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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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10:18:15
※完結編はメンバー記事に移行しました



作品名 「監禁」




原作  『さえ』


著者  強者☆




構成  強者☆


この物語は著者 強者☆に帰属いたします。

原作:2006年2月作成作品



監禁   『Special Thanks』  




主役  

謎の男

「佐原 翔」

女子大生

「新垣 紗江」

傀儡師

「哀川 京介」

「ジャニス」

「愛美(てんてん)」

紗江の友人

「葛巻」

「平井 美紀」

美紀の母

「平井 美雪」

居酒屋☆ヤミーズ店長

「闇☆」











人は真実を知り、相手の本質を愛するべきである・・・

恥ずかしい事なんて何もない

本当に相手が愛しければ 全てが愛しいのが必然

己を可愛がり、己を愛しているでは、まだまだ愛ではない



歪んだ愛の物語・・・


「監禁」





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15:44:40
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11:04:39


紗江は真っ赤なドレスを着てたっていた


下を俯き、小さな声で呟いた・・・



『佐原さん・・?』



『さ・・紗江・・・』



『こんなに紗江の物が沢山ここにあるなんて・・・驚いたよ・・・』




『ち・・違うんだ!これは紗江を守るためにした事だ!』




『守る・・ため・・』




『そうだ、紗江!俺の愛を分かってくれるね』



紗江は俯きながら佐原の目の前に行った



その姿に全身から異常な気配を感じた・・・




『これは・・愛・・だよね・・?』




『あぁ そうだ』




『こっそり盗撮してたのも・・・愛?』





『全てを知りたかったんだ』




佐原はDVDレコーダーを一瞬見た



完全に破壊されている・・・




『下着を盗んでいた事も?』





『全てが愛しいんだ!臭いも汚れも紗江から排出されるものは、世界にたった一つのものだ!だからどうしても手に入れたかったんだ!!』




紗江は佐原の首に手をまわした





『嬉しぃ・・・佐原さん・・・』





佐原は紗江の顔を見た



完全に目が逝っている・・・




『佐原さんの為にドレスも着てるし、ほら下着も・・』




佐原の手を取り自分の股間を触らせた



「ぬちゃ・・」




今までに無いくらいの滑り・・・


両腿の内側がベトベトしていた・・




『抱いてよ・・・部屋中、紗江にしてくるくらい・・・紗江を愛してるんでしょう?』



佐原のベルトを外し始めた





「カチャカチャ・・」




『や・・辞めろ!!俺の紗江はそんな淫ら女じゃない!!』




「ドン!」




佐原は紗江を突き飛ばした



「きゃん!」




「ドタン」




『・・・』





紗江は下唇を噛み下を俯いた・・・





『仕方ないな・・・全消去するしかないな・・・』






『紗江補完化計画って・・・何?』







『どうせ消える記憶だ教えてやる・・お前を死ぬまで誰とも会わせずに俺だけを見つめるようにするのさ・・・俺だけの為に生き、俺だけの為に死ぬんだ』





『なんだ・・・やっぱり・・・紗江の事が好きなんだね・・・嫌われたかと思ったじゃない・・』





紗江は鋭い眼差しで佐原を見た




「駄目だ・・完全に傀儡化してしまっている・・ジャニスめ・・とんだ不良品をよこしやがって・・・ガラスの破片しかない・・・」




紗江はゆらりと立ち上がった・・




『紗江!ガラスの・・・』






『貴方は私の事が好きなんでしょう!抱きなさいよ!』



紗江は大きく腕を振りかざした



「ゴキャ!」




その手には床に落ちていた灰皿が持たれていた

佐原の目と頭部に当たった・・・



一瞬にして血が噴き出し



佐原は真後ろに倒れ込んだ





「ドターン」





紗江は室内に転がる、ブラジャーや衣類で佐原の腕と脚を縛り始めた・・・





『キャハハ・・可愛い・・佐原さん・・』



そして、佐原の身につけている衣類を切り刻み始めた





「ジョキ・・ジョキ・・」













『これは・・・』


ジャニスはモニターを眺めていた


佐原の部屋に仕掛けた監視モニター映像が乱れてよく見えなかった・・


『この部屋は・・確か・・禁断の・・』


乱れる映像の中、ジャニスはニヤリと笑った


『遂に・・始まったか・・・』



「ピッピッ・・・」


「天国にあなた~一番近い島~♪(京介着信音)」



『京介さん、始まりましたよ』


『みたいやな・・・』


『ご存知でしたか』


『あぁ、車の中でモニタリングしとったわ』


「なるほど・・・そう言うことか・・・」


『こちらで準備する事は?』


『後から電話をする・・』


『分かりました・・』


「予定通りの展開と言う事ですね・・京介さん・・ニヤリ」


アストロの後部座席に配備されたPCやモニターの電源を切った


「パチン・・」



「ガーッ」



スライドドアが全開になった



「タッ」



