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2010/02/21
12:06:34
京介は愛美を監禁している部屋に向かった
「ガチャ・・・」
愛美の精神面を気にしていた・・
部屋に入りと窓際でぐったりしている倒れている愛美を発見した
『う・・・うぅぅ・・・』
『・・・愛美』
顔が青ざめ完全に意識が朦朧としていた・・
愛美を抱き寄せた
『き・・京ちゃ・・ん・・』
『やはり・・耐えきれなかったか・・・』
愛美は京介の事は分かるが・・・
それ以外の事は分からないくらいに精神的なダメージ受けていた・・
『このままに・・しておく訳にはいかない・・』
体はガクガク震え、緊急を要する様な状態だった・・
だが・・有名人の愛美を簡単に病院には入れる事は出来ない・・
京介は愛美の生まれ故郷の病院に入れる手はずを取る事にした・・
その際、ジャニスが協力した
今、愛美は体調もそうだが居場所を知られる訳にはいかない
『ジャニス・・その病院は大丈夫なんだろうな・・』
『ええ・・お任せ下さい・・』
『すぐに向かわせる手はずをとれ、金は幾らかかっても構わん』
『はい・・・』
精神的なダメージの回復はするのだろうか・・
どれだけの衝撃があったのかはその場では分からなかった
京介は心を非情にし切れなかった・・・
『ジャニス・・。愛美を必ず助けて欲しいんや、あの時の様な事は繰り返したくないんや・・』
『・・・最善を尽くします・・』
京介は愛美を連れ、すぐさま故郷へ向かった。
・
・
・
・
・
㈱ MIO
ヒロシは事件が起きてから、すぐにはNYからは戻らなかった
自分が今、矢面に立たされるのは不味い・・
そして、空港では報道陣が待ち構えているであろう・・
この大きな衝撃の責任を美央に取らせるためでもあった
『美央・・いったい・・どうなっておるんじゃ!』
『私にも分からなくて、急にTVの電波障害が起きたとたん、てんてんさんの映像が・・』
『・・どこの局だ?』
ヒロシはTV局のコネを使い、なんとか穏便に事を終息させる事を考えた
『どこの局もです・・』
『どう言う事じゃ!!』
『どこの局にも同じ映像が流れ・・完全なテロ的な電波ジャックのようでした・・』
『よりによって・・クソッ・・何が狙いじゃ・・・』
『会長・・・どうしましょう・・・このままでは会社に対するダメージが広がるばかりです・・』
『ええいっ、お前が社長だろ!!それなりの対応をし、それなりの行動を起こせ!!お前の会社だろうが!! このクズが!!』
『は・・はい!』
『責任はキッチリ取らせるからな!また連絡する』
怒りにまかせヒロシからの電話は一方的に切られた
美央は役員室で頭を抱え込み、涙を流した・・
『もう・・私も・・・終わりね・・・』
美央のそんな気持ちとは関係無くマスコミの攻めは怒涛の如く続いた
取引先や一般ユーザーからのクレームの電話も鳴りやむ事はなかった
ヒロシ自体も美央に押し付けて事が治まるとは考えておらず
何か手を打たなければと考えていた
会社の株も一気に暴落、もはや会社の存続自体が危ういと感じていた・・
『個人資産をつぎ込んで何とかのり超えるしかない・・・クソッ・・美央め・・だから言ったのじゃ非情になれと!!』
「プルルル・・・」
美央の携帯が鳴った
美央は着信が誰であるかも確認できる状況じゃなく電話を取った
『はい・・』
『社長・・大変な事になりましたね・・・』
『・・京介君・・』
『・・はい・・』
『私・・どうしていいか・・会長からも責められて・・・もう 私は終わりよ・・死にたい・・』
『気持ちは察しますが・・・死んだら終わりです。会長とあなたの資産を使ってでも必ず何か手を打つべきです。恐らく・・会長は既にそう考えて動いていると思います・・』
『会長と・・私の資産・・』
『そうです・・株の暴落を止めてその後は、あれは「㈱ MIO」は加害者では無く、被害者なのだと国民の同情をかうのです。日本は金で動きます・・・必ず金が解決してくれます・・』
