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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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10:39:35


佐原は京介への頼み事への口添えがジャニスがあるのに安堵を感じていた



あの男とは直接的な関係を持ちたくない



それは過去に遡る経緯があった



いつも他者を見下げている、あの言い回しや考え方がとても嫌いだった





夕方過ぎ、佐原は現金を多少準備し「HEAVENS Cafe」へと向かった




佐原のスケジュールはこうだった




HEAVENSに行き、ジャニスに話をしてもらう




京介が納得してくれる金額をなるべく用意していく




借りは作らずに、ビジネスとして金を受け取る理解をさせる




居酒屋「ヤミーズ」へ行く




紗江のメンタルをチェックする




「補完計画」の日程を考える







独り言をぶつぶつ言いながら歩いているうちに店へ着いた







「カラーン」





佐原はVIPルームと向かった



部屋に入ろうとしたら既に人が中に居た





『佐原さん、お待ちしていました』





中には、ジャニスと京介が居た




出来れば会いたくなかったのが佐原の本音であった






『京介も来てたのか』





『はい、偶然お見えになったので、例の話を・・』





『そうか、悪いが京介、今回万が一の為にお前の力を借りたい』





『佐原、それは構わんで、ただ少し話を聞こうやないか、そうでないと、止めるのにも、「何処まで」と言うのがある、行き過ぎても不味いし、それ以下では効力に欠ける』





『そうか・・そうだな』





佐原は座った





『佐原さん、ここは京介さんとお二人でお話しした方が良いかと・・』




『そ・・そうだな・・』




『では・・』





ジャニスは部屋を出て行った





『さてと、佐原、本題に入ろうやないか、大体の話は聞いた、お前の望みを聞いておく』





『そうか、俺が心配しているのは、万が一の辿りつきだ』




『あの事故の身元が割れるのは時間の問題だな』





『歯形や、バイクの所持登録などから割れると俺は考えている』





『だろうな』





『あの後の詳しい情報がまず欲しいんだ』




『それは、心配無い、現段階での情報は入手済みだ』




『そうか!大丈夫なんだろうな?』





『おいおい、焦るなや・・人が死んでんねん、大丈夫な訳ないやろ・・ハハハ』





『クッ・・で、幾らなんだ・・』





『何がだ?』





『金だよ』





『金?お前からは貰わんで』





『どうしてだ!』





『友達やないか・・なぁ佐原・・』






『友達?俺とお前がか?』





『違うか?』






『・・・』








今、京介にへそを曲げられたら困る・・・







『あぁ・・友達だ』





『ジャニスも心配しとるで・・お前は下手打ちやねんから、気を付けなあかんで・・』






『下手打ち・・今回だけだ』





『まぁ、そう言うことにしとくか・・(笑)』





『京介、金は払う、いや払いたいんだ』





『何故だ』





『これは、ビジネスとして受けて欲しいんだ』





『ビジネスね・・』





『頼む、そう言う事で受けて欲しい、友達としてではなく』





『何故、そんなに必死やねん?』





『ある女を守るためだ』





『女ね・・お前はいつも女だな・・』





『運命なんだ・・紗江は・・』





『運命ね・・』





『お前には分からないだろう、女を物としてしか見ないような奴だからな』





『分かりたくもないね、その感情こそ、無駄であり、仇となる』





『お前は人を愛した事があるのか?』






『愛?そんなの遇想さ』






『違う、お前はまだ、愛された事が無いから分からないんだ』






『お前はあるのか?』






『あぁ、紗江は俺の事を愛している』







『そうなのか?』






『あぁ、今日も会う約束をしてるしな』






『会うのが愛か?』






『お前には分からないよ、彼女は俺が必要で俺が守ると約束したんだ』






『俺には興味の無い世界だな・・』






京介は、紗江の気持ちをどこまで理解しているのか知りたかった





だが、佐原の中では自信の一方的な想いが優先されている、そう判断した





「そうでなくては、つまらない・・」





『まぁ、佐原、お前がそれだけ想えるような相手であればキッチリ協力してやる』






『協力?』





『お前達が幸せに辿りつく道しるべの障害を排除してやると言ってるんだ』




『幸せへの道しるべ・・』





『そうや、佐原、今回が最後の女なのだろう?』





佐原の意識が朦朧としてきていた





何故か、京介の言いなりになっているよな気がしていた・・





『そうだ・・最後の運命だ・・・』





何処か催眠術のようなものに掛かったような気がしてならないかった





『佐原、ここの勘定を頼む、それが依頼料や』





『あぁ・・、お、おい!京介!』