「さて・・・行くとするか・・・」



京介は入口に停めてあるハマーを横目に眺め自動ドアへと向かった


「ピッピッ・・カチ・・」


セキュリティードアは簡単に解除された・・




「彼女は作り方によっては最高の傀儡になっただろうにな・・・馬鹿な男だ・・・」





































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10:30:37


紗江の足は意識とは別に無理やりパソコンの置いてある場所へ向かった


見開く目はモニターを映し出した



「な・・・何これ・・・」



数個あるモニターには、部屋の各場所が映し出されていた



そしてそこには山積みになったDVD-ROMがあった



一枚ずつ、あの引き出しのように日付が記載されていた



ガクガク震えだした手はDVDレコーダーを起動させた・・・





「いやぁぁぁーいやぁぁぁー」






「カチ・・」




「ガー・・カチ・・・ヒューン・・・」





DVDを読み込んでいる音が聞こえると直ぐに映像がモニターに映し出された





「えっ・・これ・・紗江の部屋じゃん・・・どうして・・」







紗江は今、居る部屋での出来事が映し出されているのかもしれない・・・そう思っていたが

映し出される自分の部屋の映像に驚きと同時に恐怖を感じた・・



大学から帰ってきて着替える紗江の姿・・・


シャワーやトイレでの中の姿・・・


一番見られたくない、自慰行為の姿がどんどん目に飛び込んできた




「な・・なに・・なに・・これ・・・いやぁ・・・いやぁ・・」




紗江の手は自分の股間をまさぐり始めた





「いやぁー!そんな事したくない!したくないにー!!」




「うっ・・・うっ・・」




泣きながら股間をまさぐり始めた・・




「いやぁぁぁー」





大きな声を張り上げた時、突然右手が自由になった



「うぐっ・・」



以前、左手は股間を責め続けていた・・・



穴へ3本の指を入れ込んだ・・





「あぐっ・・・いやぁ・・」





紗江は右手でDVDレコーダーを思いっきり叩きのめした




「ガンガン!」





「キュルルル・・・」





モニターは真っ暗になった



それと同時に左は股間から離れた・・






「早く・・早く逃げなくちゃ・・・」





その時、左手がパソコンのスイッチを入れた・・・



「何・・」



紗江は吸い込まれるように画面を見た






「紗江補完計画書」





デスクトップにあるアイコンが目に飛び込んできた





「カチ・・」





紗江は自分の意思でクリックした


そこには紗江と佐原の出会いの日から本日に至るまでの日付が記されていた


その中で自分しか知りえない自室での行動や佐原との会話の様子が事細かに書かれていた





「嘘っ・・嘘だよね・・佐原さん・・・」





そしてその中に


「害虫 平井 美紀」

「害虫 葛巻」



と記載してあるフォルダーを発見した・・




「まさか・・・美紀も葛巻君も・・佐原さんが・・・」




それぞれのフォルダーを最後まで見た

文字の他にも、美紀が虐げられている画像や母親が虐げられている画像が大量に保管されていた

葛巻のフォルダーには血を流し倒れこんでいるとこや、交通事故の状況なども明確に記載されていた




「こ・・・殺される・・・」





脳が恐怖という概念に包まれたと同時に、それを守るかのようにもう一人の自分が現れた






「ハハハッ!佐原さん・・こんなに紗江の事、愛しているんだね・・・」


「ほら、ここには紗江の服や下着がいっぱいある・・・それが何よりの証拠だよね」


「こっそり、盗撮なんかしちゃってさ・・・」











「ブーン・・・キキッ!」





佐原は車をマンションの正面に停め、車を降りた





「アルファがある・・・やはりここか・・」





「クソッ・・どこだ?」




慌てて、鍵がなかなか見つからない・・・



佐原は部屋番号を何度も押した





「ピンポーン ピンポーン!」




室内の反応は全く無かった





「チッ・・・あっ・・あった」




直ぐにセキュリティーを解除し、エレベーターへと向かった





「カチカチカチ・・・」




「クソッ!早く来い!全てが水の泡になるかもしれない!」





佐原は禁断の部屋へ入られてしまったのかもしれない・・・そう感じていた・・・




「ガーッ」





急いでエレベーターに乗り込み部屋を目指した




「ガーッ」




部屋の扉の前に立った





「いや・・見られたとは限らない・・普通に接した方がいい・・・」






心理を悟られないようにしようと思った




ドアノブを掴んで引いた・・





「ガチャ・・」





「鍵を掛けていないのか・・・」






玄関には脱ぎちらかされた紗江のパンプスがあった・・






『紗江・・!』





『・・・』




返答は無かった



だが、室内には人の気配は感じた



リビングまで行くと禁断の部屋の扉が開いているのが見えた





「クソッ・・これまでか・・・」





佐原は中に紗江が居ると思った




「どう反応してくるのか・・・これも俺の愛だと分かってもらえるだろうか・・・今までの女達は俺のこの気持ちを理解出来る奴はいなかった・・・だが、紗江は特別だ・・・きっと理解してくる筈だ・・」





