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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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10:25:50
紗江は自分でも驚いた・・・



自分で言った言葉なのに無意識だった




佐原は胸全体を舐めまわし乳首を甘がみした



紗江の乳首は今までにないくらい敏感に感じた




『乳首が立っているよ・・・紗江・・』




『いやぁ・・言わないで・・』




佐原は舌で勢いよく弾いた





「ベロン!」





「ビクン・・ビクビク・・」





体が波打った




佐原は紗江の両腕を掴み上に上げた






『いやぁ・・』






佐原の舌は脇の下に向かった







『いやぁ いやぁ 汗かいてるから 脇の下は辞めて!』







一日の汗だけではなく、舐められる現在も尚も羞恥のあまり紗江の脇からは汗が流れ出ていた







『紗江・・・しょっぱいよ・・』






「かぁー・・」







紗江は顔だけではなく全身が赤らんだ





『辞めて辞めて』





『美味しいよ紗江・・もっと・・もっと汗を吸わせてくれ・・』






佐原は紗江の脇の舌をゆっくりと舐めまわした







両手をシッカリ抑えられた紗江は身動きもできず成すがままだった







『あぁぁ・・・ん・・佐原さん・・紗江、おかしくなっちゃう・・』








羞恥的な言葉や行為が紗江の身体を敏感にさせた








佐原の手は紗江の下半身へ向かった









『あっ!そっちはダメぇ!』






紗江の股を開き、佐原は間に体に入れた




スカートを捲くりあげられてはいない・・



パンティ―も見られている訳でもない・・




だが、汚れたままの股間を開かれている現実に紗江は恥ずかしくて仕方がなかった







『お願い・・シャワーだけ浴びさせて・・』







『紗江・・』






佐原はスカートを捲くりあげた






『あぁーん 見ないでー』






『あぁ・・・紗江・・・可愛い・・パンティだね』






パンティを見られている・・・





そう思うと恥ずかしさが増した







「ぬちゃ・・」








『あん!』







『凄い・・大洪水じゃないか・・紗江・・』






『紗江じゃないもん!佐原さんがそうさせたんだもん!』







『そうなのかい・・じゃあ・・確認しないとダメだね・・・』







『ダメ!ダメェ!』







佐原の指はクロッチをこね回した






「ぐちゅ・・・ぐちゅ・・・」






『あん!あん・・』







室内にいやらしい音が響いた






『凄い音が鳴ってるよ』






『紗江じゃないもん・・』







紗江は両手で顔を隠した






パンティの両端に手が掛かった・・







「ハッ!」







紗江は慌ててパンティを下げられまいと佐原の手を抑えた




無言で真っ赤な顔で横に首を振った



佐原はニコッと笑い、紗江の手を退けた







『ダメ・・お願い・・汚れてるから恥ずかしいの・・佐原さんにそんな所、見せたくないの・・』






『紗江・・大丈夫だよ・・』







そう言うと一気に尻がペロンと向きだすように脱がされた







『ひゃぁ!』






『紗江・・・クロッチとあそこに糸が引いているよ』






『いやぁ・・紗江じゃないもん・・』







『いい臭いだ・・』






『いや いや お願い、臭い嗅がないでー』







紗江のパンティは膝まで下げられ開く足で真横にピーンと張っていた






クロッチを見られたくない・・・




汚れや臭いを知られたくない・・





紗江はクロッチを抑えた




開かれる陰部より汚れたクロッチを見られたくない・・・




咄嗟にそう思った






佐原はその心理を見透かしていた




クロッチに神経をいっているうちに紗江の腰を抑え持ち上げた





『紗江・・パックリ開いているよ・・』





紗江は体を折られるように下半身が持ち上げられていた



両手で股を開いた





自分のアソコが見える・・・・



凄い・・濡れている・・・






紗江はクロッチから手を放し陰部を手で隠した







『だめぇ・・・』











「ジィー・・・」







佐原は自分のファスナーを開けた







そそり立つペニスを出して紗江の手の甲に触れさせた








『紗江・・隠してないで・・俺のを触ってくれないか・・』






『うん・・・でも・・恥ずかしいから・・ここ見ないで・・』






『あぁ・・紗江の顔を見てるから・・』








顔を見ている・・・






なんか・・それも恥ずかしい・・







『目つぶってて・・』






『分かった・・』







紗江は陰部を隠していた両手で佐原のペニスをゆっくり擦り始めた







時折、佐原の顔を見た







言った通り目を瞑っている佐原・・・






紗江は安心した






『気持ちいいよ・・・紗江・・・』





『紗江も・・気持ちいい・・』






『紗江のあそこの臭いもする・・』






『ダメェ・・臭いかがないで』







紗江は佐原の言葉に感じた・・






触られてもいない陰部から肛門へダラダラと流れる液が分かった






『凄い・・この間よりも固い・・凄い固い・・』







『紗江がそうさせているんだよ・・』






『あぁぁ・・・』






佐原の亀頭の先からヌルヌルした液体が出ていた




紗江はその液体を人差し指を付け亀頭の割れ目をなぞった







『くうぅぅ・・・』







佐原さんが・・感じている・・気持ちいいんだ・・









右手で亀頭のくびれを絞りあげ左手で亀頭を更に刺激した






『わぁ・・何か出て来たよ・・佐原さん・・凄い・・ヌルヌルするぅ・・』






『あぁぁ・・気持ちいいよ・・紗江に感じているんだよ・・』







紗江は指についた液体を自分の口へと運んだ







「チュパ・・」







『あぁ・・美味しい・・美味しいよ・・佐原さん・・』






佐原は紗江の右手を避け、亀頭を膣へ押し当てた・・






『あぁぁん!』







遂に・・入るんだ・・













佐原さんのおちんちんが紗江の中に・・・








『いくよ・・紗江・・』







佐原は目を開け紗江の目を見つめた・・・








紗江は目を潤ませコクリと頷いた・・

































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10:18:00


『もしかして・・てんてんみたいなのがタイプだったりして・・』





紗江は笑いながら言ったが本当は自分はてんてんに比べれば全然ブスだよ・・とへこんでいた





『紗江、俺はてんてんがあまり好きじゃないんだ』




『どうして?こんなに綺麗な人、男の人ならだれでも好きなんじゃないの?』




『そうかな・・・俺には紗江に比べると・・論外だな』




『佐原さん・・・紗江を喜ばそうとしてるの・・?』









下を俯きながら上目遣いで紗江は言った