京介は即座に席を離れ部屋を出て行った





そして、京介の座っていた席には資料らしきものが残されていた






「これは・・」





警察の捜査状況が書かれているものであった



それに対しての対処、バイクのナンバーの破棄済み



その他にも沢山の情報が書かれていた





「一体、いつからこんな事を・・」





最後のページには歯学会への介入とだけ記されていた






ジャニスがVIPルームに入ってきた





『京介さんはお帰りになったのですか?』




『あぁ・・ジャニスこれを見てくれ』




『なんですか?』




『アイツが置いていったんだ』




ジャニスは資料を受け取った




『これは・・流石ですね、仕事が早いです』




『何故だ?』




『予め、お電話で話をしておいたのです、きっと直ぐに動いてくれたのでしょう』




『京介が・・』




『あの方はとても友達思いの方です、佐原さんの為に一肌脱いだのでしょう』




『金も受けとらないんだ』




『そうですか、貴方で5人目ですよ』




『5人目?』




『ええ、誰とはお話しできませんが、有名な方々ばかりです』




『・・・』




佐原の中で疑問が渦巻いた




京介とは交わり、気持ちを理解し合った事など一度も無かった筈なのに・・



それは俺だけの勘違いだったのか・・





『俺は奴を誤解してたのかもしれないな』




『大丈夫ですよ、彼はそれも分かっています』




『そうか・・・いちお500万持ってきた、京介の気が変わったら渡してやってくれ』




『そうですか・・分かりました・・』




ジャニスは500万を受け取った





『ジャニス、悪いがビールを一杯もらえるか』




『畏まりました・・』









「京介が俺の味方に・・・」





「これで、恐いものなしだ・・」








佐原は「ニヤリ」と笑った





































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08:01:22


佐原はテレビを見ていた



葛巻の事件の真相を警察はやっきになっている。そう感じていた




「今のところ何も分かっていないようだ、万が一の為にアイツに話を通しておくか・・」




佐原はジャニスに電話をした




「プルルル・・・」





『もしもし』




『俺だジャニス』




『佐原さん、最近お見えになりませんねどうかされました?』




『頼みがる』




『何なりと』




『昨日の事故のニュースは知っているか?』




『身元不明の焼死体の件ですか?』




『そうだ』




『あれは・・』




『俺だ』




『そうでしたか・・』




『アイツは社会に対しとても有害な害虫だ、強姦魔なんだ』




『それはいけませんね』





ジャニスは電話越しにニヤリと笑った





『制裁を下した』




『事故では無い・・そう感じていましたが』




『何れ、身元は分かるだろう』




『時間がかかるでしょうね』




『もし万が一、俺まで辿りつくとは思えないが手を打っててくれるか?』




『それは構わないのですが・・』




『何だ・・何かあるのか?』




『お上に強いのは、実は京介さんなんです・・今までも彼にお願いしてたのです・・が・・宜しいですか?』




『京介・・致し方ないな・・俺の名前を出さずに頼む事は出来るか?』




『出来ない事は無いでしょうが、その場合は金銭が絡みます』




『金か・・で幾らだ』




『身元を明かさない分、金額は大きいと思われますが・・』




『で、幾らなんだ?』




『1000万程度だと思いますが』




『1000万?・・足元商売だな・・もし身元を明かす場合は?』




『その方に寄って違う見たいですが・・前例としては、無料から500万の間です』




『無料?』




『京介さんのお知り合いや、お仕事の関係の方には時々そうしているようです』




『そうか・・・京介に直接話をしてみるか・・』




『その方が良いかと思われます、私の方からも口添えをしておきますので』




『チッ・・気に入らないが仕方ないな・・』




『はい』




『それと今日、店の方に顔出す』




『お待ちしております』






電話を切った





「京介か・・アイツに借りを作りたくは無いが・・」




何処か、気に入らない京介に頼むのがとても引っかかった














「HEAVENS」




ジャニスは葛巻事件が掲載された新聞を読み始めた





「暴走運転からの事故・・」



「コーナーで転倒し、運悪くそこへ10tトラックが来て衝突、そして引火・・・」



「まる焼け遺体の身元を捜索中・・・」





「なるほどね・・死体がどの程度まで残っているかが焦点になりそうだな・・」





京介に電話をした




「天国にあなた~一番近い島~♪(強着)」




『どうした?』




『お疲れ様です。ジャニスです』




『何かあったのか?』




『昨日のバイクとトラックの衝突事故ので、依頼が来てます』




『あぁ・・あの事故な、で、誰やねん』




『佐原様です』




『何っ・・・またアイツか・・』




