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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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10:54:40
結衣の中に竜男の肉棒がゆっくりと飲み込まれていった・・・


竜男は体を硬直させながら奇声をあげた


「オゴォ----!!」



恐ろしいほどの快楽に竜男の下半身は駆け巡った



腰が砕けるような・・・


脳がとろけるような・・・


今までに琴菜では味わったことのない快楽だった・・




結衣はメ根元まで挿入すると腰をゆっくりと回転させ始めた





「フゴ------!」






結衣は竜男の顔に胸を押しつけた


ブラジャーを外し胸を露わにしていた


竜男は鼻息を荒くし、顔を真っ赤にしていた



結衣は竜男の首筋を見た



先程、股間に打った注射と異常なまでの興奮・・・


押しつけられる胸での呼吸困難・・


それらによって、竜男の首筋には血管が浮き彫りになっていた





『竜男さん・・・好きよ・・』






結衣は竜男の頭を固定した




腰を激しく動かした・・




『いってもいいのよ・・・』





「フゴォォォ----!」






『いいわ・・いいわ・・竜男さん・・・気持ちいい・・・ニヤリ・・・』








「プスッ」








「スススス・・・」








竜男の体内に薬が投与されていった・・・




竜男はそんなことも気づかづに奇声を上げながらドクドクと肉棒に脈をうたせていた・・





薬が全部入ると結衣は竜男の耳元で言った










『破壊』










「フゴッ!」






結衣はベットから降り、服を着始めた






「ふごぉぉぉ---!うぐっ!あがぁぁぁ!」







ベットの上でもがき苦しむ竜男の姿を見ながら京介に電話を入れた





「ピッピッピ・・」











「天国にあなた~(♪)」



『琴菜はん、ちと待ってな・・』



『はい・・』





「結衣です、終わりました」



「御苦労・・」



「ピッ」




『すんませんな、琴菜はん・・・次はいつ位までに用意できまっか?』



『そんなに簡単じゃないんですよ!そうすぐには用意できません』



『そんなんいいなや・・・琴菜はん・・・じゃ・・前金を置いていきますわ・・』



『困ります・・そんな事をされても・・』



『ええから、ええから・・取っといてくださいな・・・ニヤリ・・・』



京介は琴菜の手に前金として現金を渡した



『こういうのは今回だけにしてください、次回からは困ります』




『はいはい・・』










竜男は白目を向き、固定されながらも体を天井に向かって突き上げていた



数秒間すると全身の力が抜けたかのようになり、気を失った



結衣は竜男の股間をふき取りパジャマを着せた






「このゲス野郎・・」






唾を竜男の目に吐き付け病室を出た




廊下に出ると協力者が居た





「これに着替えて、こちらから出てください」





「はい」



結衣はナース服に着替え職員用の通路へ行った



通路を歩いていると、正面から琴菜が歩いてきた





結衣は下を俯き、髪で顔を隠した






『お疲れ様です・・』






すれ違いざまに結衣は声を掛けた







『はい、お疲れ様』









琴菜は結衣に気付かずに精神科病棟へと向かった・・・

































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11:02:13
琴菜が現金を受けっとている最中、結衣は院内の協力者によって竜男の部屋へ侵入していた