『そんな事無いよ、どう見ても紗江の方が可愛いし綺麗だよ』






紗江の顔はパーッと晴れあがるような笑顔になった





『本当?』





覗きこむように佐原の顔に近づいた






『紗江・・・』






佐原は紗江の上に覆いかぶさった






『きゃん・・佐原さん・・』






『紗江・・紗江・・・』







紗江の首元に吸いついてきた・・






『あん・・佐原さん、紗江・・汗かたし・・』






『紗江の汗すら愛おしい・・』







首筋の臭いを嗅ぎながらベロベロと舐めてきた








『あぁぁ・・いい臭いだよ・・・紗江・・』







紗江の顔は急に真っ赤になった






汗の臭いを嗅がれている・・・






そう思うと恥ずかしくて仕方がなかった









『待って・・待って・・佐原さん』





『どうしてだい』






『ちゃんとしたいの・・』





『何をだい?』






『その・・綺麗にして・・臭いとかも・・しないようにして・・・』






『そんなの気にしなくていいよ』






『佐原さんが良くても紗江が嫌なの・・・』






『そういう所も堪らないよ・・・紗江・・』






再び紗江を押し倒した






胸を揉み・・ブラウスのボタンを外した






「プルルルルン・・」






紗江のはち切れそうな胸が露わになった







『あん・・ダメェ・・』






佐原はこのブラジャーも自分で身に付けたい・・・そう感じた・・






胸に顔を埋めた




洗濯洗剤と汗と香水の香りがした・・・






『あぁぁ・・・紗江・・・全てが愛しい臭いだ・・・』




『やーん!辞めて!お願いお願い ちゃんとしたいの!!』






佐原は無我夢中で紗江のブラジャーをはぎ取るように捲くりあげ胸を鷲掴みにした






『いやぁ・・』







「ズチュルルル・・・ベロンベロベロ・・・」







『いやぁぁ・・・ダメェ・・ダメェ・・佐原さん・・・』







紗江は一度部屋に帰ってシャワーを浴びれば良かった・・






そんな事が頭に浮かんでいた






『紗江・・・』






佐原は紗江の身体を軽々と持ち上げた・・・






『きゃん』






紗江は佐原のたくましい体にしがみ付くかのように抱きついた






「ガチャ・・・」






寝室に入った・・・




佐原は紗江をベットに優しく置いた








『紗江・・・愛している・・もう・・我慢できないんだ・・』







紗江は目を潤ませ顔を好色させた・・・







『・・紗江も・・紗江もだよ・・でも・・シャワー浴びてからがいい・・』








『紗江・・そんな事をしなくても俺は大丈夫だ・・・そのままの紗江が良いんだ・・一秒たりとも無駄にしたくないんだ』






『でも・・恥ずかしいよ・・臭かったらヤダもん・・』







泣きそうな顔つきになった






佐原の心の奥底から燃えがるようなボルテージが込み上げた







『ダメだ・・・はぁはぁはぁ・・もう我慢できない』





紗江の上に乱暴に覆いかぶさった







『紗江ー!』







ブラウスをガパッと開いた




派手めのブラジャーが露わになった





『似合うよ・・紗江・・下着になりたいくらいだ・・そうしたら紗江の身体にいつも触れていられる・・』







『えーっ!そんなのダメだよ・・・佐原さんが汚れちゃう』









ブラジャーを外した




紗江はブラジャーを見られないようにベットの下に落そうとした・・・






その手を掴んだ・・





『紗江・・紗江の大事な胸を守っているブラジャーじゃないか・・そんなとこに投げ捨てちゃいけないよ・・』





優しくブラジャーを手から取りベットに置いた







『はぁ・・はぁ・・ブラジャー見ないでね・・』





『あぁ・・』






上半身を裸にされた







子供のように胸にむしゃぶりつく佐原・・・





年上なのにそんな姿がとても可愛くも感じていた





佐原の頭を包み込むように抱きかかえた・・





『佐原さん・・もっと・・もっと吸っていいのよ・・・』






紗江の中で何かが弾け飛んだ・・・




































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12:08:10
それから数日が経った・・・




紗江は大学の帰りに時折佐原の部屋に寄るようになっていた



佐原の夜食を作ったり、車で自分の物を運んだりしていた




「だんだん紗江の部屋っぽくなってきたな」




佐原が最初から用意してくれていた物の他にも自分で色々と買ったり



部屋から持ってきたりしていた



佐原の部屋の中にある紗江の部屋はどんどん形を作り始めた





『カチ・・カチャ』





『あっ!お帰りなさーい!(*´∀`*)』





紗江は玄関に駆け寄った





『来てたんだね』





佐原は笑顔で答えた





『ねぇねぇ部屋見て!』






佐原の手を引き自分の部屋まで行った






「ガチャ」






『どうかな(*´∀`*)?』






『随分変わったねー!感心するよ』




『自分の借りてる部屋より広いし、こっちの方が気に入っているかも(笑)』





『そっか、それは良かったよ』





『勉強とかに使う机とかは欲しくないかい?』





『うーん・・欲しいけど・・』






『買ってあげようか?』






『えー・・でもぉ・・そうしたら本当にここから学校に通っちゃうようになっちゃうよ(笑)』






『俺は構わないよ』






『本当に本当なの?』






『何度も言っているだろう(笑)』






『何か・・いまだに良いのかな・・って・・』






『気にしなくていいよ、鍵持ってるでしょう(笑)それが答えなんだから』





『うん(*´∀`*)』






二人はリビングへ行った






『佐原さん、ご飯作っておいたよ!』





『おお!美味そうだね』





『愛情たっぷり入ってるぞ!(笑)』





『いいね!』





『いいでしょう!(*´∀`*)』





『じゃぁ、食事の前に着替えてくるよ』





『はーい』






佐原は仕事部屋と呼ばれる禁断の部屋の鍵を開けた






「カチン」





紗江がキッチンに行っている隙に素早く部屋に入った






「カチ」






再び部屋の鍵を閉めた






「ふぅ・・・」






服を急いで脱いだ






佐原の胸には紗江のブラジャーがついていた



下半身には紗江のパンティを穿いていた




尻の生地を尻の割れ目に食い込ませ、Tバックのようになっていた・・






「紗江を目の前にしてこの姿でいるのはとても快感だな・・」
















「だが、それも今は辞めだ・・・プランを優先する」







男性用の下着に取り換え服を着た






「カチャ」






「バタン・・カチ」







スタスタスタ・・







リビングでは紗江が調度料理を全部運び終わっていた









『いただきまーす』





二人は食事を始めた





『今日はバイトは?』





『今日は休んじゃった(笑)』





『大丈夫なのかい?』





『うん(*´∀`*)佐原さんと一緒に居たいし』





