったな・・美央』



『いえ、悪いのは私です・・それなのに・・』




『お前はワシの女なんだろ・・当然の事じゃ、ただな、やはり業務は業務だ・・悪いと思っているよ』



『ヒロシ・・さん・・今回の事は私の見誤りが原因です・・当然の事と思っています』



『美央・・分かってくれるか』



『はい、ヒロシさん』



『美央・・・今日はもうそろそろ寝ようか』




美央を抱き寄せた・・・




『あぁ・・ヒロシさん・・・』




二人は今までの行為が嘘の様に・・・



二人が付き合い始めた時かの様に・・・




静かにゆっくり愛し合った・・・




翌日。



美央は早々と起き、朝食の準備をした



ヒロシは朝はトーストを好んでいた



テーブルの上にトースト、サラダ、コーヒーを準備しているとヒロシは寝室から起きてきた




『おはよう、美央。今日のワシの予定は?』




『・・・すみません・・私はもう・・・』




『おお・・そうじゃったな・・・すまん』




『いえ』




美央は寂しげな表情を見せた




これもヒロシの意図的な演出であった




『美央、仕事上での引き継ぎがまだ完全ではないだろう?』




『はい・・・』




『ワシが暫くはやらねばならん、聞かなければ分からん事もあるだろう連絡が付くようにしておいてくれ』




『はい(*´∀`*)ヒロシさん』




『それと・・てんてんの代わりのイメージガールの件だが・・・』




『一応・・その件は進めてありましたが・・・』




『あぁ、分かっているが・・・お前の選んだ娘にはならんかも知れん・・気を悪くしないで欲しいんじゃ・・・』




『・・・はい・・・』




敢えて言う事が大事だ・・ ヒロシはそう考えていた




ヒロシは食事を済ますと早々に会社へ向かった。





美央が不在になってからの㈱ MIOは、思いの他、ヒロシの想い描く展開で動き始めた




軌道修正をしながら、徐々に信頼を回復し始めていった。




ヒロシの根回しが講じて、マスコミサイドはてんてん事件での被害者は「㈱ MIO」



悪者は「てんてん」だと仕立て上げられた。




そして数日が経つと「㈱ MIO」の女社長「美央」の存在を誰もが口にしなくなった・・・









社長室




売り上げや株価などを見ながらヒロシは溜息を付いた






『まだまだ 金が足りん・・・』





美央が社長を務めていた頃とは会社の体質は変わり 



ノルマもきつくなり仕事内容もシビアになっていた。




その分、歩合、報奨金制度を取り入れ 



優秀な社員はどんどん昇進させ、やる気のある社員達が増え志気が上がっていた



会社の士気も上がり徐々に売上を伸ばし始めたがヒロシの満足するものでは無かった






ヒロシは以前のように本社におらず出張ばかりしているスタイルを辞め



美央に任せたばかりに自分の会社が潰れかけた事を悔んでいた





「他人など信用ならん」




常にこの言葉がヒロシの頭の中を支配していた。




美央の方はヒロシ中心の生活をしていた。



外に出る時は食材の買い物の時ぐらいで殆ど家の中に居るような状態であった




ヒロシからの指示もあったが、マスコミが忘れ去るまでは 



あまり目立つ行動をすると会社に迷惑がかかる




そう思ってのことだった。




ヒロシの美央への対応は傲慢なものばかりでなく優しい生活でもあった



時には激しい夜もあったが、外食へ連れ出してくれたり



コンサートや両行にも連れ出してくれていた



美央はそんな生活に感謝していた





こんな自分を助けてくれるのは、ヒロシさんしかいない



ヒロシさんの想いを感じる



嬉しい・・



愛を感じていた





ヒロシは美央に対し



安堵を感じさせる事が目的だった




関係を切られてしまう・・



恐さを感じさせないのが目的だった




そして、絶対的な服従化を考えていた




「飴と鞭」 この使い分ける




「美央・・たっぷりと飴をむしゃぶるのだ・・・」











スペシャルVIPルーム




ヒロシはNEOSホテルの秘密通路を通り、自分のルームへ向かっていた




その姿を京介は自室で既に捉えていた




ヒロシはルーム入ると、タバコを吸いながら何か書はじめていた




一人でニヤニヤしながら・・・ 



何かを呟き・・ 



興奮しているようだった




『このプランならば完全な奴隷に仕立て上げれる・・・沢山の奴隷を作り、飽きたら殺せばいい・・・。』




ヒロシの部屋の電話が鳴った




「プルルル」




『ワシじゃ。』



『サタン・・。キラーだ』



『おぉ、待っとったよキラー君。実はな、例のプランに付いて重要な事をメモにした。この通りに行ってもらいたいじゃ』




『ほう・・・。まずはターゲットの名を聞かせて貰おうか・・・』




『うちの元 女社長の「美央」だ知っているだろう?』




『美央・・・、知っているとも・・・自分の妾(めかけ)を奴隷化するとは・・・お前もいかれた男だな・・・』




『君には言われたくないね、君も奴隷がいただろう。そして殺すと言っただろう』




ヒロシが意味する人物は「ゆな」の事であった。





『あれはビジネスやお前から金を貰ったから殺したまでだ。妾では無い』




『まぁ、良いではないか、今回もキッチリ金を払うしっかり頼む』





『・・・分かった。』




ヒロシは何の躊躇も感じていないようであった



むしろ楽しみにしている様な口ぶりであった





『プランをここにFAXしろ』





京介は自室のFAX番号を伝えた。




ヒロシは先程、描いたプランをFAXした




京介はその用紙を見た





『己は本当に頭のいかれた男だな・・・本当に良いんだな?』





『なーに・・・死んだら、また変わりを見つければ良い。それだけの話じゃないか美央はその実験台じゃ、沢山作る中でより最適な方法を編み出してくれ キラー君』





『フンッ、金次第だ』




『それは心得ておる』




『実効日はいつになる?』




『来週早々にでも頼む』






『・・・もう一度だけ確認しておく、本当に良いんだな?』






『何だね・・』





『後悔はしないかと聞いているんだ、お前にも良心と言うものがあるかと思っての確認だ』





『そんな無駄の物は全く無い、億単位で会社を潰しかけた女だ、生かされているだけ、まだ優しい方じゃろ!ワッハッハ』





『そうか・・よく分かった。来週、実行に移る・・・。お前は完成まで本人とは会えないがいいか?』





『分かった・・そんなアバズレ幾らでも変わりはおる大丈夫だ』





ヒロシのプランは非道なものであった





京介はこのプランを遂行する事は可能だ・・・




そう感じてはいたが自分の存在をどう隠して展開するか考えていた・・・




この時、京介は最終段階の美央を想像した




『・・・美央・・・お前は馬鹿だよ・・あれだけ救いの手を差し伸べたのに・・・』





ヒロシはその後も室内でタバコを何本も吸い 



自分のプランに酔いしれているようだった




美央への気持ちは最初から「性」の処理的な思いしかなかったが 



仕事が出来る事で評価も上がっただけ




だが、今回の損害により評価は下がり 



いつの日か憎悪へと変貌していった。







『遂に最終プランやな・・・しかし・・・ここまで考えているとはな・・・アイツは本当の悪魔かもしれんな・・・』





京介は美央を監禁するために道具を準備していた




心なしか、気が重い様な感じがしていたが 




身勝手な思いから始まった「傀儡」プラン。




沢山の被害者が出た




会社を失ったもの



金を失ったもの



大切な人を失ったもの




ヒロシが絡み始めてからプランは感情的になり過剰化した






『もう・・後戻りなど出来ないのはヒロシではなく・・・ワシ方かも知れんな・・・』





静寂の中、本当の扉が開かれる時が来た・・・






『お前には、本当の地獄を見せてやるよ・・・サタン・・』




























14:12:47


ヒロシはスペシャルVIPルームに居た。




『高額を払った、この部屋をどう使うか・・・だな・・』




予め用意された、奴隷育成用品や室内を眺めていた・・・




「ここにシャワーを付けて・・・だな・・」




ヒロシはこの部屋で奴隷を育てたい・・そう考えていた




『いいストレス発散場所になりそうだ・・・ ここならば・・究極を作り出せそうだ・・』




「プルルル」




部屋の電話が鳴った




『・・・誰じゃ?』



『サタン・・』



『おっ?キラー君かね?』



『どうだ 気に入ったか?』



『素晴らしい部屋だ、ワシは君の事を誤解してようだ』



『そんな事はどうでもいい』



『この部屋に むき出しのシャワーを付けて貰えるかね?』



『お前が使うのか?』



『いや 観賞用だ』



『2日後に準備しよう』



『頼む』




『どうやら使い道が決まったようだな?』



『その件で話があるんじゃ』



『なんだ?』



『調教・・いや・・教育を考えておる』



『ほう・・己でやるんか?』



『ワシがやりたいのは山々だが・・会社がこんな時だ、時間を裂く訳にはいかんのじゃ』



『だろうな』



『君に頼めんかね?』





京介の読み通りの展開だった




『やっても良いが・・プラン次第だ・・・』




『では、会って話をしようじゃないか!』




『それはダメだ、口頭で言え、それがここでのルールだ、お前に主導権など無い』




『何?高額を払ってるんじゃぞ!!』




『だったら自分でやるんだな・・・』




『ええい・・分かった・・口頭で話す・・』




ヒロシは苛立ちを感じた。




『では依頼と言う事か?』




『ああ 頼む』




『では、依頼料だが・・・』




『キラー君、君の知っての通りうちの会社は、今酷い状況だ、ここの会費も払い、その前にも君に金をやってるだろう・・正直キツイ所もあるんじゃ・・少しまけてくれんかね?』