竜男はベットに縛り付けられ点滴が刺されていた

結衣は竜男にささる点滴針を抜き取った



「スッ・・」




口には猿ぐつわを嵌められ言葉すら発する事を禁じているようだった

固定された竜男を目の前に結衣は衣類を脱ぎは始めた




「おごごごぉぉ・・・」





竜男は突然現れた美女に興奮していた


下着姿になり結衣は竜男のパジャマの下半身をゆっくりと下げた




「フゥー!フゥー!」




竜男は息を荒げていた



一物はガチガチに固くなっていた






『フフッ・・』





結衣はベットの上に乗り下着越しの股間を竜男に見せつけた


目玉を大きくし、全身に力が入っているのが分かった


竜男は敷布団を力いっぱい掴み、何とか結衣の股間に近づくように上半身を必死に起こそうとしていた


だが、ガッチリ固定されている故、届く事はなかった


結衣は注射器を出した





『この間より・・・気持ち良くしてあげる・・・フフフ・・・』






ガチガチの肉棒を掴み、根元に針を刺した


「うぐぐぐー!」


全身を痙攣させながらも、竜男はより大きな性欲を生み出した




「気持ち悪い・・・コイツ・・」





結衣はそう呟き、肉棒に唾を垂らし始めた





「ドロロロ・・・・」





唾液の滑りで結衣は肉棒を上下にゆっくりと擦り始め

股間を竜男の顔へと近づけた





「フゥーフゥーフゥー」





目を血走らせながら布越しの股間を見つめる竜男・・・



「ビクッ!ビクビクビク・・・」



「ビュー!ドクン・・・ドクン・・・」





竜男の肉棒の先からは溢れんばかりの液体が噴き出てきた・・・・


結衣はそれでもピストンを止めることなくより素早く手を動かした


竜男は白目を向きながら全身を痙攣させた・・・


肉棒はそんな竜男をよそに再びガチガチに固くなり始めた


「フフフ・・」



結衣は竜男の顔に股間を押しつけた





『ホラ、見たいでしょう?臭いを嗅ぎたいんでしょう?フフフッ』





「あがぁ・・あがぁ・・はぁはぁ・・」






無我夢中で出来る範囲内で首を引き起こし結衣の股間に顔を埋める竜男・・・

結衣は乱暴に竜男の顔の上で股間を動かした






「グリグリグリ・・・」






「フンフン・・・」







鼻息を荒げ結衣の股間の臭いを必死に嗅ぐ竜男・・・




『見たい?ここ?フフフ』




結衣はゆくっりと肉棒を飲み込み始めた・・・





「ジュチュルル・・・」




「アゴォー!アゴォー!」





縛り付けられながらも腰を突き出すようにしてきた





しゃぶり付きながら結衣は竜男の顔から股間を放し、クロッチに手を掛けた






「フゴォー!」






ゆっくりとずらされる生地・・・


禁断の領域が竜男の目の前に少しずつ肉ビラを見せつけてきた


竜男にしてみれば、琴菜以外の女性器を見るのはもう何年もぶり・・・


今までに琴菜の玩具のように扱われ、身勝手な性処理をさせられてきた・・・



結衣のような美女に股間をもてあそばれ、尚且つ秘部を見れる行為は正に、今までに無いような快楽を感じていた・・・






「びらっ」




完全にクロッチはずらされ、露わになった結衣の秘部があった





「あぐぅっ」





結衣はそのまま、腰をゆっくりと下ろし、顔の寸前で止めた




「ジュポン・・・」





『ねぇ~・・竜男さん・・・私の事・・どう思う?』






「はぁ はぁ はぁ・・」



『好き?』





竜男は首を何度もガクガクと上下に振った





『本当?』





「あがっ!あがぁ!」






結衣はパンティーを脱ぎ、股間を左右に開いた




『ここの臭い嗅ぎたい?』



『あがぁ!!』




『可愛いのね・・・竜男さん・・』





結衣の股間も濡れ始めていた





「ぬちゃ・・」





竜男の鼻が結衣の入口に当てられた・・・




「ズビビィ・・」




液体ごと体内に吸い込む竜男・・・




竜男は呼吸困難になりがらも現在感じている天国のような瞬間に夢中になっていた











前日


『結衣・・辛いと思うが・・俺達が今後一生離れ離れにならないように頑張るんだ』


『はい、京介さん』


『本当はこんな事はさせたくない・・・出来る事ならば、あいつを殺して二人で逃げたい・・だが、それでは俺達は幸せにはなれない・・・そうだよな・・結衣』


『・・・はぃ・・・』


『悪いな・・非力な俺を嫌いにならないでくれるか?』


『京介さん・・・私は京介さんの為なら何でも出来ます・・・だから、嫌いになるとかそんなのは絶対に無い!』


『ありがとう・・結衣・・・』


『絶対に幸せになる・・・』


『きっと竜男は結衣の虜になる、そして体を交える時が来る・・』


『他の男に触れるのすら嫌だけど・・一瞬の我慢で、京介さんとずっと居れるなら結衣は我慢します・・』


『お前だけに辛い思いをさせる訳にはいかない・・俺も共に頑張るよ・・』


そう言い、京介は結衣にコンドームを差し出した


『これは?』


『特殊なゴムだ・・・これを付けると相手はより敏感に瞬時に絶頂を迎える・・・時間短縮と・・お前の中に他のものが直に入れて欲しくないと言う俺の気持ちだ・・・・こんな事しか出来ない俺を許してくれ・・』


『あぁぁ・・・京介さん、京介さん・・結衣は絶対に成功させます・・京介さん・・・』



結衣はしがみ付き泣いた・・・



直に入れて欲しくない・・・

私だってこんなの嫌だ・・・

でも、二人の幸せの為に・・

京介の出来る限りの抵抗らしきものを感じてやまなかった・・



『最後にこの注射を首元に打ち・・・奴の耳元でこう言うんだ・・・「破壊」』




『破壊・・・』




『頼んだぞ・・結衣』





『・・・分かりました・・・』















「ぬちゃ・・・」



結衣は京介から渡されたコンドームをブラジャーの中から出した



「ピタ・・スルスル・・・」




根元まで装着させると、竜男の肉棒は今までにないくらいの太さになった




シックスナインの体制から半回転した




『竜男さん・・・私の事大事にしてくれる?』




「フゴー!」




『大事にしてくれるなら・・時々こうして・・・会いに来てあげる・・』




「フゴフゴ!」





『琴菜には内緒よ・・いい?』





「フゴォ!」






『私の中に入りたい?』





竜男は全身全霊で首を縦に振った





『私もだよ・・・ニヤリ・・・』






結衣はゆっくりと腰をおとし


肉棒の先が結衣の中に入り込んだ・・・・









































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15:49:23
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15:52:57
「次はやはり002か・・・」


