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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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19:05:56

~回想~








千佳の心の中の思いは身を切るようであった・・・








何故、京介を好きになったのかは覚えていなかったが 





いつのまにか、京介がいないと生きていけないと思うほどに 





京介を愛している自分がいた。





切欠なんて、どうでも良かった・・。








京介のお嫁さんになれる。







この想いが、千佳の本体の意思を強めていき 






自我との境界線を壊した。










その反面、自我も本体の意志が強まり、自分の思い通りにいかなくなり 






サタンの人格を利用し凶暴化してきた。







それは、本体による睡眠薬と薬の制御が切欠となったのは言うまでも無かった。






最初は、自我と上手くやっていけば、どんな形であれ幸せになれる。





そう思っていたがその想いは、京介を想えば想うほど 




崩れ、自分だけのものにしたい。






そう言う気持ちが変化していった









自我も本体のその気持ちに気付き 




サタン(呪文)を利用し本体を消そうと試みる・・・






本体は、その感情に気付き薬を大量に摂取し 




自我を封じ込める戦法を取った。







そんな、千佳の体の中の出来事に京介は気づく事も無く 




多少の問題はあるが何とか上手くいかせようとしていたのが事実であった。






千佳は、薬をすり替え自我を抑えようとした







だが、自我の力はどんどん強くなり、このままでは消される・・




その危機感から薬の量を増やさざる追えない状況に陥った。







最初は 2.3袋だったが・・・




レストランに外出した際、自我 ・ サタンの人格が本体を押さえ込み出てきた事が切欠で 




その後、自滅的な数を飲み始める。








サタンの呪文の人格が京介に吐いた言葉・・・




自我の京介への言葉・・・




「これも、私なの・・・」




完全にメンタルバランスを崩している 




人格が壊れていっている・・








「愛してる」




「愛されたい」




「幸せになる」




「幸せになりたい」








本体は、それを一番に考えた・・





京介の事がとても大好きで 




本当に誰にも取られたくない・・・






自我の自分では、奥さんとしてはマイナス。






自分が愛されたい。




そして愛されている。






そう感じていた。






ホテルでの行動は自我との完全対決を意味した。









『星』・・・




わらに縋るような想いで京介に伝える・・・









『星を見たい・・・』





本体の記憶の中、星は昔から大好きなもの・・・







生まれたときから、今日の日の事まで星は知っている・・・







その星に「願い」をどうしても願い




叶えたかった・・・








叶うはずがない・・・








もう・・自分は・・・






そう言う、思いを跳ね除ける為にも 





自分が自分で、あるためにも星に願いを込めた・・・









そして





皆に今の自分が幸せなんだ・・・





私は幸せになるんだ・・







最愛の京介とずっと一緒であると・・







公言すかのように・・・









自分に言い聞かせるかのように・・










叫んだ













自分の身体は、もう・・限界が来ている・・・・







そう感じる部分もあり  









あえて否定し続けたい。










嘆きにも似た願いでもあった。




















二人は、ゆっくりと部屋に向かった・・・・












『ねぇ・・・京介さん・・・』











『ん?なんや』















『私の何処が・・・好き・・なんですか?(*´∀`*)』





































12:29:07
千佳は、すぐに個室に入った・・




「はぁ・・はぁ・・・っ・・」






息苦しく、何か押さえつけられているような感覚ががあった







「・・・はやく・・はやく・・・」





慌てながら鞄を漁り、薬を出した・・・






呪文は、そうもたないであろう・・・




それは、千佳が一番理解していた






感覚的に、身体の半分くらい自我が出て来ているような感覚があった。




鞄の中に携帯していた水を飲みながら  




「1袋」




「2袋」




「3袋」
















「あぁぁぁ・・・ダメ・・・もっと・・・あぁ・・・」





千佳は、次々に薬を飲んだ・・・・








京介は千佳の戻りが遅いのが気になった・・・







「まだか・・・仕方無い・・・薬を飲ませるか・・・・」








千佳の携帯に電話をした・・・











「会いたくて・・会いたくて 会いたく あなたに・・すぐに・・」(千佳着♪)



(原田知世氏  「早春物語」より)