『京介君・・・あなた・・いったいどこまで知っているの・・・』
『社長・・これは成るべくしてなった。そして誰もが私は違う、自分の意志だと思い込む・・傀儡の業・・と私は考えます・・』
『傀儡の業?・・それはいったい何?誰がそうさせているの・・』
『・・・誰しもが気づかずに進む・・・作られた運命みたいなものです・・・』
『言ってる意味が分からないわ・・京介君・・それより私はどうしたらいいの・・もう全てが終わる・・』
『大丈夫。必ず会長さんは私の言うように金で解決する策に辿り着くはずです・・』
『京介君・・・あなた・・もしかして・・』
『・・・なんですか?』
『いえ・・何でもないわ・・』
『私は社長に頑張って欲しいんです・・それで沢山の情報をかき集めました。スピードが勝負です、細かい事は説明しなくて分かりづらかったとは思いますが、一刻も早く手を打つのが先決だと思って・・出すぎた事を言ってしまったのかも知れません・・・すみません』
『そう・・ごめん・・ありがとう。 これからもまた相談に乗ってくれる?・・・私、恐くて・・』
『えぇ・・勿論・・・』
美央の感性は鋭かった・・・
だが、目の前の問題に冷静な判断は考え付かなかった・・
「プルルル・・」
『美央か?ワシじゃ、来週には戻るそこで少し話がある・・・』
『私もお話があります』
『何だ?言ってみろ』
『このような事になったのも私の采配のミスです・・自分の資産を投資してでも、会社のダメージを埋めます。』
『フン・・何かと思えば・・当たり前だろ!当然じゃ!この役立たずが・・』
罵声を浴びせられ電話は切られた・・・
『当然だ・・・か・・・そうよね・・会長が一代で築き上げた会社だもんな・・』
何とか この危機を乗り越えて、再度登りつめよう・・
美央は前向きに考える様にした。
暫くの間は何をするのにもマスコミのネタになる・・
個人的な動きにも気をつけないといけない、そう思っていた
愛美・・・。
愛美は搬送先の病院での治療で体力の回復まではたどり着いていた
だが、精神的なダメージが大きく、時折意味不明な言動や奇声をあげたりと
まだまだ、時間のかかる状態であった
京介は数日間、愛美の傍にいた
『愛美・・強くだ・・強く・・そして帰って来い・・』
意識が戻るのを祈った。
愛美は目は時折開けるが
一点だけを見つめるだけ、意識的な反応は全くなかった
『愛美・・また来るからな・・・待ってろな』
プラン続行の為、関東に戻る事にした
ヒロシがNYから時期に戻るだろう・・・
そして美央を責めたて、なんらかの処分を下すであろう
そしてヒロシは愛美の居場所を探しまくるだろう・・
「そうそうお前の思い通りにはさせん・・・」
ヒロシがてんてんを発見に至った場合必ず殺すであろう・・
何としても、愛美を守ろうと考え念密なセキュリティープランも組んでいた。
愛美が見つからない以上怒りの矛先は美央へ向けられる・・
美央の誠意として出す金や気持がどこまでヒロシに伝わるものなのか・・・
一方的な歪んだ形の愛に着眼していた・・
それは・・まるで自分の事のようにも感じていた・・
数日後、ヒロシは日本に到着した。
会社の方には直ぐに向かわずNEOSホテルへ向かった。
『しかし・・・どうしたものかのう・・・』
ヒロシの財産と美央の財産を合わせれば急場は凌げるのは明確であったが
そこまでの計算は出来ても、その後に対する手法が思いつかなかった
『会社の建て直しはともかくとして世間の愚民どもは納得せずに ギャーギャー騒ぐのだろうな・・・』
『あの小娘め・・』
ヒロシがNEOSホテルへ着くと直ぐに部屋の方へ通された
ヒロシが通された部屋はいつも利用するスイートルームでは無かった
『なんだ・・いつもと違う部屋だな』
「コンコン」
『誰だ・・・』
ヒロシはマスコミを警戒しながらのぞき穴を見た。
そこには見た事のある男が立っていた。
ヒロシは警戒しながらも扉を開けた