ジャニスは地下室へ向かった


薬剤室に入り今回仕入れた薬類を仕分けながら


ファイルを取り出した


「長澤・・・真美・・」


傀儡NO、002のデーターを見た


「・・・」

今まで作り出した傀儡の中でも非常に扱いづらい奴だった・・

京介の命令にこそ従うが個人プレーが激しく、直ぐに暴走する傀儡だった




「薬で眠らせ続けているからこそ静かではあるが・・コイツをどう扱うつもりなのだろう・・・」




現在の結衣のプランが済み次第、直ぐに002を投入なのか・・・


結衣と並行で使うのか・・・

だとしたら完全に結衣と真美は対立する・・

タイプこそ違うが従順な分、結衣は不利であろう・・・ジャニスはそう思った



「ガチャ・・」



相変わらず心電図こそ動いているが変わりのない様子だった

脳波を見る為にヘッドギアを付けた



「・・・・」



ジャニスは発動コマンド「覚醒」を入れ込む作業に入った




「カチャカチャ・・・」




ジャニスがプログラムを打ち込み「Enter」を押すたびに 真美の指がピクリと反応していた


真美の姿を確認しながらプログラムを打ち込んでいった


数時間に渡り行われた作業の後、真美の体はほんのりピンクがかっていた・・・




「・・・」


暫くするとジャニスは機材を取り外し点滴を付け替えた



元の性格を生かしたままの人格形成と言うのがこの傀儡の面白い所だ・・・


それは今までに作成してきた傀儡である程度まで分かったデータだった


今回の結衣の覚醒によりそれが立証された


眠りに入る前の記憶も残っている・・・


結衣のように素直に応じるとは限らない・・



幾つもの不安要素がある002を呼び覚ますのは少し危険である・・










数年前、真美が傀儡として眠りに入る前の事・・


真美は京介の指示すら守らず薬を飲む事を拒んだ


そこには自分を失くしたくないという強い意志から来るものだった


京介の指示により睡眠薬を大量に投与し眠りについた所、地下室に運び無期限の睡眠につかせていたのが現状だった


その過程の途中に、Ⅹの親友が真美にて殺されている・・・


Ⅹは真美の目覚めにも敏感に反応するだろう・・・


そして、りこの存在はどう影響するのか・・・


ジャニスは底知れぬ不安要素に急に可笑しくなった




「ハハハッ・・ハハハッ・・・面白すぎる・・・「哀川 京介」・・・貴方は本当の天才だよ・・・他人の人生など何とも思っていない、それぞれの役割・・ただの歯車として使い、役目が終えたものは躊躇することなく切り捨て、使えるのものは骨の髄までしゃぶりつくす・・・」



「・・・・」



「ガシャン」



「カツカツカツ・・・」




「005 亜衣」



「カチャカチャ・・ギギー・・」



目隠しをされ椅子に固定されている亜衣・・・


亜衣はサタンの人格に全てを奪われ元の人格を失ってしまった傀儡




「こいつの利用価値など何もない・・・」




耳が聞こえている節も無く

ピクリとも動かない

だが・・生きている・・




「002の目覚めによってコイツも何らかしかの変化があり得るのかもしれない・・・」




ジャニスは鍵を閉め 事務所に戻った・・・







「プルルル・・・」



『どうした?』



『ジャニスです、002はもう少し時間が掛かりそうですね』



『どのくらい掛かりそうや?』



『最低・・3週間くらいは掛かると思われます』



『3週間か・・・長いな・・・どうせ単発や・・2週間で頼む』



『制御が問題ですが・・』




『ガラスの破片の比率を上げておいてくれ・・起きてからのインストールは難しいだろう』




『そうですね・・分かりました』



「ピッ」




自己制御不能・・性の解放・・・



このプログラムは女に一番効果的である・・




好色でもあり・・・



弱みでもある・・・







ジャニスはこの時点で、傀儡の全ての鍵は「ガラスの破片」であると気付き始めていた













































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12:22:12
次の日から京介と結衣はプランを始動した

ジャニスの役割としては特に何も言い渡されていない

いつものパターンであった

京介はプランを頭の中で描きコマ(傀儡、人間)を動かす

協力要請の入る時は、事が大きく動く時と終結の時が多かった・・


京介が「天国の部屋」を出て行く時、ジャニスに声を掛けた


『ジャニス・・・結衣は極限まで使う・・・そして次は・・002を動かす・・準備しててくれ』


『はい、分かりました・・』


店を出て行った・・












ジャニスはXと都内を歩いていた・・


『オーナー・・このビル・・』


「㈱ MIO」のビルの前に二人は居た


『ここはうちで買い取った』



『そうなんですか?何故ですか?』




『・・このビルでは沢山の面白い事が起きたからな・・・誰に買われて違う形で動いたり、取り壊されたりしたらつまらないだろう・・・ここに「哀川 京介」の魂が宿っているんだ・・・』