『・・・いいだろう。しかし納得の行くプランであればな・・』




ヒロシは自分のプランをキラーに話した




『フン・・・お前は血も涙も無い人間だな・・・』




『何を言うんだね、私はサタンだ・・人間など、とっくの昔に辞めとるわ ワッハッハ』





『では、片手で受けてやる』




『5000万か・・・先日、同等の金を払ったばかりじゃぞ!そこを何とか負けてくれんかね』




『安いだろう・・お前の行おうとしている業は・・正気の沙汰でないんだぞ・・』




ヒロシの腸は煮えくりかえる様に苛立った




『くっ・・致し方あるまい・・分かった』




金の受け渡しは「G」へ渡すよう指示をした




『高い金を払うんだ、希望通りしっかり作りあげてくれよ』




『分かっている、究極のものを約束しよう』




『こちらからの連絡を入れるどこに連絡をしたらいいんだ』




『Gに連絡をしろ、それで全てが伝わる』




『そうか・・分かった』




電話を切った




「ヒロシ・・お前は最低最悪な奴だな・・」





ジャニスに連絡を入れた




『ジャニス、遂に最終プランの発動となった・・・』




『はい』




『サタンの部屋に剥き出しの簡易シャワーを設置してくれ』




『分かりました。今回のプランはどのような・・』




『サタン・・奴はその名通り、酷い悪行を考える男だ・・・』




プランを説明した




『そのプランはサタンのプランなのですか?』




『あぁ、そうや・・・ だが、その報いは必ず自分に返ってくるという事を教えてやる・・・』




『楽しみにしております。実行は京介さんで・・』




『そう言う事だ』




『哀れな男ですね・・』




『琴菜の傀儡化を急いで欲しいんや・・・奴の出番が来る・・・』




『恐怖の・・傀儡・・ですね』




『そうや・・・』





最終プランは黒い影を揺らしながら 




どんどん近付いていった












ヒロシ・・。




ヒロシは美央の部屋へと向かっていた




「ピンポーン」



『はい』



『ワシじゃ 開けてくれ』




美央は急いで扉を開けた




『久しぶりだな・・美央・・』




『お待ちしてました・・』




ヒロシは直ぐに部屋の中央まで入り込んだ・・・。




ドカッとソファーにヒロシは座った




『美央、話がある。こっちに来なさい』




『はい・・』




『お前の今後の身の振りの事だがな・・・』




『・・・』



『今日の会議でな、お前の事を辞めさせるのは惜しいと皆が思ってはいる』



『本当ですか・・』



『あぁ・・だが・・会社としては、それだけではいけないのは分かるな?社会的な責任と言うものがある』




『・・・はぃ・・』




美央は自分から言い出した事だが、ショックは隠しきれなかった




『そうですよね・・』




自己財産を投資してまでも会社を守ろうとした事は当然のこと・・・



残ったお金でどう生きていけばいいのだろう・・



沢山の不安が過った




崩れる様にへたりこむ 美央・・





『ショックか・・美央?』




『・・・覚悟はしてました・・けれど・・私は・・・私は・・』




泣き崩れる美央・・





『私との関係もリセットと言う事でいいかね?美央』





美央は社会的な地位も名誉も金も奪われた上に別れまで告げられた





『イヤです!イヤです!ヒロシさん・・・見捨てないで 見捨てないでください・・・』




残った金もいずれ底をつく・・



現状、美央は有名になった分、今後の再就職など到底無理な事



住む所もいづれ無くなり



仕事もしたくても出来ない状況になる




『どうしたいんじゃ・・美央・・』




『私は・・』




『会社にあれだけ損害を与えた置いて自分は助かりたい・・・と言う事か?』




『いえ・・そんなんじゃ・・ヒロシさんは、私の事はもうお嫌いなんですか?』




『私にどうしろ言うんだね?お前はワシの会社を潰しかけた女だぞ・・ワシがお前の面倒みたい訳無いだろ』




美央は泣きながらヒロシに縋りついた




『ごめんなさい、ごめんなさいヒロシさん・・ごめんなさい・・・』





『ええい!忌々しい女だ!!』





美央の髪を掴みベットへ放り投げた




ヒロシはそのまま馬乗りになり、美央を激しく叱咤した




『この役立たずが!!』




顔を何度も打たれながらも、美央は必死に縋りつき謝った・・・




『ヒロシさんごめんなさい、 ごめんなさい、何でもします、何でも言う事をききます!どうか捨てないでください』





美央はとても頭が良く 



仕事も出来る女だった・・




だが今回の大きなミスが美央の精神を狂わせていた



何とかヒロシに許して貰いたい 



それしか頭に無かった・・・




ヒロシは乱暴に服を引き裂き、いきなり美央の中に挿入した




『あぁっ・・痛い・・』




『何が痛いじゃ!お前にそんな事を言う資格があるか!!』




ヒロシはお構いなしに激しく動きまくった




『ヒロシさん ヒロシさん!中に中に下さい』




『フン・・・もう、そんな価値のある女じゃないだろうお前・・違うか?』




『ヒロシさん ヒロシさん・・』




『妊娠でもされたら、迷惑じゃ!』




『そんなつもりじゃ・・』




美央はヒロシにしがみ付いた




ここまでの美央の行動はヒロシのプラン通りの展開だった・・・。




『美央・・・そんなに私と別れたくないのか・・』




『はい・・・お願いします・・』




『では・・今後も面倒をみてやろう・・いや一生傍に置いてやろう・・・ニヤリ』




『あぁぁ・・ヒロシさん、ヒロシさん・・ありがとう・・ありがとう・・』




ヒロシはそのまま乱暴なSEXを続けて中で果てた




『美央・・先程の件は約束する・・・安心しろ』




『ありがとう・・ヒロシさん』




美央は心からヒロシに感謝した。




『これからはちゃんとワシ好みの女になってくれよ・・』




『はい、何でもおっしゃって下さい!』




『そうか・・お前は頭が良い、自分のすべき事を分かっている・・大事にしてやる』




美央はヒロシの言う言葉の意味すら理解出来ないくらい固執していた




『嬉しい・・ヒロシさん・・・』




『今日は泊っていく、久々に今夜はお前を朝まで可愛がってやろうじゃないか・・ニヤリ』




『はい!お願いします!』




ヒロシはニヤリと笑った






この日を境に運命は変わってしまう事を 



美央は知らずにヒロシに全身全霊で縋りついた


























19:15:27


ヒロシは美央を帰らせた後


鞄からシークレットルームのパンフを出した。




『人身売買に・・調教か・・美央にお灸を据えてやるか・・・』




今回のダメージを金だけの埋め合わせだけではなく、体でも更に反省させてやる・・


ヒロシはそう考えてもいた。



「ガチャ・・」



『出掛けてくる、後は頼むぞ』


『はい、お気をつけて』




ヒロシはNEOSホテルへ向かう事にした・・。




フロントで『G』と連絡を取りたいと伝えた 


すると ヒロシのすぐに携帯が鳴った



「ピリリリ・・」



『誰じゃ?』




見たことの無い番号が表示された


ヒロシは警戒しながらも電話に出た





『はい、どちらさま?』




『会長様。Gです』




『何故、ワシの番号を・・』




『私等に不可能と言う事はありません・・』




『・・・不気味だな・・』




『きっとお役に立つはずです・・』




ジャニスはヒロシの心中を察するかのように答えた




『先日の部屋の事だが・・』




『その事だと思い、今フロントに迎えを行かせております。少々お待ちください・・』




電話を切ると一人の男が現れた。




『ヒロシ様で・・?』




『あぁ そうだ。』




『「G」の方からお聞きでしょうか?お迎えにまいりました 私の事は「X」とお呼びください・・。』




『「X・・」ね・・部屋の方へ通してくれるのかね?』




『はい、ではこちらへ・・』




「X」と名乗る男の後をヒロシは付いてシークレットルームへ入った。




『ただいま「G」が参ります・・・それまでお寛ぎください』




そう言い部屋を出て行った。





「コンコン・・」





ヒロシは直ぐにドアを開けた




『待ってたぞ、G君』




『お待たせしてすみません・・』




『早速だが、いいか?』




『ええ』




『ここの部屋のオーナーは・・キラーだね?昨日本人から連絡が入った』




『さようですか・・ここの部屋のオーナーはキラー様で御座います。』




『彼が私を会員として紹介しても良いと言っていたのだが、それは聞いているかね?』




『はい、お聞きしております』




『では、話は早いな、早速だが手続きをして欲しいんじゃ。』




『分かりました』




ジャニスは「X」に契約書を持ってくるよう指示の電話を入れた




数分後 X は契約書類を持ってきた。





『では、闇田会長様・・』




『G君、ワシの事は「サタン」と呼んで貰えるか・・その方がいい、何かと表ざっては困るもんでね・・』




『分かりました・・では改め、サタン様、これが契約書です。それと契約金も必要ですが。本日、御準備していただいてますか?』




『うむ』




ヒロシは食い入るように何度も契約書を見てサインをした


現金は早く持って行けと言わんばかりに


ジュラルミンケースを目の前に出し


金をテーブルの上に放り投げた




「X」は金を数えジャニスは契約書を確認した




『これで手続きは終了です。では これがサタン様の部屋の鍵となります・・。』




『これは?』




『サタン様には特別な部屋を用意する事と、キラー様の方から言われてますので、こことは別の場所にあるスペシャルVIPを用意してます・・。』




『・・・金が足りない・・と言う事か?』




『いえ 差額分はキラー様の方から頂いております・・。』




『アヤツめ・・ワシが会員になる事を見越していたか・・・礼を言わんとな・・』


ジャニスはヒロシに少し変わった形のした「カードキー」を渡した



『その鍵は会員証でもあります。無くす事の無いようにして下さい』




『分かった』




『では、早速お部屋の方へ・・』




ヒロシは専用のエレベーターに乗せられた。




そのエレベーターはどんどん地下へと下がっていた。




地下「3階」・・。



エレベーターを降りると幾つも枝別れをした通路があった




『迷いそうじゃのう・・』




『鍵をご覧下さい。ボタンを押すと部屋までナビゲート致します』




『ほう・・これは便利じゃ・・』




ヒロシは早速、誘導ボタンを押してみていた




『鍵にGPSが内蔵されております。何かの時のセキュリティーです。どうかそこは御理解頂けますようお願いします・・』




『お互いのセキュリティー・・と言う所か・・?』




『はい』




数分歩くとジャニスに部屋の前で立ち止まった・・





『こちらになります・・』




ジャニスの前には真っ黒壁に威圧感のある


真っ赤な扉があった


そこに黒い悪魔が浮彫のように描かれていた



「こ・・これが・・ワシ専用の・・」



ヒロシは急いで鍵を差し込みドアをあけた





『うおぉ・・これは凄い・・・』




『差し出がましいかと思いましたが・・予めキラー様の方から、サタン様のご趣味を聞いていましたので・・用意させて貰いました。勿論これらは、私者どもからのサービスです・・お気に召さなければ変更は可能です・・』




