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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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10:37:44

静かにドアを開けた


腕時計を見た


千佳ドラックを投与してから3時間


四分の一の分量での効力は約5時間




「ギリギリ間に合うかだな・・」



部屋を見た


玄関側にむき出しの下半身を向けて寝ている紗江・・・




「この女は一体何を考えているんだ・・」




部屋の中央へ行った




部屋は汚く、脱ぎすてた服が散乱していた





「顔は可愛いが、やはり女はガサツな生き物だな・・・」




紗江の顔元へ近づいた



寝息を聞くと熟睡しているようだった




酒を飲みながら、「千佳ドラック」と「X ドラック」を投与されているのならば最後は死んだように眠る・・




千佳ドラックの効力が無くならないうちに呪文プログラムを脳にインプットしたい・・そう考えていた





「どうせ、この女は最後は廃人にはるだろう・・」




「今のうちに脳の奥底にインプットしておけば後始末が楽だ・・」




紗江の腕を取りペチペチと叩いてみた





「・・・」




「無反応か・・下半身をいじくり回されても起きないような女だからな・・・当り前か」




注射器を出した




「これでプログラムが完成だ」





動脈に細い針を刺した




「ピクッ」




紗江の体は一瞬微かに動いた





ゆっくりと投与される薬品・・




これは、「綾瀬 千佳」で学んだ失敗を繰り返さない為の行動であった

(NEOS 2nd参照)