『京介さんの・・・』





『あぁ・・必ず・・ここで何かが起きる・・・』





『しかし・・ここは廃ビルじゃないですか・・』





『そうだ・・廃ビルだ・・だが・・ただの廃ビルではない・・』





ジャニスは何かを待っているかのような口調で言った・・





ジャニスはビルの正面に行き鍵を取りだした





「チャラ・・カチ・・」





ビルの中に入った






「カツカツカツ・・・」






ビルの中は以前、活気のあった 「㈱ MIO」のままであった・・





入口は大きな受付カウンターがあり、気の長くなるようなエスカレーターがあった





何年も経ちほこり塗れのエスカレーターをジャニスは登り始めた





『中身はそのままだったんですね・・』






『あぁ・・』





企画室、営業部などもほこりこそ被っていたがそのままの状態であった





「カツカツ・・・」






「役員室」





「ガチャ・・」





中に入ると会長 「闇田 ヒロシ」と「竹内 美央」の写真が飾られていた



ジャニスは写真の前で立ち止まった・・





「一番役に立たなかったな・・・お前達・・」





「ボフッ」




ソファーに座った




ほこりだらけのソファーに座るジャニスを、Xは驚いた顔をして見ていた




ジャニスはソファーの前にあるテーブルの下に手をやり、なぞる様に手を動かした





「ササッ・・」





「ピタッ」





「カチッ」





ジャニスはテーブルの下から何かを取りだした





『フフッ・・』





手の中には昔、京介が仕掛けであろうと思われる壊れてしまった盗聴器があった





『それは?』





『京介さんが昔仕掛けた物だろう・・・』





ジャニスは立ち上がり会長室のドアを蹴った





「ドカッ」





会長室の机には書類が散乱していた





会社が崩壊する寸前のものだったのだろう




殆どが請求書だった・・







「完全に・・この会社を潰した・・ということか・・」






『X、お前は下のロビーで待っててくれるか』



『はい・・』



ジャニスは屋上へ行った




だだっ広い屋上に出ると空は夕焼けだった・・・




京介がここを何故飛び降りたのだろう・・・




ふとそんな事が頭を過ぎった・・






「ジャニス・・・人と言うのは実にくだらない生き物だと思わないか・・己の欲望をひた隠し、他者に良く思われたい・・好かれたいなどと考えるのは人間だけだ・・・そんなくだらない世の中を俺達でぶっ壊してやろうぜ・・人間と言う馬鹿な生き物を使ってな・・・」




京介の言葉を思い出した






「京介さん・・まだ・・終わってませんよ・・・貴方の意思を継ぎ・・この腐った世の中に鉄槌を下す・・・ニヤリ」





壊れた盗聴器を空に向かって放り投げた




「ヒュン・・・」




「カツカツカツ・・」





ジャニスはロビーに向かった





携帯を出しある場所へ電話を入れた・・





「プップップ・・」



『もしもし・・』



『こんばんわ・・矢吹です』



『あぁ・・矢吹さん・・ご無沙汰してます・・』



『その後、どうですか?』



『ええ・・愛美の方は相変わらずで・・』




『お子さんの方は?』




『元気に育っています』




『来月、預かっていたお金をまた振り込みますので・・』





『いつもすみません・・矢吹さん・・』





『いえ・・いいですよ・・彼の遺言ですから・・・ニヤリ・・・』





「ピッ」





「カツカツ・・・」






『さて・・行くか・・X・・・ニヤリ』






『はい』




二人はビルを出た・・






























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2010/08/24
11:23:32
琴菜は竜男が精神異常になり入院してきた時に担当医として付いた


