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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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08:44:39





~回想~

・・・京介









「何故、傀儡として、千佳が特別なのか」







京介は考えた・・・










確かに、当初の目的とは全く違う方向性に進んでいる



















本来は、「株式会社 MIO」の秘書として働く「綾瀬 千佳」を使い







「竹内 美央」社長に接近をし、会長である「闇田 ヒロシ」の会社へ破壊工作を行う予定だった







この目的は、以前として変わりは無かったのだが、少しずつ歯車が崩れていた







千佳は駒としては一番、㈱ MIOに近い存在







特殊ドラックによる、精神破壊と精神構成を行い、思いのままの傀儡として作り上げたはずだった







最初は順調に進んでいたはずの、精神コントロールが思い通りにならなくなり







自己の意思を持ち考え、思い、動き出した







その中で、千佳の中に大前提として残ったのが










「哀川 京介」の存在であった










京介は呪文によるコントロールを行いながら、プランを進行していた。







千佳の中に作り上げた人格







「自我」







「サタン」







この二つであった。







そこに誤算が生じたのが、元々の本人の気質であった







「本体」の存在であった










実際は、元の記憶を全てDL(ダウンロード)し、本体は抹消の予定だったが、










「自我」の不安定さが、どうしても「本体」を頼らざる終えなかった










そうこうしているうちに、本体の意志が強まり、自己改革を起こし始めた










京介の考えとしては、「自我」「本体」「サタン」この三つの人格を上手い具合に動かし










それでも尚、プランを進行させるつもりであった










だが、それはままらわなくなってきた










「自我」のあまりにも幼児的な気質







「本体」の懸命さ







「サタン」の凶暴性







人格形成の中で、身体が持たなくなってきていたのだった







「その中でも、懸命に生きようとする」







「京介の為に動こうとする」













千佳に取り込まれ始めていたのだった










「傀儡に感情を入れては、自分が取り込まれる」










傀儡師のつもりが、いつの間にか自分が傀儡化してしまう
















今までにも、そういった傀儡師が沢山見てきた、京介としては




まさか、自分が取り込まれているとは気づきもしなかった













「千佳」は特別・・













あまりにも速い、人格構成の分裂







あのまま、「㈱ MIO」においておいたのでは、プランとして危険







退社後、放置しておくのもどうか?







まだ、見込みがあるのでないか?







その中で、垣間見る







自我と本体の気持ち







あまりにも健気(けなげ)気持ち







今まで、人を愛する事や大事に思うことなどなかった京介に衝撃を与えたのだった













「命を掛けて人を想い愛する気持ち」










それに何の価値があるのか?