『いや、実に良い・・。素晴らしい・・。』




室内は苦痛と快楽を感じさせるような設備や道具が取り揃えてあった


SMルームと言うより無機質な実験室の様であった・・。





『サタン様、ここでの何か問題が起きたとしても、表沙汰にる事はありません・・御安心してお使い下さいませ・・』




『・・・死人でもか?』




『はい、国家効力の失効が出来ますので・・何人でも・・・』





ジャニスは不気味な笑みを見せた



美央の教育が目的だったが・・・


てんてんを発見したらここで殺せば良い・・・




『ところで・・・調教も内容として合ったが、それは本人がやるのか?それとも依頼も出来るのか?』




『どちらでも・・・』




『・・・そうか・・ニヤリ』












ヒロシのスペシャルVIPルームの部屋の通路とても長く 


その通路は「HEAVENS CAFE」の地下室へとも繋がっていた・・




ヒロシは部屋に入いった



室内のヒロシの様子を一部始終を京介は別室でモニタリングしていた・・






『サタン・・・これからが最終プランの始まりだ・・・』





京介の目の前にはガラスケースに納められている「綾瀬 千佳」の姿があった・・・




『もうすぐだ・・もうすぐ・・終わる・・』













数日後


「HEAVENS CAFE」

琴菜はゆなの監禁が京介にばれ


HEAVENSの地下実験室へと監禁されていた


今までに琴菜がゆなへ虐げたのと同じ行為・・・





椅子に縛りあげシッカリと固定



食事は一切与えず点滴での栄養補給



特殊な薬剤の投薬が繰り返されていた





琴菜の精神状態は普通の状態ではなかった





琴菜により、ゆなは、廃人へ追い込まれてしまった 


ゆなは、使い物になる状態ではなかった 



『ジャニス・・ゆなを「白」にしてくれ・・新たなる人格を植え付けるんだ』



『ゆなさんはもう限界ですが・・それでもですか』



『あのままにしておいても死ぬだけだ、復讐させるんや・・・』





実に・・面白い・・


この京介と言う男の思考は先が読めなくていい・・・



『分かりました・・』



ゆなは、「白」と呼ばれる人格の作り直しをされる事になった





数日後・・




『ジャニス・・。ゆなの状況はどうだ?』




『恐らく・・記憶は存続は、難しい可能性があります・・』




『記憶か・・・そんなものは無い方が・・幸せなんや・・』




『タイプは呪文タイプでよろしいのですか・・』




『基本は「邪心」だ・・中身などいらん、完全なる傀儡にするんだ』




『琴菜の方はどういたしますか?』




『「恐怖」だ・・・恐怖心を植えつけろ・・』




『怒りと恐怖の2タイプですね・・』




『そうや・・・必ず役に立つ・・』








「㈱ MIO」・・。




現在、美央は辞任を表明している為


その日の会議は会長が指揮を取った



社員たちは、美央が会長の女であったことを知らないものはいなかった




『・・皆、美央社長の事なんだが皆はどう思う? 確かに彼女の手腕は魅力的だった、だが会社に与えた打撃は大きすぎる』




『美央社長の手腕は確かに惜しいですが、現状はあの方法が一番今後に繋がるものだったと・・・』




営業本部の本部長が言った




『そうだな・・可愛そうだが、ここは本人の希望通り退社してもらうしかなかろう、それが責任と言うものじゃ・・ 皆も知っての通り・・彼女の今後のことは私が面倒を見る 安心したまえ・・』