『ありがとうね、今日のバイトの分のお金あげようか?』





『もぉー!そんなのいらないよ!!』





『だって・・親からの仕送りだけじゃ大変だからバイトしてるんじゃないのかい?』





『うーん・・そうだけど・・でも、それとこれとは違うよ!』





『あぁ・・紗江・・君は何て可愛いんだ・・』





『もぉー!(笑)』






食事を終えた・・







『ねぇ佐原さん テレビつけてもいい?』





『あぁ、いいよ』





紗江は自分の部屋には入らないくらいの大きなTVに大喜びしながらリモコンを取った





「パッ」





『凄ーい!』





チャンネルを色々変えながら大型TVに喜ぶ紗江・・





『このTVも紗江の物と思っていいからね』





『えー!本当!』





『あぁ、この部屋の物は全部紗江の物だよ』






『わーい(笑)』






紗江は両手をあげて喜んでみせた





『あっ』





紗江の目がTVへと向けられた






『綺麗・・』





佐原は画面を見た





『紗江もこんなに綺麗だったらな・・』





画面には「てんてん」が映し出されていた





『何言ってるんだよ、紗江の方が断然綺麗だよ』






『そんな事言うのは佐原さんだけだよ(笑)』






『俺だけじゃ不満なのかい?』





『そう言う意味じゃないもーん!』






こんなやり取りですら紗江は楽しくて仕方がなかった






『ねぇねぇ、佐原さん、てんてんみたい人はどう?』






『てんてん・・・』






佐原はジッと画面を見つめた
































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10:30:10




佐原は自宅に戻りPCを立ち上げた




「紗江補完化計画」のファイルを開けた






「よし・・予定通りだ・・」





ファイルを開きプランを確認している間も佐原は紗江の下着を身に付けていた




佐原の愛情は紗江本人には当然だが、紗江の所有するものにも向けられていた




最初は、紗江の所有物が欲しい・・それだけだったが




今や本人になりたいくらいの愛情を抱き、下着などを身に付けていた





更に紗江が女故、恥ずかしがる部分にはより大きな執着と興味が湧いていた







「紗江の全てを手に入れる必然性・・やはり最後は同化しかしない・・・」







佐原は体を一つにする事に神聖な気持ちをいただいていた・・






「SEXばかりし、女をゴミのように扱う奴とは俺は違う・・・」






いつも知らないうちに「京介」をライバル視していた










「・・しかい・・アイツの電話・・気になるな・・呪文に何か謎があるのか・・・」






佐原は考えた・・・





ジャニスが自分を裏切る可能性は無い・・




京介の事は嫌いだが、特に害を与えられた事は無い・・




あの電話は忠告だったのかもしれない・・





佐原の思考の何処かでそんな言葉が浮かんだ・・






「プルルル・・・」





「ピッ」





『もしもし、京介、佐原だが』





『どないしたん?珍しいやないか』





『お前が言っていた呪文の件を詳しく話してくれないか?』






『ええけど・・俺とお前ではプランが違う、同一性のあるとは言い切れないぞ』






『そのようだな・・・試してみたんだ』






『何をだ?』






『我、最強なりをな』





『ほう、お前チャレンジャーやな(笑)』





『そうじゃない、プランを完追する為には知らなければいけないんだ』





『ほう・・で、どうやったん?』






『何も変化は無かった』






『・・プログラムが違うんやな・・・ニヤリ・・』






京介は今までに何体もの傀儡を作りだしてきている・・






「プログラム」の違いだけではない・・







あるプログラムが発動されていないだけだと思った






『そうか・・お前もそう思うか?』





『他に何がある、俺よりもジャニスに聞くのが一番良いんじゃないのか?フフフ・・』






意味深な笑い方に苛立ちを感じた・・







『京介、お前と俺との違いが分かるか?』





『さぁな』





『俺とお前では絶対的に違う事は人を「愛せるか」「愛せないか」だ』





佐原は何故か京介に対し言ってやった感があった






『愛ね・・お前、本気でそんな事を言っているのか?』





『本気?当り前だろう!』





『お前は「愛する人間」を「人形化」しようとしている事に気づかないのか?』





『お前の傀儡と一緒にしないで欲しいな、俺達は愛し合っているんだ』





『ほう、では何故ドラックを使用する?』




『プ・・プランだからだ』





『そうか・・・そのプランとやらは、ほんまに完璧なんか?』





『あぁ、最高で完璧なプランだ』





『そうか・・それは何よりだ・・ニヤリ』






京介の物言いが気に食わない・・・





『お前はどうなんだ?』





『俺のプランが気になるのか?クックック・・』




『あぁ、お前の駄作を聞いてやる』





『フッ・・相変わらずやな、お前・・よし教えたるわ』






「少しの挑発でコイツは乗ってくる・・ニヤリ」







『あぁ、教えてくれ』





『お前・・てんてんって知ってるか?』





『てんてん・・あの女優のなら知っている』





『それや』





『何?あの女優が絡んでいるのか?』





『今も一緒や』






何故か心の奥底に敗北感のようなものを感じていた






『可哀想にな・・てんてんも終わりだな、お前に取り付かれたのでは』





『馬鹿言うな、てんてんが俺に夢中なんだ・・お前とは逆だ』





『何っ?どうやら、お前には何を話しても無駄だな・・気分が悪くなるだけだ』






「ピッ」






佐原は一方的に電話を切った






「ダンッ!」





「糞野郎が・・・」







佐原はテーブルを叩き付けた





「まぁいい・・奴は愛を知らない可哀想な奴だ・・相手にするだけ時間の無駄だ・・」







佐原は京介の言葉を頭から掻き消すかのように京介への意識を遮断した







「紗江・・俺達の本当の愛を世間に見せつけてやろうね・・・」










「そして、誰もが俺達のように愛し合えたら幸せだとしらしめるんだ・・」








佐原は再びPCに向かった




「カチャカチャ・・」





「害虫」フォルダーを開いた




「平井 美紀」



「葛巻」






それぞれの始まりから結末までのデータを見た







「真実の愛には犠牲は付き物だ・・・」






「カチャカチャ・・」






「知らなければ知らない方が良い事もある・・」






「カチャカチャ」






佐原は独り言を呟きながらPCを操作した





「よし・・」





「カチ・・」







「後は、紗江がここに引っ越ししてきてからだな・・」







もはや、紗江は自分の手から逃れる事は無い



本人もそれを望んでいる







「京介やジャニスも今回は俺のプランに遇の根が出ない程感心するだろ・・クックック」







佐原は紗江の下着をあるだけ全部出し何枚も重ねて身に付けた










「紗江ー!紗江ー!」