耳元で言った





「Open the door HEAVENS」





紗江の瞼(まぶた)がピクピクと痙攣し白目を向いた




「ガラスの破片」




始まりの呪文を唱えた


「この呪文にて性欲解放」


「行動の一切の感性は性へと執着する」




「我、最強なり」




「この呪文で普段のお前に戻る、しかし、呪文内の行動の記憶は一切残らない」



「尚、睡眠は今から10時間は続く、起きた時には物凄く清々しく一切の不安要素は感じない・・」






「Closed HEAVENS」




呪文プログラムは閉じられた



紗江の全裸の体を持ち上げベットへ寝かせた



タオルケットと布団を掛けた



脱ぎっぱなしの服類も一ヶ所に纏めた




全裸の紗江には一切興味を持たず淡々と事を進める男・・




紗江の部屋を見渡した




「この娘も・・佐原に会ってしまったことが全ての始まり・・これはDESTINYとしか言いようがないな・・」




男は携帯を出した




「プルルル・・」




「はい」



「俺だ、店の方は変わった様子は無いか?」



「京介さんがお見えです」




「そうか・・もう少しで戻る。そう伝えてくれ」




「分かりました」




ジャニスはニヤリと笑った




「これで二つの物語のコマが全部揃ったな・・・、千佳ドラックの完成も間近だ・・」




紗江の運命をもて遊ぶかのように不適な笑みを浮かべ部屋を出た




「カチャ・・」




ジャニスは「HEAVENS」へ向かった





今までに京介が作り出した傀儡の数は「20体以上」



今回の「㈱ MIO」に関しては今までに無い異常事態が起きた



「綾瀬 千佳」あの女が傀儡の恐怖を増幅させた



人間の心を持つ傀儡・・



新しい人格が自我に目覚めた事実・・




薬の配分で、そんな面白い事が出来る事実




ジャニスは傀儡の呪縛にも似た魅力の虜になっていた




あの強靭な京介でさえ、傀儡に取りこまれた瞬間は目を見張るものがあった




今後、紗江を扱う佐原はどのような結末を迎えるのか楽しみで仕方が無かった




店に着いた



『VIPに京介さんが女性と来てます』


『女性?』


新たなる傀儡を連れて来ているに違いない・・



「コンコン・・」


『お待たせいたしました』



『ジャニス、お前にどうしても紹介したくてな』


そこには、有名な女性が居た



『初めまして、てんてんです』


㈱ MIOのイメージガールを務めている女優が居た


『いつも御活躍はテレビの方で拝見しています、この様な店を来ていただき光栄です』


ジャニスはてんてんに手を差し出した


てんてんは快く握手をした


その状況をニヤリと笑い京介は見ていた・・・






































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10:41:14



紗江は部屋に入ると少しぼーっとしていた




何となくある違和感




昼は学校に行き、夕方からはバイト




そしてその後、佐原と飲みに行った




この事の記憶がどうも不鮮明であった




ただ、心の奥底にレイプをしてきた葛巻への絶望感と怒りだけがあった




また、それを何故、佐原に話ししてのかが分からなかった




それと、痛みがある下半身と異常なまでに濡れていた体




何か、自分の知らない所であるのかも知れない・・




不安な思いが増幅し始めていた





未だに、濡れている下半身




エッチな事を考えている訳でもないのに体が反応している






「お酒のせいかな・・今までにこんな事無かったのに・・」






紗江は下半身を全部脱ぎ、座りながら股を開いた





陰毛から肛門まで垂れ流れるように付いている液体





ティシュで拭いとった





だが、拭き取る際に触れるティシュや指で体が更に反応し膣からはどんどんと液が溢れ出てきた





「はぁ・・そんな気分じゃないのにぃ・・」





一度、自慰行為をすれば納まるのかもしれない・・





そう思い、紗江は陰部をいじり始めた





素早い手つきでクリトリスを刺激すると液は溢れだし床を濡らした






「あうっん・・うっ・・・うっ・・」





あっと言う間に紗江は昇天した





頭がクラクラし、今までに無いほどの快感を感じた・・






「オナでこんなに気持ちいいなら、SEXはもっと気持ちいいんだろうな・・」





紗江の思考はどんどん低下していった






「お尻も気持ちいいのかな・・・」





知らない間に受けたアナルへの悪戯を体が覚えているかのように自ら指を宛がっていた





「はぅっ・・恥ずかしいよ・・佐原さん・・」





思考の中では自分の指が佐原の指となっていた





両手を使い





陰部とアナルを責めた





数分後、紗江は体を物凄くビクつかせ再び昇天した・・・





そして、そのまま眠りに付いてしまった






「クックック・・紗江・・お前はやはりアナルでもイケる女だったんだね・・・」





アパートの外で監視カメラを眺める佐原は、紗江の自慰行為を凝視していた





左手を陰部へあて、上下左右に素早くこね回し





右手をアナルへ宛がい指を押し込んでいた姿






「君の本性が見えたよ・・紗江・・」





「そんなに俺を求めいるとは・・」





佐原の顔がにやけていた





紗江の思考は「千佳ドラック」と「X ドラック」により普通の精神状態では無かった





思考と反比例し性欲のみで考えようとする体





より、多くの快楽を求め そこに心からの安堵を感じていた





佐原はそう言った精神状態を把握する事は無かった






「あの薬があれば、人間の本性がでるんだな・・」





「記憶を消せば何をしても構わない・・本当にアイツは凄いものを作るな・・ニヤリ」





紗江の部屋の前を立ち去った





「スタスタスタ・・」





「ここか・・」





「カチ・・ザー・・・」





「パッ」





「寝たのか・・しかも下半身丸裸じゃないか・・」





「スタスタ・・カツカツ・・」





紗江の部屋の前で止まった







「カチャカチャ・・カチ・・」






ピッキングツールを使った






医療用の薄い手袋を嵌めドアのノブを引いた・・・













































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10:56:46

紗江は放尿しながらパンツを拭き始めた


「ゴシゴシ・・」


生地にしみ込んだ液体は糸を引いた


「表までしみてる・・」


「何でこんなに濡れているんだろ・・」



次にパンティを見て驚いた



クロッチはオリモノと体内から出てきた液でズッシリと重くなり


一度、二度拭いた程度では拭いとれない程汚れていた




「うわぁ・・凄い・・」




ティシュで一度拭い



臭いを嗅いだ




「・・・」



紗江の顔は更に赤くなった



クロッチだけでは無くパンティの後方部全体的に濡れている・・・



「寝てしまって横になっていたからかな・・」



「寝てる間に濡れたのかな・・もしかして・・何かされたのかな・・」



紗江の中で、そんな事が過ぎった




「でも・・佐原さんがそんな事をする訳が・・」




何か思い出そうとしても何も思い出せない・・




「バイトが終わって・・・」



「そんな訳ないよな・・そんな事より早く戻らないと変に思われちゃう・・」





「ポチ」




ウォッシュレットのボタンを押した




「ジャー」



「痛っ」



水が肛門に勢いよく当たった



慌ててウォッシュレットを止めた



「痛ーい・・痔?」



肛門がビリビリと熱かった



「今日はなんか変だよ・・・」



優しく触れるように、肛門と陰部を拭いた



「あっ・・確か・・」



紗江は鞄の中をガサゴソ漁った



「良かった」




紗江はナプキンを見つた




「ビリ ペリペリ・・」




クロッチに貼り付けた




パンティを穿いた




「冷たい・・」




尻側の生地の湿り気が乾いてなかった




パンツを穿き




鏡の前で 股間部分を確認した





前から見て濡れていた事が分かるか?



後ろから見てバレないか?



後ろ姿からは少し湿っているのが分かる感じに色が濃くなっているような気がした




「気をつければ大丈夫だよね・・」



紗江は手を洗い直ぐにVIPルームへ向かった



「ガチャ」



『大丈夫?』



『ぅ・・うん』


『遅かったから心配したよ』



紗江の頭の中にトイレでの行為が浮かんだ



『きっ・・気持ち悪くなって・・』



『吐いてきたの?』



『ぅん・・』



紗江は下半身を気にしながら、佐原の隣へ座った



『そろそろ帰ろうか?』



『えっ・・でも、私寝てたし、それじゃ佐原さんに悪いです』



『いいよ、俺は君と居るだけで満足なんだ、それに今日が最後じゃないだろ?』



『最後なわけないじゃないですか!』



佐原はほほ笑んだ



『じゃぁ 今日は帰ろう』



『ごめんなさい』




佐原は今日は大収穫があったと感じていた




「あの千佳ドラックの効果は絶大だ、少量であそこまで効くとは・・」




現状を維持するよりも今後のプランを進行させる方が良い、そう判断していた



『最近は物騒だから家まで送るよ、紗江ちゃん』



『お願いします(笑)』



紗江と佐原はHEAVENSを出た



佐原は紗江の自宅周辺まで来ると言った




『今度、うちに遊びに来てみるかい?』



『えー!行ってみたい いいんですか?』



『いいよ、その代わり紗江ちゃんの部屋にもいつか招待してくれるかい?』



『私の部屋は狭くて汚いですよ・・(苦笑)』




「知ってるよ・・どこに何があるかまでね・・」



『俺も変わりないよ(笑)』


『じゃぁ、お部屋に行った時に私何か作りますよ』


『料理得意なの?』



『こう見えても料理くらいは出来ます(笑)』



「嘘をつけ、コンビニ生活のくせに・・」



『楽しみにしてるよ、紗江ちゃん』



数分歩いた・・




『ここです』




紗江はアパートの二階を指さした



『ここなんだね、バイト先と近いね』



『うん、学校は少し遠いけど(笑)』



『俺の部屋の方が大学は近いかもね』



『そうなんですか?』



『あぁ』




佐原の自宅は紗江の通う大学の近くにあった




『じゃぁ、佐原さんありがとうございました』




『うん、またね』




紗江は郵便受けを確認し階段を上って行った







「プラン開始は間近だな・・ニヤリ」





































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10:39:38
紗江は薄っすらと目を開け始めた・・




目が霞んで見えて頭が重い・・・



吐き気のようなものもする・・・



何よりも頭痛が酷い・・




紗江は手を目にあてて擦りながらうなだれた




「うぅぅん・・」





佐原は紗江が気が付いた事に気付いたが、素知らぬふりをし酒を飲んでいた




紗江はその後、目をゆっくりと開き横になりながら、ぼんやりしていた




数分後、紗江の意識はしっかりとしてきた・・・





『佐原さん・・』





『気が付いたかい?』





『私・・寝てたんですか?』





『うん、お酒きつかったかな・・ごめん』





『いえ、そんなこと無かったんですけど・・どうしてかな』





『疲れているんだよ(笑)そんな時もあるさ』





『うん・・あれ・・私バイトが終わって・・』





『うん?』





『私、バイトが終わって佐原さんとここに?』





『そうだよ、俺が誘ったんだ』





『少しお酒で記憶が飛んでるみたい(笑)ごめんね』





『いいよ(笑)お水飲む?』





『うん・・』







佐原はいつも使う「Xドラック」を混入した「水」を差しだした





『ありがとう(*´∀`*)』







紗江は何も知らずにごくごくと飲んだ





『薄めにしてお酒作ろうか?』





『あっ・・うん』






紗江の記憶から、葛巻の事件の事が消えているか?