竜男は身寄りもなく身内が一人もいない人間だった


精神鑑定をしていくうちに竜男に惹かれていっていたのだった


竜男は酒を飲み半狂乱になり人を殺しかけた・・


そんな自分を抑えきれないで逃げ回っていた・・


事件にならなかったのは逃走を繰り返していたからだと本人の口から聞いていた


竜男は琴菜に完全に心を開き信頼しきっていた・・


食事も琴菜から運ばれてくるものしか食べる事はなかった・・


子供のように自分を縋ってくる竜男を琴菜は愛しくも感じていたのだった・・


だが、それだけではなく・・


性の領域でも琴菜は竜男を思い通りにしていた


臆病で対人恐怖症になっている事を良い事に自分だけを見つめるように仕立てあげていた・・



「竜男さんはここから一生出られない・・私なしでは彼は生きられない・・」



いつの日か琴菜はそう思うようになり竜男を自分の恋人のように扱っていた



治療も病気が改善するようなものではなく


より悪化するようにし


ほぼ毎日が「性」を要求するようなマインドコントールが行われていた


そこには京介に渡している薬の一部を竜男にも投与していたのだった









「HEAVENS Cafe」




「カラン・・」




『お帰りなさいませ』




『ジャニス・・「プラン 琴菜」始動や・・ニヤリ』




『はい・・・ニヤリ』




京介と結衣はVIPに入った




ジャニスはブランデーを持ってVIPに入ってきた




それぞれのグラスにブランデーを注ぎながら結衣の顔を見た





「完全に傀儡化している・・・」





そう感じた




その後、京介と結衣は過去の楽しい思い出や今後の未来について語っていた





ジャニスは二人の姿を眺めていた





「傀儡に成りえし者、そこにあるはずの自分の意思は無し・・京介という男は地下に監禁してある傀儡達を今後どう使うつもりなのだろう・・・」




『結衣さん』




ジャニスは結衣に声をかけた





『はい』




『良かったですね・・これから本当の愛を知ることが出来るんですね・・』





『うん・・もう・・あんな所には戻りたくない・・』





『その件に関しては本当にすみませんでした』





『全て・・京介さんから聞きました・・私・・何も知らなかったから・・』





『いえ、いいですよ。京介さんや私もこの日を待っていたんです』





『この日?』





『結衣さんと京介さんが本当に結ばれ永遠の愛を手に入れる時ですよ』





京介はジャニスの言う言葉をニヤニヤしながら聞いていた





『結衣・・何度も言うけど・・悪かったな・・必ず幸せになろう』





『はい』





『では、ごゆっくり・・』





ジャニスはVIPを出た





琴菜か・・アイツを何故、引き込むのだろう・・




アイツは傀儡として使うのにはとても扱いずらい筈だ・・




性の玩具にもならない・・



先を見据えた大きなプランなのか・・




それぞれの役割がある・・




それは実社会でも裏社会でも同じ・・




己の意思と思って行動しているが実際はそれが本当だとは限らない・・




実に面白い・・



琴菜をどのように使うのか楽しみで仕方がなかった・・





「バタン」




事務所へ入った




結衣の投入が琴菜を引き込む為だけのもの・・・



琴菜を引き込んだ後、新たに発動するプランが用意されている・・



結衣の結末は一体どうなのか・・



何にせよ・・結衣はこれで終わりであろう・・



ジャニスはPCのスイッチを入れた



地下監視モニターを眺めた




「コンコン・・」




『どうした?』





Xが事務所に入ってきた





『京介さんと例の女が天国に移動しました』



『そうか・・報告 御苦労』




『はい』




「天国か・・」




人の心はとても弱い



弱い人間には道筋を教える人間が必要だ・・



自分の役割を知り



それを行動する・・



「それも何も知らない馬鹿には必要な事だ・・・」






ジャニスは数年後、京介自身が傀儡化してしまう事を予測もしていなかった・・・
































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2010/08/23
11:36:53
結衣の目には京介の弱みに付け込んで金をむしり取り、尚且つ自分との仲を引き裂こうとしている・・

酷い人間のように映し出された・・・

京介は金を渡し薬を受け取ると横目で結衣を見た

結衣は鋭い眼差しで琴菜を見つめていた



「順調や・・・」



『さぁ、行こうか』


『・・はい・・』



『琴菜はん、行きますわ』



『ええ』




二人が病棟を去る時も付いてくるわけでもなく琴菜は医務室に入った・・



「ガチャ・・」



京介達が病棟を出ると扉は自動でロックされた




「ギュイーン・・・カチン」



「・・・」




『結衣・・見ただろう・・あの金に目の眩んだ醜い姿を・・・』



『はい・・』




『アイツはこうして何年もワシとジャニスをゆすり続けて挙句、俺達の距離も作ったんだ・・・』




『絶対に許せない・・』





『でもな・・お前を目覚めさせるためにはアイツに金を払って薬を買うしか方法がなかったんだ・・』





『じゃあ・・私の為に京介さんは・・・』





『まぁな・・長いこと待たせて悪かったな・・・結衣・・』





『京介さん・・・』





結衣は京介が愛しくて仕方がなくなった・・・




京介さんならば、あんな奴簡単に葬ることが出来るはず・・




なのに言いなりになっていた・・・




そして本当の理由は自分を救うためだったんだ・・・




結衣は京介に抱きついた




『私・・やるわ・・アイツの大切なものをめちゃくちゃにしてやる・・・』



『そうか・・ありがとう・・俺には結衣しかないし、お前だけが頼りなんだ・・・』



『うん・・・絶対に許さない・・』



抱きつく結衣の腕の力が急に強くなった



「・・・ニヤリ」



『奴の大切なものを壊したら結婚しような・・結衣』



『あぁぁ・・京介さん・・本当に本当に信じていいんですか・・』



『当たり前やないか・・何度も言わせるな・・』




京介は少し恥ずかしそうに笑って見せた




『はい!』




病院から出て車に乗ると結衣はやたらおしゃべりになっていた


今まで地下に監禁され自由を奪われていた時間に目を伏せるかのように


京介と出会った頃の話や楽しかった思い出の話を言い続けていた




『そうだったな・・結衣・・・またあの日々が過ごせるなんて俺はほんまに幸せだよ・・』




『うんっ・・絶対に取り戻すんだから・・・』




怒りの形相に変わり始めた・・




ワシと結衣の間に、他のものでは成しえない時間と絆がある・・

そしてはそれは何ものよりも強く・・・

何ものよりも強固なものである・・・

これが理想だ・・

そして・・・プラン通りだ・・・




『結衣・・今日伝えたプランの通りにすれば必ず上手くいく・・・』


『はい・・』


その後の二人はHEAVENS Cafeの「天国」の部屋へと戻った・・・













病室



「コツコツコツ・・・」



「607」




「ガラッ」




『起きてる?』




『・・・』




『寝たのかしら・・』




病室の電気も点けずに琴菜は607号室の男に近づいた




『竜男さん?竜男さん?』




『・・・』




すると竜男は下半身を丸出しにしたまま死んだように眠っていた・・・




肉棒の先からはドロリとした液体が糸を引いていた・・・




『・・・我慢できなかったのね・・・』




琴菜は眠る竜男の肉棒をしごきながらむしゃぶりついた・・・





竜男の肉棒はいくらしゃぶっても勃起をすることはなかった





そして、竜男自身も目を覚まさなかった・・





「今まで・・こんな事は無かったのに・・」





竜男の衣服の乱れを直し綺麗にベットに寝かせ布団をかけた






「仕方のない人ね(笑)・・私が居ないくらいでこんなになるなんて・・」







琴菜は医務室へ戻った・・・



























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2010/08/22
10:29:16
「カツカツカツ・・」


