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2010/02/19
07:33:04
思いがけない琴菜の行動に京介はプランの変更をせざる負えない状況であった。
「待てよ・・琴菜の執着したゆなへの想い・・これを利用しない手は無いな・・」
精神的には弱い、琴菜・・・
頭脳や才能は誰にも負けないほどの力があるのに
自分に自信が持てずにいたが為、開花のチャンスを今まで逃してきた
また、情深く、愛する人へ欲求は他者には理解できないほどのものがあった・・
過去においての恋愛でも問題を起こしていた
「自分だけを愛して欲しい」
「自分だけを・・・見ないなら・・いっそ・・・」
この様な思想で相手に過剰な想いを強要し事件を起こしていた
その事件は、当時京介により闇に葬らさられた
人が一人死ねば、法的に必ず事件が明るみに出る・・・
京介は琴菜の理解者として存在し、琴菜に便宜を図ったのだ
「この人間はいつの日か・・・役に立つ・・・・」
京介はそう考えていた・・
『医療ミス・・だったんや・・琴菜はん、あんたは悪くない・・それより、これで彼も一生、琴菜はんの心の中で生き続けれる・・・幸せなハズや・・』
『はぃ・・きっと 喜んでます・・・』
琴菜はそう信じてならなかった
間違った事をした事実は分かっていたが、その事を精神性かいで全拒絶していた
『そうや・・・ワシはあんたを守る・・・心配無い・・・』
『・・・はい・・・』
この時にジャニスの協力・・
京介の裏社会での力・・・
政治的な力を使い、全てが無かった事になった
琴菜は京介の理解と便宜に感謝し
京介の役に立つ様に闇医者としての道を選んだ・・
『あんたの面倒はワシが死ぬまで面倒みてやるさかい、安心しぃや』
『本当にありがとうございます。京介さん』
精神的に大切にしてる人間を殺してしまう精神は・・・
本当に傷ついてボロボロだった・・・
自分の心を理解し保護をしてくれる人がこの世に居るなんて・・・
京介に心から感謝していた・・・
・
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・
『どんな事情があるにせよ・・・今回の気持ちは分からないでもないが・・・琴菜・・お前の人生は・・もはやワシ次第やな・・・』
『・・・・許して下さい・・・許してぇ』
京介はジャニスに指示を出した・・
「ゆなの体力の回復」
「視力の回復」
その後・・・ゆなのプラン
『本当にいいのですか・・京介さん』
『あぁ・・適任やろ・・・ゆなには最後の最後まで頑張ってもらう・・・』
『琴菜はどうしますか・・?』
『琴菜は・・・』
京介は琴菜に対しゆなにしてきた行為を自分自身で体感させるように命じた・・
『お安い御用です・・・投薬はどうしますか・・』
『徐々に・・点滴にでも混ぜてやれ・・・』
『はい・・・』
ジャニスは琴菜を見つめた・・
『しかし・・琴菜と言えば、表社会にいる頃は優秀人間ででしたね・・・それが・・こんなになるとは・・』
琴菜とジャニスは直接的な知り合いでは無かったが、京介を通じ会った事が何度かあった。
「ゆな」「琴菜」の運命は、この事を切欠に変わる事になった・・・
二人の運命の矛先はジャニスに託された。
ジャニスは京介の指示通り動き、更なる使い勝手の良い傀儡にしよう・・
そう考えた。
てんてん(愛美)・・。
地方周りの仕事も順調に進み関東に戻る段取りで進んでいた。
岩手を最後に明日戻ると言う時にヒロシから連絡が入った。
『美央、地方の成果はどうだ?』
『順調です、現場でも商品が飛ぶように売れ在庫が足りないほどでした』
『そうか・・やはり彼女の現地への行動は吉と出たな・・帰ったら直ぐに次のCMに入れ』
『会長・・てんてんさんの事務所の件ですが、フリーのタレント的な扱いで次に入ると言う事でしょうか?』
『そうだな・・リゾート地の開発で彼女にショップをやらせることにしているだろう・・そこで個人事業主では格好が付かない。 会社をひとつ準備しておいた』