もしくは自分が原因だと思い込んでいないか確認する事にした






『紗江ちゃん、友達の件だけど』





『友達?誰のですか?』





『ほら、男友達の・・何て言ったかな・・くず・・』





『葛巻君?』





『そうそう、その件だけど』





『えっ?どうしてですか?』





『紗江ちゃん、葛巻君から恐い思いをしたって聞いたよ』





『あっ・・そう言えば・・そうだったような・・』





『もう・・良いのかな?』





『良くは無いけど・・』





『彼がまさかだよね・・』





『えっ・・ごめんなさい、何があったんでしたっけ?』





『どうしたの(笑)彼が君をレイプしようとしたって・・』





『えっ?』





紗江の記憶がぼんやりと浮かんだ・・




葛巻は嫌がる自分を犯そうとしていた・・




いや、入れられた気がする・・




嫌がると怒って部屋を飛び出した・・





「とんでもない強姦魔なんだ・・」





この言葉が頭の中に響き渡った・・





『・・・そうです・・彼は・・』




『凄く脅えていたから、お酒で忘れようとしてたのかもしれないね・・』




『ぅん・・』






紗江は下を俯いた





『大丈夫、俺が守ってあげるからね』





『うん・・』





佐原はそう言い紗江の体へ近づき手を触れた






「何か・・変・・まだ頭がぼーっとする・・」






「体の中が熱い・・」







紗江はそう感じていた





佐原が紗江の肩に手を回し包むように抱きしめ頭を撫でた





『紗江・・』





『・・』






紗江は体を引き寄せられた瞬間、ドキッとしたと同時にある事に気が付いた








「私・・濡れている・・」








座りながら体を寄せられた時、股間のヌメリとパンティの湿り気を感じた








「あそこと、お尻がなんか熱い・・」









佐原は紗江の顔を優しくあげ、キスをしてきた





紗江の口の中に熱くねっとりとした佐原の舌が入り込んできた





佐原の舌先は紗江の口内を優しく、激しく刺激した








「今までに、舌でこんな所を触られた事がない・・」








佐原の舌は口内のみならず、唇、歯ぐき、歯の裏側と細かく移動した






紗江は体を反応させながら、鼻息を荒くした





抑えきれない程の快感が紗江の中を走り回った





佐原の舌は口から放れ、首筋、耳の裏側 



耳たぶを、あま噛みし耳の中へと入り込んできた




『ぁっ・・はぁっ・・』







「あそこが熱い・・自分でも分かるくらい物凄く濡れている・・」






少し動くたびに、股の間が物凄くヌルヌルしているのを感じた






『ダメ・・それ以上・・おしっこが漏れちゃう・・・』






紗江はそう咄嗟に思い佐原に言った




佐原は紗江の言葉に可愛らしさを感じた・・






「やはり、リアルの感触や言葉違う・・良い・・」






『佐原さん・・私・・トイレに・・』




『あぁ・・ごめん・・君を守ると言う気持ちが、少しエスカレートしてしまったみたいだ』





『ううん・・ありがとう・・』






紗江は鞄を持ち、足を揃えゆっくり立ち股間部分に鞄を添えた






『じゃぁ・・すみません行ってきます』






『うん』






紗江は佐原に後ろから下半身を見て悟られないように、尻に鞄を回した






「ガチャ・・」







VIPルームを出てそそくさと女子トイレへ入った






トイレに向かって歩いている最中も股間のヌメリが気になって仕方が無かった





「ヌルヌルヌル・・」






溢れ出てくる液体に羞恥しか感じれなかった







「ギー、バタン」






個室に入った




「カチャカチャ・・・」




急いでベルト、ボタン、ファスナーを外した




そして、恐いものでも見るようにそっとパンツを下げた





すると、パンティのクロッチの表面からパンツの股部分にネバーッとした液が糸を引いた





紗江は顔を真っ赤にし、パンティを脱いだ





陰部の表面はスッカリドロドロした液体にまみれていた






何故か分からないが、お尻を包む側もぐっしょりと濡れていた





便座に座り、無言でティシュを何十も引き出した







「カラカラカラ・・」







「ジョロジョロジョロ・・」







小便をしながら、パンツとパンティを一生懸命拭いた・・・







『やだ・・私・・これじゃ変態だよ・・・』







紗江の顔は真っ赤になっていた・・・



































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2010/05/27
12:05:21
佐原は流れ出る液体を指にまんべんなく塗り付け