「万が一・・拒絶をするようであれば・・・「ガラスの破片」で全消去すればいい・・・」





『紗江!』






佐原は禁断の部屋へ入った








そこには真っ赤なドレスを着た、紗江が立っていた・・・












































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10:10:47

佐原は紗江に新しい車を購入してやろうと外車のディーラーへと出かけていた



「いつまでもアルファロメオに乗せておくわけにはいかないからな・・・」



普段、佐原が乗っていた車、アルファロメオ・・・



あの車には紗江には見られては困るものも積み込まれていた



紗江の部屋を盗撮するために用意した受信機



平井 美紀一家を滅亡に追い込んだ時に使った、性の玩具



葛巻を事故にみせ、殺害した時に使った部材や護身用の道具などが入っていた




「中身を見て、そう簡単に分かるものではないが、見られないに越したことはない・・・」





そう思っていた・・



最初から紗江にアルファを預けるつもりではなかった為、部材の移動を先送りにしていた


紗江の傀儡化により、紗江の心は佐原へ急接近・・・


佐原自体、こんなに早くに堕ちるとは思っていなかったのが現状だった・・・




「何にせよ・・紗江はもう俺のものだ・・・何が起きても「ガラスの破片」さえ唱えれば全ては綺麗になる・・・ニヤリ」




佐原はディーラーに入り、紗江に似合う車を商談していた


その時に紗江からの電話が鳴ったのだ・・・


佐原は紗江の着信には気づいていたが、新車の購入の手続きをしている最中だった為、電話には出なかった





「紗江を驚かしてやろう・・」




そのことで頭がいっぱいだった



やがて契約が終わり、紗江に折り返し電話をした




「ピッピッ・・・」




「プルルル・・・プルルル・・・」




十数回のコールが鳴っても紗江は電話に出る事がなかった






「どうしたんだ・・・嫌な予感がするな・・・」





佐原は直ぐに車に乗った



「キュキキキキ・・・」




タイヤから白い煙を上げながら車を走らせた




家か・・・


大学か・・・



佐原は迷った末、自宅へと向かった














紗江




紗江は大きな灰皿を手に持ちドアノブへと振りかざした




「ドガン」




「バキッ」



紗江の足元には禁断の部屋のドアノブが転がった・・・





「フフフ・・・佐原さん今行くからね(*´∀`*)」





ドアを両手で押した



「開かない・・・どうして・・・」




ドアノブだけ破壊されたが、中のシリンダーの鍵は掛ったままだった・・・



「何で・・開かないのよ・・」



紗江はドアをめちゃくちゃに叩いた




「ドンドンドン!」






「絶対に中に入ってやるんだから・・・」





紗江はリビングまで下がり 走ってドアに体当たりした


「ドン!」


「きゃん」



紗江の全体重を掛けた衝撃にドアは壊れた・・・




「痛ったぁー・・・あはっ(*´∀`*)でも、開いた・・」




紗江は目を大きく見開いた



紗江は部屋の中へと入った・・



室内は暗視カーテンが掛けられ、外の光が全く入らないようになっていた





「真っ暗で何も見えない・・」




部屋の電気を探す紗江・・・


壁に手をやりスイッチを探した




「ササーッ・・・ガサッ・・」




「うん?」



壁にポスターのようなものがあるのに気付いた・・・







「なんだろう・・」







立ち止まりポスターのようなものを見た







「えっ・・」


それは紗江本人の画像だった・・




慌てるように、他の壁も見た




壁中に紗江の写真が貼り巡らされていた・・・



隙間のないくらいに一面に貼り巡らされる紗江の写真類・・・



天井には紗江の全裸姿で股間をいじっている写真が拡大され貼られていた






「えっ・・えっ・・・何・・・」






心臓の鼓動が物凄く早くなった・・・



驚きのあまり紗江の精神は表と裏の境目を行ったり来たりしていた・・




室内をよく見ると衣類が山積みになっているのを発見した





「何・・これ・・」



精神は完全に正常化へと向かっていったが・・

行動は自分の思い通りにはならなかった



知りたくない


見たない事なのに



体はどんどん隠された秘密を教えるかのように手に取り、目に焼きつくように見せつけてきた




「・・無くなったと思っていたものが・・ここにある・・・」




「いやぁ・・いやぁ・・見たくない見たくない・・辞めてぇー!」



紗江は自分の体に訴えるかのように叫んだが、

体の自由は一切利かず禁断の部屋の秘密をどんどんと暴いていった


クローゼットを開けるとそこには「日付」を記載してある引き出しが置かれていた




「2009年7月 新垣 紗江」



「いやぁ・・見たくない」



だが、紗江の体は引き出しに手を掛け、中ものを取りだした



「いやぁ・・・」



中は真空パックに詰め込まれた女性用の下着が入っていた



「こ・・これ・・・紗江の・・・」




紗江の体は真空パックを開けパンティーを取りだした



その下着は未洗濯ものでクロッチがカピカピ固くなっていた・・・




「いやぁぁぁっ」




紗江の体は本人の意識とは別にどんどんその引き出しを開け真空パックの中身を開けた



数十枚の下着に衣類・・・



全部、いつの間にか無くなったと思っていたものばかり・・・




「いやぁ・・いやぁ・・・帰る・・紗江・・帰る・・」




紗江の視点は部屋の角に置いてある数台のパソコンとモニターに目がいった・・・







「いやぁ・・・行きたくない・・行きたくない・・・」








全身で拒絶をしているにも関わらず・・・


紗江の足はパソコンのもとへと向かった・・・



