『今回は身元を明かさない場合は1000万と話しておきました』




『奴はなんて?』




『京介さんにお話ししてみるとのことです』




『そうか、何にせよ1秒でも早い方がいい、書類を作られ、立件されたらば事は面倒になってくる』




『分かりました、即急に動くようにお伝えしておきます』




『しかし、アイツも面倒な事ばかりしてくれるな』




『全くです・・・』





『アイツのプランは一体何だ?』




『一人の女性を自分のものにすると・・』




『毎回それだな』




『今回の方は今までの中で絶品とのことです』




『例のガッキーとか呼ばれる女の似の奴か?』




『その様です』




『あの女か・・・佐原の傀儡にしておくのには勿体無いな・・』




『何れ、使い物にはならなくなるでしょうから、うちで引き取ります』




『アイツは稼ぎそうだな・・』





「( ̄ー ̄)ニヤリ」





『ええ、高額商品となる事でしょう・・』




『お前のとこに入る前に、ワシに貸せや』




『それはもう・・(笑)』




『京介さんのプランの方はお進みですか?』




『あぁ・・もう少しや』




『それは頼もしいですね』




『今晩顔を出す』




『お待ちしております』













京介の力を借りながら、佐原のプランの生涯を無くす



警察の動きさえ封じれば恐いものなど無い




「X」と呼ばれる、側近を呼んだ




『X、金を準備してくれ』




『いか程でしょうか?』




『1000万だ』




『1000万、これは大きなゲームが始まりますね・・』




Xはニヤリと笑った




『あぁ・・俺は面白い事が大好きだからな、その費用と思えばはした金だ』




『いつまでにでしょうか?』




『今晩必要だ』




『分かりました』





ジャニスは佐原に「恩」を売り




京介には「金」を与える





双方の歯車の支障にならない一番の方法を取る事にした









「傀儡達・・踊れ・・ハッハッハ・・・」






































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12:47:55


「カチャカチャ・・」




佐原は紗江の補完を考えていた




これ以上、害虫に晒す訳にはいかない



新たなる害虫が寄って来ないようにする為には完全管理の補完しかありえない



きっと紗江も喜んでくれるに違いない




「紗江補完計画書」



① 紗江の交友関係を調べなおす



② 紗江の家族関係の調査



③ 紗江の行動パターンの見直し



④ 食生活



⑤ 紗江の財産



⑥ 紗江の体調管理



⑦ 医療用品の調達
















佐原の補完計画はPCに記されていった




「調査はこのくらいでいいだろう」





次に「実行計画書」作り始めた




① 紗江の部屋への侵入



② 紗江の衣類















行動記録は順に描かれていった





「これで完璧だ」





紗江の知らない所で紗江の運命は決められていった




佐原は薄ら笑いを浮かべた




「あとは実行日だな・・」




全部の調査が終わるまでは行動しない



佐原は今回の大掛かりなプランに相当の意気込みがあった




「俺だけの天使・・俺だけに笑っていればいいんだよ・・」
















夕方





紗江は大学を出て自宅へと向かっていた



再び、疑問がある出来事に悩んでいた




葛巻が大学に来ていない



葛巻の友達数名に聞いたが誰も昨日の夜、葛巻に電話をしたものがいない



今も尚、葛巻の携帯電話は圏外のまま




「一体、どこに行ったんだろう・・・」




背後から徐々に迫りくる恐怖を感じていた




家に着いた




「今日はバイト行かないとクビになっちゃうな・・」




葛巻の事も心配だがバイトに行くことにした




バイトに行く準備までまだ時間が少しあった



昨日の事を思い出していた




葛巻君が、変な事をしてきた時に携帯が鳴った・・



それでも葛巻君は携帯を取らずに、そのまま行為を続けた・・



そうしていたら、葛巻君の携帯だけではなく、私のも家の電話も鳴った



番号は葛巻君の携帯にだけ出ていて、私のには表示されなかった




「やっぱり、あの電話が何かの原因に違いない・・」




だが、紗江にはどうする事も出来なかった



数分が経った




『あっ、ヤバイ!準備しないと』




時計を見て慌ててバイトに行く準備を始めた




着替えを持ちバスルームへと向かった




服を脱ぎ始めた時、嫌な事を思い出した




「そう言えば・・ここからも無くなっていたんだ・・」




未洗濯の洗濯物から下着が無くなっていた事を思い出した





「昨日の・・あるよね・・」




全裸のまま洗濯物を見ようと手を伸ばした





「ピリリリリ・・・」




『ん?携帯だ』




紗江は伸ばした手を止め、全裸のまま部屋に行き電話に出た





「はい」




「紗江ちゃん、俺だけど」




「佐原さん!今朝はどうも」




「こちらこそ(笑)」




「どうしたんですか?」




「君の事が心配でね」




「佐原さんって本当に優しいんですね・・」