紗江はアナルは息をするように緩んだり閉じたりしていた



佐原は穴から流れる液を指にタップリ絡め開いたタイミングに合わせゆっくりと差し込んだ



「ズズズ・・」



紗江のアナルは一気に「キュッ」と締まった



「へへへ・・」



佐原は膣の中の舌をグイグイと奥へ押し込み



鼻でクリトリスを刺激し



更に指を奥へと入れ込んだ




紗江の体は波打つように何度もビクンビクンと反応した




「ぁぁ・・ぁぁ・・はっぁ・・」




紗江は声を漏らした




佐原の動きが止まった




「意識が戻るのか?」



佐原の動きが止まると紗江の声はしなくなった




だが、膣から流れ出る愛液は更に溢れだし



アナルの入口は指を掴んでるかの如く締め付けがきつくなった




佐原は股間から顔を放した




紗江のアナルに刺さる指はまだ第一関節だった



「ズズズ・・・」



ゆっくりと佐原の指は奥へと入り込んだ



指が奥へ入りこむ度、紗江の体は反る様になった




「第二間接・・・突破・・」




佐原はニヤニヤしんがら尚も指を入れ込んだ




「少し動かしてみるか」




アナルの中で指を曲げてみた




「ビクンッ」




「うっ・・」




紗江の声が漏れた




「可愛い・・可愛いよ紗江・・お前のアナルさえ愛しい・・」




中をかき乱すように湯指を動かし始めた




「うぐ・・んっ・・ん・・」




「もっと奥へ・・」




「いやっ・・」




佐原の指は第三関節まで入り奥底に突き刺さった



そして掌をクリトリへあて 上下に激しく擦りあげた




「グチュルル・・ビチュビチュ・・」




「はぁはぁはぁ・・あっぁぁぁ・・」





紗江はまるで気づいているかのように声をあげ始めた




「はぁ・・はぁ・・もう我慢出来ねーな・・」



佐原は指を一気に抜いた




「ズボッ」



「はぁう」




「カチャカチャ」




急いで自分のベルトを外そうとした



その時、ジャニスの言葉が過ぎった




「1時間は大丈夫・・」




佐原は時計を見た




最初の行為から既に47分経過していた





「時間が足りない・・入れる事は可能だが楽しむ事は出来ない・・」



「くそっ・・仕方がない・・楽しみは後に取っておくか・・」




自分のズボンを直した




「記念写真でも撮っておくか」




佐原はデジカメをポケットから取り出し



紗江の陰部をカメラに納めた




「開いて中も写しておくか」




指で大陰唇を広げ膣の中も写した




「カシャ カシャ」




「ピンクで可愛らしいよ・・紗江・・」




「アナルもだな・・」




「カシャ カシャ」




両脇に尻を開くようにし、カメラに納めた





「残り7分か・・」




佐原は紗江の股間を拭きとることなくパンティを穿かせた




「この方が面白いだろ・・ニヤリ」




そして来た時の姿へと戻した




紗江は何事も無かったような姿になりソファーに横になっていた




紗江が起きる前にデジカメの画像を確認する事にした




「おや?」




佐原は自分の指を見た




爪の先には紗江の便が僅かに付いていた




「紗江・・」




「クンクン・・」




「あぁぁ・・臭い・・臭いよ紗江・・」




「こんなに可愛い顔して、こんなに臭いものを出すんだね・・ハハハ」




佐原は指を夢中で舐めた




「ベロリ」



「・・・」



「ニヤリ」



その後、指を拭き取り写真の確認・・




「よし、帰ったら拡大して貼り付けるか・・」




デジカメをしまった





その数分後、紗江はうっすらと目を覚ました・・・









































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2010/05/26
10:09:04
紗江は佐原の作った水割りを飲んでいるうちに変な感じがしてきた



