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13:24:47
京介は現地に着いた



振興開発中の現場では沢山の業者と思われる人間が集まっていた



ヒロシの根回しでCM撮りの取材をしたいとTV局の人間や何らかの取材陣が集まっていたようだった



愛美は撮影に入る前に多少インタビューに答えていた



万が一に備え、撮影が始まる前にマネージャー預けていたバックから携帯を出していた


それを見ていた京介は現場では成るべく事をスムーズに進ませる為に



電話では無く、メールにて指示を出す事にした



それと美央の動きを重要視していた



愛美からメールが来た




「キラー様 着いたの?」


「着いている。安心しろ」




愛美は少し恐る恐るなところもあったが 



少しずつプランに付いて理解しはじめていた



撮影は順調に進んだ・・




カットを変え何パターンも撮影をしているようだった。




その間、ヒロシはてんてんの姿を舐めるように見ていた。





「さて、てんてんは今日は時間があるのだろうか・・・もしあるなら彼女の夢(下着屋)の話でもしながら食事にでも誘うか・・・」




ヒロシは、美味しい餌を用意して話しを進めようと考えた






「何かしら、手土産的なものをぶら下げて話を進める」




「それが当たり前になり始めるまで・・その行動は繰り返される」




「そして術中に入り始めたら変化を入れ始める」





相手がてんてんだけに心理的な部分を付くプランの進行を考えていた



ヒロシ自身が非常にてんてんに興味を持ち始めたため投資も大きくても構わない



「それだけの金は返ってくる・・」



てんてんを利用しながら金儲けをし、自分の性の玩具に仕立て上げたい・・



ヒロシは焦らず信用を得る事が先決と考えていた




撮影は無事に終了した。




CMの仕上がりをスタッフ・ヒロシ・美央で確認した



イメージ通りの出来上がりと、ヒロシと美央は満足げであった。





『このCMであればうちの伸び悩んでいた商品も売れる事だろう・・・』




『そうですね、会長。CMに先駆けてサンプルを大量にばら撒きます 』




『うむ。それで行こう・・。』




てんてんが控室で着替えて、皆が集まる場所へ来た





『お疲れ様で~す(*´∀`*) どうでしたぁ?』




『最高よ!てんてんさん(*´∀`*)』





美央は直ぐにてんてんに駆け寄り伝えた。





『かなり気合い入れましたからね(笑)当然です(笑)』





悪戯顔でてんてんは答えた・・





『てんてん君。とても良い仕上がりだったよ。流石だね』




ヒロシも満足げであった






『(*´∀`*)ありがとうございます☆』



『それとだね・・てんてん君、今日は忙しいのかね?』



『今日・・ですか・・・今日は・・ちょっとぉ・・』





美央が気を利かせて会話に入り込んできた。





『会長、てんてんさんは次の仕事があるみたいなんですよ・・私の方でも完成を祝して打ち上げを企画したいと思っていたのですが・・・』




『何・・そうか・・・それは残念だね・・・では、今言おう・・』




『(*´∀`*)?』




『例のショップの件だが我が社で全面バックアップする。ただ条件としては君のお店だ・・そして君がイメージガールだ・・どうかね?』




『ショップですか?』



『君の夢の話しだよ』




『えっ?』



『下着屋さんだよ』



『えぇーー!!本当ですか?』




『あぁ、悪い話じゃなかろう、君はかなり協力してもらってるからね、それぐらいはしても当然と言えば当然だ。なぁ 美央』





美央には知らされていない話だけに多少戸惑った・・





『まぁ、確かに・・ですが・・そう言った話は・・私もちゃんと把握してないとダメなので・・どうかな?てんてんさん時間・・少しだけでも取れないかな・・』





そう言い手でゴメンの仕草をした・・





『・・・約束があるんです・・』




『どうしても無理かね?』




『いえ・・その・・』




『まぁいい。分かった』



『ちょっと待ってもらえますか?話してきます・・』



『そうしたまえ ビジネスの話だからね~ハハハ』





愛美は京介に電話をいれた・・




「天国にあなた~一番近い島~♪(京介着信♪)」




『どうした?』




『少し面倒な話になってきたんです・・・』




『言ってみろ』




『この開発地でショップの経営をしないかって・・全面バックアップしてくれるって・・その話を少ししたいから時間を開けて欲しいって言われたの・・』




『ほう・・面白そうな話やないか・・』