「紗江―!!」










何度も大きな声で叫んだ・・・


































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10:05:57





佐原はヤミーズへと向かった



紗江はバイトの終わりに合わせて自分が来ると思っているだろう・・・





「来ると思っていないに来られると嬉しいに違いない・・」





そう言う狙いの他に自己満足でしかない感情がもう一つあった





今日は必ず自分の部屋に帰る・・・







紗江は、翌日、提出が控えている論文の作成をしなければならない・・







そう言っていた・・・







必ず家に変えると言う絶対的な保証がある・・













『ガラ・・』





『いらっしゃいませー!あっー!佐原さん!』




『来ちゃった(笑)』





紗江は満面の笑みで近寄ってきた





『今日は暇みたいだね』




『うん(*´∀`*)無理して来なくても良かったのに・・嬉しいけど・・』




『なんか、どうしても顔が見たくてね』




『もぉー!(笑)』





佐原はいつものテーブルに座った





『生』




『生・・ですね・・』





紗江は何故か顔が更に赤くなっていた・・





紗江の下着を付けている事を紗江は知らない・・・







クロッチの生地が股の間に貼り付いている・・・







臭いがしみ込んだ・・クロッチが・・・






佐原は自分が身に付けて来た下着を紗江が付けている事を想像しながら眺めていた




一歩ずつ歩く度に擦れ合う割れ目・・・







その間からは制御できない物質を出している・・・







俺の顔の前でパックリと開き、穴の奥まで見せつけていた・・







紗江が付けている下着・・・




笑顔で接客してても、股間を汚しているんだろう・・・




小便をし、オリモノを出す・・・




顔に似合わない、その行為はもはや、「罪」としか言いようがない程だ・・






『お待たせいたしました(*´∀`*)』





紗江はいつの間にビールを持ってきていた





『佐原さん!あんまり見ないで!他のお客さんに気付かれるでしょ(笑)』





紗江は小声で言ってきた





この年代は、こうした若干の秘密性を重要視するのだろう・・・





『ごめん・・いつの間にか見てしまって・・』





『可愛い(笑)』




『食べるのはいらいよね?』




『うん、家でご馳走を食べて来たからね』





『最後まで居るでしょ?』




『あぁ』




『もう少し待っててね(*´∀`*)』




『俺の事は気にしないでね』




『(笑)・・はーい』





紗江は徐々に忙しくなる仕事をこなしていた




時より、常連と思われる客が、紗江に声を掛けたり口説いたりしていた





『紗江ちゃーん!今日終わったら飲みに行こうよ!』






『ごめんなさーい、明日学校早いんでー(*´∀`*)』




『紗江ちゃん、いつになったらデートしてくれるのー?』




『だって・・紗江、彼氏いるから無理です』






『いいじゃん!彼氏は彼氏でさぁ~』




『そんなのダメですぅ』





紗江は佐原に聞かれているんじゃないかとヒヤヒヤしながら返答している様子だった




佐原は何も聞こえてないふりをしていた・・





「おい・・お前等・・紗江のあそこが見たいだろう・・・・俺は何度も見てるぞ・・穴に舌も突っ込んでるぞ・・・」










「紗江の下着が見たいか?・・紗江とSEXがしたいか?」





そう思うと心の底から笑いが込み上げて来た





「クックック・・・馬鹿共が・・・」





『すみません!お代り』





佐原は手上げて紗江を呼んだ





『ありがとう佐原さん、あのお客さんいつもなんだよね』




『口説かれてたの?』




『う・・うん・・・でも、彼氏いるって言ったよ』




『そうか、気を使わせちゃったね』




『ううん!違うのだって本当の事だし、佐原さん意外とはデートしたくないもん』




『嬉しいよ、ほら、早くビール持ってきて怪しまれるよ(笑)』




『あっ・・そうだね(笑)』




紗江は開いたグラスを持ちそそくさと厨房へ向かった




その後ろ姿を眺めた










「あの尻を俺の顔に押し付けて来たんだよな・・・ニヤリ・・」





「臭いが甦ってくるな・・・フフフ・・」








ビールを持って向かってくる紗江の胸を眺めた







「しかし・・デカイな・・紗江は乳首が感じるんだよな・・・・」







『もぉー!佐原さん!』




『ん?何だい?』




『今、紗江の胸見てたでしょー(笑)』




『あっ・・あぁ・・服越しでも・・大きいなって・・』





紗江は真っ赤な顔をし手で顔を隠した





『へ・・変な事言わないで・・バイト中なんだから・・』





慌てふためきながら紗江は厨房に戻り片づけものを洗い始めていた








「もぉ・・佐原さんったら・・紗江に夢中なんだから・・フフフ」






内心とても嬉しくて仕方がなかった・・・



今までにこんなにまで求められた事がない・・・







紗江を口説いてた客を見下げるように眺めて酒を飲んだ






「ゴキュゴキュ・・」





やがて・・バイトの終了の時間が来た・・





佐原は紗江を気遣い、先に店を出た



数分後、紗江はバイトを終え、佐原の元へ





笑顔で走ってくる紗江・・・





佐原は両手を広げると紗江は飛び込むように抱きついてきた






「ギュー・・」






強く抱きしめた・・





『来てくれて嬉しかったぁー(*´∀`*)』





甘えた口調で紗江は言った






『紗江・・・なんて可愛いんだ・・』





『もぉー!』






『さぁ、帰ろうか』





『うん(*´∀`*)』





紗江の部屋まで歩いて帰った






『あーぁ・・帰りたくないなぁ・・・』






頬を膨らませていた





『論文あるんだろう?』





『うん・・・』





『論文が終わって落ち着いたら一緒に暮らせるだろう、それまで二人で頑張ろう』





『うん!』





佐原の理解力に嬉しく感じた






『じゃあ、無理しないようにね』





『はーい』





「チュ」






いつも通り、紗江の部屋の電気がつき手を振ってから帰った






「紗江の下着を身に付けて、紗江と会い、話す・・こんなに興奮するものとはな・・フフフ・・」







佐原の紗江に対する独占欲は自分でも気付かない程増幅していた・・・





自分だけの紗江・・・





バイト先の常連が紗江を口説いているのを見て更に確信していた・・






やはり・・誰もが羨むような女なのだ・・・




俺はそんな紗江の全てを見ている・・・





「完全に・・誰にも邪魔のされない世界・・・」





「紗江補完化計画」の完追は近い・・





全てプラン通りの展開だ・・・

























「扉」完結編はメンバー記事へと移行しました




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10:12:17
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10:14:33
「ジャー・・」