何か・・ぼんやりと真っ白い景色が見えてきた




佐原の声が遠くで聞こえる・・



自分ではそれに答えているつもり・・



なんか・・不安が消えていくと同時にとても眠くなってきた・・





『紗江ちゃん、少し酔ったんじゃない?』




『・・・はぃ・・』




紗江は眼を開けたまま、黙り込み動かなくなった





「これが・・千佳ドラックの効果か・・」





佐原は室内のインターホンでジャニスを呼んだ





「コンコン」





『失礼します』




『ジャニス、彼女がこの状態になった』




『お使いになりましたね?』




『1/4な』




『それなら、安心です・・千佳ドラックは、まだ改善が必要な薬です。いきなりの大量投与を気をつけて下さい』




『分かっているつもりだ。この状態はどんな感じなんだ』





『少量ですから、記憶が数日間の多少消える程度でしょう』





『記憶が?』





『はい』





『例えば、事故の記憶も?』





『どうでしょうね・・本人の精神の根強い所にそれがあれば、困難です』




『そう言うものなのか?』




『はい、継続的な投与と、本量の適正な投与であれば、今までの記憶すら何とでもなりますが』




『・・・そうか・・』





ジャニスは紗江の近くに行った






『佐原さん、今から1,2時間であれば何でも言う事を効くと思いますよ』




『本当か?』




『ええ』





佐原は身を乗り出した





『私は外しましょうか?』





『あぁ そうしてくれ』





佐原はジャニスを見る事も無く鼻息を荒くしながらそう言った





『・・・フッ・・分かりました・・』





ジャニスはVIPルームを出た






『さて・・』





佐原はまずは、紗江の目の前で手をかざした





紗江の目は瞬きをあまりすることなく




手にもあまり反応しているようでは無かった





「これが・・傀儡と言うものか・・?簡単すぎるな・・」





『紗江ちゃん・・聞こえるかい?』





紗江はゆっくりと頷いた





佐原は試しに事故の件を話ししてみる事にした





『紗江ちゃん、あの事故の事を覚えているかい?』





『事故・・』





『そう・・葛巻君の』





『葛巻・・』





『あの事故は君が悪くは無い、彼が勝手に事故ったんだ』





『うん・・』





『何も気にする事は無いよ』





『うん・・』






この事が何処まで精神に浸透するのか・・






『君はその事を気にしていたんだ』





『うん・・』





『彼は君を犯そうとした恐ろしい強姦魔だったんだ、その天罰が神から下されたんだ』





『強姦・・・いや・・恐い・・』




『だけど、もう大丈夫だよ、彼はもう居ないからね』






紗江は佐原の言葉を真っ白の空間に書きこんでいるかのように






信じ込んでいった





『もう・・いない』





『そう、俺が守ってあげるから心配ないよ』





『守る・・佐原さんが・・』





『そう、だから安心して良いからね』





『うっ・・』





紗江は目頭を押さえた





その後、紗江はシートに倒れてしまった






「やはり持続性が短いのか・・」





横たわる紗江の反応を確かめた





「ペチペチ・・」





紗江の頬を軽く叩いてみた






「・・・」





再びインターホンでジャニスを呼んだ






『ジャニス、急に倒れた込んだんだが・・』






『恐らく、初期症状でしょう、千佳ドラックが与える後遺症でしょうね、1時間ほどで目が覚めます』





『1時間か・・』





『何をされても記憶はありません大丈夫です』





『分かった、また連絡する』





「ガチャ」





インターホンを切った






早速、佐原は紗江の体を触り始めた・・





胸を揉んでみた





「・・・」





無反応・・





佐原は急いで紗江のパンツを脱がし始めた





「はぁ はぁ・・」





「カチャカチャ・・ズリリ・・」





紗江は力の抜けた人形の様に成すがままであった





紗江は下半身パンティ一枚にされた





大股を開かせ、股間をじっくりと眺めた






クロッチには染みが大量に付いていた






佐原は紗江の股間に顔を埋めクロッチの臭いを嗅いだ






「酸っぱいな・・紗江・・」






このパンティが欲しい・・・





だが、ノーパンで帰す訳にはいかない流石にばれるであろう・・





佐原はパンティを脱がせた





暗闇やモニターで見た陰部とは違いハッキリと目の前にある紗江の陰部・・・





佐原の肉棒はあっと言う間に鋼のようになった






「紗江・・オナニーしすぎだな・・色素が黒ずんでいるよ・・・ハハハ」






佐原は舌を出し陰部を舐め始めた





「うーん・・小便とオリモノの臭いがする・・」






佐原は力強く陰部を舐めまわした





紗江の体は無意識ながらも体がビクビクと反応し、濡れてきた・・






「紗江の中に葛巻のペニスが・・・」




「忌々しい・・奴だ・・俺が綺麗に拭い去ってやる」






膣の中に舌を入れ込んだ





「ブチャ・・グチャ・・」






「ズズズ・・・」






佐原の舌は紗江の膣の中へとどんどん入り込んだ






「渋い味がする・・」







佐原はそう思った






佐原の鼻が紗江のクリトリスへ当たり 膣から出てくる液で佐原の顔はベタベタと汚れ始めてきた






紗江の液と佐原の唾液は、紗江の股ぐらを汚しアナルへと流れ始めた







佐原はドロドロになるアナルを触り始めた





「ビクン!」





アナルに触れた瞬間、紗江の体が反応した





アナルのしわをなぞるように・・円を描くように、ゆっくりと刺激した






































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2010/05/25
10:10:22

店長がテレビをつけた・・




佐原はピクリと反応した・・




紗江は佐原のその表情に気づかずにビールを飲んでいた





『佐原さん、私の周りで色んな事が起き過ぎてて・・』




『例の親友の件だね?』




『美紀の事件が一番精神的にも辛かったです・・』




『そうだよね・・まだ何かあるのかい?』




『・・・まだ、分からないんですけど・・友達がまた一人連絡が取れないんです・・』




『その事件と関係でも?』




『まだ分からないんですけど・・』






その時、テレビから声が聞こえてきた







「詳しい状況はまだ分かっていませんが、バイクの所有者の特定が出来たようです・・」






佐原はテレビを見た



紗江もそれにつられてテレビの方を見た





「バイクの所有者は、〇〇大学に通う学生で 葛巻・・・」






『えっ・・』






目を見開き、口を開けたまま紗江の体は硬直した







『この事件も悲惨だよね・・』





佐原は紗江の顔を見ながら言った







『えっ・・えっ・・うそぉ・・』







紗江は口に手を当ててワナワナと震えていた







『どうしたんだい?』






『葛巻くん・・』







『同級生の?』







『うっ・・うん・・多分、同一人物だと思う・・』







「信じられない・・



どうして、あんな山奥で事故に・・



友達に呼ばれて飲みに行ったんじゃなかったの?