会議に出席する女性社員達の中には笑顔をこぼす者もいた




『今後は報奨金制度採り入れる、実力のあるものには歩合の他、金一封を出そう。 我社は今が大事な時だ、頑張るものには見返りを出す!是非、協力をして欲しい!!』





ヒロシは社員たちに頭を下げた。




『会長!!頭を上げてください!私たちは頑張ります!!』




『おお・・ありがとう!皆、ありがとう!同志達よ!』





社員達の指揮が高まった  



この行動すら演出だった





会議室を出て会長室へ戻った・・






『お前等は会社の為に どんどん働けばいいのだ・・・ニヤリ』





「㈱ MIO」は美央の対処が早かった為 


多少の被害は埋めれたが実際の業務としては問題が山積みなのは変わりなかった。




『しかし・・社長業務と言うのも大変なものだな・・美央さえ下手を打たなければ・・・』





ヒロシは今まで美央がこなしてきていた膨大な量の書類に目を通し始めた



今後は傷口を広げないように細かい所までヒロシは指示しようと思っていた





数時間後、ヒロシは業務を終えた・・





『ふぅ・・・疲れたな・・』



ヒロシはタバコに火をつけた



『さて・・美央をどう使うかだな・・・』






ヒロシの脳裏にはスペシャルVIPルームが過っていた・・・



























12:25:37


その後、美央を起こし髪を掴み頬を数回ヒロシは平手で殴った



『この役立たずが!!』




美央の鼻を摘みペニスを口の中へ放り込み 



髪を掻き毟る様に掴み喉の奥へとペニスを押し込んでいった



今までに無い位の力で喉奥にグイグイをヒロシは押し込んだ



美央は喉の奥まで入り込むペニスの物凄い力に圧倒され吐き気に襲われた



ヒロシは吐く事を許す事なく 



後頭部を押さえこみ更に奥へとねじ込んだ




『美央!この役立たずが!この便所が!!』




その後、怒涛のピストンを繰り返した・・・




美央は成されるがまま・・



呼吸困難になりながら気ぜつしてしまった





『なんだ・・気を失いおったか・・・こんな事にすら使えん女だとはのう・・』




ぐったりする美央の頭を尚も掴み前後に腰を動かし美央の口の中に放出した。




「ドクン・・・ドク・・ドク・・」



ヒロシは射精を済ませると美央を床へ放り投げた 




そして腹を足で蹴りつけ



「ドスッ」




『起きろ・・』



『うっ・・』




美央は腹を押さえながら、ようやく意識を取り戻した・・





『用が済んだらさっさと帰らんか!!ワシは忙しいしんじゃ!!』


『す・・すみません・・』



目には涙を溜めていた



口の中にドロドロした液体・・・



自分はただの性の処理として扱われたんだ・・



紐を外し服を着た



『いつまでおるんじゃ?早く会社行け!』




美央は無言で頭を下げ部屋を出た




部屋を出るとジャニスが待ち構えていた




『失礼します・・ルールですので・・』




『・・・』



ボディーチェックをされた



美央の目には沢山の涙が溜められ 



頬も真っ赤になり口元からは血と精子が流れ出ていた・・




美央は一言も話さなかった





『本来であれば・・もっと厳しいチェックをするのですが・・社長は私のじみの方です、どうぞ・・』




簡単なチェックで済まされた



美央はそのまま、表向きのエレベーターまで連れて行かれた





『社長・・・』





ジャニスはハンカチを差出し、姿を消した・・





美央はトイレへ向かった・・ 




個室で大泣きをした・・・











「シークレットルーム」



「プルルル・・・」



ヒロシの滞在する部屋の電話が鳴った



「電話か・・」


『もしもし・・』


『気に入ってくれたか・・・?』



『何の事じゃ?』


『お前が今居る場所の事だ・・・助かっただろ?』



『君か!ここを用意してくれたのは、あぁ助かったとも是非お礼がしたい。君は一体誰なんだね?名を教えてくれないか』



ヒロシは声には聞き覚えはあったが誰か思い浮かばなかった・・



『ワシの声・・・忘れたんか・・?サタン・・・』



『サタ・・・そ・・その呼び名を・・・まさか・・・お前・・』



『ヘヘヘッ』



『ま・・まさか・・キラー!か?』



『・・・そうだ・・・ハハハッ』


『何故じゃ!何故!お前がワシを助けるんじゃ!?』



『世間の動きを見ててね・・・お前があまりにも哀れだったからさ、それと・・お宅の社長さん・・よう頑張っとるのでなぁ 』



『チッ・・・取り合えず礼は言っておく、しかし・・お前の狙いは何だ?金か?』



『知りたいだけさ・・・』


『何を知りたいんじゃ?』


『色々とな・・・サタン、その部屋を好きなだけ使うがいい、金の心配はするな 』



『・・・お前に借りを作るのはしゃくだが・・・今だけはそうさせて貰う・・・』



『それでいい・・ニヤリ、サタン、パンフは見たか?』


『一体・・何なんだ・・このホテルは・・・』



『お前ならこの内容を気にいるはずや・・・』



『あぁ・・素晴らしいホテルだ』


『必ず興味を示すと思っていた・・紹介してやる入会するがいい・・』




「何か裏がある・・コイツがタダで動くはずが無い・・」




『・・少し考えさせてくれ・・表の事業でのトラブルがネックで、今は高額な金を急に動かす事が出来んのじゃ・・』



『そうか、まぁ好きにしろ・・じゃぁな』





電話が切れそうになるとサタンは言った





『ちょっと待て・・キラー!』



『なんや?』



『頼みがあるんじゃ・・人を探して欲しい・・金は払う』



『誰を探している?』


『小娘だ・・・あの、てんてんとか言う女だ』



『いいとも、だが直ぐには見つからんぞ・・お前とて探しとるんだろう?』


『あぁ・・・見つからんのじゃ・・今ワシは身動きが出来ん・・お前なら見つけれるだろ?』



『・・・元のプロダクションの社長が絡んでる可能性があるな・・』



『確かに・・金を掴ませいいように使い、会社を奪ってやったからのう・・』



『見つけたら・・・どうする・・』


『好きにして構わん、だが最後はちゃんと始末してくれ・・』



『殺せ・・と言う事か?』


『あぁ そうだ、出来るだろう・・お前なら』



『では、前金を用意しろ』



『幾らだ?』




『5000だ』


『5千万・・・貴様・・今のワシの会社の状況を知っている上での要求か?』




ヒロシの声は怒りに満ちていた



『ワシには関係の無い話だからな・・嫌なら自分で探すんだな・・』



『クソッ・・ええい分かった!用意しておく・・・』


『そのホテルのGに金を預けておけ』



『・・・分かった』




電話は切れた




「ええぃ・・胸クソ悪いわ!!」





ヒロシは京介のプランのレールにどっぷりハマり始めたのだった・・・。






「㈱ MIO」会議室




会議室から溢れんばかりの取材陣



「㈱ MIO」の社内は今まで飾られていたてんてんのパネルやポスターは一切貼られておらず 



商品のみのポスターに変えられていた


美央が取材陣の対応をしていた




ヒロシはどうしても会社の状況が気になりホテルを抜け



取材陣に見つからないように㈱ MIOの地下駐車場から極秘に社内へ入った。



そして会長室にこっそり入り、現場をモニタリングしていた



総勢数百人の取材陣を前に美央、その他役員達が顔を揃えた




一斉にフラッシュの嵐に襲った




『今回のてんてんさんであろうと思われる、プライベート映像に関しては我社も被害者であり大変迷惑を蒙り 大きな損害を受けました・・。』





その後も長々と美央の話は続いたが、皆が納得するものではなかった





『ですが、世間の目はそうは思いませんよ!あんな淫らな映像を流しておいて本当はお宅の仕業じゃないの?』




『所詮女社長、これ程の会社を切り盛りするなんて、最初から無理だったって事ですよね?』







『あれはてんてんさんじゃなくて、本当は社長じゃないんですか(笑)』




記者からの心無い言葉に 美央は胸を痛めた






『皆さんがどう考えるかは自由ですが、我社は本当に被害者なんです!』





美央は涙を流しながら訴えた



『ケッ・・泣き落としか?これだから女はダメなんだよ・・』



美央は唇を噛み締めた・・。





『・・責任は代表である私にあります・・・。本日をもって㈱ MIOを辞任いたします・・。』





ヒロシはその姿を見て・・ニヤリと笑った





『よく言った。上出来だ美央・・。』





室内はざわめいた・・





『何も辞めなくてもいいのでは?』





美央は下を向き涙を堪えた






『さてと・・そろそろワシの出番かのう・・』




ヒロシは会議室へと向かった




「ガチャ・・」





ヒロシが現れた・・





『皆さん、御心配をかけました・・本当に世間をお騒がせした事お詫びいたします』




まずは深々と90度の礼をした




『今、うちの社長である、「竹内 美央」が言った社長のポジションなんですが・・



やはり、私の甘さが今回の事の始まり・・



初心に返り一生懸命頑張る意味合いを込め 



私が会長、兼社長の席に着くとにします。皆様のお力をお借りしながら今後もご期待に添えるよう頑張らせて貰



いたい・・・そう願う次第であります。』






ハッキリとした物言いだった・・・





誰しもがヒロシの答えを受け入れた





『では、美央社長は降格と言う事ですか?それとも完全に退社責任を取らせるという事でしょうか?』





記者はヒロシの待っていた質問を言ってきた





『・・・それは・・・これから本人ともよく話し合いをして決めたいと思っています。皆さんもお分かりでしょうが、我社も彼女も被害者なのです・・』





記者たちの質問をその後ものらりくらいとかわし持論をぶつけていった





『では・・今日はこの辺にしていただけますか・・本当に世間様をお騒がせして申し訳ありませんでした・・・。』






ヒロシは涙を浮かべ深々と頭を下げた。





そして美央の肩に手をまわし記者たちの前から立ち去った。






『会長・・すみませんでした・・』



『取り合えず・・回避できたな・・』


『・・・はい・・。』



TV的には印象は悪くなかっただろう・・ヒロシはそう思っていた



その後、記者会見の模様は放映され「㈱ MIO」のHP(ホームページ)には美央や会社への励ましのメールが殺到した。




返品などで返されていた商品も飛ぶように売れ始めた



会社が受けた衝撃を少しずつ回復させた。



全てヒロシの思惑通りに事は進んだ・・・。



数日後・・



自宅待機していた美央は会長室に呼ばれた・・




『さて・・どうする・・美央本当に辞任でいいんだな・・』



『私が会社に与えしまった被害総額が埋まったわけではありません・・ですが、働いて・・いえヒロシさんのお役にたてる様に頑張らせて貰えませんか・・』




『そうか・・しかし・・現在のお前には会社として任せれるポストが無いのが現状だ・・』



『そんな・・』


『まぁいいだろう・・考えておく、暫くは自宅謹慎しておれ・・』



『・・はい・・』


『よし、ではもう帰れ、ここは、今のお前には居る場所では無い』





美央は唇を噛みしめ会社をあとにした・・




『よし、全てが順調に進んでいる・・あそこでの美央の発言は効果的だった・・』



会社の表面上のヒロシのメンツは保たれた・・






















22:50:29


『何が、年会費 1億、一泊 100万だ?舐めたシステムを取りよって』



美央へ連絡を入れた




「プルルル・・」




『ワシじゃ、今そっち行くのは、火に油を注ぐようなものだ。NEOSホテルの方におる、色々と話があるこっちに来てくれ』



『はい。それと返品等の事なんですが』



『・・・』



『何とか半分までは食い止めました』



『フン、当然だろ。いいか、マスコミに気をつけてこい、あと金を忘れるな。ホテル来たらワシの名を言え シークレットルームと言う所にいる』




用件だけを伝えるとヒロシは電話を切った




『シークレットルーム・・そんなのあるのね・・・』




美央はNEOSホテルに向かう事にした



『あっ・・』




美央は携帯を取り出し、京介に電話を入れた




「プルルル・・」




『京介君?』



『どうされました?』



『会長が戻ったの、それでNEOSホテルのシークレットなんとか・・って言う部屋にいるらしいんだけど・・そんなの今までに聞いたことが無いから・・京介君なら知ってるかな・・って思って』



『シークレットルームですね。ありますよ、ですがあまり他言しない方がよいかと・・』



『えっ・・そうよね・・シークレットだもんね・・』



『そこで会長と会われるのですか?』



『ええ、呼ばれているの』



『私・・今回の事で全財産を使っても会社を立て直すわ、会長の怒りは納まらないかもしれないけど・・兆しが見えない訳でもないの』



『そうですか・・それは良かった』



『取引先も半分は取り戻したし、直ぐに新しいイメージガールを準備する手はずなの』



『では、きっと会長さんも評価してくれるはずですね』



『だと・・良いんだけど・・』



『きっと大丈夫ですよ。特別な仲なんでしょう(笑)美央ちゃん。きっと伝わるよ』



『優しいのね・・京介君・・ありがとう 私、頑張るわ』



『では 健闘を祈ります。』




電話を切った





『・・・さて・・』




「プルルル・・・」



『ジャニス、ワシや』



『お疲れ様です。ヒロシの捕獲は成功してます』



『後程、女が向かう、美央だ。簡単に部屋に通してくれよ』



『分かりました』







シークレットルーム。





ヒロシは奴隷クラブの店長、坂本に電話をしていた



てんてんの行方をしらみ潰しにしては見たが一向に見つかる事は無かった






『おい、坂本!もっと全国的にあの小娘を探し出せ!!』



『ハイ。サタン様』



リオの逃亡の以来、坂本が新しく奴隷クラブを運営していた。



クラブの存続を願っていた、ヒロシが坂本に投資したのだった 



言わばヒロシが影のオーナーと言う形であった。



電話が終わるとソファーに腰を落としジャニスが置いていった 



シークレットルームのパンフを見始めた




『フン、ホテル風情が生意気だ・・』




だが・・パンフレットの内容は凄まじいものがあった




○ ホテルの年会費・宿泊料の支払は1日でも遅れた場合は会員を剥奪とする。



○ 売り買いについて




『売り買いとはなんだ・・』




そこには



薬から人身売買・臓器の販売



人体の改造・奴隷の調教依頼など 



警察関係のへ禁じ手の執行



国家効力の無効化




など一般の人間では知りえぬ内容が書かれていた




その他、部屋の出入りの際のボディーチェックが義務付けられ室内の物の持ち出しは禁じられていた




『いっ・・いったいなんなんじゃ・・このホテルは・・・そして誰がワシをここに導いたんだ・・・』



『ワシが困っている事を知る人間、そして金を持っておる奴だな・・・』




このアングラな世界の共通者を考えた・・




『ゲレ社長か・・・奴しか思い浮かばんな・・・あいつめ・・相当儲かっておったか・・』






ゲレ社。



「㈱ MIO」のタイアップの効果でダイエットドリンクの販売が成功した



だが、今回のスキャンダルで㈱ MIOと同等のダメージを喰らっていた。



会社の規模の違いがあり、ゲレ社に取っては「㈱ MIO」みたいに耐え抜く力も金も既に底尽きて 

ゲレ社長はすでに夜逃げをしていた




ヒロシはゲレ社長の計らいと思い込んでいた・・




『礼ぐらい言っておくか』




「プルルル・・・」




「お客様のお掛けになった番号は現在使われて・・・・」




『・・どう言うことじゃ・・・彼ではないのか・・』




『まぁ・・いい・・私にとっては協力者である事は間違いないのだからな・・。』




『それよりも、まずは会社の事だ・・』




今までのイメージを払拭するすかない 



危機をチャンスと乗り越えるためには必要なのは金。



幸い、会社の社長は美央。



世間からは女が社長をしていると言う部分が多少の同情もあるだろう・・



美央を上手い事使い、金を注ぎ込み 



回復の兆しを掴むそして責任を取らせる・・そう考えた。





「プルルル・・・」




部屋に備え付けの電話が鳴った




『Gです。』




『G君、ここの部屋の件なんだが・・いったい誰がワシに用意してくれただね?』




『それはお答しかねます・・』




『では、ワシが会員になるとしたらどうかね?』




『ここは会員様のご紹介が基本です・・通常の新規はお断りしております』




『何っ・・・そうか・・では今回ここの部屋を用意してくれた人間を教えてくれ、その人間から紹介をしてもらおう。何とか取りついてでもらえんかね?謝礼ははずむよ・・G君』