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2010/07/26
17:02:43

紗江は「禁断の部屋」の前に立っていた


仕事しているのかもしれない・・・


ドアノブに手を掛けた




「ガチャガチャ・・・」




ドアには鍵掛かっていた・・・





「どうして?何で部屋の中で鍵が掛かっているの・・・」



疑問に思った



「コンコン・・コンコン・・・」




『佐原さん!佐原さん!紗江!紗江だよ開けて』





禁断の部屋からは物音ひとつ聞こえなかった





「居ないのかな・・・」





紗江はリビングに行った




「まだ・・帰ってきてないんだ・・・」




「ピッピッピ・・・」




紗江は佐原に電話をした




「プルルル・・・」




『ただいま電話に出られません・・・』



『えっ・・・』




紗江は直ぐに電話を切った



自分からの着信は迷惑になったのかもしれない・・・



そんな不安を感じた





「そんな事ない・・そんな事・・紗江は愛されている・・愛されている・・」





自分の部屋に行った


「そうだ・・佐原さんの買ってきてくれた服に着替えて喜ばせてあげよう・・」


「これと・・これと・・」



紗江は佐原が準備した下着やドレスを出した




「このドレスを着て、社長夫人としてパティーに出たりもするかも・・」




ぶつぶつ独り言を言いながら服を眺めた


服を一枚ずつ脱ぎ始めた


パンティを脱いだときに気がついた・・・



「濡れている・・・」



紗江は佐原の事を考えているだけで股間を濡らしていた・・・



その量は尋常でなく太ももを伝わり流れ落ちてきた・・




「佐原さんの事を考えているだけでこんなになるなんて・・・」




ティシュを取り股間を拭った・・





「ビクン・・・」




「ぁん・・感じちゃう・・」




「早く・・佐原さんに抱かれたい・・・」




佐原さんが愛しくて愛しくて仕方がない・・・



股間を拭うと下着を手にした



薄ピンクのブラジャーにTバックだった・・・




「佐原さんこういうの好きなんだね・・・可愛い・・」




ブラを付けパンティーを穿いた


Tバックパンティは少しきつめで割れ目に食い込む感じだった・・・



「こんなの穿いてたら・・擦れて感じちゃう・・・」



「だけど・・佐原さんが紗江の為に用意してくれたから・・見せなくちゃ・・」




そして赤いドレスを手にした・・・




「似合うかな・・」


「スルスル・・・」




シルク素材で作り上げられたドレスは紗江のサイズにピッタリだった・・



姿見の前に立った



胸の大きさも強調され

お尻のラインも綺麗に描かれていた




「ドレスにはTバックよね・・・」




紗江は自分の姿に酔いしれた



「うん・・紗江・・素敵よ・・・佐原さんきっと・・喜ぶわ・・・」



頭の中で言葉が聞こえた気がした・・・


紗江は鏡の中の自分に語り始めた



「佐原さんの望む紗江になっているかな・・・我がまま過ぎてないかな・・・」


「大丈夫、紗江は愛されている」


「ならどうして、今すぐ帰ってこないの・・」


「部屋に居ると思うよ」


「部屋・・」


「あの開かない扉の部屋」


「なんだ・・そっか・・さっきは手が離せなかっただけだったんだ・・」


「ただいま電話に出られませんってなったし・・」


「そうだったんだ・・」


「待ってる・・紗江をあの部屋で待ってるんだ」


「そうよ・・待ってるに決まってる・・・」





紗江の割れ目に食い込むTバックは既にグッショリと濡れ脚先へ滴り落ち始めていた・・・








「はっ・・」


朦朧とする意識の中、姿見の前でいやらしい顔をしている自分に気がついた・・・


「ぁぁ・・また・・濡れてる・・」




触らなくとも分かるくらい、股間に滑り(ぬめり)を感じていた




「そうだ・・佐原さんが待っているんだった・・」



再び「禁断の部屋」の前に行った




「コンコン・・コンコン・・」




『ねえ!開けて!開けて!佐原さん!紗江、ドレス着てるの!』



「ガチャガチャ・・ガチャガチャ・・」




「ドンドンドン!」




『ねぇ!佐原さん!開けて!!』





「どうして・・・どうして・・開けてくれないの・・・」




紗江の目からは涙が溢れだした・・・





「・・・」



下唇を噛み締める紗江・・・



紗江はリビングに行った



室内をキョロキョロする紗江・・・






「あっ・・これで・・・」






紗江は大きな灰皿を手に取った


















































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2010/07/25
11:13:43

佐原は電話を切った

紗江が起きてくるのは予想外だった・・・

急いでリビングへ行った


『ごめんね、まだ仕事が少し残ってたから』


『ううん・・いいの・・今日・・無理させちゃったから・・紗江こそごめんなさい・・』


『そんなのは気にしなくていいよ』


『本当に佐原さんは優しいんだね・・紗江・・どんどん甘えん坊になっちゃうよ・・(笑)』


『どんどん甘えていいんだよ、紗江』


『ありがとう(*´∀`*)』


『佐原さん、まだお仕事があるの?』


『少しね』


『じゃぁ・・先に寝るね・・』


『なるべく早めに行くから』


『うん(*´∀`*)』



その後、紗江はベットに行った


佐原は部屋に戻り、今回の紗江の行動の続きを入力し始めた

先程のジャニスとの会話も事細かに詳細を残した


呪文の効力には意味があり

それぞれの効果がる

傀儡と呼ばれる種類によって、必要な呪文が幾つかあるようだ

紗江の場合には「ガラスの破片」という、全記憶抹消プログラムが組み込まれていると聞いている

京介の言う「我、最強なり」とやらは何の効果もなかった

紗江は傀儡化はしていない

京介は紗江に目を付けているのではないか?