その帰り道?でも、葛巻君の家はあんな山奥なはずがない・・」







色々な事が頭の中を駆け巡った・・








『紗江ちゃん、紗江ちゃん』






『・・私のせいだ・・』





『どうしたんだい?何があったんだい?』





『・・・』






『ちょっと待って、ニュースの続きがあるみたいだ、それと場所を変えよう、ここでは皆が心配する』





『はい・・』







レポーターが会話を始めた





「この事件はバイクを運転していた葛巻さんの飲酒運転のようです。」







「お酒を飲んでバイクの運転ですか・・」







「その様です、そしてカーブを曲がり切れずに転倒、そこへ運悪く10tトラックが突っ込んできて衝突」







「そして引火ですか・・・飲酒運転の場合咄嗟の判断が鈍る上に、暗闇での走行ですからね・・」







「尚、警察は交通事故の可能性が高いとして捜査を進める方針のようです」









「( ̄ー ̄)ニヤリ」







『紗江ちゃん、交通事故らしいよ、ショックなのは変わりは無いけど自分を責めないように・・』






『・・・私に責任があるんです・・』





『紗江ちゃん、その話は別で・・』





『うん・・』





佐原は早急に勘定をした






『あれ?どうしたの?紗江ちゃん』





何も知らない店長が話しかけてきた





『少し、眠くて・・』





『そっか、いつも無理させてるもんね、ゆっくり休むんだよ』




『はい』




『じゃぁ 店長』





『佐原さん、悪いけど近くまで送ってやって貰えますか?』





『はい、勿論です』





『また、寄ってくださいね』






二人は 「ヤミーズ」を出た





『紗江ちゃん、詳しく話を聞かせてくれるかい?』





『はい・・』





『きっと力に慣れると思うんだ』





『お願いします・・』







佐原は、紗江を手中に入れた、そう感じた







『例のカフェでもいいかい?あそこなら静かだしVIPルームもある、他人に話を聞かれる事は無いよ』






『はい』







「HEAVENS Cafe」へ向かった







「カラーン」






『VIPを頼む』






『畏まりました』






VIPルーム。






『ここなら安心だよ、紗江ちゃん』





『はい・・』





『取り合えず、飲み物を頼もうか』





『はい、お任せします』






紗江の表情は不安めいた表情だった





佐原はブランデーを水割りにして出した





紗江はグラスを手に取り、一気に飲み干した・・・






『可哀想に・・辛いんだね・・』






佐原のその一言に紗江は、涙を溢れさせ佐原にしがみ付いてきた






『佐原さん、佐原さん、私のせいなの、私のせいなの!!』





『君は何も悪くない、大丈夫だよ』





優しく体を包み込み頭を撫でた





紗江は大きな声出しながら泣き喚いた





『どうして、自分を責めるんだい?』





『実は、あの事故の日、お酒を飲ませのたのは私なんです・・』





『あの日?事故の当日かい?』





『私を心配した彼が、部屋に来たんです、その時にビールを・・』





『部屋に来たのは女友達じゃなかったんだね・・・』





『ぁっ・・ごめんなさい・・嘘付いて・・そんなじゃなかったんけど』





『いいよ(笑)続けて』





『部屋で話をしていたら、奇妙な電話が鳴ったんです』





『奇妙な電話?』





『私は出てないけど、もしかしたら葛巻君が話した相手が、その主だったのかも』





『葛巻君は何て言ってたんだい?』






『友達だって・・それからまた来ると言って出掛けたんです』






『うーん・・そうか・・』






『美紀の件の時に、これ以上首を突っ込んだら・・・とかって言う電話が入っていたとも聞いているから、もしかしたらその人に殺された可能性も・・』






『でも、どうして葛巻君が?』






『分かりません・・でも、でも・・』






『紗江ちゃん、美紀さんの件は、実家のお母さんとの折り合いが悪くて親子喧嘩ののち殺害し、自殺』





『・・・』





『葛巻君は、言いにくいけど、飲酒運転の交通事故だよ。君が悪いのじゃないよ』





『でも、あの電話は・・』






『俺が、思うに・・葛巻君の狂言だったんじゃないかな・・』





『えっ?狂言?』






『そう・・親友を亡くした、紗江ちゃんを気遣いながらも接近した・・・そして、君をモノにしようとしていた・・』





『そんなぁ・・ありませんよ』





『あくまでも、憶測だよ、事故じゃないなら、では何故?とね』





『でも・・そんな事して何になるんだろう・・』





『葛巻君は君に好意を持っていた・・違うかい?』





『分からない・・』





『人間、弱っている時によく間違えを起こす・・例えば・・体の関係を持ったりとか・・』






紗江はビクッと反応した・・・・







あの晩の行為を思い出した






嫌がる私を無理矢理・・・







『紗江ちゃんに限って・・そんな低レベルな行為は無いのは分かるけどね(笑)』






『・・・』






『無いよね?』






佐原は紗江の顔を覗きこんだ






『・・・少し危険な感じでした・・』






『そうなのかい?』






『ごめんなさい・・』






『君が謝る事じゃないよ・・じゃぁ・・天罰がくだったんだね・・彼に・・』






『天罰?』







『うん・・信じられないかもしれないけど、そう言うのってあると思うんだ・・』






『でも、彼は私には協力的で・・』






『そっか、じゃぁ・・考え過ぎかもしれないね・・でも、他殺の線は無いんじゃないか・・偶然が偶然を呼び起こした事故・・・そして、疑問視しているのは、紗江ちゃんだけ・・と言うことになるね』