「は・・・はぃ・・・今、出るところです・・・ごめんなさい・・」







違和感があった・・・






千佳は床に座り込み、放心状態であった・・・




千佳の周りには薬の開袋が12袋あった・・・







「・・・もう・・・大丈夫・・・もう・・・」








ふら付きながらも立ち上がり、京介の元へ行った











『ごめんさい。少し 気が動転して・・過呼吸になっちゃったんです・・』






『そうか・・・千佳・・・ほら・・・』






京介は千佳に薬を渡した・・・





千佳の差し替えた、風邪薬を・・・京介が渡した・・・








千佳は京介の優しさに、涙が出て止まらなくなった・・・







『ごめんなさい・・・ ごめんなさい・・』




『おい、どうした?ほら、早く飲んでおいで(*´∀`*)』








千佳は風邪薬を受け取った




胸が締め付けられるような気持ちになった・・・







『わたし・・わたし・・・』




『ええから、なっ、今日は特別な日や、明日からちゃんとしよう(*´∀`*)』







千佳は、喉まででかかった事実を伏せた・・





薬のすり替え




薬の大量に飲んだこと・・・







『ありがとう(*´∀`*)京介さん。私、もう大丈夫です』





『そうか』







多少の沈黙があった・・・。







『あの・・星が見たいです・・・』





『そうか、行くか(*´∀`*)! 』





千佳の好きな星空を見せに 




小高い丘へ向かった・・・






辺りも薄暗くなってきて、星が少しずつ光を放ち始めた









千佳は京介の手をギュッと握りしめた・・・





心の中で 











「何処にも行きませんように・・・京介さんとずっと居れますように・・・」







星に願った・・






『綺麗やな・・・』




『うん・・・』









京介は千佳を見た・・・






千佳は嬉しさと、悲しさが入り混じったような表情に見えた・・








『京介さん・・・恥ずかしい事していいですか?(*´∀`*)』







『なんや?』





『叫びたいんです』







『なんて?』





『聞いてて下さい(笑)』








『あのねー!わたし。京介さんと結婚するのー!!幸せになるのー!!』













千佳は泣きながら叫んでいた・・・










千佳は自分の身体に起きている事を理解し始めた・・・









故に反発したかった・・・




認めたくなかった・・・







そんな千佳を見ながら京介は・・










『幸せになるぞー!!!』














千佳は、大粒の涙を流し京介にしがみ付いた・・・








『いつまでも・・・一緒・・・』






『あぁ・・・』








それから、二人はゆっくり歩きながら 部屋へ向かった。









02:10:23
翌日




目覚めると、千佳は出かける準備をしていた。



『おはよう御座います(*´∀`*) ドレス今日行くんですよね?』




『そやな。今 起きるわ・・。』




千佳は楽しそうに着替え、化粧をしていた




『京介さん、お薬飲んでいいですか?』




『あぁ、自我は出てきて無いようだが・・・もう飲むのか?』




『・・はい・・』







千佳は薬を飲んだ・・・。





京介が出かける準備をしている間、千佳はとても楽しげに仕切に色んな話をしてきた。




そんな千佳を微笑みながら話を聞いいた







『あのぉ、京介さん!』




『どうした?』




『私、頑張ります!!可愛いお嫁さんになるから、見捨てないで下さい!』





『わかっとるがな(笑)』




『今の私でいれるように、頑張りますから・・・』




『どちらでも構わない。お前には代わり無いし、いつまでも一緒さ・・』




『(*´∀`*)はい。』







ウエディングサロンに向った


















『いらっしゃいませ(*´∀`*)お待ちしてました!』




めぐは、直ぐに二人の元へ来た




『奥様。とても素敵なドレスが出来上がりました。是非ご覧下さい!』




千佳の顔は、パァっと明るくなったように見えた




『はい。早く見たいです!!』




『行っておいで。ここに居るから(笑)』





めぐは千佳を連れてドレスを見せに他のルームへ行った





京介は待ちながら鞄の中身を見た




「薬はあるな、今日は、また欲しがる可能性があるな・・・特別な日やしな・・・」





そう呟き、薬を持ってきているかだけを確認した。





数分後・・・




ドレスに着替えた、千佳が現れた





『御主人さん・・・奥様、とても綺麗ですよ(*´∀`*)』