『かしこまりました・・。連絡を取ってみますが・・あまり期待はしないでください。今回はその方のご厚意ですから・・』






ジャニスに冷静な口調で語ると電話を直ぐに切った。




『しかし・・いったい誰なんじゃ・・・』




ヒロシは気になって仕方が無かった







「コツコツ・・」




美央は急いでNEOSホテルへ向かっていた



ホテルに入るとフロントには美央を待ち構えているようにジャニスが居た



周りの目を気にしながらジャニスは美央へ近寄った




『こちらへ・・』




エレベーターに乗った



エレベーターはスイートルームが並ぶ最上階で止まった。



廊下を奥まで歩くと少し変わった形の扉の様なものが見えてきた。




『社長、会長様がお待ちです。こちらへどうぞ』




ジャニスは専用の鍵で扉を開いた



中に入ると色々なセンサー類が装備されていた



突き当りまで歩くと目の前にはエレベーターがあった・・



そのエレベーターは下の階に向かって1階分下がった




『・・このホテル・・凄いのね・・』




『・・・』




ジャニスは微笑した




エレベーターを降り、ヒロシの待つ部屋まで行った




「コンコン・・」




『Gです。お連れ様が到着しました』



『失礼します・・』





ドアを開けると顔色が悪いヒロシが居た




『美央、ここに座りなさい』




『・・はい』



『美央、あの小娘の行方は、お前の方でも調べておるんだろうな?』



『はい。全力を尽くしてるのですが・・』



『これは・・お前の責任でもあるのだぞ!!』



『すみません・・』



『この役立たずが!!』




「バチーン」




ヒロシは美央の頬を打った



美央の体は勢い余り、倒れ口からは血しぶきが飛び散った




『すみません・・』



『おい、金は幾ら準備できたんだ?』



『今はこれが限界です』




美央は現金で5000万円をヒロシに差し出した




『これっぽっちか?なんの役にもたたのう・・』



『もう少しあったんですけど返品や賠償金の方へ回しました・・会社の損害を少なくするために・・』



『ほう・・で、現在のショートしている金額は幾らだ?』



『1億5千万円です・・・』



『お前が埋め合わせをしなければ2億は超えていたと・・・言う事か?』



『はい・・本当にすみませんでした・・』



『その金の4000万は直ぐに会社に投資しろ、残りの1000万は持っていろ・・・金は大事だ・・』



『は・・はい・・』



『で・・その後の展開は?』



『イメージガールの入れ替えと新商品の開発、ショップのリニューアルなど現在はそこまで進めています』



『・・金の掛かりそうな話ばかりだな・・』




ヒロシは不満そうに言った




『全て、あの小娘の起用が間違いだったな・・・美央?』




『申し訳ございません』




『起きてしまった事を言っても仕方がないが・・だが、損害額が大きすぎる。またその後の投資額も大きいな・・言ってる意味が分かるか?』




『・・・』




『美央、それなりに責任は取ってもらう事になるからな・・・お前は社長だ「㈱ MIO」グループのTOPなのだよ・・致し方あるまい・・分かるな?』




『覚悟は出来てます』




『そうか・・』




ヒロシは静かな口調で言った。




『さて・・どうしたものかのう・・・』




美央は俯いたままだった




『表面上はそれで良い・・だが、どうも腹の虫が納まらん・・』




『・・・申し訳ございません』




『ワシが一代で築き上げた会社だぞ!申し訳ないで済むと思ってるのか!!』




ヒロシは美央の髪を引っ張りベット放り投げた




『きゃぁっ』




ヒロシは自分の鞄から紐を取り出した。



美央のタイトスカートを捲りあげ 



ストッキングとパンティーを一気に脱がせ開脚させ紐で固定した




ヒロシは美央へ屈辱的なお仕置きをしようと道具を準備していた




美央の体を仰向けにさせ、パックリ開く股間と顔をカメラに納めた




『ハッハッハ、穴まで丸見えだぞ!美央 ハッハッハ』




その後、ヒロシは美央の屈辱的な写真を数10枚撮り続けた




美央は成すがままであった




こんな事で会社の被害やヒロシの怒りが納まるのなら・・・



「我慢できる・・」そう思った。























12:06:34
京介は愛美を監禁している部屋に向かった



「ガチャ・・・」



愛美の精神面を気にしていた・・



部屋に入りと窓際でぐったりしている倒れている愛美を発見した





『う・・・うぅぅ・・・』



『・・・愛美』




顔が青ざめ完全に意識が朦朧としていた・・



愛美を抱き寄せた




『き・・京ちゃ・・ん・・』




『やはり・・耐えきれなかったか・・・』




愛美は京介の事は分かるが・・・ 



それ以外の事は分からないくらいに精神的なダメージ受けていた・・




『このままに・・しておく訳にはいかない・・』




体はガクガク震え、緊急を要する様な状態だった・・



だが・・有名人の愛美を簡単に病院には入れる事は出来ない・・



京介は愛美の生まれ故郷の病院に入れる手はずを取る事にした・・



その際、ジャニスが協力した



今、愛美は体調もそうだが居場所を知られる訳にはいかない 




『ジャニス・・その病院は大丈夫なんだろうな・・』



『ええ・・お任せ下さい・・』



『すぐに向かわせる手はずをとれ、金は幾らかかっても構わん』



『はい・・・』




精神的なダメージの回復はするのだろうか・・



どれだけの衝撃があったのかはその場では分からなかった



京介は心を非情にし切れなかった・・・




『ジャニス・・。愛美を必ず助けて欲しいんや、あの時の様な事は繰り返したくないんや・・』



『・・・最善を尽くします・・』




京介は愛美を連れ、すぐさま故郷へ向かった。










㈱ MIO




ヒロシは事件が起きてから、すぐにはNYからは戻らなかった




自分が今、矢面に立たされるのは不味い・・


そして、空港では報道陣が待ち構えているであろう・・



この大きな衝撃の責任を美央に取らせるためでもあった




『美央・・いったい・・どうなっておるんじゃ!』



『私にも分からなくて、急にTVの電波障害が起きたとたん、てんてんさんの映像が・・』



『・・どこの局だ?』



ヒロシはTV局のコネを使い、なんとか穏便に事を終息させる事を考えた




『どこの局もです・・』



『どう言う事じゃ!!』



『どこの局にも同じ映像が流れ・・完全なテロ的な電波ジャックのようでした・・』



『よりによって・・クソッ・・何が狙いじゃ・・・』



『会長・・・どうしましょう・・・このままでは会社に対するダメージが広がるばかりです・・』



『ええいっ、お前が社長だろ!!それなりの対応をし、それなりの行動を起こせ!!お前の会社だろうが!! このクズが!!』



『は・・はい!』



『責任はキッチリ取らせるからな!また連絡する』




怒りにまかせヒロシからの電話は一方的に切られた




美央は役員室で頭を抱え込み、涙を流した・・




『もう・・私も・・・終わりね・・・』




美央のそんな気持ちとは関係無くマスコミの攻めは怒涛の如く続いた



取引先や一般ユーザーからのクレームの電話も鳴りやむ事はなかった




ヒロシ自体も美央に押し付けて事が治まるとは考えておらず 



何か手を打たなければと考えていた



会社の株も一気に暴落、もはや会社の存続自体が危ういと感じていた・・




『個人資産をつぎ込んで何とかのり超えるしかない・・・クソッ・・美央め・・だから言ったのじゃ非情になれと!!』




「プルルル・・・」




美央の携帯が鳴った



美央は着信が誰であるかも確認できる状況じゃなく電話を取った




『はい・・』



『社長・・大変な事になりましたね・・・』



『・・京介君・・』



『・・はい・・』



『私・・どうしていいか・・会長からも責められて・・・もう 私は終わりよ・・死にたい・・』



『気持ちは察しますが・・・死んだら終わりです。会長とあなたの資産を使ってでも必ず何か手を打つべきです。恐らく・・会長は既にそう考えて動いていると思います・・』



『会長と・・私の資産・・』



『そうです・・株の暴落を止めてその後は、あれは「㈱ MIO」は加害者では無く、被害者なのだと国民の同情をかうのです。日本は金で動きます・・・必ず金が解決してくれます・・』



『京介君・・・あなた・・いったいどこまで知っているの・・・』



『社長・・これは成るべくしてなった。そして誰もが私は違う、自分の意志だと思い込む・・傀儡の業・・と私は考えます・・』



『傀儡の業?・・それはいったい何?誰がそうさせているの・・』



『・・・誰しもが気づかずに進む・・・作られた運命みたいなものです・・・』



『言ってる意味が分からないわ・・京介君・・それより私はどうしたらいいの・・もう全てが終わる・・』



『大丈夫。必ず会長さんは私の言うように金で解決する策に辿り着くはずです・・』



『京介君・・・あなた・・もしかして・・』



『・・・なんですか?』



『いえ・・何でもないわ・・』




『私は社長に頑張って欲しいんです・・それで沢山の情報をかき集めました。スピードが勝負です、細かい事は説明しなくて分かりづらかったとは思いますが、一刻も早く手を打つのが先決だと思って・・出すぎた事を言ってしまったのかも知れません・・・すみません』