沢山の疑問の中、プランとは逸脱した







京介の人間としての「心」の扉をが、千佳により開けられた







言わば、京介が千佳に取り込まれた瞬間でもあり







千佳を一人の人間として見た瞬間でもあったのだった
















千佳の異変に気づくのが遅かったことの後悔







傀儡として、人として大事に想っていた本音







それを「自己否定」しながら突き進んだ想い


































「千佳が、京介の首に手を掛けた・・・」



































01:17:49




『・・・私の・・何処が・・・好きですか』







『全部だよ、どんな千佳でも愛せる。心配するな・・』





『本当ですか』






千佳は嬉しかった





『京介さん、大好き!大事ー♪』






『おいおい(笑)』







『京介さん、楽しい時間は本当にあっと言う間に過ぎて、なんか凄く勿体無い・・・そう感じます。』





『そやな・・・(笑)』









二人は、そんな話をしながら歩いているうちに部屋に着いた。







京介は疑問に思っていた事があった・・・






レストランでの変貌から呪文を唱え、本体を呼び出し薬を追加した




その後、自我の出てきた気配は全く無い・・・





自我に打ち勝って行る方向で動いているのか・・・





果たして、本当にそうなのか・・・ 





千佳が夕食を作っている間、ずっと考えていた・・・



自我が言っていた




「本体、嘘つき薬沢山飲んでる」




「一体、何を意味しているのか?」




「過去の話なのか?現在の話なのか?」






京介は自分の鞄の中身を確認した・・






「薬の数は減っているような感じは無い」





薬を取り出し、まじまじと見ようとした時に、千佳が料理を運んできた







『お待たせしましたぁ!ダーリン(笑)』








京介はとっさに薬をしまいこんだ・・






『ダーリンか・・(笑)待ちわびたよハニー。これでいいか(笑)?』




『はい(*´∀`*)♪』




『美味そうだな!』




『どうぞ召し上がれ!』









千佳は、京介が食べるのをニコニコしながら見ていた






『なんだ・・食べへんのか?』




『うん。少し気持ち悪いから・・・』




『薬、追加したもんな・・水分だけでも多めに取る様にせなあかんで』




『・・はぃ・・』







千佳は、その日合計で「15袋」の薬を摂取していた・・・







心の中で「薬はもう半分しかない・・」





不安な気持ちでいっぱいであった・・・






ここで、自我が出てきたら絶対に自分に仕返しをするに違いない・・・・





得体の知れない力が、自分を封じ込め、



自我を前面に出してくるだろう





そうなれば、いつ京介の元へ出てこれるか分からない・・・









「薬が無いと・・・もう会えないかもしれない・・・」






千佳はいつの間にか考え込んでしまっていた・・





黙り込む、千佳






『どうした?』




『どうもしませんよ!大丈夫(*´∀`*)それより、食べたら御願いがあります』








『分かった(笑)あと少しで誕生日だしな(*´∀`*)』





『あと5時間で、誕生日だぁ(*´∀`*)良かったぁ、今の私で誕生日を一緒に過ごせるんですね』





『そうやな・・・その件について、少し聞いていいか?』










千佳は「ついに、その話しが来た」そう思った  




必ず、京介が違和感を感じ質問してくると思っていた。







『はい(*´∀`*)』






『大丈夫なのか?その、もう一人の方は・・・』






『大丈夫みたいです。京介さんに、怒られたのがショックだったみたいで出てきません。あと、夕方、お薬飲んだから・・・』









『そうか、ならええねんけどな・・・ほらドレス見せたいとか言うてたやろ?』








『いじけてるみたいです。私が代わりにもう一度、着て見せます(*´∀`*)』





『着たいんか?』




『はい(*´∀`*)だって、私は京介さんのお嫁さんです。いつでも貴方の傍にいて、いつも愛して、愛されて・・・』








千佳は、しゃべりながら泣き出した・・・







『千佳・・』






『いつまでも・・・いつまでも・・・一緒・・・』




『どうしたんや・・・』





『愛してる、愛してる。大事・・京介さん・・・』








泣きながら縋りついてくる千佳・・・






千佳の頭を撫でた。







『ほら、ドレス着るんやろ?泣いてたらあかんで(笑)』







千佳の涙を拭いた





『はぃ』



その後、少し話を交した




京介は、自我と本体の境界線の話をしたかったが日を改めることにした







『ごめんなさい・・・今、片付けますね・・(*´∀`*)』










千佳は、食事の後片付けを始めた・・・









「この時間が永遠であれば・・・」




「このまま、自分でいれる時間が続けば・・・」









千佳は、片付けが終ると言った







『京介さん、ドレスに着替える前にシャワーを浴びて良いですか?』




『今日は、色々歩き回ったしな一緒に入るか(笑)』




『えー(笑)なんか恥ずかしいです』




『どうしてや?』




『ドレスを着るから・・(笑)』




『そうか(笑)お楽しみには後にやな』




『そんな感じです(笑)』











千佳は、シャワーを浴びにバスルームへ行った・・・









「身を清めてドレスを着たい」 







「新しい下着を準備して」





「本当の自分で・・・」










その時・・









「ズキン」







激しい頭痛が千佳を襲った







『あっ・・・・』







「薬をあんなに飲んだのに・・・・もう・・・」










千佳は、心から恐怖を感じた・・・






「恐い・・どうしたらいいの・・・」






京介は、何も気付かずにTVを見ているようだった・・・






「今、出てこられたら、もう戻れないかもしれない・・・」








千佳は、薬を取りに部屋へ一度戻った







『おっ・・どうした?』






『メイク落とし、鞄の中でした(笑)あと、ドレス取りに来ました(*´∀`*)』




『そうか(笑)』







京介は、直ぐにTVを見始めた。






何事もなかったように、千佳は薬を入れている鞄を取り部屋を出た










「上手くいった・・・・」








激しい頭痛は続いていた・・・







頭の中には、徐々に苛立ちにも似た感情が出てきた






「怒りの人格だ・・」









そう感じ、急いだ・・・






京介に、ばれないように、薬を飲み始めた・・・





「早く・・早く・・」




焦りで手元が震えていた






「2袋」で頭痛は止まった・・






感情も少しずつ穏やかになり始めた・・









「良かった・・もう残りが少ないから・・・」









急いでシャワーを浴びた









「もう・・無理かもしれない・・・」





「あぁぁ・・京介さん・・・京介さん・・・ごめんなさい・・・」










涙が止まらなかった












シャワー浴びバスタオルで身体を拭いていると、再び頭痛にしてきた












「どうして・・・」






「足りないんだ・・・はやく、はやく・・・」






再び追加・・・








「そうだ!呪文・・・」







千佳は下着の姿のまま、京介の所に行った・・








『京介さん・・・』







『どうした?そんな格好で(笑)ドレスはどないしたん?』







『ごめんなさい、実は頭が痛くて・・・・呪文・・御願いします・・・』






『呪文・・・』






京介は予測もしない出来ごとに困惑した





「本体は自我を封じ込める為に、無理をしていたのではないか・・」






『はやく!・・はやく、おねが・・・』









『我・・・最強なり・・・』









いつも通り、千佳は「ガクン」と身体を揺らし床に座り込んだ・・・








『あっ・・・。あぁ・・・』  






『千佳?』





『だいじぃ(*´∀`*)』






呪文は効かなかった・・・・






『じ・・・自我・・?』





『京介しゃん!京介しゃん(*´∀`*)』








下着姿のまま抱き付き離れない、千佳・・・






『えっちするぅ!えっちするぅ!』









京介は、自我とサタンの境目を見極める為に、敢えて何も聞かずに自我と接した。








千佳は京介の股間に顔を埋め求め始めた・・・









自我は、身体で自分を満たそうとしているようにも感じた







京介は自我の思うとおりに行動させた・・







ペニスに、むしゃぶりつく、千佳









『今日は、千佳が上にのるぅ(*´∀`*)』








京介を仰向けに寝かせ、上に股がった・・・



自ら、挿入をしてきた






自我は、快楽に没頭し



腰を激しく振り乱した・・








『京介しゃん・・京介しゃん・・・』








自我の顔を見ると




自我は涙を流していた・・・







『どうした・・・』







『京介しゃん、好きなの本体、千佳じゃない・・』








自我は傷ついていた・・・









当たり前に接し普通に出来る本体には叶わない・・・





自我も、本当は分かっていた・・







『二人で一人だろ・・・どっちも好きや、心配無い 』








『うそ! うそだー!』












千佳の表情は見る見るうちに怒りの表情へと変貌していった・・・
























千佳は京介の首に手を掛けた・・・・




 



























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