『直ぐ入れ』
『君は・・確か・・ラウンジのオーナーだったな・・』
『はい・・Gと申します』
『G君か。一体何の様だね・・』
『この度は大変な騒ぎになり・・・心中察しいたしております。』
『あぁ・・困ったものだよ・・小娘を信用したワシも迂闊だった。 また使っている人間も無能な奴らばかりだ。』
『例の女性の社長さんは頑張っているのではないですか?』
『フン。所詮女だよ、使えたものではない』
『ですが美央社長も被害者の一人と感じますが・・・』
『相手を読みきれん人間など無能だ、現に会社に多大なる損害を出している・・采配ミスは社長の判断が間違っていたと言う事だ』
『・・・勉強になります・・・。』
『・・・』
『この部屋の事なんですが・・・』
『ほう、いつもと違う部屋じゃないか?どう言う事なんだ?』
『いつもの部屋では外部に情報が漏れやすいと・・あるお方のご厚意で準備させて貰いました』
『ほう・・そんな気の利く奴がおるのかね? 誰かね?是非御礼をさせて貰いたい』
『はい。ですが その方は 自分の名は伏せるようにと言う事でして・・』
『・・・そうか・・ この部屋はとてもいいな。 何か特別な契約が必要なのか?』
『はい。会員制です』
『ほう。年会費はいくらだ?』
『一億円となっております。また一泊100万となっております』
『一億・・』
『NEOSシークレットルームで御座います・・』
『シークレットルーム・・・そんな部屋がここに存在してるとわな・・』
『はい 特典も多数御座います』
『特典とは?』
『会員様のみ、お伝えしております』
『何。このワシでも聞けんと言うのか?』
『申し訳ございません』
『腹立たしい奴だここの宿泊分は自分で払う』
ヒロシは相当腹を立てていた
会社が傾きかけているヒロシに取っては一億の年会費など払える訳が無い
『会長さん、良かったら御覧下さい・・』
そう言い概要のパンフを渡した
ヒロシは無言で受取りテーブルへ投げつけた・・・
「ガチャ・・・」
愛美の精神面を気にしていた・・
部屋に入りと窓際でぐったりしている倒れている愛美を発見した
『う・・・うぅぅ・・・』
『・・・愛美』
顔が青ざめ完全に意識が朦朧としていた・・
愛美を抱き寄せた
『き・・京ちゃ・・ん・・』
『やはり・・耐えきれなかったか・・・』
愛美は京介の事は分かるが・・・
それ以外の事は分からないくらいに精神的なダメージ受けていた・・
『このままに・・しておく訳にはいかない・・』
体はガクガク震え、緊急を要する様な状態だった・・
だが・・有名人の愛美を簡単に病院には入れる事は出来ない・・
京介は愛美の生まれ故郷の病院に入れる手はずを取る事にした・・
その際、ジャニスが協力した
今、愛美は体調もそうだが居場所を知られる訳にはいかない
『ジャニス・・その病院は大丈夫なんだろうな・・』
『ええ・・お任せ下さい・・』
『すぐに向かわせる手はずをとれ、金は幾らかかっても構わん』
『はい・・・』
精神的なダメージの回復はするのだろうか・・
どれだけの衝撃があったのかはその場では分からなかった
京介は心を非情にし切れなかった・・・
『ジャニス・・。愛美を必ず助けて欲しいんや、あの時の様な事は繰り返したくないんや・・』
『・・・最善を尽くします・・』
京介は愛美を連れ、すぐさま故郷へ向かった。
・
・
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・
㈱ MIO
ヒロシは事件が起きてから、すぐにはNYからは戻らなかった
自分が今、矢面に立たされるのは不味い・・
そして、空港では報道陣が待ち構えているであろう・・
この大きな衝撃の責任を美央に取らせるためでもあった
『美央・・いったい・・どうなっておるんじゃ!』
『私にも分からなくて、急にTVの電波障害が起きたとたん、てんてんさんの映像が・・』
『・・どこの局だ?』
ヒロシはTV局のコネを使い、なんとか穏便に事を終息させる事を考えた