以前、失った傀儡が居ると聞いている

必ずしも奴は成功例ばかりではない

失敗例があるからこそ、奴の精度は信憑性に欠ける

つまり、傀儡とやらも完全ではなく、また京介自体も扱いきれていないと結果に結び付く

紗江の眼を見ろと言うのは「フェイク」に違いない

紗江が傀儡化したと言い、自分のものにしようとしているのかもしれない

てんてんの様なエロスだけの女に飽きたのだろう・・

今後、奴には近づかないようにしなくてはならない

奴は人間を踏み台にする男だ

まるで蟻でも踏み潰すかのように







「カチ」



PCの電源を落とした







翌日、紗江と佐原は一緒に部屋を出た


『紗江、車、使いな』


『うん(*´∀`*)』


紗江は当たり前のようにアルファロメオに乗った


「昨日・・ここでも佐原さんに抱かれたんだ・・・中に沢山出してもらった・・佐原さんの子供が早く欲しい・・そうすればずっと一緒にいれる・・・」


紗江は大学へと向かった



大学では暫く休んだ紗江を心配する友人たちが居た


『紗江、心配したんだよ』


『・・・あぁ・・・ごめん・・』


『何かあったの?』


『ただ・・彼と居たかったの・・・』

『なーにぃ・・おのろけ?(笑)』

『違うよ・・・本当に一分一秒も無駄にしたくないって思ったの・・』


紗江は相手の顔を見ることも無く淡々と語った


『そんなに好きなの?』


『うん・・毎日・・抱かれてないと不安になるし・・沢山沢山・・中に出してもらってないとなんか・・不安になるの・・』


『えっ?ちょっと・・紗江・・何言っているの?』


紗江は友人を見た


『本当の愛を知ったの・・・』


とても静かな口調だった


『そ・・そっか・・・羨ましい・・・』


紗江は満面の笑みを見せた




「紗江・・変わったね・・」


紗江の所から離れた友人達が話していた


「美紀や葛巻君の事が原因なのかもね・・」

「うん・・・」


紗江は授業中も携帯の待ち受け(佐原)を何度も何度も眺めていた


「早く逢いたい・・」


昼までの授業が終わると直ぐに紗江は車に乗った


「キュルルル・・・ブウン」


『あれ?紗江の車?』


友人が話しかけてきた


『彼の(*´∀`*)』

『凄い車だね』

『じゃね』

『えっ、帰るの?』


『うん、彼の部屋に居たいの』


『はいはい(笑)』


「ブロロロー」



紗江は走り去った



『あれじゃ、まりでストーカーだよね(苦笑)』

『彼氏も気の毒だね(笑)』



友人たちは紗江の外見だけを見てそう感じた


「佐原さん、佐原さん・・」


急いで部屋に入った

何故か佐原が部屋に居ると思い込んでいた



「佐原さーん!佐原さーん!」


色々な部屋を開けて歩いた


「居ないか・・あっ・・あの部屋かも・・」


「スタスタスタ・・・」


扉の前に立った・・・









































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2010/07/24
10:27:13

紗江は佐原が自分を迎えにきた事で確固たる自信の様なものが湧きあがっていた

自分は本当に愛されている・・・

佐原さんには自分の全てをさらけ出せる

こんな恋愛をした事はない

人を愛するってこういうことなんだ・・・

愛されるってこういう事なんだ・・・




佐原は紗江の心理的変化には気づいてはいた


「紗江完全補完化計画」のプランの進行通りだと認識していた







『紗江・・どんどん溢れ出てくるよ・・・』


「ズチュルルル・・ズズズ・・」


股ぐらで肉ビラの音をたたせながら吸いこんだ・・


「ジュビビビ・・」


『きゃん』


紗江は脚を「くの字」に曲げながら佐原の頭をは挟み込み体をびくつかせた


「ビクン・・・プルプルプル・・・」


『佐原さん・・駄目だよ・・おかしくなっちゃう・・』


佐原は紗江を抱きかかえ挿入しながら風呂場に入った


『あぁぁ・・抱っこされながら・・入れられている・・あぁぁ・・・もう・・だめぇ・・』


佐原の肉棒は紗江の中で物凄く硬くなっていた


『凄い・・凄い・・壊れちゃう・・』


紗江はバスルームの中で何度も犯されるように激しく求められた・・・








風呂を上がると紗江はベットに寝かされた


『紗江、紗江?』


『うーん・・・』


目を開けようにも開かない・・・


脳が締め付けられるような感覚とぼんやりと何かに包まれた感覚があった



『少しのぼせたかな・・』


『大丈・・夫・・』


そう言い紗江は佐原の首に手を掛け濃厚なキスをしてきた


鼻息を荒くし、自ら股を開き佐原に絡みついた



「何やってるの・・私・・そんな淫らな事したい訳じゃないのに・・えっ・・えっ・・どうなってるの・・」



『紗江・・』




佐原は再び挿入してきた



子宮の奥を激しく突き、佐原にいつもと違う荒々しさと恐さを感じた




「少し・・恐いよ・・佐原さん・・・」



そう言ったつもりが



『もっと・・もっと奥に奥に突き刺して・・』



「えっ?こんなの紗江じゃない!」




淫らな顔と言動・・



絡みつき佐原の腰を固定する自分の脚・・



思い通りにならない自分にどうしていいか分からず・・・



快楽にどんどん翻弄されていく自分に涙を浮かべた




『もっと・・紗江をめちゃくちゃにしてーーーー!』



佐原は紗江の顔を見た・・



涙を流しながら必死に訴えるような眼差しのように見えた



「どうしたんだ・・・」



佐原は動きを止めた・・



『紗江・・もしかしたら・・嫌なのかい?』



急に体の自由が戻った



下唇を噛みながらコクンと頷いた・・



「ぬちゅ・・」




『どうしたんだい?てっきりもっと求めているのかと思ったよ』



『分からないの・・・自分が自分じゃないような感じだったの・・』



『・・・きっと疲れているんだよ・・』



『そう・・かな・・・』



『きっとそうだよ』



『朝もそうだったんだよね・・キッチンで・・』



『あの事はもういいよ、今日はもうお休み』



『うん・・今日は本当にごめんなさい』



『寝るまで傍にいるよ』



『う・・ん・・』






紗江は直ぐに堕ちるように眠りに付いた



その後佐原はベットを抜け禁断の部屋へと行った




「紗江は京介の言うように傀儡化しているのだろうか・・・」




「カチャカチャ・・」




「紗江補完化計画」



紗江の失踪は予想外ではあったが結果二人の絆は確固たるものとなった


性的な羞恥は絶大なる効果を発揮する


紗江にとっては突然変異的な感覚にも似たところがあったのかもしれないが、あれは用意された事


別に不事前ではない事だ


佐原は分析結果を淡々と入力し始めた・・


「用意された事・・・」


自分で書いた言葉に違和感を感じた・・


「今回の紗江の行動も用意されたものではないだろうな・・・あまりにも手際の良かったな・・・」


京介が「ヤミーズ」へ居た事やてんてんが紗江の居場所を教えてきた事が気になった


「傀儡・・・」


佐原は暫くの間、黙りこんで考えた・・


「カチャカチャ・・」


くぐつ 1 0 【〈傀儡〉】
(1)歌などに合わせて 舞わす操り人形 。でく。かいらい 。

(2)平安時代 以降 、(1)を操ったり、今様 をうたったりして各地 を漂泊 した芸人 。くぐつまわし 。くぐつし。かいらいし 。
(3)〔くぐつの女たち が歌舞 を演じ、売春 をもしたところから〕芸妓 ・遊女 の称。あそびめ 。くぐつめ 。
「諸の遊女 、―等の歌女 を招き て/今昔 13」


PCで詳しく検索するとこのような意味が表示された・・・



「京介の行っている傀儡とは・・・これに当てはまるものなのか・・・奴の事だ・・ただの操り人形の事ではないだろう・・」



用意された事だとしたら・・・遠隔操作で紗江をコントロールしてたとでもいうのか・・・


では、あの呪文は一体何だ?