京介は精神科病棟の医務室の前で止まった


「コンコン・・」


医務室のドアが開いた



「ガチャ」



『あら・・京介さん・・どうされたんですか?』



『女がね・・ちと風邪ひいたみたいで連れてきたんですわ・・』



『そうなんですか、もう大丈夫ですか?』



『ええ大丈夫みたいですわ・・それに・・渡さなあかんもんがあるじゃないですか・・琴菜はん』



『ここじゃ何ですから・・そっちのホールで話をしましょう』




琴菜は京介の隣を歩きながら小声で言った



「ここに来られては困ります・・それに・・ここで受け取るのは危険です」



「まぁまぁ・・手間が省けていいですやん」



「それに・・いくら彼女さんとは言え・・見られたら問題になるかもしれないし」



「その辺は心配いりませんわ・・・ニヤリ・・」



ホールに着いた



『では、これは例の代金ですわ』



京介は現金を出しだ



琴菜は周りをキョロキョロしながら慌てるように現金を掴んだ



「もう少し・・気を使ってください!」(小声)



『ハハハ・・悪いね・・』



『ちょっと待っててくださいね確認してきます』



琴菜は医務室に現金を確認しに行った




『結衣、アイツの名は琴菜、ワシらの仲を裂こうとしているんだ・・そして、俺やジャニスの弱みを握り金をゆすってきているんだ・・』




『お金を?』




『そう・・金を払わないと俺は逮捕になってしまう・・そして結衣とも二度と会えなくなってしまう・・それが嫌だから今まで、こうして金を払っているんだ・・』




『会えなくなるのは・・いやぁ・・』





『結衣をあんな所に閉じ込めたのも・・アイツの指示なんだ・・逆らうと二度と結衣に会えなくなる・・そう思うと今は二人で我慢すれば・・いつかきっと・・って思っていたのが本音だったんだ・・黙ってて悪かった』




『許せない・・京介さんを脅すなんて・・・』





『結衣・・復讐はこれからする・・だが、奴にではない・・』





『誰にするんですか?』





『奴の大切なものに復讐の刃を向けるんだ』





「コクン」





『やり方はこうだ・・』





京介は結衣の耳元で囁いた




『出来るか?』





『嫌だけど・・京介さんとこれから一緒に居られるならやります』




『そうか・・ありがとう・・』





結衣はその場を立ち去ろうとした





『結衣・・』





結衣はくるりと振り返った





『607号室だ』





「うん」





結衣はホールから姿を消した





「カツカツカツ・・」





琴菜が戻ってきた






『京介さん、間違いありませんでした』




『そうでっか・・』




『あれ?かの・・』




琴菜が結衣の事を話そうとしたとき話を被せた





『琴菜はん・・追加頼んますわ・・』




『い・・今ですか?』





『何とかなりますやろ?』





『今は・・難しいですよ・・』





『そこを何とか頼んますよ・・・上乗せしますさかい・・ニヤリ・・』





『そ!・・そんな・・お金の問題じゃないですよ・・』





『誰が・・金・・言いました?(笑)クックック・・、まぁいいでしょう、では銭を上乗せさせて貰いますがな・・・ニヤリ』





琴菜はシマッタという顔をしながら顔を赤くした




そして、さも気づかれたくないかのように言った



『今回は特別ですよ、種類はいつものですか?』



『ええ、そうですわ・・・それと・・眠薬も多めに下さいな』



『分かりました』



ツンとした顔つきで琴菜は再び医務室へ向かった・・




「607号室」



中からは男の声が静かに響いてた・・・




息遣いが激しく・・・



とても荒々しいものだった・・



「もっと・・強く・・激しく頼む・・」



「ええ・・いいわよ・・」



「はぁっ・・はぁっ・・」



結衣は暗闇の病室の中で男の肉棒に注射器を打った・・



「うぐっ!」



「こうすると、とても気持ち良くなるのよ・・」



「はぁ・・はぁ・・凄い・・こんなのは初めてだ・・」



「あなたは素敵よ・・とても可愛い・・」




「はぁっ・・はぁっ・・」




「ここも・・凄く素敵・・」





「うぐっ!いっ・・イク・・」












数分後、結衣が戻ってきた



『どうやった?』



『凄くキモイ男でした・・最後気絶したんでそのままにしてきました』


『フフフ・・それでいい』


琴菜が戻ってきた


『あら、さっき居なかったわね?』



『トイレをお借りしました』



『そう、ここのトイレは遠いから迷わなかった?』



『迷いました(笑)すみません』



『フフフ』




琴菜は注文の薬剤を取り揃えた紙袋を渡してきた



京介は中身を確認すると現金を渡した





そのやり取りを結衣は冷めた目で見つめていた・・・



























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2010/08/21
10:47:16
ジャニスは事務所に着いた