『どこの局もです・・』
『どう言う事じゃ!!』
『どこの局にも同じ映像が流れ・・完全なテロ的な電波ジャックのようでした・・』
『よりによって・・クソッ・・何が狙いじゃ・・・』
『会長・・・どうしましょう・・・このままでは会社に対するダメージが広がるばかりです・・』
『ええいっ、お前が社長だろ!!それなりの対応をし、それなりの行動を起こせ!!お前の会社だろうが!! このクズが!!』
『は・・はい!』
『責任はキッチリ取らせるからな!また連絡する』
怒りにまかせヒロシからの電話は一方的に切られた
美央は役員室で頭を抱え込み、涙を流した・・
『もう・・私も・・・終わりね・・・』
美央のそんな気持ちとは関係無くマスコミの攻めは怒涛の如く続いた
取引先や一般ユーザーからのクレームの電話も鳴りやむ事はなかった
ヒロシ自体も美央に押し付けて事が治まるとは考えておらず
何か手を打たなければと考えていた
会社の株も一気に暴落、もはや会社の存続自体が危ういと感じていた・・
『個人資産をつぎ込んで何とかのり超えるしかない・・・クソッ・・美央め・・だから言ったのじゃ非情になれと!!』
「プルルル・・・」
美央の携帯が鳴った
美央は着信が誰であるかも確認できる状況じゃなく電話を取った
『はい・・』
『社長・・大変な事になりましたね・・・』
『・・京介君・・』
『・・はい・・』
『私・・どうしていいか・・会長からも責められて・・・もう 私は終わりよ・・死にたい・・』
『気持ちは察しますが・・・死んだら終わりです。会長とあなたの資産を使ってでも必ず何か手を打つべきです。恐らく・・会長は既にそう考えて動いていると思います・・』
『会長と・・私の資産・・』
『そうです・・株の暴落を止めてその後は、あれは「㈱ MIO」は加害者では無く、被害者なのだと国民の同情をかうのです。日本は金で動きます・・・必ず金が解決してくれます・・』
『京介君・・・あなた・・いったいどこまで知っているの・・・』
『社長・・これは成るべくしてなった。そして誰もが私は違う、自分の意志だと思い込む・・傀儡の業・・と私は考えます・・』
『傀儡の業?・・それはいったい何?誰がそうさせているの・・』
『・・・誰しもが気づかずに進む・・・作られた運命みたいなものです・・・』
『言ってる意味が分からないわ・・京介君・・それより私はどうしたらいいの・・もう全てが終わる・・』
『大丈夫。必ず会長さんは私の言うように金で解決する策に辿り着くはずです・・』
『京介君・・・あなた・・もしかして・・』
『・・・なんですか?』
『いえ・・何でもないわ・・』
『私は社長に頑張って欲しいんです・・それで沢山の情報をかき集めました。スピードが勝負です、細かい事は説明しなくて分かりづらかったとは思いますが、一刻も早く手を打つのが先決だと思って・・出すぎた事を言ってしまったのかも知れません・・・すみません』
『そう・・ごめん・・ありがとう。 これからもまた相談に乗ってくれる?・・・私、恐くて・・』
『えぇ・・勿論・・・』
美央の感性は鋭かった・・・
だが、目の前の問題に冷静な判断は考え付かなかった・・
「プルルル・・」
『美央か?ワシじゃ、来週には戻るそこで少し話がある・・・』
『私もお話があります』
『何だ?言ってみろ』
『このような事になったのも私の采配のミスです・・自分の資産を投資してでも、会社のダメージを埋めます。』
『フン・・何かと思えば・・当たり前だろ!当然じゃ!この役立たずが・・』
罵声を浴びせられ電話は切られた・・・
『当然だ・・・か・・・そうよね・・会長が一代で築き上げた会社だもんな・・』
何とか この危機を乗り越えて、再度登りつめよう・・
美央は前向きに考える様にした。
暫くの間は何をするのにもマスコミのネタになる・・
個人的な動きにも気をつけないといけない、そう思っていた
愛美・・・。
愛美は搬送先の病院での治療で体力の回復まではたどり着いていた