めぐの言葉に京介は振り向いた





そこには・・・




今まで、見たことも無いような「天使」のような、千佳がいた・・・





言葉を無くし、驚いた・・・





『ほら。御主人さん、何か言って上げてくださいよ(*´∀`*)(笑)』




『・・あっ・・あぁ・・・』





千佳はモジモジしながら・・・




『大事ぃ?・・・』




『素敵だよ・・・本当に綺麗だ・・・』




千佳は泣き出した・・




『ありがとう・・・ありがとう・・・』





『奥様、泣いちゃだめですよ(笑) ほら 笑って(*´∀`*)』





『うん・・』





千佳は京介の元に駆け寄った  





『これから・・も・・よろしく御願いします・・・』




千佳を抱きしめた・・





『あぁ・・・幸せ・・・ 大事・・・。』






『もう。(笑)お熱いですね・・(*´艸`)』





めぐは真赤な顔をして、二人を見ていた





『式はいつですか?』





『ドレスが出来てから予約を入れようと思ってたんです。・・これからですね』




「結婚式・・」



千佳の心は割れるくらいに 「ドキッ」と なった





『えっ・・式も出来るんですか・・』




『嫌か?』




『もう幸せすぎる(泣)嬉しすぎる・・・』





『ささやかな式にしよう・・。派手なのがいいか?』





『ささやかなのが良いです・・・大きいと壊れたときのショックが大きいから・・・』




『何を馬鹿なことを言ってるんだ(笑)』




『二人・・二人だけの結婚式がいい・・ 今の私と京介さん・・。』




『お前の好きなようにしよう・・なっ。』




『うん(*´∀`*)』





『めぐさん。ここで写真は撮れないのかな?』




『撮れますよ(*´∀`*) 是非 うちにも飾らせてください』




『えっ・・飾るんですか・・?』





千佳は恥ずかしがった







『私の可愛らしいお客様と、私の自信作です。費用は私の方で持ちますので 是非(*´∀`*)』





『だってさ・・千佳・・(笑)』




『わぁ・・凄いです(*´∀`*)』




千佳は、めぐのウエディングドレスのモデルとして数枚の写真を撮った・・。







『京介さん・・ありがとう・・ 嬉しすぎて、なんか意味が分かりません(笑)』




『そうか(笑)俺もだよ・・』





普通のウエディング写真の他にもめぐに頼み込み




普通の自分を撮って貰った





ドレスを着ながら京介に、くっつき甘えるシーン。




抱きついてキスしてるシーン。





今までのウエディング写真の根底を覆すような、写真を数枚要求した。








『奥様、凄く可愛いですよ(*´∀`*)』





『御主人、実はこのドレスには秘密があるんですよ!』







『へへ(*´∀`*)大事です』




『どんな?』





千佳は、ドレスのスカートに手を掛けた  




見た目はワンピースのように見えていたが違った







スカートを外すように脱ぐと 




中に、ミニスカートが隠れていた






『ダブルの装いが出来るようにしてます。可愛らしい奥様でしたし、スタイルも良かったので、脚を出してキュートな所をアピールしてみたいと思いまして』







清楚なドレスは 急にセクシーが増しながらも、可愛らしい、ドレスに変わった





『どうですか・・(*´∀`*)?』







千佳は恥ずかしそうに聞いてきた








『最高だ・・・今すぐ 犯したい・・・』






小声で 千佳に告げた・・









『はぁ・・嬉しいぃぃ・・・』






二人の会話はめぐには聞えていなかった。











撮影も終わった













『ドレスは郵送にいたしますか?』








『持って帰ります!』









千佳は京介の指示を仰ぐ前に、自分から言った。










『大きいですけど、大丈夫ですか?』









『世界に一つの宝物ですから、自分で持って帰りたいんです。』







『分かりました。では、梱包します少しお待ち下さい(*´∀`*)』









『ごめんなさい・・・自分勝手な事言って・・・どうしても、そうしたいんです・・。』





『構わないさ』





『じゃあ、一度タクシーで戻って、部屋に置いて来るか、そして またデートに出かけたらいいやろ・・。』




『嬉しいぃ(*´∀`*)。はい』






ドレスを持ち、いったん部屋に戻る事にした・・・。





部屋に戻ると、千佳は少し疲れているような表情を見せた。




『少し休むか?』




『大丈夫です。帰ってきたら、またドレスを着てみたい・・・いいですか?』




『あぁ、いいとも・・。』





千佳は自分の中の自我が出てきそうになっているのが分かっていた。