「そんな事無いよ」




「ありがとう・・・」




紗江の声は、少し元気が無いように感じた




「今日はバイトは出るのかな?」



「はい」



「じゃぁ、今日お店の方に行くから」



「本当ですか?」




紗江の声のトーンが少し高くなった




「うん、もし良かったら、その後少し話をしないかい?」



「いいですよ(*´∀`*)」




「仕事中だと、話も出来ないだろうから」




「そうですね!楽しみです」




「好きな所に連れて行ってあげるよ」




「わーい(笑)」




「じゃぁ、またあとで」




「はい、お待ちしてます(笑)」





電話を切った




『うわっ、ヤバイ遅刻する』




紗江は焦り、直ぐにバスルームへ入りシャワーを浴び始めた




洗濯物の事は完全に忘れ去っていた・・・・





「佐原さん来てくれるんだ(笑)」




バイトにも集中出来ないであろうと思っていた紗江には、



心なしか強い味方が来てくれるような気がしていた













シャワー後




紗江はテレビつけると、身元不明の事故が詳しいニュースとなって流れていた



早朝からも流れていたが、紗江はそれを見ていなかった



何気なしに流れるニュースを気に止める事は無かった



ドライヤーで髪を乾かし、化粧をし直ぐにバイトへと向かった





























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10:39:55
紗江のパンティを切り刻む佐原・・・





「ジョキ・・ジョキ・・」





クロッチ以外を小さな正方形に切り刻んだ





「ハァッ・・ハァッ・・」





クロッチ部分だけが綺麗に残った




クロッチを間近に持ってき、こびり付く物体を眺めた





「・・・」






鼻にクロッチを宛がった





「スゥゥゥゥー」






「クソッ・・雌の臭いだ・・欲情しやがって・・・」





いつも嗅いでいる臭いと少し違っていた






「フゥー・・フゥー・・」






クロッチの布にハサミを入れた






二枚重ねになる生地を剥がし、それぞれ並べた






「裏地にまで染みついているぞ・・紗江・・」






クロッチを粉々に切り裂いた







「ジョキ!ジョキ!」






「オリのせいでハサミが入りずらいな ハッハッハ」






「ジョキジョキ・・」






佐原の目の前には細かい布切れが広がっていた






「俺が、今、浄化してあげるからね紗江」






佐原はキッチンに行き、冷蔵庫を開けた





「これでいいか」




ペットボトル(2ℓ)のお茶を出した





部屋に戻り、蓋を開け注ぎ口をベロベロ舐めた





テーブルを眺め






「クロッチ以外はただのゴミだな」





クロッチ部分以外の布キレを持ち トイレに流した






「ジャー」






部屋に戻った






布を指で持ち臭いを嗅ぎながら口の中に放り込んだ







「ぴちゃ・・ぴちゃ・・」






一枚ずつ、数分掛け布を吸いながら飲み込んだ







「あぁぁ・・・紗江の陰部は俺の体内で浄化されていく・・・」






「・・同化していく・・・」







佐原は葛巻の抹消とその痕跡を自分の力によって消し去ったような感覚であった






お茶をラッパ飲みでがぶ飲みした






「ゴクッ・・ゴクッ・・」






「はぁー・・」







その後、佐原は葛巻の居た空間、触ったもの分かる範囲内で丁寧に掃除をした







「雑菌は繁殖するからな」






「紗江の体内も浄化だ・・・」






佐原はペットボトルに小便を入れ始めた





「ジョロジョロジョロ・・・」






ペットボトルを冷蔵庫へ戻した







その後、佐原は元の部屋の状態へ戻した





「カチャ・・」




「カチン」






佐原は紗江の部屋を素早く立ち去った













佐原は、今回の行動で完全に葛巻の存在を自分の中から消した






「これで、紗江を独占する事が出来る」






全て、佐原の思い通りに展開になった




しかし、佐原の感情に変化が生じていた






紗江の思いもよらない行動が原因だった




葛巻も当初の予定では、処刑レベルでは無かった




だが、紗江が部屋に葛巻を招き入れた事で色々変わってしまった





紗江を愛しく思い過ぎるあまり、憎悪にも似た想いが心の何処からか湧きあがっていた






「紗江にもお灸を据えないといけないな・・・」




「俺と言う男がいながらも、あんな売春婦みたいな行為をしやがって・・」





PCを立ち上げ、佐原は「カチャカチャ」打ちこみ始めた









「紗江補完計画書」










タイトルには、そう記載されていた





































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2010/05/17
10:20:25


「紗江自宅」




葛巻が出かけて既に1時間半が経とうとしていた




『遅いなぁ・・』





飲み会の席に行った事で、そこで盛り上がり帰ってこれる状況では無くなったのではないか?



