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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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10:20:11
紗江は車の鍵を持ち部屋を出た




晩御飯の料理がメインだが、自分の私物を置いておきたい・・



そう言う気持ちだった




「ガー」




マンションの入り口の自動ドアが開いた




佐原の愛車まで走り寄った





「外車だし緊張する・・」





慎重にエンジンを掛けた





「キュルルル・・・ブウン」





聞きなれた軽快なエンジン音が鳴り響いた






「良し・・行くか!」





「ブロロロ・・」






アルファロメオには似合わない様なスピードで走り始めた






「まずは部屋に行こう・・」






紗江は運転に集中してて周りが目に入らなかった







佐原自宅・・






アルファロメオのエンジン音が聞こえたのを確認した佐原は部屋から出て来た






「カチ・・ガチャ」






「紗江は本当に天使のようだ・・あんなに喜んで・・」






佐原はもし紗江が部屋に居つ続けたら・・出るタイミングを失う・・




そう考え、部屋を出る事にした



全室のモニターを玄関のドアが開いたと同時に録画が始まるようにセッティングをした






「よし・・これでいいな」







部屋を出て、駐車場へ向かった




紗江にはまだ見せていない車が数台ある・・・



アルファロメオを固定化するために他の車では動かない・・



これも入念なプランの一つであった・・・






誰にも会わないように細心の目配りをしながら車に乗った






「ギュルルル・・・ドルン・・」






佐原のハマー(車)のエンジンが唸りをあげた





「紗江のドレスでも買ってくるか・・・」





「ドルドルドル・・・」






佐原は都内へ向かった・・・






紗江・・





紗江は間もなく自宅へ着く所まで来ていた






「もう少しだ」







高級車、故 運転するだけでも大変だった






「キー・・」






「よし、この車にも慣れないとだな~(笑)」






紗江は車を止め、何となく車内を見渡した







「凄い車だな・・紗江が乗ってていいのかな・・」






「キー・・」







少し離れた所にアストロ(車)が停まった







「さて・・どんな感じかな・・(笑)」





京介は特殊な双眼鏡でアルファロメオの中を覗き込んだ・・




紗江はそんな事にも気付かずに車内でキョロキョロしていた





「あれ・・なんの写真かな・・」





サンバイザーに写真が挟められているのに気付いた







「見ても大丈夫かな・・」






少しの不安を抱きながらも写真を取りだした





「あ・・これ・・」






「なんや・・何か見つけた見たいやな・・」







双眼鏡越しの紗江は何か手に取り片手を口にあてていた・・







「やだ・・佐原さん・・」







その時、紗江の携帯が鳴った







「ピリリリ~」






『はい』




『紗江、俺だよ』




『佐原さん!』




『今、大丈夫?』




『うん・・今、自分の部屋に戻ってきたとこ』




『そうか、必要なものはどんどん運んでおいで』




『う・・うん』




『それと、着替えとか必要なものは、今買い物に出てきているから買っておくけどいい?』












『えっ・・それは悪いからいいよ、部屋にあるの持っていくし』









『そう、好みに合うかは分からないけど適当に買っていくから、それはそれで使って』









『うん・・ねぇ・・佐原さん』









『何?』





『勝手に見ちゃってごめん・・』









『どうしたの?』










『写真・・』












『写真・・・あぁ・・こっちこそごめんね、紗江の許可無く、あんな事して』












『ううん・・びっくりしたけど・・嬉しかった』







紗江の手には、先日、佐原の携帯に送った、フライパンを持つ紗江の写メがプリントされたものがあった












『それしか、紗江の写真ないからさ・・御守りがわりにと思ってね』









『もぉー!写真なんてこれから沢山撮れるでしょう!!(笑)』












『うん・・そうだね・・そうだけど・・会えない日でも、会えない時間でも、紗江を感じていたかったから・・』















「ドキューン」


















『佐原さんって・・本当に紗江が好きなんだね(//∇//)・・』















『あぁ・・何度でも言うよ、紗江・・愛している』












『もぉー!照るじゃん!辞めて!(笑)』












『可愛いよ、紗江』












『もぉー!(笑)』










『今日は18時くらいには一度部屋に戻れるよ、その時は居る?』















『うん(*´∀`*)』












『バイトは?』












『20時から』












『そうか、じゃぁまた後で』









『はーい!』







「ピッ」







「もう・・佐原さんったら・・(笑)」







「フン・・何かは分からんが・・今度は上手くいっとるやないか・・佐原・・」






「ガシャ・・バン」






紗江が車か降りて来た・・






京介はゆっくりと車を走らせ、アルファロメオの脇まで行った







「プップッ」






紗江はクラクションの音に気付き振り向いた





『こんばんわ・・』






『えっ・・あ・・』






『偶然通りかったら見覚えのある車があったから、佐原かと思ったわ』






『あっ!借りてるんです(*´∀`*)』






『そうか、君は・・・』






『紗江です(*´∀`*)』






『そうか・・紗江ちゃんやね・・ワシは・・「哀川 京介」言います』






『カフェで・・』






『そやね・・仲良くしてるみたいやね』





『はい(*´∀`*)』






紗江は佐原の知り合いだから愛想を良くしないといけない・・そう感じていた






「ん・・・」






京介は違和感を感じた






『じゃあ、佐原によろしく』





『はい(*´∀`*)』








「ブロロロ・・・」







アストロは走り去った・・







紗江は急いで部屋に向かった








「キーッ・・」







アストロが止まった








「あの・・目・・・千佳と同じ目をしていたな・・見た目は何の変化も感じられんが・・・」






「人格崩壊は行っていない・・か・・・プログラムの違いなのか・・・」






携帯を取り出した






「H・・」






HEAVENSを検索しようとした






「待てよ・・ジャニスの事だ・・何かを考えてるに違いない・・・」





携帯を閉じた








「まぁ・・楽しみは後に取っておくか・・・いずれ・・紗江とか言う女もまともな形は成し得ないだろう・・・」







「ブロロロロー」








京介はジャニスには何も伝えないでおこう・・そう思いその場を去った・・・












































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