ドレスを着たいのだろう・・・ 



可哀想だが封じ込みたい・・・



その為にも追加で薬を飲まざる追えない・・・





京介がWCに行った隙に薬を飲んだ・・・




短時間で飲む薬の効果は絶大なものがあった。





自我は、再度封じ込まれ眠りに着いた。





本体の千佳は激しい頭痛に襲われた。





『どうした?』





『いえ、何でもありません。』





違和感を感じた




『自我か?』




『少しそれもあると思います・・・でも大丈夫です』









激しい頭痛は徐々に治まり始めた







『もう大丈夫です』




『ほんまか?無理はあかんで』




『本当に大丈夫(*´∀`*)』




満面の笑みだった




それから二人は色々な所へ行った  




だが、千佳の記憶には何処に行って何の話をしたのかは残っていなかった。











自我との境界線 。








自我を封じ込めている 




自分との葛藤。





そればかりを考え込んでしまってた。






少し体調が良くないように見えた





『今日は どうしたんだ?体調が悪いなら無理をする必要はないぞ・・』







『大丈夫です・・・。嬉しすぎて気疲れしたのかも知れません(笑)』






夕方、食事をしにレストランに入った。




互いに注文をして話をしていると千佳に変化が生じてきた









『あの・・・きょ・・・・きょ・・・』





『どうした?』








千佳は下を向き、ピクンと反応した













『大事・・・許さない・・・・』












その言葉は、強い口調で怒りに満ちた感じがした・・・










上目遣いで京介を見た







『京介しゃん。千佳の大事。本体、許さない・・・』






我慢の限界を超えた、自我が無理矢理出来たのだ・・







言葉の節々に 『サタン』 の強さを感じた。






『千佳、何が有ったんだ?』





『本体、千佳、封じ目込めた・・・薬、沢山飲んでる・・・』







『馬鹿なこと言うな薬はここにある』







京介は鞄の中身を確認した。







『間違いない』





『本体、何処かに隠してる、絶対にそう・・・許さない・・・』






千佳の表情は完全に怒りに満ちていた・・






『千佳、少し落ち着け・・・』









『うるさい!! お前も許さない!!』









千佳の声は、レストラン中に響いた






千佳は京介に刃向ってきた







千佳を連れレストランから出た





自分の爪をかじりながら、何かブツブツしゃべっている千佳・・・







京介は千佳の両肩を掴み 






『シッカリしろ!千佳!』





『京介しゃん・・・大事、嘘、本体だけ大事・・・』





『そんな事は無い!お前も大事だ!!』






『絶対に嘘!!』






『いい加減にしろ!!』






京介は千佳の頬をぶった・・・








「バチーン」








千佳は路上で倒れこんだ・・・







叩かれた頬を手で押さえ









『何が大事だ・・・・』









サタンの人格が完全に出てきたいた・・・






京介を凄い形相で見てきた












『ガラスの破片・・・』









千佳は、一瞬動きが止まった・・・








崩れ落ちるように、しゃがみ込んだ・・・






自我に戻りつつある・・・千佳






「千佳の中で 一体何が起こっているんだ・・・・」






叩かれたのがショックだったのか・・・





千佳は泣き出していた・・・







『だいじなのに・・・だいじなのに・・・(泣)』








『ごめんな・・・』








『我・・・最強なり・・・』








呪文を唱えた・・・








千佳は、白目を向いた・・・




固まり本体を呼び起こした・・・







『はぁ はぁ はぁ・・・はぁ はぁ・・』






呪文はそうそう長い時間は効かない・・・




そう京介は感じていた・・・








『ありがとう・・京介さ・・ん・・呼び戻してくれて・・はぁっはぁ・・』






『千佳・・・どう言う事だ・・』





『その前に、トイレに行かせてください・・・化粧を直したい・・・』





『そんなもんはどうでもいい』





『御願いです・・・京介さんの前では綺麗でいたいんです・・・』









『分かった・・・すぐに戻って来い・・』







千佳は化粧直しに向かった・・・・


































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