そう感じていた




時刻は 4:00をまわろうとしていた




先程まで葛巻の居た空間




『まさか・・あんな事になるんなんて』




紗江は葛巻に体を求められた事を思い出した




葛巻に電話をした




「プ、プ、プ・・」




「電波の悪い場所か電源が・・・」




『えー・・どうして・・』




「飲み会の場所、地下なのかな・・」




紗江は自分でタバコ買いに出ることにした



部屋の外にた




「なんか、やっぱり恐いな・・」




紗江は走って近くのコンビニに向かった




佐原はその姿を車の中から確認していた





「軽装だな・・」




佐原は直ぐに紗江が戻ると予測し、そのまま車で待機した




10分後、紗江は小さなビニール袋を持ち帰ってきた





「カチャカチャ」




「バタン」




「葛巻君、戻ってこれないんだな・・」





「カチン」




部屋の鍵を閉めた




紗江は少し落ち着かない様子だっが、暫くするとシャワーを浴び始めた




15分後・・




シャワーを浴び終え、携帯を確認にした




「着信もメールもないや・・」




紗江は葛巻にメールをした







「葛巻君、さっきはありがとう。大分気持ちも落ち着いたのでもう寝ます、気を付けて帰ってね。紗江」






なんか、すっぽかされたような気分だったが、眠りにつく事にした。





部屋の電気が消えた・・





佐原は紗江が就寝する所を確認後、自宅へ戻った













翌日。





「ピピピッピ・・」




紗江は目覚ましで起きた



大学へ向かう準備をしなければならかったが、真っ先に携帯を確認した




『あれ?着信もメールもない・・』




「昨夜は飲まされて、そのまま家に帰ったのだろう・・」




そう思い準備を始め、その後大学へと向かった




登校の最中、偶然 佐原と会った





「あれ、佐原さん?」




佐原は携帯を片手にコンビニに入ろうとしていた




紗江は直ぐに後を追った



『佐原さん!』



『紗江ちゃん、奇遇だね』



『学校に向かう途中見かけたんで』



『そうか、今日はラッキーだな、朝から紗江ちゃんと会えるなんて』



『佐原さんったらもう(笑)』



『昨日、大丈夫だった?』



『あっ・・はい、心配掛けてすみません』



『いや、いいんだ』



『あの後、友達が来てくれて・・あっ・・』




紗江は、「シマッタ」と言う感じにばつの悪い顔をした




『そっか、なら良かったね』



『佐原さんからの誘いを断っておいてすみません・・』



『いや、いいんだ。その友達は男の子?』



『・・女です』



『そっか、なら尚、安心だよ・・』



『・・それじゃぁ、私、遅刻しそうなんで行きますね』



『いってらっしゃい』




紗江は急ぎ足で学校へ向かった




「紗江が俺に嘘を付いた・・・」





裏切りなのか・・・




優しい嘘なのか・・・





「まぁ、どちらにせよ・・もうその男はこの世に居ないがな・・」




佐原は早々にコンビニを出て、紗江の部屋へと向かった




「カチャカチャ・・カチ」




素早く紗江の部屋に入り込んだ




今までに数回侵入している部屋だが、その日は憎悪にも似た嫉妬の気持ちに翻弄されていた




直ぐに洗濯場で、紗江の昨日はいていたパンティを探し始めた





「ガサゴソ」




「あった・・」




両手に持ち広げクロッチを見た




「クソッ・・」



佐原はクロッチに噛みつくようにむしゃぶりついた




「フゥー、フゥー・・」




クロッチを噛み、パンティをグイグイ引っ張った





「ビリビリ・・」




パンティの布は破れ始めた




「フゥゥゥー」





佐原はパンティを持ち居間へ行った




「あった」




デスクの脇にあるペン立てにあるハサミを手に取り




そのパンティを切り刻み始めた





「ジョキ・・ジョキ・・ジョキ・・」






