『偶然が・・引き起こした事故・・』







佐原は2杯めの水割りを作った






「千佳ドラック」を半分の半分 1/4を試しに混入させた







「カラカラ・・」





グラスを手渡した







『ぁっ・・すみません』






『この件はあまり人に話さない方がいい、俺が調べてみるよ』






『でも、もしかしたら佐原さんに危険が・・』






『大丈夫、俺は君に約束してるだろう・・俺が君を守るって・・』






『佐原さん、居なくならないでね・・』






『あぁ・・さぁ 飲んで』







『はい』







紗江は水割りを飲み始めた






次第に会話のペースは遅くなり、紗江の表情が無表情になってきた






































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2010/05/24
10:40:58

佐原は早足で自宅へ戻った




「カチャカチャ・・・バタン」





「ジャニスめ、こんな良い薬を持っていながら隠しているとは・・フフフ・・奴らしいな」




佐原は千佳ドラックの存在を知り、新たなるプランを考えようとしていた




PCを立ち上げた




「カチャカチャ・・」





「紗江補完計画」




「プラン 3」フォルダーを押した





今までのプランを覆すような薬が見つかった




「千佳ドラック」この薬は傀儡専用とかと聞いてが、俺の組むものとは多少違いがある




言いなりの人形が欲しい訳ではない




だが、害虫を排除する為にも紗江にある程度、言う事を利かせないといけない




紗江自体、害虫の存在に気づいていない




紗江の体を目当てに、紗江の美貌を目当てに新たなる害虫が現れる可能性がある以上




このままではいけない




この薬を使い、紗江を言いなりになせ、捕獲しなければならないだろう




紗江の補完化計画の実行場所を考えなければいけない




紗江、俺の部屋は不味いだろう、何か起きた時足が付きやすい




別荘もNGだ、新たに部屋が必要だ




その辺は他人名義で部屋を準備する予定だ




その辺のホームレスに小銭を渡し契約をさせれば良い事だ




「千佳ドラック」の分量は一袋の半分ずつの使用が良いらしい




以前に、この薬の「千佳」と言う女が死んでいるとのこと




どこぞの脳無しが、そんなミスを犯したのだろう、薬の使用方法さえ間違えなければ何も恐くない




奴の薬は絶大だ、今まで期待を外したことなど一度も無い




まずは紗江との距離をもっと短くし、彼女が俺の懐へ飛び込みやすい状態にする




いずれ、葛巻の行方不明に気づき、不安な気持ちを抱くだろう




その時にこそ、この「千佳ドラック」が必要不可欠である




この薬により、紗江の不安を取り除き、心も体も十分に満たしてやる








佐原のプランはそれから1時間続いた・・






「カチャカチャ・・」






「これで完璧だ」







「時期だな・・・」






佐原はカレンダーを見た






「早急に実行したいが部屋の問題もある・・・」






佐原は早急に部屋を準備する為に色々と準備をする事にした
















時刻 21:00






「もうこんな時間か、ヤミーズへ向かうか」





佐原は部屋を出た





「居酒屋 ヤミーズ」へ向かう最中も「千佳ドラック」の利用法について何度も考えていた





飲ませるのは差ほど難しくは無いだろう・・・





いつものようにやれば良いだけだ、





場所は HEAVENSが良いだろう、あそこならば、例え昏睡する紗江を連れ出したとしても何も言われる事も無い





佐原の顔はニヤニヤとしていた






「ガラッ」






『いらっしゃいませー』





紗江の可愛らしい声が聞こえた






『やぁ』





『佐原さん待ってましたよ(*´∀`*)』






『遅くなってごめんね』






『いえ、お仕事の帰りですか?』






『うん、まぁね』






佐原は席に着いた






『取り合えず、生でいいですか?』






「生・・・生でぶち込んでやるからな・・紗江・・」





『あぁ、生で』






紗江はいつも通り注文をした





佐原は紗江のプリプリ振りみだす尻を舐めるように見た





「あの、尻・・尻の穴まで全部見てあげるからね・・紗江・・」





「その、オリモノだらけにして、黄ばみが取れないクロッチもな・・」





紗江は振り返った





「クルッ」




『えっ、やぁだぁ!佐原さん(笑)』




紗江は佐原が「自分を見つめている」そう感じた




それはとても好意的なもので、佐原の心に思うことなど全く気付かなかった






『ごめん、あまりにも可愛いから見とれたよ』





紗江は真っ赤な顔をした





『もう、からかわないで!佐原さん(笑)』





『本心さ(笑)』





『もぉ~(笑)』





『紗江ちゃん、佐原さんの生頼むね』





店長が紗江に声を掛けた





『はーい』





紗江はビールを持ってきた





『はい、お待たせいたしました(*´∀`*)』





『ありがとう、今日大丈夫だよね?』





『はい、少し話を聞いてもらいたい事もあるんです・・』





『そっか分かったよ』





佐原はそれから店が閉店するまでのんびりとヤミーズで過ごすことにした





23時を過ぎた辺り、店の込み具合が落ち着いてきた






『店長、引けましたね』





『紗江ちゃん、君が居ない間は暇だったんだよ~』





『そうなんですか?』





『やっぱり、可愛い子が居ると忙しくなるね~』





『もー!』





『だって、佐原さんだって紗江ちゃんが居ないと来てくれないんだ(笑)』






『そうなんですか?』






『ハハハ、聞いてごらん、』





『聞きません!』






佐原は店が閉店へ向けて作業をし始めてるのを見て声を掛けた






『良かったら、二人とも何か飲んでくださいよ』





『えっ?良いんですか?佐原さん(*´∀`*)』





紗江は嬉しそうに言った





『佐原さーん、それじゃビール御馳走になりますねー!』





厨房から店長が顔を覗かせてそう言った





『じゃあ、私も』






二人は佐原のおごりでビールを飲む事にした






『紗江ちゃん、今日はもういいよ』





『えっ、でも・・』





『佐原さんが待ってるんだろ?』






『えっ・・・はぃ・・』







店長はニヤニヤしながら言った






『もう!エロ店長!そんなんじゃ無いです』





『はいはい』





『もぉー!!』







紗江は何だかんだ言いながら着替え佐原のテーブルへ行った





『あれ?』





『今日はもう上がって良いそうです(笑)』





『店長に気を使わせちゃったかな・・』





『大丈夫ですよ!きっと御馳走して貰ったから気を良くしたんだと思います(笑)』






『そうか(笑)』






『じゃあ、もう一杯だけ付き合って、そしたら場所を変えよう』





『はい』






紗江はビールを取りに行った







『じゃあ、かんぱーい(*´∀`*)』






『乾杯』







にこやかな風景、静かな時間が過ぎていた






店長はある程度片付けも終わり、店内のテレビをつけた






「ピッ」





すると、ニュースが聞こえてきた










「謎の事故死 事故か他殺か?」








佐原はピクリと反応しモニターを見た・・・・














































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2010/05/23
10:36:16


数種類の薬を持ちVIPルームへ戻った・・・




佐原はジャニスから薬を受け取ると種類と数を見ていた




『どれが、その例の薬なんだ?』




『これです』




ジャニスは薄いピンク色の粉末の薬を指さした




『ほう』




『名称は「千佳ドラック」です』




『人の名前みたいだな』




『はい、一番最初に使った方のお名前を頂きました』




『その娘は今は?』




『お亡くなりになりました』




『薬でか?』





『念密に言うと、薬で死んだのではなく殺されたのですが・・』





『最初からそう言う目的だったのか?』





『いえ、何れ終わる・・ならば・・と言う感じらしかったです。現場に居合わせた訳ではないので正確な情報はありませんが・・』






『・・・千佳ドラックは使い方が難しそうだな』





『いえ、そうでもないです』





『そうか?』





『はい、心さえ入れなければ』





『心?』





『はい、その薬は傀儡ようです』





『傀儡・・操り人形だったか?』





『そうです、肉体と精神の分離を図ります、そして新しい人格を植え付ける形になります』





『思いのまま、と言うことになるんだよな?』





『そうなのですが、その人格の感情を持っているのです』





『感情?』





『主人に縋るような絶対的な想いですかね・・』





『いいじゃないか』






『そうでしょうか?・・所詮、傀儡です。そこに少しでも答える気持ちがあれば簡単に取り込まれます』






『相思相愛になるのではないか?』






『最初はそうでしょう。いづれこの薬を使った人間は、まともな人生は歩めません、そんな人間に取りこまれたら大変です』






『確かに・・余程の強い精神でなければ無理そうだな』






『佐原さんなら大丈夫かと・・』