『そう・・ごめん・・ありがとう。 これからもまた相談に乗ってくれる?・・・私、恐くて・・』




『えぇ・・勿論・・・』




美央の感性は鋭かった・・・



だが、目の前の問題に冷静な判断は考え付かなかった・・






「プルルル・・」




『美央か?ワシじゃ、来週には戻るそこで少し話がある・・・』



『私もお話があります』



『何だ?言ってみろ』




『このような事になったのも私の采配のミスです・・自分の資産を投資してでも、会社のダメージを埋めます。』




『フン・・何かと思えば・・当たり前だろ!当然じゃ!この役立たずが・・』




罵声を浴びせられ電話は切られた・・・






『当然だ・・・か・・・そうよね・・会長が一代で築き上げた会社だもんな・・』






何とか この危機を乗り越えて、再度登りつめよう・・



美央は前向きに考える様にした。



暫くの間は何をするのにもマスコミのネタになる・・ 



個人的な動きにも気をつけないといけない、そう思っていた





愛美・・・。




愛美は搬送先の病院での治療で体力の回復まではたどり着いていた 



だが、精神的なダメージが大きく、時折意味不明な言動や奇声をあげたりと 



まだまだ、時間のかかる状態であった



京介は数日間、愛美の傍にいた 




『愛美・・強くだ・・強く・・そして帰って来い・・』




意識が戻るのを祈った。



愛美は目は時折開けるが 



一点だけを見つめるだけ、意識的な反応は全くなかった




『愛美・・また来るからな・・・待ってろな』




プラン続行の為、関東に戻る事にした




ヒロシがNYから時期に戻るだろう・・・



そして美央を責めたて、なんらかの処分を下すであろう



そしてヒロシは愛美の居場所を探しまくるだろう・・




「そうそうお前の思い通りにはさせん・・・」






ヒロシがてんてんを発見に至った場合必ず殺すであろう・・



何としても、愛美を守ろうと考え念密なセキュリティープランも組んでいた。



愛美が見つからない以上怒りの矛先は美央へ向けられる・・



美央の誠意として出す金や気持がどこまでヒロシに伝わるものなのか・・・




一方的な歪んだ形の愛に着眼していた・・






それは・・まるで自分の事のようにも感じていた・・





数日後、ヒロシは日本に到着した。




会社の方には直ぐに向かわずNEOSホテルへ向かった。




『しかし・・・どうしたものかのう・・・』




ヒロシの財産と美央の財産を合わせれば急場は凌げるのは明確であったが 



そこまでの計算は出来ても、その後に対する手法が思いつかなかった





『会社の建て直しはともかくとして世間の愚民どもは納得せずに ギャーギャー騒ぐのだろうな・・・』




『あの小娘め・・』




ヒロシがNEOSホテルへ着くと直ぐに部屋の方へ通された



ヒロシが通された部屋はいつも利用するスイートルームでは無かった




『なんだ・・いつもと違う部屋だな』




「コンコン」




『誰だ・・・』




ヒロシはマスコミを警戒しながらのぞき穴を見た。




そこには見た事のある男が立っていた。



ヒロシは警戒しながらも扉を開けた




『直ぐ入れ』



『君は・・確か・・ラウンジのオーナーだったな・・』



『はい・・Gと申します』



『G君か。一体何の様だね・・』



『この度は大変な騒ぎになり・・・心中察しいたしております。』



『あぁ・・困ったものだよ・・小娘を信用したワシも迂闊だった。 また使っている人間も無能な奴らばかりだ。』



『例の女性の社長さんは頑張っているのではないですか?』



『フン。所詮女だよ、使えたものではない』



『ですが美央社長も被害者の一人と感じますが・・・』



『相手を読みきれん人間など無能だ、現に会社に多大なる損害を出している・・采配ミスは社長の判断が間違っていたと言う事だ』



『・・・勉強になります・・・。』




『・・・』




『この部屋の事なんですが・・・』



『ほう、いつもと違う部屋じゃないか?どう言う事なんだ?』



『いつもの部屋では外部に情報が漏れやすいと・・あるお方のご厚意で準備させて貰いました』



『ほう・・そんな気の利く奴がおるのかね? 誰かね?是非御礼をさせて貰いたい』



『はい。ですが その方は 自分の名は伏せるようにと言う事でして・・』



『・・・そうか・・ この部屋はとてもいいな。 何か特別な契約が必要なのか?』



『はい。会員制です』



『ほう。年会費はいくらだ?』



『一億円となっております。また一泊100万となっております』



『一億・・』



『NEOSシークレットルームで御座います・・』



『シークレットルーム・・・そんな部屋がここに存在してるとわな・・』



『はい 特典も多数御座います』



『特典とは?』



『会員様のみ、お伝えしております』



『何。このワシでも聞けんと言うのか?』



『申し訳ございません』



『腹立たしい奴だここの宿泊分は自分で払う』



ヒロシは相当腹を立てていた



会社が傾きかけているヒロシに取っては一億の年会費など払える訳が無い



『会長さん、良かったら御覧下さい・・』



そう言い概要のパンフを渡した




ヒロシは無言で受取りテーブルへ投げつけた・・・


















22:50:32
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12:16:48

『美央、てんてん君が見えたようだね』



『はぁっ、はぁっ・・はいっ』




美央はてんてんに、この事を悟られたくない・・



そう思い急いで服を着ようとした




『今、急いで準備します。』




『急がんでも良い、営業部へ向かわせた。商品を知るのは大事だろう・・そんな事よりだ・・美央・・』




急いで服を着ようとする美央の手を取った。




『ヒロ・・シさん・・急がないと・・』




『ここはワシがルールじゃ。』





そう言い美央の服をひんむき全裸にさせた



3人がけのソファーに美央を放り投げた




『まだ、終わっとらんのじゃよ!美央!』




ヒロシは美央の上に覆いかぶさり、挿入をしてきた




『久々の美央の体は最高じゃ!ホラッ ホラッ! ハッハッハ』




美央はなすがまま・・ヒロシのペニスを受け入れた




『ヒ・・ロシさん・・』




数分間、ヒロシは美央の子宮を突きまくった





『もう・だめ・・ヒロシさん・・好き、愛してる・・中に・・中に下さい・・』




するとヒロシの動きは止まった




『何を馬鹿なことを言ってるんだね?美央・・・』




美央は分っていた・・・



ヒロシは子供など求めていない・・・



会社のパートナーであり、自分の女である事しか求められて無い事を・・・






ヒロシは美央の腰を掴み激しく動き 



何かに取り付かれたような顔で腰を降り続けた




『馬鹿馬鹿しい事ばかり言ってるんじゃない!!』




美央の心の中ではヒロシに対する愛はどんどん薄れ始めていた



会社としてパートナーとして自分をヒロシが求めている事



その事を否定したかった



声に出して、愛していると聞ければ、我慢が出来る・・



そう思っていたのに・・



先の分らない道をいつまで歩けるか不安にも感じている



故にSEXでは確かめるように愛を口づさみ行動を求めた・・




『くっ・・いくぞ・・美央』




「スパン スパン スパン・・・」




「くぅっ・・」




ヒロシは肉棒を抜いた




『ほら、さっさと口を開けんか!』




『あがぁ・・』




「ズボォォ」




「ビクン・・・トクトク・・」




『スー・・・フゥ・・・』




『全部飲み干せよ・・・美央』



『・・・』






射精が終わるとヒロシはさっさと服を着てタバコに火をつけた




「シュボ」



「フゥー」




美央はソファーに横たわったまま、放心状態で天井を見続けた






会長室の天井・・・



全裸の自分・・・



タバコの香り・・・




哀しくて仕方がなかった・・





『いつまで、そうしてるんだね、ほら拭きなさい』





ヒロシはそう言いBOXティシュをテーブルに投げてきた




「ヒュン・・バン・・」




美央は無言で起き上がり股間を拭いて服を着始めた




『てんてん君が来るではないか、さっさと動け・・』




『はぃ・・・てんてんさんが戻る前にお化粧を直してきます・・』




小さな声で美央が言った




『うむ。早くしろ。』




ようが済んだら、いつまでもダラダラするなと言わんばかりに聞こえた・・




『はい。会長・・』




涙をぐっと堪えて美央は部屋を出た




トイレへ向かう途中、営業部の前を通ると



てんてんが楽しげに話をしているのが見えた・・







「私も・・彼女くらいに意思表示が出来てたのなら・・・」






トイレのの個室で大泣きした・・





髪を下ろしなるべく顔を隠すように・・・



泣いたことを悟られないように・・・



化粧をいつもより少し濃く塗った・・



そして鞄の中に入れていた、グラデーションの薄い眼鏡を掛けた。




「・・・切り替えなくちゃ・・私は社長・・」




寂しげな声は誰にも届かない・・



最愛であるはずのヒロシにも・・




トイレを出て営業部を前で立ち止まった






てんてんを取り囲み盛り上がる社員たち・・・




「仕事が楽しくて仕方が無い・・・私も昔はそうだったな・・・」




『あっ、社長だ』




営業部の人間が美央に気付いた




てんてんは美央に手を振った




美央は手を振り替えし役員室へ向かった




入口に居る秘書に言った




『てんてんさんを役員室へ来るように伝えて』




『はい』




美央は役員室の奥にある会長室をノックした




『失礼します。てんてんさんが間もなくお見えです』



『分った』




『では 自分の部屋で打ち合わせの準備をしますので・・』