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2010/05/16
10:39:49



葛巻は必死にアクセルを開けた



どんどん迫りくる謎の車に底知れぬ恐怖を感じた




「ファー」





クラクションを鳴らしながら葛巻のバイクへ迫った







『うわぁぁー何なんだよー!!』






今にもぶつかりそう・・





逃げ回る間に都内を離れ、ひと気の少ない道まで逃げ込んだ




信号無視をしながら、細い道を抜けどんどん走って行った







『はぁっ、はぁっ、はぁっ・・』






バックミラーには車の姿は無かった




葛巻は走りながら、後ろを振り返った






「ピカッ」






眩しいヘッドライトと共に車のマフラー音が聞こえた





『うわぁぁぁー』





謎の車が真後ろまで来た






「引かれる・・」





頭を過ぎった





だが、車は葛巻を引かずに間隣まで来た






「ウィィィン・・」







運転席の窓が開いた






「コイツは一体誰なんだ!」







狭い道路を走りながら話しかけてきた






『葛巻君、何で逃げるんだ?』




『なっ・・なんだよお前!』




『データ、バラまかれてもいいんだな?』




『待てっ!それは待ってくれ』





『この強姦野郎が・・』









佐原はどんどん幅寄せをした







『うわぁぁー』







葛巻は佐原の車のドアを蹴った






「ガン」







「いい度胸してるじゃねーか・・・」






佐原は葛巻のバイクを追い越し走り去った








「ブォォォン」







「!?」







車は見えなくなった








「キュキキキキ」











サイドターンをしてフル加速で葛巻へと佐原は向かった






「やべぇ・・戻ってきた」






目の前にライトが見えた






『突っ込んでくる!!』






「バイクを乗り捨てて逃げるしかない」






「あれ?」







「アクセルから手が放れない!!何故だ!!」







このままではやられる・・・






何としてでも逃げないとと





バイクをUターンさせ、そのままアクセル開けた






迫り来るライトの恐怖におののき、冷静では無かった







「あのカーブを曲がったら・・」






コーナーに差し掛かると路面が濡れているように見えた








「何!ブレーキが効かない!!」





『うわぁぁぁー』





路面に濡れているように見えてのはOILだった





アクセルからは両手が放れないまま、勢いよく転倒した







「ドガン キキキィィィ・・・」







バイクに引きずられながら人形のように転がる葛巻・・・






勢いが付いていたバイクはオイルまみれになり、タンクからはガソリンが漏れていた






「キキーッ」






佐原は車を止めた







『ううぅぅぅ・・・』





『おい、大丈夫か?』





葛巻の肩を蹴った





「ボキッ」





『うわぁぁっー』





肩の骨が折れたようだった





『何で・・俺がこんな目に・・』





『強姦野郎だからだよ、紗江を汚しやがって・・』





『うるせぇ・・覗き魔が・・』






『やはり、お前は死刑に値するな・・』







佐原は車のトランクを開けた





葛巻は全身打撲、肩の骨折、そしてアクセルを握ったまま、到底動くことなど出来なかった




佐原はポリタンクを持っていた






『アクセルから手が放れないだろう?』





『お前の仕業か!』






『さぁな』






佐原はニヤニヤ笑いながらポリタンクの蓋を開けた








「バシャバシャバシャ・・・」







「こ・・これは・・ガソリン・・」







『お前のバイク、そろそろガス欠だろ?サービスだ』







佐原はタバコを咥えた






『お前も吸うか?』







『やっ・・やめろーー!!』