『じゃあ・・話を聞いてから帰る方向でいいですか?』




『あぁ・・皆の所に戻る前に一度こっちに来い、インカムを渡す・・その方が安心やろ?』




『はい(*´∀`*)』




電話をしながら京介の待つ場所へ向かった。







『キラー様ぁ(*´∀`*)』




愛美は抱きついてきた




『頑張ってるな、ありがとう・・ほら これを・・』





インカムを手渡した





『うん。ねぇキラー様 』





愛美はキスをせがむように目を閉じ唇を向けてきた




京介は愛美は安堵を求めているのだろう・・そう感じキスをした



これからが頑張りどころ・・・愛美のメンタルを高め 



高い位置で行動してもらわなけれなならない・・



そう考えていた。





『ねぇ、キラー様。今日帰ったらエッチしたい(*´∀`*)』




『あぁ、ハメ倒したるがな・・』




『うん。じゃあ 頑張る!!』




『頼むな、お前だけが頼りなんだ・・・愛美』




『キラー様ぁ(*´∀`*)』




愛美は京介に頼りにされている事を嬉しく感じた




『じゃぁ、待っててね(*´∀`*)』




『あぁ・・』




再び皆の集まる所へ戻った





『会長。すみませんでした。予定を遅らせました』




『そうか・・では食事でもしながら話を進めようか・・』





ヒロシは予定をキャンセルしたのでは無く、遅らせた事を不満感じた・・・




『美央・・この辺で一番高級なホテルのレストランでも予約しなさい』




『・・はい。』





直ぐに美央は予約を入れた・・





『会長、OKです・・てんてんさん少し移動するけどいいかしら?』





「承諾しろ」(京介のインカム指示)





『はい(*´∀`*)勿論OKです』





美央が近寄ってきて小声で聞いてきた




「大丈夫なの?」




「はい(*´∀`*)」




「ごめんなさいね・・」




てんてんはニッコリ笑い会釈をした




インカムを付けている愛美は安堵があった・・



キラー様からの指示ならば間違い無い 



万が一があっても必ず助言や手助けがある・・そう感じた。



勿論、京介もそのつもりでいた。




ヒロシ ・ 美央 ・ てんてん ・マネージャーはホテルのレストランに着いた。




席に着き、ヒロシは早速本題に入った


「リゾート地での展開」 



「ショップの複合」



「今後の開発の展開」





『この他に イベント関係も充実させたいと考えておるんじゃ、その為にも てんてん君の力を貸してほしい・・ただ 協力では無く総合的にだ。この開発地で君の財も増える面白い話しじゃろ・・・ビジネスとは総合的に投資する方が儲かるのじゃよ・・・』





『凄いですね。でも私でいいんですか?』





『君はすでに我が社のイメージガールでは無いか、君以外に誰がおるんじゃね?ワッハッハ「MIOグループ」がバックに付いてると言う事だよ ワッハッハ』




『凄いですね・・なんか圧倒されちゃいます・・』




「愛美、「是非やらせて欲しいと言え」・・事務所に対しての不安や不信感もあると言ってな・・・」





愛美は、さりげなくうなずいた・・




ヒロシが更にこれでもか・・と言うほど好条件を付きつけた



美央はヒロシの言う事を一つ一つ確認するかのようにメモを取っていた



その姿は決して気分の良いものではなさそうであった・・






『是非やらせて下さい。事務所に対しての不安や不信感が強くて・・・』




その言葉を聞いてマネージャーは慌て始めた・・





『てんちゃん・・それは・・一度事務所に戻って社長に報告するべきだよ・・勝手な判断は・・・』




『おい・マネージャー、お前には関係無い話だろう黙っててもらおうか・・お前のような虫けらなど一瞬だぞ・・分かるか?』




『す・・すみません・・ですが・・しかし・・』



『なんだ?』



『いえ・・出すぎた真似をしてすみませんでした・・』



『分かれば良い・・君の名は何だ?』



『横山と言います・・』




『( ̄ー ̄)ニヤリ・・そうか・・』





その後、インカムを装備した割には活躍することもなく話はヒロシ主体で動いた・・・





1時間後・・・




『時間を取らせて悪かったね・・てんてん君、では、また連絡する・・』




『こちらこそ(*´∀`*)色々とありがとうございました』





ヒロシ・美央は共に関東へ向かう事にした・・



てんてんは京介と一緒に帰りたい・・・そればかりを考えていた・・









































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