『そこを利用してCMの方もそこへ依頼なのですね?』
『そうだ、それだけではない、いざとなったらそこを利用し金を引っ張ることも可能だ・・・』
『えっ・・では、てんてんさんの為だけではなのですか?』
『美央・・・金を掛けると言う事は勝算があっての事だ・・無下にワシが金を放り投げると思うかね?』
『・・・』
『非道になれ・・・美央、世の中金の無い奴はクズなのだよ』
『・・・はぃ・・』
美央は電話を切った・・
『てんてんさん・・明日、関東に戻れるわね本当にお疲れ様 ありがとうね。』
『お役に立てればいいんです(*´∀`*)』
『一応・・次のCM撮りの件だけどOKが出てるわ・・』
『わぁ!ありがとう(*´∀`*)社長』
『で・・そのお金のやり取りとか個人での支払いは企業としては・・少し困る・・という事なの・・』
『会社が大きいとそういう事もあるかもしれないですよね~・・どうしよう・・でもやりたいです!』
『うん・・うちの会長が、会社を準備してるらしいわ・・そこで代表になって こなせばいいと・・』
『えー!!私が社長ですか??出来るかな・・(笑)』
『今、会社は簡単に作れる時代よ 誰でも社長になるだけならなれるのよ(笑)ただ・・』
『ただ?なんですか?』
『どうかな・・てんてんさんが何処かに宛てはないの?会長の思うツボ・・そんな気がして・・』
『宛ては・・・』
愛美は京介の事を考えた・・
「キラー様が社長で私が専務・・・そうしたら・・・」
でも「うん」と言う訳が無い・・そう感じていた。
『アテはないんですよね(苦笑)・・・何か問題ありますかね?』
『無いわ・・・今のところ・・』
『今のところ・・ですか?』
『ごめん、私の考えすぎかもしれないから・・・じゃぁ明日も早いからもう休みましょう(*´∀`*)』
『はい(*´∀`*)』
岩手の某ホテルでの話であった・・・
愛美は自分の部屋に戻り京介に連絡をいれた。
『キラー様。愛美です、何してたの?(笑)』
『お前の事を考えていた・・』
『きゃーん嬉しい(*´∀`*)』
『どうだ順調か?』
『明日には戻ります。帰ったらCMの仕事が待っているそうです!』
『予定通りやな・・・』
『キラー様は考えとか纏まったんですか?』
『あぁ・・少し問題も起きたが・・それはそれで上手いように使う・・』
『・・・よく分らないけど・・順調と言う事ですね?』
『あぁ・・そうだ・・全て順調だ・・』
『なら あとは・・・私次第・・ですね・・』
『頼むな愛美、お前だけが頼りなんや・・・』
愛美は京介に頼りにされることをとても嬉しく感じていた。
『はい(*´∀`*) 私、頑張ります。』
『あぁ・・。』
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ヒロシはてんてんのCM撮りやショップ経営のための段取りを整えていた。
『あー。もしもし ワシだが・・』
『これはこれは会長。』
『ゲレ社長、例の会社の準備は順調かね?』
『はい。元々てんてんさんの居た事務所の代表権を、彼女に変更する段取りで動いてます。』
『そうか・・・新たに新設するより話題性があってその方が良い・・・』
『ええ・・「頑張るてんてん。」として、メディアは彼女を応援することでしょう・・』
『よし、明日2人が戻る、その時にその話をしておく、その後ワシは一度海外のほうへ行って来る』
『NY支社ですか?』
『そうだ・・アメリカでもてんてんを・・アジアの魔女・・としてアピールする、合衆国からも、どんどんドルを巻き上げるのじゃ・・ハッハッハ』
『是非、その際には私にもおこぼれを・・(笑)』
『あぁ勿論だね・・・同志ではないか・・・』
ヒロシはどんどん金を産み出す様にてんてんを仕上げようとしていた・・・
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