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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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14:19:18


ヒロシはてんてん達を見送り、一度会社の方に戻った。



美央はヒロシの様子が少しおかしい事に気づいていた。




『あのヒロシさん・・何か私で出来る事がありますか?』




『・・・大丈夫だ、今日はこれから人と会うので、すぐに出掛ける・・』




『・・はい』




ヒロシの顔色が少し良くない事を美央は心配した・・




『では、後で連絡する・・』




ヒロシは会社を出ると直ぐに「奴隷クラブNEO・会員制クラブ」を目指した。




キラーが言うように、クラブが摘発され営業をしていないか・・



それを確かめるためであった。




クラブへ着くまでに何度もリオの携帯をならしたが 繋がることはなかった。




「クソっ、あの役立たずが!!」




クラブのあるマンションに着くと数名の人間が大きな段ボールを数回にわけ運んでいる最中だった







「下手臭くこの辺をうろつくのは不味い・・」




そう感じ現場を離れた。





「どうやら摘発されたのは本当らしいな・・・」





この摘発はキラーの仕業・・・



ハッタリで動く男では無い・・



何かしらまだ仕掛けてくるであろう・・・



ヒロシの直感がそう感じさせていた・・。





「そうだ・・この派遣会社・・・いや待てよ・・これもダミーの可能性があるな・・・」




そう思いながらも電話をしてみると本当に派遣会社に繋がった。




ヒロシは、今日NEOSホテルに居た「ゆか」と名乗る女の事を聞いた。




「派遣会社では個人情報の流出になるので・・データー提示は出来ないです、すみません」




「そうかね・・今日の対応がとても良かったのでな、もしよろしかったら連絡が欲しいのだがね」


「分かりました」




ヒロシは電話を切った





「まてよ・・・あのカフェ・・一枚噛んでいるか・・?・・何かトリックありそうだ・・・」




ヒロシは敢えてジャニスへの連絡をするのは避けた・・




キラーへ情報が流れる恐れがある・・そう感じてのことだった。




その後、自分の人脈を使い、「ゆな」と「リオ」の居所を入念に調べあげる事にした




「あまり派手に動いてキラーからの攻撃を受けるのも困る・・」




そう思い動きは大分鈍いものとなった。




携帯の着信履歴を眺めた




着信のあった、キラーが掛けてきた番号に電話をしてみる事にした





「プルルル・・・」




『・・・誰だ・・?』




『キ・・キラーか?ワシだ』




『サタンか?』




『そうじゃ』




『何の要件だ?こちらの意向は伝えたはずだが・・』




『クラブの摘発は本当だったんだな・・・』




『言ったはずだ』




『キラー、例の約束は守る。だからワシへの攻撃は辞めてくれんか?』




『フン・・お前が約束を破れば、そく発動だ』




『貴様ー・・・』




『守る気がなさそうやな・・サタン・・』




『守る、頼むキラーその女を何とかしてくれ』




『都合の良い事ばかり言うな・・ゆなはお前にとっての生命線、彼女を攻撃すれば、お前の会社も終わる。それだけの事だ簡単だろう』




『クッ・・分かった・・』




『おい。サタン・・』




『なんじゃ』




『この番号を登録しておけ・・・お前もワシと連絡を取れないと困るだろう・・』




『クッ・・この外道が・・』




『言葉に気をつけろ・・派遣が社に連絡しただろう(笑)お前の行動は見えている・・気をつけろラストチャンスだ・・』




『・・知らん、ワシはそんなものは知らん・・』





ヒロシは電話を一方的に切った・・





今までに自分に逆らうような人間などいなかった分、ヒロシは底知れぬ恐怖を感じた。




それと同時に保守的になり始め、自分の事を守るために用心深くなっていた



「クソっ、金まで取っておきながら・・ええい 忌々しい奴だ!」








愛美・・。







今回の大役を果たした愛美へ京介が感謝してくれている



キラー様はそう言っていた・・



愛美はそう思うと、居ても立っても居られないくらい早く帰りたかった。




『ねぇ、マネ、今日は早めに切り上げたい』



『じゃぁ、ワガママ言わないでね(笑)』



『私のどこがワガママよ!』



『そういうとこ(笑)』




愛美の「てんてん」としての仕事はスムーズに行われた。





京介はヒロシとの電話の後、ヒロシのコネクションを調べていた。





「政治家、暴力団、芸能・・・これが奴の得意とする分野だな・・・」 




実際、上辺の付き合いや力などは、断然的にヒロシの方が上回っていた



その中でヒロシを陥れるのはプランの「完全」さが勝負の分かれ目だと考えていた。



金でも力でもない頭脳でヒロシに打撃を与える・・・




京介が直接的な打撃を行わないプランで・・・




ヒロシのコネクションの網に引っかからない様にするのが一番の重要点 



特に芸能の部分には細心の注意をはらった。







「天国にあな~た~ 一番近い島~♪(京着)」



『キラー様(*´∀`*) 終わりました♪』




『お疲れ様。』




『どうすればいいですか?』




『外で食事でもするか、目立たない様に変装出来るか?』




『えー・・・愛美と一緒なのを見られるのがイヤなんですか・・』




『そうじゃない、お前は芸能人だろう・・そう言うのは大事だろ・・それにプランが崩れる』




『またプランプランって・・どうせ、引退するんだから見られてもいいです(´∀`*)』




『・・いい加減にしてくれ・・』




『(*´∀`*)はぁ~い』




愛美は変装ではなく、ノーメイクにキャップで行くことにした。




「少し露出控えればいいよね(笑)」




待ち合わせ場所に向かった。





『キラーさまぁ~(*´∀`*)』






気が付いた京介は片手を上げた




『どうですか?これならいいでしょう(*´∀`*)』




どこからどう見ても、てんてんの姿・・





『・・・まぁ・・いいか・・』




ノーメイクの方が、俄然美人であった。





『食事をしながら、少しラウンジの話を聞かせてくれ』




『は~い』





2人は食事に向かった




『それで・・・』


『ほう・・』









一通り、様子を聞くと次なる指示を出した。





『次がとても重要な所だ・・・多少のミスは大丈夫だから気軽な感じで頼む』




『はぁ~い』




『それと・・愛美、これを・・』




長細い小さめな箱を手渡した




『何ですか?これ』




『まぁ、開けてみろ』




中には高価な腕時計が入っていた




『わぁ 凄い!!』




『気にいってくれるかな?(笑)』




『うん(*´∀`*)素敵』




ダイヤが散りばめられた時計に、愛美は上機嫌になっていた




『似合うよ』




『ありがとう(*´∀`*)わぁ~』




『それと・・今日はスイートルームを用意してある。朝まで愛してやる・・』




『キラー様ぁ・・』



愛美は涙を薄っすらと浮かべた



京介は、愛美の気持ちどんどん満たし離れられなくするように導こうとしていた。



同時に、時計の贈り物もヒロシと2人で話した時に触れた話題であった事からの選択だった




腕時計を見る奴は違う物を付けていると、必ず食いつく・・そう言った心理を考えた。




愛美は大喜びしヒロシには、他の誰かの存在を認識させる・・・



まさかそれが「キラー」とは気づくまい・・・そう考えていた・・・。





食事と話が終わると、早速 愛美は時計を身に付けていた。




『ねぇ、キラー様ぁ』



『なんだ?』



『ペアリングも欲しい!』




「なるほど・・・」



「それは効果的だな・・」





『そうだな、今から買いに行こう。』




『わぁい(*´∀`*) 私、良いお店知ってるんです』




『そうか(笑)』









二人は愛美の行きつけのジュエリーショップへ向かった。
























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