一緒に居たてんてんはどうも傀儡と呼ばれる感じではなく、TVで見ているものと何ら変わりはなかった・・


ただの思いこみではないのか・・・


急に京介の行っている傀儡に付いて興味がわいた・・・


「眼がキーワードなのか・・・どうなんだ・・・」


佐原は携帯を取り出した


「プップップ・・・」


「プルルル・・・」


『はい』


『ジャニス、俺だ』


『どうされました佐原さん』


『京介には黙っててほしいんだが・・』


『はい・・・ニヤリ・・』


『今日、京介と偶然・・会ったんだ・・いや・・俺から見ると待っていたようにも感じる』


『どちらでですか?』


『いつも行く居酒屋だ』


『珍しいですね・・彼は居酒屋に行くなんて所は見たことも聞いたこともありませんね』


『やはりな・・・』


『そこで何かあったのですか?』


『てんてんも一緒だったんだ』


『そうですか、最近はいつも一緒ですね、先日もうちに来てましたよ』


『そのてんてんなんだが聞きたい事がある』


『分かる範囲内でお答えしますが・・・』


『あぁ、それでいい、お前にも京介は上客だろうからな・・』


『ありがとうございます』


『てんてんは傀儡なのか?』


『唐突ですね・・何故ですか?』


『京介が言っていたんだ、紗江は傀儡化し始めていると』


『何を根拠にですか?』


『眼を見れば分かると言っていた』


『傀儡に何か共通点が必ずあるはずだ、となれば、あのてんてんも何かしらの変化があると思ってな・・』


『てんてんさんは京介さんの傀儡です』


ジャニスは断言的に言った


「ジャニスが俺に嘘をつく筈がない・・」


『そうか・・彼女の眼はおかしな時はあるか?』


『私には特に何も変化は感じませんが・・恐らく・・彼にしか分からない事があるのだと思います・・』


『そうなのか・・』


『今までも数体の傀儡を作り上げている方ですので、何かしら感覚的なもので分かるのではないでしょうか・・』


『と言うことは・・紗江は要注意と言う事だな・・』


『何か異変でも?』


『あぁ・・ちょっとな・・』


『そうですか・・薬の投与は?』


『今はしてない』


『ガラスの破片の呪文は?』


『使ってない、万が一、紗江が傀儡化してしまった時に使おうと思っている』


『記憶の抹消としてですか?』


『そうだ、そして一からやり直し俺好みの女に仕上げるんだ・・・』


『なるべくならば、そこは避けたいですね・・』


『そうだな・・それと・・ひとつ気になる事がある』


『何でしょう?』


『我、最強なりとはなんだ?』


『それは・・』



「コンコン・・」


佐原の部屋のドアをノックする音だった



『ちょっと待ってくれ』


『佐原さん、まだお仕事?』


『もうすぐ終わるよ、リビングで待ってて』


『うん・・・』



『悪い、ジャニス続きはまた今度だ』


『分かりました・・・』


「ピッ」


佐原は電話を切った












電話の切れるのを確認しジャニスはニヤリと笑い横を見た





ジャニスの視線の先にはVIPでニヤニヤして座っている京介が居た・・・




















































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2010/07/23
12:24:09
紗江は佐原の気持ちを確かめるかのように佐原を求めた・・・


