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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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10:39:49



葛巻は必死にアクセルを開けた



どんどん迫りくる謎の車に底知れぬ恐怖を感じた




「ファー」





クラクションを鳴らしながら葛巻のバイクへ迫った







『うわぁぁー何なんだよー!!』






今にもぶつかりそう・・





逃げ回る間に都内を離れ、ひと気の少ない道まで逃げ込んだ




信号無視をしながら、細い道を抜けどんどん走って行った







『はぁっ、はぁっ、はぁっ・・』






バックミラーには車の姿は無かった




葛巻は走りながら、後ろを振り返った






「ピカッ」






眩しいヘッドライトと共に車のマフラー音が聞こえた





『うわぁぁぁー』





謎の車が真後ろまで来た






「引かれる・・」





頭を過ぎった





だが、車は葛巻を引かずに間隣まで来た






「ウィィィン・・」







運転席の窓が開いた






「コイツは一体誰なんだ!」







狭い道路を走りながら話しかけてきた






『葛巻君、何で逃げるんだ?』




『なっ・・なんだよお前!』




『データ、バラまかれてもいいんだな?』




『待てっ!それは待ってくれ』





『この強姦野郎が・・』









佐原はどんどん幅寄せをした







『うわぁぁー』







葛巻は佐原の車のドアを蹴った






「ガン」







「いい度胸してるじゃねーか・・・」






佐原は葛巻のバイクを追い越し走り去った








「ブォォォン」







「!?」







車は見えなくなった








「キュキキキキ」











サイドターンをしてフル加速で葛巻へと佐原は向かった






「やべぇ・・戻ってきた」






目の前にライトが見えた






『突っ込んでくる!!』






「バイクを乗り捨てて逃げるしかない」






「あれ?」







「アクセルから手が放れない!!何故だ!!」







このままではやられる・・・






何としてでも逃げないとと





バイクをUターンさせ、そのままアクセル開けた






迫り来るライトの恐怖におののき、冷静では無かった







「あのカーブを曲がったら・・」






コーナーに差し掛かると路面が濡れているように見えた








「何!ブレーキが効かない!!」





『うわぁぁぁー』





路面に濡れているように見えてのはOILだった





アクセルからは両手が放れないまま、勢いよく転倒した







「ドガン キキキィィィ・・・」







バイクに引きずられながら人形のように転がる葛巻・・・






勢いが付いていたバイクはオイルまみれになり、タンクからはガソリンが漏れていた






「キキーッ」






佐原は車を止めた







『ううぅぅぅ・・・』





『おい、大丈夫か?』





葛巻の肩を蹴った





「ボキッ」





『うわぁぁっー』





肩の骨が折れたようだった





『何で・・俺がこんな目に・・』





『強姦野郎だからだよ、紗江を汚しやがって・・』





『うるせぇ・・覗き魔が・・』






『やはり、お前は死刑に値するな・・』







佐原は車のトランクを開けた





葛巻は全身打撲、肩の骨折、そしてアクセルを握ったまま、到底動くことなど出来なかった




佐原はポリタンクを持っていた






『アクセルから手が放れないだろう?』





『お前の仕業か!』






『さぁな』






佐原はニヤニヤ笑いながらポリタンクの蓋を開けた








「バシャバシャバシャ・・・」







「こ・・これは・・ガソリン・・」







『お前のバイク、そろそろガス欠だろ?サービスだ』







佐原はタバコを咥えた






『お前も吸うか?』







『やっ・・やめろーー!!』







「ポイッ」






「ジリジリ・・・」






「ボワッ」






「ゴーッ」







瞬く間に葛巻は炎に包まれた





アクセルを握ったまま、足をバタつかせ、うめき声をあげていた






『ギャァァァー』






ガソリンと油による加速された炎はどんどん勢いを増して燃えた






『・・・臭せぇな・・』






佐原は車に乗りその場を去った








「ブォォォォーン」








バックミラー越しに後ろを見ると







真っ赤な炎が見えた







「おや?」







佐原の正面からは大型のトラック








「クックック・・」








カーブを曲がった先に葛巻が居る・・・





数秒後、音が聞こえた






「キキキーッ!!!ドガン!!」







『あ~あ・・・可哀想に・・ハハハッ』







葛巻は佐原の予想の通り、カーブを曲がってきたトラックに踏みつぶされた







『ドーン!!』






その後、トラックにも引火し大きな爆発音が鳴り響いた








「なんて不幸な出来事だ・・」







『ハッハッハッハハハ!傑作だ!強姦野郎!』









佐原は何食わぬ顔で都内へ戻った








「キーッ、ブルン」





車を停めた





PC起動・・






「プランB完了」





紗江の体に触れた、雑菌葛巻へ処刑を行った




紗江の体を汚した代償は体で払うのが筋




予め、ブレーキホースのカット




葛巻が出てきたのを確認のち、アクセルグリップへ超強力接着剤を仕込み




葛巻をおびき出し、木刀で肩を強打




バイクでの逃走を促す




ひと気のない場所までの追い込み




そして、対話、不運な事故




対向車のトラックまでは予測はしていなかったが、




深夜あの道を走るのはトラックのみ




良いタイミングで来た




神も葛巻の存在を許さなかったと言うことになるだろう




俺だけの天使を汚した天罰だ




葛巻の死亡に関しては、交通事故で済むであろう




また、焼死体故、本人の確認も時間がかかる




身元不明の死体となる。







佐原はその後の状況も考えていた







「紗江・・お前も・・少し軽すぎる行動を取ったね・・・」






自分には見せたこと無い表情や



自分の誘いを断っておきながら、葛巻を招き入れた行為に異常な嫉妬心を抱いていた








「俺だけの紗江にしなくては・・」





「誰の手にも触れさせない・・」




「誰とも話をさせたくない・・」





『紗江ぇぇ、紗江ぇぇー!!』





佐原は葛巻を処刑した事など頭にはもう無く




紗江の事でいっぱいになっていた・・・



























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