応接室に通された女が座っていた





『お待たせして悪かったですね・・』




『いえ』





どこか聞き覚えのある声だと思った




ジャニスは相手の顔を見る事も無く差し出された履歴書を見た






『・・・お前・・どう言うつもりだ?』





『普通に面接に来ただけだけど』






女の名は「矢吹 りこ」と書かれていた







ジャニスの妹が「HEAVENS Cafe」の面接に来ていた







『採用でしょう?』







『・・・いいだろう・・』






ジャニスは「りこ」の使い道を考えていた





傀儡NO、002は、元々りこの知り合いでもある・・・




今後、002の覚醒が行われる際に、りこの存在は面白い事になるかもしれない・・




りこは、京介とも面識があり、どちらかと言うと可愛がられている方だ・・




りこの存在を京介がどう感じどう扱うか・・・見物だ・・・





そう感じた






『オーナーって呼べばいいんでしょ?』





『そうだ・・』





『いつから?』





『好きな時に来て好きな時に帰ればいい』





『そんなのでいいの?』





『あぁ・・・ニヤリ・・・お前は存在が仕事になるだろうからな・・・』





『存在?接客とかは?』





『したければすればいい』





ジャニスはXを呼んだ




「コンコン・・」









『失礼します』






『採用だ・・』





『はい』






『コイツに適当に仕事を与えてくれ・・本人が嫌だと言う事はやらせなくていい』





『わ・・わかりました・・』








「いったい・・この女は何者なんだ・・・」







『よろしくお願いします、「矢吹 りこ」です』






『矢吹・・』







『妹だ・・よろしく頼む・・』







『は・・はいっ』







『今日はコーヒーでも飲んで帰ればいい』







『はーい』







『X、カフェでコーヒーでも出してやれ』







『はい』








りことXはホールへと向かった















「・・・」





実に面白い展開になってきた・・




結衣の覚醒に続き、002、005の投入があるかもしれない・・・




一線で使われた傀儡達が京介により、再び息を吹き返す・・




そして「りこ」の存在・・・




002が起用される時、「りこ」は必ず役に立つ・・・




我が妹ながらも・・奴は残酷な所がある・・・




京介はそれも計算したうえで必ず「002」の覚醒を始めるであろう・・・






「やはり・・京介さんといると面白い事ばかりだ・・・フフフ・・」




















「ブロロロ・・・」






『なぁ、結衣』





『はい』





『お前に取って大切なものは何だ?』





『京介さんです・・』





『そうか・・俺も結衣を大切に思ってる・・』





『本当ですか』





『あぁ・・』







京介は結衣ある病院へ連れていった






入口、ロビーを抜け長い廊下を歩いた





『京介さん身体が悪いんですか?』




『イヤ・・どこも悪くない』




『どうして病院なんかに?』




『ある奴と会って欲しいんだ』




『どんな人ですか?』




『実はな・・そいつは・・俺達の仲を引き裂こうとしているとんでもない奴なんだ』




『私と京介さんの仲を・・』




『そうや・・だから・・大切な宝物を守るために力を貸して欲しいんや』




『・・結衣・・京介さんの為なら何でもします・・』




『ありがとう・・良かったよ・・これでお前との楽しい日々が始められる』






「楽しい日々・・・今・・京介さんの力にならなかったら、私はまたあの暗闇に戻される・・・」





京介の顔を見た・・





京介は微笑みながら結衣の手を取った





『結衣・・ありがとう・・』





結衣の指に嵌めてある指輪を抜いた





『あ・・ダメ・・抜かないで・・』





『これは違う指にすればいい、新しいのを準備してるんだ』





『えっ・・』






左の薬指に高価なブランド品の指輪を嵌めた






『わぁ・・』






そして自分の指にも同じ指輪を嵌めた






『この一件が片付いたら・・結婚をして欲しいと考えている』






『結・・婚・・』






『俺じゃ嫌か?』






結衣は涙を溜め左右に首を振った・・






『結衣・・今までの事をこれから挽回する・・俺にもう一度お前とやり直すチャンスをくれ』






『ううん・・そんな事気にしないで・・』






『結衣・・全ての障害を二人で排除するんだ・・』






『はい・・』





結衣はいつの間にか京介の言葉に操られていた・・






誰か分からない相手に心の底から怒りの様なものが湧きあがっていた・・






京介はその表情をじっと見ていた・・







「やはり・・コイツのサタンは強力だ・・使える・・・」






『結衣・今日は顔を見て少し挨拶をするだけだ・・悟られないようにしろ』






『はい』







『二人の幸せの為だ・・言う事を利けるな?』







『はい・・』









二人は精神科病棟へ入った・・・


































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2010/08/19
10:15:41
結衣の精神は心の奥底から満たされていった・・