「少しびっくりした(笑)・・でも今更かな・・(笑)」




一度佐原に全てを見られている・・・




そんなにビクつく事も無いか・・・そんな気がしていた





「でも、女の子だし恥ずかしいのは、恥ずかしいもん!」





独り言を呟きながらシャワーを上がった





「あれ・・」





紗江の脱いだ着替えが無かった




「ええぇっ・・」




佐原に下着を見られてたかもしれない・・・










「汗もかいたし・・・オリモノも・・・・どうしよう・・」




「これに着替えろって事かな・・・」








洗面台の上に新しいバスタオルと着替えが置いてあった




新品の服が置かれていた






「わぁ 可愛い(*´∀`*)佐原さん、何で紗江の好み分かるのかな(笑)」






そして服の横にある紙袋を開けてみた




そこには白と水色のコンビネーションで飾られた下着が入っていた













「わぁ!可愛い(*´∀`*)」




「サイズも・・ピッタリだ・・・」









取り合えず、洗面台で用意されたものに着替え



髪を乾かし始めた




「ブオォー」












「コンコン」




「ん?」







『紗江』




『はーい』




『服とかどうだったかな・・気に入らないかい?』




『ううーん!とっても可愛くて嬉しかった』




『そっか』






ドア越しに会話がなされていた






『あの・・佐原さん・・』





『なんだい?』





『あの・・その・・紗江の着替えはどこにいったのかな・・』





『勝手にごめんよ、俺の洗濯もあったから一緒にと思って洗濯機の中に入れたよ』





『えー・・忘れ物の時もそうだけど・・2回も佐原さんに下着を洗わせるのは・・・』





『気にしないで、紗江の服を洗って干すのすら俺は嬉しいんだ・・一緒に居るみたいで』





『もぉ・・佐原さん・・照れるじゃん・・・』





『だから気にしないで』





『うん・・』






佐原はリビングへ戻った・・





足音を確認し紗江は洗面台の脇にある洗濯機を覗きこんだ





「いいな~斜めドラムの洗濯機・・じゃなくて・・下着を探さなくちゃ・・」




紗江は蓋を開けた




洗濯物は佐原の物と一緒だった





「わぁ・・佐原さんのパンツ・・」




手に取り、パンツを眺めた・・




「な・・何やってんの・・私・・」





自分の下着を探し出した





「あっ・・」




ちゃんと洗濯用ネットに入れられていた







「うぅ・・と言う事は・・見られたかも・・・どうしよう・・」





紗江はネットから下着を取りだした




ブラジャーの匂いを嗅いだ





「・・汗臭い・・」





パンティのクロッチを見た





「・・・汚れてる・・うぅ・・どうしよう・・」






「コンコン」










「ドキィィー!」








『紗江・・遅いから心配なんだけど・・』





『あぁ・・今出ます』






紗江は慌てるようにそのまま下着をネットに戻し洗濯機へ入れた







「うぅ・・」





佐原は禁断の部屋で紗江の行動を監視していたのだった・・




紗江が自分の下着を持ち帰らぬよう、




若しくは手洗いしないようにとタイミングを見計らい声を掛けたのだった・・






「トコトコトコ・・」






「ガチャ」






『うん、やっぱり似合うね』





佐原は開口一番に言ってきた





『可愛い?』




『世界一可愛いよ』




『キャーン!』




紗江は佐原の隣に座った





『ねぇ・・佐原さん・・』





『なんだい』





『あの・・洗濯は嬉しいけど・・紗江・・恥ずかしい』




『恥ずかしい?』




『だって、女の子なんだよ、下着とか・・やっぱり恥ずかしいよ・・だから・・次からは自分で洗う・・』




『俺のと一緒だと嫌なのかい?』





佐原は少し寂しそうな顔をした





『違ーう!全然違う!』




『・・・』




『違うの・・出来れば・・紗江にやらせて欲しいの・・佐原さんのお洗濯も・・』




『俺のと別に洗ってもいいよ・・』




『そんなじゃない!紗江は一緒に洗いたいの!でも、汚れた下着とか佐原さんに見られるのは・・』




『そっか、でも見て無いよ、それくらい心得ているよ』




『うん・・変な事言ってごめんなさい、少しでも・・嫌われたく無くて・・』




『嫌う?どうして』




『ええ・・その・・』




『下着の汚れとか臭いでかい?』




『う・・うん・・』





『馬鹿だな(笑)そんな事で嫌いになる訳ないだろう、逆により愛しく感じるよ』




『もぉー!変な事ばっかり言わないで!!』




『はいはい、すみませんでした。お姫様』





『またぁー!もぉー!』






紗江は真っ赤な顔をしがら笑っていた













『あっ!もうこんな時間、バイト行かなくちゃ・・』




『送るね』




『うん(*´∀`*)』





二人はアルファロメオに乗り、「居酒屋☆ヤミーズ」へと向かった





『帰りも迎えに来るね』





『うん、あっ・・でも今日は自分の部屋に戻ります』





『そう』





『論文を書かなければいけなくて・・・』





『うん、学業を主体とするその考え、俺は好きだよ』





『ありがとう』






紗江はとても理解力がある佐原にどんどんのめり込んでいった・・・






『じゃぁ、後ほど』





『うん(*´∀`*)』






紗江はバイトに入り





佐原は自宅へと向かった



































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10:08:49


「ブロロロ・・・」




「あの紗江とか言う女・・千佳の目とよう似とったな・・・




綾瀬 千佳が自分に縋り、依存した姿を紗江に感じた・・・




佐原無しでは生きれない・・・



そこまでは辿りついていないにしても・・



結末はまともなものではないだろう・・・




「ピッピッピ・・」




「プルルル・・・」




『お疲れ様です、京介さん』




『ジャニス、さっき、佐原の車にあの女が乗ってたが・・奴は奴で上手い事進めているようやな』




『ええ、その様です、大詰めらしく暫くは顔を出さないと連絡が入ってます』