だが、精神的なダメージが大きく、時折意味不明な言動や奇声をあげたりと
まだまだ、時間のかかる状態であった
京介は数日間、愛美の傍にいた
『愛美・・強くだ・・強く・・そして帰って来い・・』
意識が戻るのを祈った。
愛美は目は時折開けるが
一点だけを見つめるだけ、意識的な反応は全くなかった
『愛美・・また来るからな・・・待ってろな』
プラン続行の為、関東に戻る事にした
ヒロシがNYから時期に戻るだろう・・・
そして美央を責めたて、なんらかの処分を下すであろう
そしてヒロシは愛美の居場所を探しまくるだろう・・
「そうそうお前の思い通りにはさせん・・・」
ヒロシがてんてんを発見に至った場合必ず殺すであろう・・
何としても、愛美を守ろうと考え念密なセキュリティープランも組んでいた。
愛美が見つからない以上怒りの矛先は美央へ向けられる・・
美央の誠意として出す金や気持がどこまでヒロシに伝わるものなのか・・・
一方的な歪んだ形の愛に着眼していた・・
それは・・まるで自分の事のようにも感じていた・・
数日後、ヒロシは日本に到着した。
会社の方には直ぐに向かわずNEOSホテルへ向かった。
『しかし・・・どうしたものかのう・・・』
ヒロシの財産と美央の財産を合わせれば急場は凌げるのは明確であったが
そこまでの計算は出来ても、その後に対する手法が思いつかなかった
『会社の建て直しはともかくとして世間の愚民どもは納得せずに ギャーギャー騒ぐのだろうな・・・』
『あの小娘め・・』
ヒロシがNEOSホテルへ着くと直ぐに部屋の方へ通された
ヒロシが通された部屋はいつも利用するスイートルームでは無かった
『なんだ・・いつもと違う部屋だな』
「コンコン」
『誰だ・・・』
ヒロシはマスコミを警戒しながらのぞき穴を見た。
そこには見た事のある男が立っていた。
ヒロシは警戒しながらも扉を開けた
『直ぐ入れ』
『君は・・確か・・ラウンジのオーナーだったな・・』
『はい・・Gと申します』
『G君か。一体何の様だね・・』
『この度は大変な騒ぎになり・・・心中察しいたしております。』
『あぁ・・困ったものだよ・・小娘を信用したワシも迂闊だった。 また使っている人間も無能な奴らばかりだ。』
『例の女性の社長さんは頑張っているのではないですか?』
『フン。所詮女だよ、使えたものではない』
『ですが美央社長も被害者の一人と感じますが・・・』
『相手を読みきれん人間など無能だ、現に会社に多大なる損害を出している・・采配ミスは社長の判断が間違っていたと言う事だ』
『・・・勉強になります・・・。』
『・・・』
『この部屋の事なんですが・・・』
『ほう、いつもと違う部屋じゃないか?どう言う事なんだ?』
『いつもの部屋では外部に情報が漏れやすいと・・あるお方のご厚意で準備させて貰いました』
『ほう・・そんな気の利く奴がおるのかね? 誰かね?是非御礼をさせて貰いたい』
『はい。ですが その方は 自分の名は伏せるようにと言う事でして・・』
『・・・そうか・・ この部屋はとてもいいな。 何か特別な契約が必要なのか?』
『はい。会員制です』
『ほう。年会費はいくらだ?』
『一億円となっております。また一泊100万となっております』
『一億・・』
『NEOSシークレットルームで御座います・・』
『シークレットルーム・・・そんな部屋がここに存在してるとわな・・』
『はい 特典も多数御座います』
『特典とは?』
『会員様のみ、お伝えしております』
『何。このワシでも聞けんと言うのか?』
『申し訳ございません』
『腹立たしい奴だここの宿泊分は自分で払う』
ヒロシは相当腹を立てていた
会社が傾きかけているヒロシに取っては一億の年会費など払える訳が無い
『会長さん、良かったら御覧下さい・・』
そう言い概要のパンフを渡した
ヒロシは無言で受取りテーブルへ投げつけた・・・
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