甦る京介との楽しい幸せだった時間・・・




これから毎日京介と過ごしていきたい・・




生きる望みとして・・・




自分の為にではなく・・




京介の為だけに・・




生きて行きたい・・





『もっと!もっと突いてくだ・・さい・・京介さんっ!』





結衣は腰を激しく動かした





結衣の中で京介自身は振りまわされるかのように動いた







『あうっ!また・・また・・いくぅ・・』







『結衣・・どこに欲しい・・』







『中に・・中に下さい・・結衣の中に奥で沢山出してください・・』







『分かった・・』







京介は感じ乱れる結衣の顔を冷静な目付きで眺めながら奥で出した・・







『はぁっ・・はぁっ・・はぁっ・・』







結衣は京介と同時に絶頂を迎えていた






「ぬちゅ・・」






京介はペニスを抜いた






結衣の穿いているパンティのクロッチが元に戻り内側には京介の排出した液体が垂れ下がってきていた・・






「結衣の中から・・沢山出てきている・・」






『結衣・・・これからは一緒に暮らそう』




『う・・うん!』





結衣は驚きと嬉しさで顔がくしゃくしゃになっていた・・





膝の上から結衣を降ろした





京介は結衣の服を差し出した






『もう一度シャワーを浴びるか?』






『・・このままが・・・いい・・・』





『・・・そうか・・なら服を着ろ、VIPでジャニスがお待ちかねだ』






『はい』









結衣は股の間から流れ出る京介の液体を拭き取るのが嫌だった・・







これは現実なんだ・・・




拭いとると全部消えてしまうかもしれない・・




そんな思いだった・・






京介から受けっとた服は先程見せられた写真と同じ服だった・・










「ありがとう・・京介さん・・」







結衣は京介の気遣いに感謝した・・・







止まっていた時間が再び同じ場所から、同じ時間から動くんだ・・・







あの中に閉じ込められていた事が夢だったんだ・・









結衣はそう思った





『着たか?』





『はい』





『よし・・行こう・・結衣』






京介は手を差し出した






「ドキン」






「な・・懐かしい・・」






結衣は京介の手を握り涙を浮かべた






『どないしたん?』





『夢じゃない・・夢じゃないよね・・京介さん』






『あぁ・・夢ちゃうで・・』






『うん・・』







「ガチャ・・」






「バタン」







ルームネーム「天国」の扉が閉められた







暗く長い通路を二人は歩いた・・







「VIP」






「ガチャ・・」






『待たせたな』






『いえ』






京介に手を引かれて結衣が現れた







ジャニスは結衣を見つめた







結衣はジャニスの視線には気づいていなかった







数日前まで「サタン」に翻弄されていた結衣が今はしおらしくなっている・・・





そして目覚めの時より安定しているように見える・・・





静かで・・・




気品のある女性に見える・・・






京介の傀儡師としての手腕を改めて感じた







『ジャニス・・結衣にシャンパンを頼む』






『はい』






ジャニスはインカムでXに指示をだした







数分後、シャンパンはテーブルの上に並んだ







ジャニスは一人一人のグラスにシャンパンを注いだ







『結衣・・ジャニスにお礼は?』







結衣は下唇を噛んだ・・








この男のせいで自分は拘束されていた・・・




こんなにも自分を大事にしてくれる京介さんと引き離した張本人・・・




許せない気持ちが肥大し始めた








ジャニスはただ結衣を見つめた









「きっと俺に対して憎悪の心を抱いているのであろう・・・」





『結衣?』





京介の言葉に結衣は反応した






『ぁっ・・はい・・』






ジャニスは自分のグラスを差し出した




そして満面の笑みで言った








『結衣さん・・おめでとう・・私も嬉しいよ』






『えっ・・』





続いて京介が言った






『ごめんな・・結衣・・あんな所に閉じ込めたりして』






結衣は慌てた顔をした






『京介さん・・そんな事言わないで・・結衣は結衣は大丈夫・・』






『俺の指示やったんや』






『ううん・・そんなのもうどうでもいいの』






『ジャニスを責めないでやってくれるか・・』






『責めて無い・・』







『結衣さん・・私からも謝罪します。すみませんでした』






二人からの謝罪・・




どうして・・




どうして・・





結衣の心に掛っていた霧が消え始めて来た






『さぁ、乾杯しましょう』








『そやな』





3人はグラスを合わせた





『結衣の生還に乾杯』





「チーン・・」





予め京介の指示により結衣のグラスにはドラックが仕込まれている・・・







結衣の覚醒と今後のプラン・・







薬の投与は様子を見ながらの方が良いのは確かなのに・・







早速の投与・・




京介の今回のプランは短期戦なのかもしれない




結衣の崩壊も近いな・・




ジャニスはそう感じた・・

















『ジャニス、結衣と出掛けてくる』





『はい、ではお車を店の前に用意いたしますね』





『頼む』





『後ほど・・プランをお聞かせいただけますか・・』






ジャニスは小声で言った






『あぁ・・ニヤリ・・』







その後、京介と結衣は何処かに出掛けて行った





ジャニスは再び地下室へと行った






「カツカツカツ・・」







現在、ここに居る傀儡達は5体




空き部屋が15部屋






「結衣はここに戻って来れるのだろうか・・・次に戻るとしたら完全に使いものにはならないだろう・・」







「傀儡NO。005 亜衣」





「カツ・・」





「変わりなしか・・」






「カツカツカツ・・」






「ギギギ・・」





ジャニスは「傀儡NO、002」の部屋に入った





昏睡状態からずっと目覚めない傀儡・・





京介の言葉を思い出した





「コイツはとても嫉妬深い・・・そこを上手く使わないとダメだな・・」





恐らく・・結衣とはまるで反対の性質なのだろう・・・







言わば扱いづらかった傀儡だ・・







生還する事無く・・・眠りづづける可能性もある・・・





その時、携帯が鳴った





『何だ?』




『面接をして欲しいと言う方が来てますが・・』





『面接?男か?』





『女です』





『・・・』





『分かった・・今戻る・・』






ジャニスはカフェへ向かった





































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