『そうか・・・』




『何か?』




『いや、何でも無い・・俺も最終局面に達する所だ・・奴が俺の邪魔をしないように頼む』




『はい、御言葉ですが、京介さんのプランの邪魔にはならないかと・・』




『プラン自体はそうだろう・・・問題だ、問題を起こさないようにだけさせてくれよ』




『はい・・』




『それと奴のマンションはどこだった?』




『お教えするのは構わないですが・・・』




『万が一や・・また、事実を闇に葬る事になるとしたら事前に知っておくほうがいい・・そう思ってな』




『分かりました、場所は・・・・・』




『分かった、では、俺は自分のプランを遂行する・・』




『てんてん(愛美)・・ですね・・』




『あぁそうだ・・』





「ピッ」





「・・・」




京介は佐原のマンションへ向かった




「アイツの事や・・セキュリティー万全と言ったとこだろうな・・」




場所と部屋の番号を聞いた京介は下見を兼ねてリサーチをした




「まぁ・・なるようになるやろ・・」





京介は愛美のマンションへと向かった・・・


















紗江・・




紗江はある程度の物を佐原の部屋に運ぶために荷物を纏めていた



大きなものは運べない・・・



衣類などがメインになった




「そうだ!調味料とかも・・」




必要最低限の料材や食器を残し、佐原の部屋へ持っていく準備をした




「あの凄い部屋で暮らせるんなんて幸せ(*´艸`)」




気持ちはウキウキして仕方がなかった





大好きな佐原と同じ場所で同じ生活をする・・・



将来も約束され、待ちかまえるのは「幸せ」しか考え付かなかった




袋や鞄に物を詰め、数回に渡りアルファロメオのトランクに荷物を運んだ




「結構あるなー(笑)いきなり物を運びだしたら佐原さんも引くよね・・この位にしておこう・・」




「バタン」




「キュルルル・・・ブウン」




「次は食材を買いに行かなくちゃ!」




一人の買い物だが、新婚気分のような楽しさがあった




佐原の喜ぶ顔が見たい・・・




自分では気づかない程、佐原に夢中になっていた・・











買い物を終えると佐原の部屋に戻った



持ってきた荷物を自分の部屋へ運んだ



準備されたタンスや棚に整理した




「ここに鏡台とか姿見が欲しいな~」





「ジー・・・」




自室での独り言や行動も全て録画されていた



片づけが終わると料理を始めた・・




「~♪」




「好き嫌いは確か無かったよね~」





やがて18時になり、佐原は部屋に帰ってきた





『あっ!お帰りなさーい(*´∀`*)』




エプロン姿で笑顔で玄関に駆けつける紗江・・・




『ただいま(笑)なんか・・嬉しいような恥ずかしいような・・』




佐原は少し照れていた




『もう晩御飯は出来てるよ!』



『じゃあ、早速いただこうかな』



『紗江も一緒に食べるんだろ?』



『うん(*´∀`*)』




食事を始めた・・





『本当に紗江は料理が上手だね』



『これからもっと頑張ります(*´∀`*)』



『十分だよ』









食後


『佐原さん、そろそろバイトの準備しないとダメだから帰るね』



『帰る?』



『うん、シャワーとか浴びたし』



『こっちで準備してったらいいよ、それに送っていくよ』



『本当(*´∀`*)?』



『あぁ、着替えも持って来たんだろう?』



『・・ぅん(*´∀`*)』




紗江は照れてた




佐原の言うとおりにした




「ジャー・・」




バスルームでシャワーを浴びる紗江・・・




「ガチャ・・」



「紗江・・」




紗江の衣類を手に取った



紗江は身に付けてた下着を服の下に隠していた



「あった・・」



ブラジャ-とパンティを手に取った




「スゥー・・はぁ・・」




「最高だよ・・紗江・・」




クロッチにめっとりとした液体が付いていた・・




「はぁ・・はぁ・・紗江・・・」




「・・・そうだ・・」




佐原はバスルームを出た




紗江の為に買ってきた衣類と下着を持った




「コンコン・・」




「ジャー・・」




『紗江・・紗江!』




「ん?今、呼ばれた?」




「キュッ」




『呼んだ?佐原さん』




バスルームから叫んだ




『今日、買ってきもの、ここに置いておくから、これに着替えるといいよ』



『あっ・・うん・・』




汚れた下着類が見られないか少し心配だった




『じゃぁ、リビングに居るよ』




『うん』




「ジャー・・」




佐原は紗江の着ていた服類を洗濯機に入れリビングに行った・・・





























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10:20:11
紗江は車の鍵を持ち部屋を出た




晩御飯の料理がメインだが、自分の私物を置いておきたい・・



そう言う気持ちだった




「ガー」




マンションの入り口の自動ドアが開いた




佐原の愛車まで走り寄った





「外車だし緊張する・・」





慎重にエンジンを掛けた





「キュルルル・・・ブウン」





聞きなれた軽快なエンジン音が鳴り響いた






「良し・・行くか!」





「ブロロロ・・」






アルファロメオには似合わない様なスピードで走り始めた






「まずは部屋に行こう・・」






紗江は運転に集中してて周りが目に入らなかった







佐原自宅・・






アルファロメオのエンジン音が聞こえたのを確認した佐原は部屋から出て来た






「カチ・・ガチャ」






「紗江は本当に天使のようだ・・あんなに喜んで・・」






佐原はもし紗江が部屋に居つ続けたら・・出るタイミングを失う・・




そう考え、部屋を出る事にした



全室のモニターを玄関のドアが開いたと同時に録画が始まるようにセッティングをした






「よし・・これでいいな」







部屋を出て、駐車場へ向かった




紗江にはまだ見せていない車が数台ある・・・



アルファロメオを固定化するために他の車では動かない・・



これも入念なプランの一つであった・・・






誰にも会わないように細心の目配りをしながら車に乗った






「ギュルルル・・・ドルン・・」






佐原のハマー(車)のエンジンが唸りをあげた