「このまま妊娠してもいい・・・佐原さんと一生居れるのなら・・・」



頭にそう浮かんだ・・・



佐原は紗江の期待に応えるように紗江の体内にたっぷりと放出した・・・



『佐原さん・・紗江は幸せだよぉ・・・』



泣きながら何度も言う紗江を佐原は抱きしめた






事が終えると二人は衣類が乱れたままシートに座り会話をした・・



『なんか・・今考えると不思議だけど佐原さんとこうなるのが運命だったのかなぁーって思う(笑)紗江を見つけてくれてありがとう(*´∀`*)佐原さん』


『何言ってるんだよ(笑)こちらこそ出会えた事に感謝しているよ』




『本当?』



『あぁ、本当さ・・』



『ありがとう・・佐原さん』



『さぁ、そろそろ帰ろうか・・俺達の家に』



『うん(*´∀`*)』



二人は服を着たあと、都内へと向かった



「ブロロロ・・・」



『紗江、疲れたろう寝ててもいいよ』



『うん・・』




高速道路の一定の速度が心地よくいつの間にか紗江は寝てしまった・・




「~♪」




佐原の携帯が鳴った




着信音で紗江が目覚めるのではないかと思い佐原は急いで電話に出た




『佐原・・ワシや・・見つかったか?』




『・・あぁ・・どうも納得はいかないが・・今回は礼を言っておく』




『そうか・・何にせよ見つかったなら良かったわ・・』




『用件はそれだけか?』




『あぁ、それだけだが』




『今回の件は確かに感謝はしてるが・・どうもお前が俺の為に動くとは考えずらい』



『お前の為?おいおい勘違いするな・・俺は彼女の為にお前に情報を提供したまでだ』



『紗江の為に?・・・何故お前がそんな事をするんだ』



『言っただろう・・・彼女の眼だよ・・・』




『眼・・何も変わりはないぞ』



『そうか・・・ではワシの勘違いなのかもな・・・クックック・・』



『チッ・・・やはり・・お前は感のむしに触る奴だな・・・』



『好きなように思え・・いいか佐原・・彼女が・・お前を想えば想う程、傀儡化は進行する・・覚えておけ』



『紗江は傀儡なんかじゃない!ふざけるな!』





「ピッ・・」




「糞・・あの野郎・・いい気になりやがって・・・」




『んんっ・・』



『どうしたの・・佐原さん大きな声が聞こえた気がしたけど・・』



紗江が目を覚ました



『ごめん・・起しちゃったか・・社員から電話が来てね、少し注意をしてたんだよ・・』



『社長さんは大変ね』



『まぁね(笑)』






「キキッ・・」



『着いたよ』



『うん』



二人は部屋へと向かった




『ただいま~(*´∀`*)』




『お帰り(笑)』



『ねぇ佐原さん一緒にお風呂入りたい!』



『あぁ、いいよ その前に眼を見せてくれるかい?』



『いいけど・・どうして?』


『沢山泣いただろう・・眼が少し腫れてるから心配だからさ』



『うん』



紗江は佐原の目の前に立った



佐原は心配をしてるフリをしながら紗江の眼の奥に潜むと思われる「傀儡」を覗きこんだ



佐原の顔が近づいてくると紗江はとてもドキドキした・・



「どうしていつもこんなに新鮮なんだろう・・少しでも嫌われたくない・・って思っちゃう・・」



「京介の言う傀儡の眼と言うのは何を指しているのだろう・・・」



『ちょっと・・佐原さん・・恥ずかしいよ・・』



『あぁ・・ごめん・・吸いこまれそうな瞳につい見とれてしまったよ』



『ぷっ・・もぉー!佐原さんったら(笑)』



『さぁ、風呂に入ろうか』



『うん!着替え持ってくる』



紗江は自分の部屋に小走りで行った



「想えば想う程か・・確かに・・以前の性格に比べると行動的ではある・・だが・・それは好きという感情故、変化したのではないか・・・」



「ガチャ」



バスルーム入ると紗江が着替えを持って入ってきた



佐原は直ぐに服を脱ぎ全裸になった



紗江は恥ずかしそうにしながら服を脱ぎ始めた



『紗江・・クロッチ見せてごらん』



『えー!無理だから!!』



真っ赤な顔をしてパンティを押さえた



『見せて・・紗江』



『・・佐原さんのが中から出てきてるから濡れてるよ・・』



『それも見たいんだ・・』



佐原はしゃがみ紗江のパンティをゆっくり下げた



「ズリリリ・・・」




『だめぇ・・やっぱり恥ずかしいよ・・』




『いいから・・紗江・・動かないで・・』




『はぃ・・』





「ヌチャ・・」





股間とクロッチの間は糸を引いた・・




『クロッチがヌルヌルしてるね・・』




『あぁん・・』




パンティを足首まで下げると佐原は紗江の股間に顔を埋めた




『いやぁ・・いやぁ・・汚れてるから・・』




バスルームの鏡台の上に乗せられて紗江は大股を開かされた




「ズチュルル・・・ぴちゃ・・ぬちゃ・・・」





『明るい所で見る 紗江の大事なところも可愛いよ・・・』



『あぁぁ・・・また入れたくなっちゃう・・』




佐原は舌を穴の中に入れ込みグリグリとかき乱した




『あぅっ!あぁぁん・・だめぇ・・い・・いっちゃう・・』



佐原は紗江の言葉を無視して更に激しく股間を舐めまわした




『あっ!あっ!だっ・・だめぇ・・い・・いくぅ・・』





「ズチュルルル・・」





『このまま・・い・・いっても・・いい・・?』




『いいよ・・』




『あぐっ!』





紗江が無意識に佐原の頭を自分の股間に押しつけ絶頂に達した・・





























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2010/07/22
11:45:32
佐原は急いで車に乗り込みメモに書かれた海へと向かった