『俺は大丈夫だ・・この薬は紗江が言う事を聞かない時だけ投与する』






『連続的でなく、時々使うのですか?』





『そうだ、効果は薄いか?』






『どうでしょうね・・前例がありませんので・・』






ジャニスは京介と千佳の事を思い出した・・・







あれだけ強固な精神を持つ京介でさえ、千佳に取りこまれた




今も尚、地下室には千佳の遺体が冷凍保存したままである




プランを遂行している間は大丈夫だろうが、それが終わった時、再び京介は取りこまれるのか・・




それとも、墓のような感覚になるのだろうか・・




何にせよ、あの薬を使った者も、投与された者もまともな形ではいられない・・








『ジャニス?おいジャニス』






『あぁ・・すみません・・』






『どうした?』





『過去をお浚いしてました・・』





『この薬のか?』





『はい、上手い使い方をするにはどうしたらいいかと』





『分かったら教えてくれ、今はこのままでもいい』






『恐らく、分量だと思います、半分に分けて使ってみてください』






『そうか、分かった』







佐原は宝物でも手にしたかのように喜び勇んでいた




顔はにやけ、ワクワクしているかのようにも見えた






傀儡師が変われば、この薬も活かされるものなのか・・・





何にせよ、面白い事になった・・






『佐原さん、今回の女性をもし処分するような事になるとしたら、うちで引き取らせて下さい』





『処分?そんな事はある訳ないだろう』





『そうでしたか・・それなら良いのですが、もし、もっと佐原さんにお似合いな方が現れ、こいつはもういらないと感じた時でも構いません』





『・・無いとは思うが分かった』






少し不満げな顔をしていた






『そろそろ行くな、薬の代金は幾らだ?』






『それは結構です』






『そう言う訳にはいかないだろう』






『佐原さんは、今日大きな出費をされています、私達、友人じゃないですか、気にしないでください』







「友人・・さっきも京介が言っていたな・・・」






『そうか、悪いな持つべきものは友だな』







『はぃ』






「ニヤリ」






佐原は気を良くした







『今日はこの辺で行くよ、夜に紗江を連れてこれるようであれば連絡する』





『是非、お待ちしてます』





『今から、一度戻ってプランを組みなおす』






『何故ですか?』







『こんなに凄い薬があるとは思わなかったからな、この薬に合わせたプランを作ってみるんだ』







『相変わらずですね(笑)』







『俺のプランは完璧だからな』







『はいっ・・・ニヤリ』
















佐原はHEAVENSをあとにした

















































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2010/05/22
10:52:26

佐原がHEAVENS来る一時間前・・・




ジャニスは京介に連絡入れた



佐原の葛巻事件を闇に葬る為の打ち合わせをする為と準備した金を京介に持たせる為であった




京介はジャニスからの連絡で直ぐにHEAVENSへと向かった





『よう、ジャニス』



『お待ちしてました』



『早速、話を聞こうじゃないか』



『はい・・・』





ジャニスは今回の一連の流れを分かる範囲内で説明した






『フン・・あれがその事件の真相か・・・実にくだらないな』





『はい、ですが、今回の佐原さんの気持ちの入れようと言うのは今までにないくらいの思い入れがあるようです』





『どうせ、あの小娘やろ?』





『はい、一家惨殺事件のみならず、今回の事件・・京介さんこれは完全に大きな事件になりそうですね・・』





『・・・止めなあかんな・・こちらにまで被害が及ぶ可能性がある』





『警察の動きを鈍らせないと、ここもそうですが、京介さんのプランにも響くと思うのです』





『そやな・・』





『ですので、これは是非受け取ってもらい、実行をと・・・』









ジャニスは1000万をテーブルの上に出した








『これは?誰からの金になる?』





『これは私からの依頼と言う形で』





『お前から?だったら金など受け取る訳にはいかんやろ』





『これは佐原さんの件を第一重要視なので・・・』





『佐原からの回収をお前がするのか?』





『はい、奴はこの半分は持ってくると思われます』





『てことは、お前の出す分は500か・・・』






『はい』







『ではこれは、佐原からの依頼でもあると認識し受けとるとする』






『そうして下さい、あと御願が一つ』





『なんや?』






『この金を受け取ったと言う事は内密に』





『何故だ?』





『彼にはあくまでも、京介さんの善意だと思い込んでもらわないといけません』





『より事態を加速化させるつもりやろ・・お前?(笑)』





『ええ、私は面白い事が大好きですから・・ニヤリ』





『恐いのぅ・・お前(笑)』






『京介さんに言われるとは思いませんでした(笑)』










こうして、ジャニスは事をスムーズに進めるべくして流れに入る事にした









『そろそろ、佐原さんがお見えになると思いますので、上手い事お願いします』





『分かった』




その後、佐原が現れ京介との密談に至ったのだった



















話が終わると佐原は自信に持ちた顔つきになっていた







『お待たせ致しました』





ジャニスはビールを運んできた





佐原は無言でビールを受取り、一気に飲み干した







「ゴキュ・・ゴキュ・・」




『プハァー・・・ニヤリ』






『ジャニス、天は俺に味方しているようだ』





『それは良かったです』






『紗江を完全補完化するつもりだ・・』





『完全補完化?ですか』





『そうだ、彼女は美しすぎる・・故に周りにはそれをあがむクズ共が群がるんだ』





『なるほど・・あり得る話ですね』





『今までに彼女の純潔を汚そうとした奴等が多かった』






『はい、大学の学生達ですね』






『そうだ、あの社会のクズ達に鉄槌を毎回下していたのでは切りが無い・・そう思わないか?ジャニス』






『確かに、コンパと称し女の体を目当てにする馬鹿ども、親友に成り済ます女、そして今回の男ですね』






『そうだ、事態はどんどんエスカレートする一方だ、このままでは紗江の純潔も貶され真黒になってしまう』






『全くです・・・お守りしないとですね』






『ジャニス、これが俺の計画だ』






「バサッ」




「新垣 紗江 完全補完計画所」





ジャニスは差し出された計画書を手に取りじっくり内容を読んだ





「酷い・・酷過ぎる・・これは後々大事件に発展する恐れがある・・」






『これは素晴らしいですね、完璧です』




『そうだろう・・・今回、どう言う風の吹きまわしかしらないが京介の協力があるのであれば、鬼に金棒だ』




『佐原さんと京介さんのコンビですか、これはドリームプロジェクトですね』





『あぁ、全くだ』





『これで、完全に紗江さんは、佐原さんに守られ一生幸せに暮らせますね』





『あぁ、彼女に本当の「愛」と言うものを教えなければいけない』





『きっと分かってくれるでしょう・・』






『京介の実行はいつになりそうだ?』





『彼は仕事が早いでのでもう既に動いているでしょう』





『そうか、なら俺も早急にプランに入るとするか』





『私に出来る事があれば言ってください』





『ジャニスには薬を何種類か用意して欲しいんだ』





『お任せ下さい』





『例の奴(Xドラック)も必要だが他に何がある?』





『睡眠薬は当然ですが、もっと凄いのがあります』





『何?』





『相手の人格を恐し、新たなる人格を植え付けると言う薬が・・』





『凄いな・・それは本当に効くのか?』





『ええ、実験済みです』






ジャニスは、京介に渡して使わせた「綾瀬 千佳」への薬を差し出した

(NEOS 2nd参照)






『新しい人格か・・制御は簡単なのか?』





『呪文になります』






『随分古典的だな?』





『はい、記録に残さない手法です』





『ほう・・それも準備してくれ』





『分かりました』





『ただ使用の際には一言声を掛けて下さい』




『何か注意事項でもあるのか?』






『はい、分量しだいでは相手の人格の暴走もあり得ます、気を付けて使わないと、佐原さんが自滅する可能性もあります』





『そんな例があるのか?』





『ええ、過去に一度だけ』






『・・分かった、俺はそんなミスはしない』






『ええ、分かっております』






『ニヤリ』





『では、ただいま準備いたします』





『頼む』







ジャニスは「ニヤリ」と笑っていた






自分の思うように傀儡達が動き出す





さも、自分達が傀儡師だと思い込んでいるように・・・





「傑作だな・・こいつ等は・・」






薬の貯蔵庫・・




「Xドラック」




「睡眠薬」




「精神安定剤」




「千佳ドラック」




それぞれ30錠づつ袋に鞄に詰め込んだ



























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