そう言い部屋を出ようとすると ヒロシは言った。




『美央。髪を下ろしているほうが似合うぞ。眼鏡も知的に見える』




『・・そうですか・・ありがとうございます・・』




美央は会長室を出た。




「・・・うそつき・・・」





その数分後、てんてんは役員室に来た






「コンコン。」




『はい』




『てんてんさんがお見えです』




『通して』




美央は気持を切り替えるために自分の頬を軽く自分で叩いた




「パンッ」





『お疲れ様でーす(*´∀`*)』




てんてんは、にこやかに入ってきた。




『どうぞ(笑)』



てんてんはソファーに座ると一緒に来た営業部の人間とのやり取りや商品について話し始めた



美央はてんてんの話を聞いていた




『てんてんさん、これが今後の予定なんだけど』




スケジュールと資料を渡した




『凄い・・スケジュールびっちりですね・・』




『うん・・ごめんね。急いでるのよ・・』




『いえ、反対に嬉しいです(*´∀`*)』




『どうして?プライベートな時間が少ないわよ』




『それはそうだけど・・現場にこっそり来てくれると思うんで(笑)』




愛美は小声で言った




『えーそうなの(笑)今日も?』




『はい、近くで(*´∀`*)』




『今度、紹介しなさいよ(笑)』




『・・そのうち(笑)』




てんてんの、にこやかな表情を見ていると欝な気持ちは少し消えていった




『社長・・何かあったんですか?』




『なんで(笑)何もないわよ』




『髪型とか・・化粧とか・・いつもと違うから・・・』




『あっ。これ?てんてんさんに刺激されたの(笑)私も女として魅力的でありたいな・・って(笑)』




『本当ですか?(笑)でもとても似合いますよ(*´∀`*)それに美央社長はそんな事しなくても十分綺麗ですよ!!私なんて・・』




『もう(笑)・・何?お仕事もっと欲しいのかしら?』




『ばれました?(笑)なんて冗談です(*´∀`*)本当に感謝してます』




「ガチャ」




そこへヒロシが現れた。




『てんてん君、お疲れ様。地方への出張、本当に助かったよ』



『いえ、私は自分に出来ることをしたまでです』




『なかなか出来る事ではないのだよ、てんてん君。それと今後の展開なんだが・・君の前いた会社をうちで買収した。君は今日からそこの代表だ。』




『えっ?あの話本当だったんですか?』




『美央から聞いてるだろう?ウチとしても取引がしやすいようにせんとダメだからね。ショップの方もそこの法人を使うといいだろう』




『あの・・私・・そんなにお金ありませんよ・・』




『君へのお礼だ、何、そんなに金は掛かっておらんよ。これから稼ぐのだよ てんてん君』




『ですよね~(笑)』




『それとだね、ワシは暫く、日本にはおらんと思う、美央ときっちり打ち合わせしながら進めてくれたまえ』




『はい、出張ですか?』




『まぁ、そんなとこだ、これからの展開・・期待しててくれたまえ( ̄ー ̄)ニヤリ』




美央はてんてんとヒロシのやり取りを聞きながらスケジュールを見ていた





『美央・・頼むな』




『はい。会長』




『金の糸目は付けるな、使う時には使う、躊躇はいらん』




『はい』




『では、ゲレ社長の所に行き、そのまま飛び立つと思う。連絡は入れる。』




『お気をつけて。』




『うむ。』





ヒロシはポンポンと美央の肩を軽く叩き事務所を出た





『社長。会長忙しいですね~』




『(苦笑)・・そうね、あの人は仕事が生きがいみたいなものなのよ・・』




『仕事が生きがいか・・』




『あっ・・。ごめん、なんか変な会話ね。さぁ明日から忙しいわよ!』




『はーい(*´∀`*)』







翌日からてんてんのスケジュールは始まった。




CM撮り



イメージポスターの作成 



衣装合わせなど 




時間がいくらあっても足りないくらいであった



だが難なく、愛美はこなした




高い意識で仕事が出来る事



家に帰れば最愛の京介がいる事



それは毎日が充実され、心も体も満たされるようであった










『愛美、どうだ順調か?』




『うん。来週はショップのOPENでイベントに行きます。来てくれるでしょ?(*´∀`*)』



『あぁ。いつも通り、こっそり見ておくよ(笑)』



『ねぇ、京ちゃん、婚約発表しちゃおうよ!』



『京ちゃん・・?』



『いいじゃん、そう呼んでも』


『・・好きにしろ』



『好きにする(*´∀`*)』




『婚約発表は全てが終わってからな・・途中でお前の人気が落ちたら困るだろう』




『愛美はそんなに人気者じゃないですよ(笑)』




『そうか?お前をTVで見ない日は無い。それと外に出れば、お前のコピーみたいな女が沢山いる。人気者だよ・・お前は』




『そうかな?』




『あぁ・・』




『じゃあ、そんな人気者をお嫁さんに出来る京ちゃんは幸せ者ね!(*´∀`*)』




『あぁ・・そうだな』




『よーし頑張る。この仕事が終わったら・・約束だよ!京ちゃん』




『・・・プランが終わったらな・・』




『そっか、仕事だけじゃなくてプランもですね(*´∀`*)』





京介は立ち上がり大きな窓ガラスの所に立った





『あぁ・・そうだ・・約束する・・』




『ありがとう・・京ちゃん・・』




愛美は背中から京介にそっと抱きついた・・




二人の距離が徐々に縮まっているようで嬉しかった・・・














































01:10:42
海外進出まで目論むヒロシ,



既にてんてんは自分の手の中・・



ジワジワ金の力を見せつけ,

服従させたい・・そう考えていた。






愛美・・。






美央、愛美、スタッフ達は東京駅に着いた。



短い日数の中でのハードスケジュール、全員クタクタであった。



美央を始め、社員たちはそのまま会社に一端戻るようであった。



愛美はそのまま帰宅。




『お疲れさまでした~』



『本当にありがとう、てんてんさん。連絡を入れるね』



『はーい』





『ピリリリ』




愛美の携帯が鳴った





『あん。(*´∀`*)キラー様♪』




『駅に着いたか?』




『はい(*´∀`*)』




『Rホテルのラウンジに居る』




『今行きます(*´∀`*)』





愛美は直ぐに京介の元へ向かった。




ラウンジに着くと京介が愛美を見つけ手を上げていた



愛美は少し驚いた




「珍しい(笑)」



いつも人目に触れたくない、目立ちたくないと言い変装みたいな恰好をして現れる京介が



普通のスタイルでそこにいた




『えー。どうしたの?キラー様、いつもより素敵です(*´∀`*)』



『たまにはな・・(笑)』




京介は愛美に対して距離を感じさせない策に出ていた。




家でしか見れない普段の京介、少し無精髭が格好良く見えた。




『隣に座る(*´∀`*)』




『正面に座れ』




『イヤ(*´∀`*)』





京介は少し笑みをこぼした




『分かったよ・・(笑)』




今回の愛美の頑張りを考えると、この程度は許せる・・そう感じていた。






『今回はお疲れさんやったな、大成功みたいやなTVでお前の活躍を見ていたよ』




『そう?(笑)可愛かった?素敵だった?』




『フフ・・可愛くて素敵だったよ』




『きゃーん 嬉しい(*´∀`*)』




愛美にとって、誰に評価されることよりも、京介からの言葉が一番嬉しかった。




『愛美、今日はここで軽く飲んで食事をして帰ろう。明日からまたハードなんやろ?』




『うん。頑張ります!キラー様の為に(*´∀`*)』




『名前で呼ばないのか?』




『いいの?』




『キラー様だと、お前も言いづらいやろ(笑)』



『慣れちゃったけど(笑)』



『まぁ、好きなように呼べばいいさ(笑)』



『はい、少しずつ変えます(笑)』



愛美はとても嬉しそうだった・・




京介は愛美の顔を見ないようにした・・・




喜ぶ顔を見ていると、これから始めるプランを躊躇しそうになるからだった・・。






『愛美、俺を信じろ・・・何が起きても、それはプランなだけだ・・・強くな・・』




『はい(笑)どうしたのキラー様(笑)』




『お前を大事に想っている・・・』




『分かってるもーん(笑)』






愛美はこれから自分の身に降りかかる悪夢を知る由もなかった・・







翌日・・・




愛美は、次のCMの打ち合わせで「㈱ MIO」に向かっていた。



㈱ MIO ではヒロシが美央と話をしていた。




『美央、ワシは今後の展開を見越してアメリカに入る。東洋の魔女・・てんてん。彼女の売り出しに多数の著名人と会ってくる予定だ』




『アメリカ・・ですか・・?』




『そうだ、お前もNY支社には昔行った事があるな・・あそこはうちの中でもこれからのとこだ、ここで日本での業績とてんてん人気を上手い事回すのじゃ・・・これは絶好のチャンスなのだよ』




『では、てんてんさんもNYへ?』




『いや、最初に色々と用意してからだ、彼女が来る時はもう既に準備が整い全てが始まる時だ』




『凄いですね。てんてん様さまですね・・・(笑)』





美央は仕事とはいえ、ヒロシがてんてんに便宜を図るヒロシに憤りをかんじていた・・





『この件はてんてんさんにお伝えしていいのですか?』




『いや・・準備が整ってからでいいだろう。その間にお前はCM。例のショップの件を進めてくれ期間は一か月以内だ』




『一か月ですか・・?少し難しいのでは?』




『美央・・鉄は熱いうちに打て・・・と言うものだ、人気商売などいつ人気が落ちるか分からん。今、彼女の人気が最高潮に登ろうとしている。一日でも一秒でも早い方が良いのだよ・・そして金に糸目は付けるな、彼女はそれ以上の金を生む・・・( ̄ー ̄)ニヤリ』