「紗江のドレスでも買ってくるか・・・」





「ドルドルドル・・・」






佐原は都内へ向かった・・・






紗江・・





紗江は間もなく自宅へ着く所まで来ていた






「もう少しだ」







高級車、故 運転するだけでも大変だった






「キー・・」






「よし、この車にも慣れないとだな~(笑)」






紗江は車を止め、何となく車内を見渡した







「凄い車だな・・紗江が乗ってていいのかな・・」






「キー・・」







少し離れた所にアストロ(車)が停まった







「さて・・どんな感じかな・・(笑)」





京介は特殊な双眼鏡でアルファロメオの中を覗き込んだ・・




紗江はそんな事にも気付かずに車内でキョロキョロしていた





「あれ・・なんの写真かな・・」





サンバイザーに写真が挟められているのに気付いた







「見ても大丈夫かな・・」






少しの不安を抱きながらも写真を取りだした





「あ・・これ・・」






「なんや・・何か見つけた見たいやな・・」







双眼鏡越しの紗江は何か手に取り片手を口にあてていた・・







「やだ・・佐原さん・・」







その時、紗江の携帯が鳴った







「ピリリリ~」






『はい』




『紗江、俺だよ』




『佐原さん!』




『今、大丈夫?』




『うん・・今、自分の部屋に戻ってきたとこ』




『そうか、必要なものはどんどん運んでおいで』




『う・・うん』




『それと、着替えとか必要なものは、今買い物に出てきているから買っておくけどいい?』












『えっ・・それは悪いからいいよ、部屋にあるの持っていくし』









『そう、好みに合うかは分からないけど適当に買っていくから、それはそれで使って』









『うん・・ねぇ・・佐原さん』









『何?』





『勝手に見ちゃってごめん・・』









『どうしたの?』










『写真・・』












『写真・・・あぁ・・こっちこそごめんね、紗江の許可無く、あんな事して』












『ううん・・びっくりしたけど・・嬉しかった』







紗江の手には、先日、佐原の携帯に送った、フライパンを持つ紗江の写メがプリントされたものがあった












『それしか、紗江の写真ないからさ・・御守りがわりにと思ってね』









『もぉー!写真なんてこれから沢山撮れるでしょう!!(笑)』












『うん・・そうだね・・そうだけど・・会えない日でも、会えない時間でも、紗江を感じていたかったから・・』















「ドキューン」


















『佐原さんって・・本当に紗江が好きなんだね(//∇//)・・』















『あぁ・・何度でも言うよ、紗江・・愛している』












『もぉー!照るじゃん!辞めて!(笑)』












『可愛いよ、紗江』












『もぉー!(笑)』










『今日は18時くらいには一度部屋に戻れるよ、その時は居る?』















『うん(*´∀`*)』












『バイトは?』












『20時から』












『そうか、じゃぁまた後で』









『はーい!』







「ピッ」







「もう・・佐原さんったら・・(笑)」







「フン・・何かは分からんが・・今度は上手くいっとるやないか・・佐原・・」






「ガシャ・・バン」






紗江が車か降りて来た・・






京介はゆっくりと車を走らせ、アルファロメオの脇まで行った







「プップッ」






紗江はクラクションの音に気付き振り向いた





『こんばんわ・・』






『えっ・・あ・・』






『偶然通りかったら見覚えのある車があったから、佐原かと思ったわ』






『あっ!借りてるんです(*´∀`*)』






『そうか、君は・・・』






『紗江です(*´∀`*)』






『そうか・・紗江ちゃんやね・・ワシは・・「哀川 京介」言います』






『カフェで・・』






『そやね・・仲良くしてるみたいやね』





『はい(*´∀`*)』






紗江は佐原の知り合いだから愛想を良くしないといけない・・そう感じていた






「ん・・・」






京介は違和感を感じた






『じゃあ、佐原によろしく』





『はい(*´∀`*)』








「ブロロロ・・・」







アストロは走り去った・・







紗江は急いで部屋に向かった








「キーッ・・」







アストロが止まった








「あの・・目・・・千佳と同じ目をしていたな・・見た目は何の変化も感じられんが・・・」






「人格崩壊は行っていない・・か・・・プログラムの違いなのか・・・」






携帯を取り出した






「H・・」






HEAVENSを検索しようとした






「待てよ・・ジャニスの事だ・・何かを考えてるに違いない・・・」





携帯を閉じた








「まぁ・・楽しみは後に取っておくか・・・いずれ・・紗江とか言う女もまともな形は成し得ないだろう・・・」







「ブロロロロー」








京介はジャニスには何も伝えないでおこう・・そう思いその場を去った・・・












































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10:11:44



佐原は紗江とメールのやり取りの後、忘れていったパンティを手に取った




「ここにさっきまで紗江のあそこがくっついていたんだ・・・」




クロッチをじっくり見て舐め始めた・・・




さっきまで生の紗江の股間を舐めり触っていた・・・



だが、それとは違う興奮が甦った・・・




佐原は無我夢中でクロッチにこびり付く汚れを舌で綺麗にした・・





「ベロォ・・・ブチュルル・・・」







「よし・・綺麗になった」




パンティはその後、無造作に洗濯機に放り込まれた




「ポイ」





そして寝室に行った





「ガサゴソ・・」