「ここからじゃ一時間以上かかるな・・・チッ・・」


アクセルを踏み込み高速に乗った



「ピッピッピ・・・」



紗江の携帯に電話をかけた・・




「お客様のおかけになった電話は現在電源が切れているか・・」



「チッ・・電源を切っているのか・・」



とにかく、このメモに書かれている海を目指すしかない・・・


佐原のアルファロメオのメーターは160キロ指していた




運転する最中、疑問が浮かんだ・・




何故・・京介はヤミーズにいたのだ・・・


そして、てんてんがわざわざ紗江の居所を・・・


しかも、そのままにしてくるではなく、連れて帰ってくれば良かったじゃないか・・・


だが、その反面、京介の知る、佐原の人物像を紗江に吹き込まれるのも困る・・


好を走したのかどうかは分からんが、これが必然なのかもしれない・・


今回の波を超えれば二人の間柄はより強固なものとなるのは間違いない・・


紗江の気持ちを考えるものではなく自分主体で良いように解釈をした



「何にせよ・・俺達は特別だ・・紗江が俺の前から居なくなったのも俺に追いかけてきてほしいからに違いない・・想いを試し体感したいのだろう・・実に簡単だ・・・」







紗江は海を眺めていた・・・



誰もいない暗くなった海・・・


少し恐い気もしたが、きっと佐原が迎えに来てくれるはず・・


そう思っていた・・



「ザザー・・・ザザー・・」




足元に波で浜辺に送られてきた水がかかった・・




「美紀・・昔、よくここに来たね・・」




「私ね、今、佐原さんって言う人と付き合っている・・・でも・・失望させちゃったかもしれないんだ・・」




「なんか・・合わせる顔がないって言うか・・どう接していいか分からなくなっちゃって・・」




「誰よりも誰よりも・・大好きで愛しているのに・・人を好きになるって本当に苦しい事だね・・」




不運な事件で死んでしまった、親友「平井 美紀」に語りかけていた・・




紗江はしゃがんだ・・




水辺に手を入れた





「冷たぃ・・」




砂浜に置いてある鞄の中から携帯を出した





「パカ・・」




携帯を開いた





電源をいれた





メールマークを押し メールの宛名を入れた




「佐原さん」


「本文」


「佐原さん心配かけてごめんなさい、紗江は佐原さんに取ってふさわしい女性じゃないかもしれないけど・・でも、誰よりも誰よりも佐原さんの事が大好きで愛しています。


こんな事言う権利はないかもしれないけど・・紗江の事が少しでも好きなら探してください・・


紗江は昔、友達とよく行っていた海に居ます・・・場所は~(略)


面倒くさい女って思うのなら探さなくてもいいです・・



本当にごめんなさい・・・    紗江   」





紗江は佐原にメールを送信後、再び電源を切った・・




「はぁ・・結局・・こうして自分からメールしちゃうんだな・・・」




「佐原さんお願い・・紗江を探し出して・・・美紀・・あなたの力も貸して・・・」





紗江は空を見上げた・・












「ブロロロー」




佐原は高速を降りメモの海辺向かっていた・・




「~♪」




佐原の携帯が鳴った




紗江からのメールだった




「キキーッ」




車を停めメールを確認した





「やはり・・メモの通りか・・・本当にてんてんはここまで来たということか・・」




直ぐに電話を掛けたが相変わらず圏外のままだった・・





「紗江・・・そんなに悩む事じゃないのに・・・だが・・これは好都合だ・・これも全て必然と言う事になる・・・より深い愛を手に入れる事が出来そうだ・・俺だけを見つめ俺だけの為に生きる女にするんだ・・最高だよ・・紗江・・」




「ブォォォォー」











数十分後、佐原は海にたどり着いた




砂浜から見える一台の車・・



車の色は暗くて分からないけど聞き覚えのある音と紗江は感じた・・・




「えっ・・もしかして・・佐原さん・・」




嬉しい半面・・




とても恐いような気持ちになった・・




怒られるかもしれない・・




「ど・・どうしよう・・」




車のドアが開く音が聞こえた




「ガチャ・・」




こちらに向かってくる人影・・






「もし・・佐原さんじゃなかったらどうしよう・・・襲われるかもしれない・・」





人影が近づくと声が聞こえた・・




『紗江・・紗江?』




「佐原さんだ・・・」




紗江は大粒の涙があふれ出た・・





『佐原さん・・ごめんな・・さい・・紗江・・紗江・・』





『何も言わなくていいよ・・紗江・・』





佐原は紗江を抱きしめた・・



『佐原さん、佐原さん・・ごめんさぃぃー・・』




紗江は子供のように泣きじゃくった・・




『さぁ帰ろう・・二人の家に・・』





『いいの・・紗江・・また部屋・・行っても・・いいの・・』





泣きながらたどたどしく紗江は言った




『当たり前じゃないか・・紗江・・』





『ありがとう・・』





紗江は鞄を持ち佐原の腕にしがみつき車へと向かった・・





「ガチャ・・バタン・・バタン・・」





『佐原さん・・見つけてくれて・・ありがとう・・』





『どこに行こうとも必ず、何度でも探し出すよ・・紗江』





『嬉しい・・』





『でも・・もうこんな事をしちゃいけないよ』




『はぃ・・』





『佐原さん・・少しここで話をしたい・・』





『いいよ』






月明かりに照らされる佐原の顔はとても優しかった・・






『紗江の事・・怒ってない?』




『少し・・怒ってるかな・・』




『えっ・・そうだよね・・ごめんなさい・・』




『でもね、紗江、愛しているからこそだよ、俺が急にいなくなったら紗江は心配しないかい?』




逆の立場で考える・・

そんなことも分からなかった自分が情けなく感じた・・





『うん・・心配する・・でも・・紗江・・自信なくなっちゃって・・それで・・』





『もういいよ(笑)』




『もうしません』




『よし・・良い子だ』



『ここね、友達とよく来た海なんだ・・』




『そうなんだ・・』


『例の事件で亡くなった・・』



『あぁ・・そっか・・彼女は本当に可哀そうな人だったね・・』



『うん・・でも・・ここに佐原さんを導いてくれたのもきっと美紀のお陰だと思うんだ・・』




『どうしてだい?』




『空に向かってお願いしたの・・佐原さんが紗江を見つけるようにって・・』



『そっか・・友達に感謝だね』




『うん・・』




『前に聞いたことがあったね・・思い出の海があるって・・』




『よく覚えてないけど・・そうかも(笑)』




『ここだったんだね』




『うん』




『来れて光栄だよ、今度は二人で来ようね』




『うん(*´∀`*)』




『紗江・・』





佐原は紗江に覆いかぶさった






「ちゅっ・・ちゅっ・・ちゅ・・」





『あぁ・・佐原さん・・今・・思う事言っていい?』




『何だい・・』





『紗江・・我慢できない・・ここで抱いて・・』





『俺もそうしたいよ・・紗江・・』





佐原は紗江の胸元を露わにし胸にむしゃぶりついた・・・




『いつもより・・感じる・・凄く・・凄く・・気持いい・・』









『あぁ・・あぁ・・中に・・中にた沢山出して・・』






紗江は泣きながら佐原の肩にしがみ付いた・・







浜辺の駐車場でアルファロメオはグラグラと揺れていた・・・








































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