『は・・はい・・。』







ヒロシは席を立ち上がり、美央の背後に立ち肩に触れてきた





『それよりだ・・・美央、部屋の鍵を閉めなさい・・・』



『えっ・・』




『早くしろ・・秘書に会長と打ち合わせ中に付き、来客は待ってもらうように伝えろ・・・』




『・・でも・・てんてんさんが間もなく・・』




『何?何か言ったか・・?美央?』




『・・い・・いぇ・・』





美央は会長室の内線で秘書に電話した



『あのね、これから急遽、会長と打ち合わせなの・・・』




ヒロシは電話をする美央のスカートを後ろから捲りあげた・・・




『ぁっ・・だから・・来客が・・』


『はい?』






ヒロシは美央の反応を見て楽しんだ・・・




『来客の方が来たら・・』






ヒロシはいやらしく美央の尻を撫でまわしていた




『はい、お待ちいただけばいいのですね?』




『そう、そうなの・・よろしくね。』




『はい』




美央は電話を切った





『ヒロシさん・・』




『美央、そこの書類があるだろう・・その書類を見ろ』




美央はヒロシに体を触られながら感じるのを堪え書類を手に取った




こう言う時のヒロシは言う事を効かないと何を仕出かすかは分からない・・・






『美央、その書類の中身なのだが・・ゲレ社の社長さんに口頭で伝えなさい。』




『えっ・・今ですか・・』




『そうだ、てんてん君が来る前に伝えなければならないだろう・・・彼の協力もあるのだからのう・・』




『・・はぃ・・・その電話中は・・』




『早くかけろ!!』





美央は言われるがまま書類を持ちゲレ社に電話を入れた。




「プルルル・・・」




『はい、いつもお世話になっています、ゲレックス社役員室、秘書の荒井と申します』




『株式会社 MIOの竹内ですが、社長はいらっしゃいますか?』





『はい、竹内様ですね、少々お待ち下さい』




直ぐに、ゲレ社 社長が電話に出た




『㈱ MIOです・・』




『これはどうも、これからですか?』




『はい?』




『ほら、てんてんさん。』




『そ・・そうです』




『社長。連絡お待ちしてましたよ(笑)それで、うちとしては・・・・』





社長は美央に自会社の納品の段取りと海外へ向けての商品の開発を話し始めた。




ヒロシは電話に集中出来ない美央をニヤニヤと眺めながら 



美央のストッキングに手を掛けた。



「!!」




美央は電話をしながらヒロシの手を抑えると・・・




ヒロシは美央の手を振り払い 




一気に膝までストッキングを下げた・・






「ズリリィィ・・・」




「あっ・・」



『どうしました?美央社長?』




『いえ・・何でも無いです・・』




『そうですか、では、てんてんさんの事務所の方ですが・・・』




長々と説明が続いた




『そうですか・・その件は・・会長の方には・・』




『ええ後程、お伝えしますが・・会長さん今日はお忙しいとかで』




『そう・・ですね・・』




ヒロシは平然を装い、電話をする美央をあざ笑うかのように



パンティ越しに美央のクロッチの臭いを嗅いだ・・・




「クンクン・・・」




「臭うね・・・美央・・」





ヒロシは小声で言った




美央の顔は真っ赤なった




恥ずかしくて恥ずかしくて仕方が無かった・・



だが、体は敏感に反応し立っているのが精一杯になってきていた




そんな表情をヒロシは見透かすように股間をグリグリと強くこねた




ヒロシが用意した書類は部数も多く 



これを全部伝える前に自分が耐えれるかどうか・・




意識が下半身へいって仕方が無かった・・







『社長!!社長?聞いてますか?』




『ええ、聞いてます。はい続きをどうぞ』




ヒロシは美央のクロッチをずらし股間を縦になぞる様にゆっくり舐め始めた




美央の体は硬直しながらも、力が抜けるような感覚が走った・・




「ダメ・・そんな汚い所・・舐めないでヒロシさん・・」




そう思うだけで何も出来なかった




一刻も早く電話を切りたかった・・




だが、ヒロシからの指示である書類の内容を伝えると言う命令が完追しないと



何をされるか分からない・・・



電話は続けざる負えなかった。




数分間、耐えながらもゲレ社長の仕事の意向と業務の展開を伝えた・・



それはまるで棒読みで誠意の無いような感じに聞こえた




『社長・・どうしたのですか?今日の社長はおかしいですよ・・話、聞いてないでしょう?』




『あっ・・ごめんなさい。少し体調が悪くて・・頭が働かないんです・・』




『そうでしたか、先に言って下さいよ(笑)だけど、てんてんさん来る前に決めてしまわないと・・ですよね・・』




『すみません・・』




ヒロシはニヤニヤしながら両手で尻を左右に開き顔を埋め




激しく舐め始めてきた




「うぐっ・・」




下半身をプルプルと震わせ、声を出さないように必死で堪えた




「カチャカチャ・・」




ヒロシの舌が止まったかと思うと、何やらベルトを外す音が聞こえてきた





「まさか・・この状態で・・」




美央の頭の中はそんな事が過ぎった




ヒロシは美央の下半身の入口に肉棒を押し当ててきた




「あっ・・」




『どうされました・・・?社長』




『いっ・・いえ・・何でも無いです・・』




ヒロシは美央の腰を掴み、奥へどんどん肉棒をねじ込み始めた・・・




美央は声を必死で殺しながらも、ゲレ社長の話を聞き返答した・・




肉棒が奥底にねじ込まれた・・






「ニヤリ・・・」




美央は腰が砕けるように机にしがみ付き、耐えようとしていた






ヒロシはゆっくり、ゆっくり腰を振り、肉棒を出し入れした




「うぐっ・・」




ヒロシは徐々に腰の動きを速めた・・









「それそれ・・ニヤリ」





パンパン音を出し始めた




ヒロシは無言で堪える美央の電話を取り上げ無理矢理切った






「ガチャン」




『この淫乱が!!』




尚もヒロシのピストンは激しくなった 




「スパン スパン スパン!」




美央は気が狂いそうになった





「うぐぅぅぅ・・・はぅっ」





『はぁ・・はっ・・ヒロシ・・さん・・もう・・辞めて・・辞めて・・』




泣きながら訴える美央を見て 




ヒロシはニヤニヤ笑いながら、より激しく腰をふった。




「パンパンパン」






『ほらぁ・・美央・・・いくぞ・・・』




美央の子宮を突きまくりエクスタシーを迎える時 



ペニスを抜き、美央の髪を掴みしゃがませた




『口を開けろ!早くホラッ!!』




『あがぁ・・』




美央の口に肉棒をねじ込み喉奥で射精した




「ドピュウ・・ドク・・ドク・・・」




『ほら、ほら、全部飲みなさい・・こぼすんじゃないぞ・・美央』




美央の口の中には、大量のザーメンが注がれた




勢いよく躍動する肉棒・・・



美央は涙を流しながら口の中でザーメンを受け止めた







「んぐっ」





『ふぅ・・どうかね・・美央 凄い量だろう・・ハッハッハ』




「プルルル・・・」




会長室のインターホンが鳴った





『ワシが出よう』



『どしたかね?』



『てんてんさんがお見えですが』




『そうか、少し待ってもらってくれ。そうだ、営業部の人間から商品の説明を受ける様に伝えてくれ』




『はい、分かりました』




秘書に伝えると美央を見て 




ニヤリと笑った・・・


























































07:33:04





思いがけない琴菜の行動に京介はプランの変更をせざる負えない状況であった。




「待てよ・・琴菜の執着したゆなへの想い・・これを利用しない手は無いな・・」




精神的には弱い、琴菜・・・



頭脳や才能は誰にも負けないほどの力があるのに 



自分に自信が持てずにいたが為、開花のチャンスを今まで逃してきた


また、情深く、愛する人へ欲求は他者には理解できないほどのものがあった・・



過去においての恋愛でも問題を起こしていた




「自分だけを愛して欲しい」



「自分だけを・・・見ないなら・・いっそ・・・」




この様な思想で相手に過剰な想いを強要し事件を起こしていた



その事件は、当時京介により闇に葬らさられた




人が一人死ねば、法的に必ず事件が明るみに出る・・・



京介は琴菜の理解者として存在し、琴菜に便宜を図ったのだ






「この人間はいつの日か・・・役に立つ・・・・」




京介はそう考えていた・・





『医療ミス・・だったんや・・琴菜はん、あんたは悪くない・・それより、これで彼も一生、琴菜はんの心の中で生き続けれる・・・幸せなハズや・・』




『はぃ・・きっと 喜んでます・・・』




琴菜はそう信じてならなかった



間違った事をした事実は分かっていたが、その事を精神性かいで全拒絶していた




『そうや・・・ワシはあんたを守る・・・心配無い・・・』




『・・・はい・・・』





この時にジャニスの協力・・



京介の裏社会での力・・・ 



政治的な力を使い、全てが無かった事になった




琴菜は京介の理解と便宜に感謝し



京介の役に立つ様に闇医者としての道を選んだ・・




『あんたの面倒はワシが死ぬまで面倒みてやるさかい、安心しぃや』



『本当にありがとうございます。京介さん』




精神的に大切にしてる人間を殺してしまう精神は・・・


本当に傷ついてボロボロだった・・・


自分の心を理解し保護をしてくれる人がこの世に居るなんて・・・

京介に心から感謝していた・・・







『どんな事情があるにせよ・・・今回の気持ちは分からないでもないが・・・琴菜・・お前の人生は・・もはやワシ次第やな・・・』



『・・・・許して下さい・・・許してぇ』








京介はジャニスに指示を出した・・




「ゆなの体力の回復」



「視力の回復」






その後・・・ゆなのプラン





『本当にいいのですか・・京介さん』




『あぁ・・適任やろ・・・ゆなには最後の最後まで頑張ってもらう・・・』




『琴菜はどうしますか・・?』




『琴菜は・・・』




京介は琴菜に対しゆなにしてきた行為を自分自身で体感させるように命じた・・




『お安い御用です・・・投薬はどうしますか・・』




『徐々に・・点滴にでも混ぜてやれ・・・』




『はい・・・』







ジャニスは琴菜を見つめた・・







『しかし・・琴菜と言えば、表社会にいる頃は優秀人間ででしたね・・・それが・・こんなになるとは・・』







琴菜とジャニスは直接的な知り合いでは無かったが、京介を通じ会った事が何度かあった。







「ゆな」「琴菜」の運命は、この事を切欠に変わる事になった・・・





二人の運命の矛先はジャニスに託された。




ジャニスは京介の指示通り動き、更なる使い勝手の良い傀儡にしよう・・



そう考えた。






てんてん(愛美)・・。





地方周りの仕事も順調に進み関東に戻る段取りで進んでいた。



岩手を最後に明日戻ると言う時にヒロシから連絡が入った。




『美央、地方の成果はどうだ?』



『順調です、現場でも商品が飛ぶように売れ在庫が足りないほどでした』



『そうか・・やはり彼女の現地への行動は吉と出たな・・帰ったら直ぐに次のCMに入れ』



『会長・・てんてんさんの事務所の件ですが、フリーのタレント的な扱いで次に入ると言う事でしょうか?』



『そうだな・・リゾート地の開発で彼女にショップをやらせることにしているだろう・・そこで個人事業主では格好が付かない。 会社をひとつ準備しておいた』



『そこを利用してCMの方もそこへ依頼なのですね?』



『そうだ、それだけではない、いざとなったらそこを利用し金を引っ張ることも可能だ・・・』




『えっ・・では、てんてんさんの為だけではなのですか?』



『美央・・・金を掛けると言う事は勝算があっての事だ・・無下にワシが金を放り投げると思うかね?』



『・・・』



『非道になれ・・・美央、世の中金の無い奴はクズなのだよ』




『・・・はぃ・・』




美央は電話を切った・・





『てんてんさん・・明日、関東に戻れるわね本当にお疲れ様 ありがとうね。』




『お役に立てればいいんです(*´∀`*)』




『一応・・次のCM撮りの件だけどOKが出てるわ・・』




『わぁ!ありがとう(*´∀`*)社長』




『で・・そのお金のやり取りとか個人での支払いは企業としては・・少し困る・・という事なの・・』




『会社が大きいとそういう事もあるかもしれないですよね~・・どうしよう・・でもやりたいです!』




『うん・・うちの会長が、会社を準備してるらしいわ・・そこで代表になって こなせばいいと・・』




『えー!!私が社長ですか??出来るかな・・(笑)』




『今、会社は簡単に作れる時代よ 誰でも社長になるだけならなれるのよ(笑)ただ・・』




『ただ?なんですか?』




『どうかな・・てんてんさんが何処かに宛てはないの?会長の思うツボ・・そんな気がして・・』




『宛ては・・・』





愛美は京介の事を考えた・・




「キラー様が社長で私が専務・・・そうしたら・・・」 



でも「うん」と言う訳が無い・・そう感じていた。




『アテはないんですよね(苦笑)・・・何か問題ありますかね?』




『無いわ・・・今のところ・・』




『今のところ・・ですか?』




『ごめん、私の考えすぎかもしれないから・・・じゃぁ明日も早いからもう休みましょう(*´∀`*)』




『はい(*´∀`*)』





岩手の某ホテルでの話であった・・・




愛美は自分の部屋に戻り京介に連絡をいれた。






『キラー様。愛美です、何してたの?(笑)』




『お前の事を考えていた・・』




『きゃーん嬉しい(*´∀`*)』




『どうだ順調か?』




『明日には戻ります。帰ったらCMの仕事が待っているそうです!』




『予定通りやな・・・』




『キラー様は考えとか纏まったんですか?』




『あぁ・・少し問題も起きたが・・それはそれで上手いように使う・・』




『・・・よく分らないけど・・順調と言う事ですね?』




『あぁ・・そうだ・・全て順調だ・・』




『なら あとは・・・私次第・・ですね・・』




『頼むな愛美、お前だけが頼りなんや・・・』





愛美は京介に頼りにされることをとても嬉しく感じていた。





『はい(*´∀`*) 私、頑張ります。』




『あぁ・・。』







ヒロシはてんてんのCM撮りやショップ経営のための段取りを整えていた。




『あー。もしもし ワシだが・・』



『これはこれは会長。』




『ゲレ社長、例の会社の準備は順調かね?』




『はい。元々てんてんさんの居た事務所の代表権を、彼女に変更する段取りで動いてます。』




『そうか・・・新たに新設するより話題性があってその方が良い・・・』




『ええ・・「頑張るてんてん。」として、メディアは彼女を応援することでしょう・・』




『よし、明日2人が戻る、その時にその話をしておく、その後ワシは一度海外のほうへ行って来る』




『NY支社ですか?』




『そうだ・・アメリカでもてんてんを・・アジアの魔女・・としてアピールする、合衆国からも、どんどんドルを巻き上げるのじゃ・・ハッハッハ』





『是非、その際には私にもおこぼれを・・(笑)』





『あぁ勿論だね・・・同志ではないか・・・』





ヒロシはどんどん金を産み出す様にてんてんを仕上げようとしていた・・・








































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