「上手く撮れているかな・・」





「ピッ」





「ニヤリ・・」





隠しカメラで撮影した映像が映し出された・・



佐原の顔に陰部を押し当て腰を動かしてる紗江・・・




感じながら肉棒にむしゃぶりつく紗江の姿が赤裸々に映し出された





「最高の映像が撮れた・・」





データをPCに移す事にした





「カチャカチャ・・」





「紗江補完化計画」




今までに撮影された行動記録としてファイルに入れた




「出会い~今日まで」




幾つもの盗撮映像が集大成として自室での行為・・・



フィナーレは体の一体化・・・



佐原の中でより、性行為の必然性が高まった・・




「早く、紗江の中に入ってみたい・・・」




どんなに暖かく・・



どんなに締め付けるものだろう・・・



そして溢れ出る液体に絡みながら入り込む感覚を想像した・・





どれもこれもしようと思えばいつでも簡単にできた・・・



その辺の糞ガキのように簡単に行為をするのは簡単だ・・



だが、それではお互いが「安いもの」となり「特別」なものとして感じなくなる・・





焦らすだけ焦らし・・・



ようやく一つになれる・・・





その達成感がより多くの喜びと快楽を生みだす・・




佐原はそこに焦点を起きながら考えていた





「おっ・・そうだ・・」






携帯を取り出しジャニスに電話を入れた




「プルルル・・」





『はい』



『俺だ』



『お疲れ様です』



『聞きたい事が・・・』




『何でしょう?』




『今日・・』





佐原は言葉を止めた




待てよ・・京介から連絡があった事や呪文の事を聞くのはどうか・・・




咄嗟にそう思った





『今日ですか?』




『あぁ・・今日から・・暫くは店の方には行けないと思う・・』




『それは残念です・・しかし・・と言う事はプランが確実に進んでいると言う事ですね』




『まぁ、そう言う事だ・・』




『それは何よりです・・』





『ジャニス・・』




『はい』




『俺に隠している事はないよな?』




『ありません』




『ならいいんだ』




『どうされました?』




『どうもしない・・少し、薬の件が気になっただけだ』




『例の薬ですか?』




『あぁ・・でも、もういい』




『そうですか・・分量だけ気を付けてください』




『分かっている』




『他は何もないですか?』




『特にない・・また、かける・・』





佐原は電話を切った






「何故、俺は警戒したんだ・・・警戒すべき人間はジャニスではなく京介な筈だ・・」










「俺は知らない内に京介の言葉を鵜呑みにしそうだった・・我、最強なり・・を試していた・・」






佐原の中ではジャニスを信じると言う事に確信が欲しかった・・




京介とジャニスは何を考えているか分からない分、確固たる言葉が欲しかった




「.・・・」







「奴等には手のうちは明かさない方が良いかもしれないな・・」





そう思っていた・・






「・・考えすぎかもしれないが・・・」






仕事部屋でのファイリングも終わり、部屋を出て鍵を掛けた




「カチン」



















翌日




紗江は授業を終わり佐原の部屋へ向かっていた




「二日連続で来ちゃった(笑)」




エレベーターに乗り最上階へ・・




「カチ」




最上階に着き、部屋の前まで行った




「ピンポーン・・」




「・・・」




「やっぱいないか」




「カチカチ・・」



「ガチャ」





部屋に入った






昨日、この部屋で・・佐原さんに・・・



前日の行為が頭の中を駆け巡った





「お邪魔しまーす・・・」





真っ直ぐリビングへ向かった




テーブルの上に車のキーと書き置きがあった




「紗江へ、必要な時いつでも使ってね」




「ほんと優しいんだから(笑)」





ソファーに座った





「佐原さん・・何時に帰ってくるのかな・・・」





その姿を小型マイクロカメラが捉えていた・・





仕事部屋でこっそりと身を潜める佐原・・・



各部屋に設置されたカメラが紗江の動きを監視していた





「あっ・・下着・・」





紗江は寝室に行った




「コンコン」




「入りますよー・・・」





ベットの布団は綺麗に整えられていた



掛け布団を捲ってた





「無いな・・私の部屋かな・・」





自分の部屋だと言われた部屋に向かった





「あっ・・」





窓際に小さな窓の所に外からは見えないようにして下着が干されていた





「わぁ・・どうしよう・・佐原佐原さんにパンツ洗わせちゃった・・」





恥ずかしくて仕方がなかった・・




慌てように下着を外した




「パチン」





パンティを手に取りクロッチを覗きこんだ





「綺麗になってる・・」





クロッチに鼻を当てて見た





「柔軟剤の匂いがする・・」





「・・紗江・・最低だよ・・佐原さんこんな事させるなんて・・・」





自己嫌悪に陥った





「名誉挽回しなくちゃ・・」





紗江はキッチンに行った





「冷蔵庫失礼します」





誰もいないのに一応断った





「ガパ」






「あまり・・食材無いな・・(苦笑)どうしよう・・」





「そうだ・・」





携帯を取り出し電話をした






「プルルル・・」






仕事部屋では、サイレントにした佐原の携帯が鳴っていた・・





「今、出る訳にはいかないな・・」





「ピッ」





「ただいま電話に出る事が出来ません・・」





「仕事中だったかな・・」





すると直ぐにメールが来た




「~♪」




「会議中なんだ、メールでもいいかな?」





返信

「仕事中ごめんなさい 紗江です。今、部屋に来てました、車を借ります。少し荷物を運ぶのと食材を買って料理を作っておきますけど良いですか?」




返信

「本当?ありがとう嬉しいよ、紗江 愛している」





佐原からの返信に紗江は喜んでいた





「よーし!そうと決まれば!」





「チャラ・・」






テーブルの鍵を持ち車へと向かった・・
































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