「ポイッ」






「ジリジリ・・・」






「ボワッ」






「ゴーッ」







瞬く間に葛巻は炎に包まれた





アクセルを握ったまま、足をバタつかせ、うめき声をあげていた






『ギャァァァー』






ガソリンと油による加速された炎はどんどん勢いを増して燃えた






『・・・臭せぇな・・』






佐原は車に乗りその場を去った








「ブォォォォーン」








バックミラー越しに後ろを見ると







真っ赤な炎が見えた







「おや?」







佐原の正面からは大型のトラック








「クックック・・」








カーブを曲がった先に葛巻が居る・・・





数秒後、音が聞こえた






「キキキーッ!!!ドガン!!」







『あ~あ・・・可哀想に・・ハハハッ』







葛巻は佐原の予想の通り、カーブを曲がってきたトラックに踏みつぶされた







『ドーン!!』






その後、トラックにも引火し大きな爆発音が鳴り響いた








「なんて不幸な出来事だ・・」







『ハッハッハッハハハ!傑作だ!強姦野郎!』









佐原は何食わぬ顔で都内へ戻った








「キーッ、ブルン」





車を停めた





PC起動・・






「プランB完了」





紗江の体に触れた、雑菌葛巻へ処刑を行った




紗江の体を汚した代償は体で払うのが筋




予め、ブレーキホースのカット




葛巻が出てきたのを確認のち、アクセルグリップへ超強力接着剤を仕込み




葛巻をおびき出し、木刀で肩を強打




バイクでの逃走を促す




ひと気のない場所までの追い込み




そして、対話、不運な事故




対向車のトラックまでは予測はしていなかったが、




深夜あの道を走るのはトラックのみ




良いタイミングで来た




神も葛巻の存在を許さなかったと言うことになるだろう




俺だけの天使を汚した天罰だ




葛巻の死亡に関しては、交通事故で済むであろう




また、焼死体故、本人の確認も時間がかかる




身元不明の死体となる。







佐原はその後の状況も考えていた







「紗江・・お前も・・少し軽すぎる行動を取ったね・・・」






自分には見せたこと無い表情や



自分の誘いを断っておきながら、葛巻を招き入れた行為に異常な嫉妬心を抱いていた








「俺だけの紗江にしなくては・・」





「誰の手にも触れさせない・・」




「誰とも話をさせたくない・・」





『紗江ぇぇ、紗江ぇぇー!!』





佐原は葛巻を処刑した事など頭にはもう無く




紗江の事でいっぱいになっていた・・・



























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2010/05/15
10:41:42



佐原が紗江のアパートの入口まで着いた

葛巻の乗ってきたバイクの前で立ち止まった


ブレーキホースが切られOILが殆ど垂れ流れていた


「これだけでは、物足りないだろ・・葛巻・・」


佐原はある小細工を仕掛けた


「さて」


「プップップ・・・」


「ピリリリリ!!」


葛巻の携帯が再び鳴った



『うわっ!・・見た事無い番号だ・・』


「ゴクリ・・」


紗江が不安そうな顔をしていた



『出ない方がいいかも・・』


『う・・うん・・だけど・・もし、何かの急用なのかもしれないし・・出てみるよ』



葛巻は万が一、変な電話だとしても紗江に不安な思いをさせる訳にはいかない・・


そう感じ、部屋の隅の方へ行き電話を取った





「もしもし・・」




「葛巻だな、必要以上の言葉は発するな、さもないと、そこに居る紗江も 「平井 美紀」と同じ運命を辿ることになる」



「わ・・分かった」




「友達のふりをして話せ、紗江に悟られるな」




「う・・うん」



「紗江の部屋に居る事は分かっている、そこで何をしでかしたのかも分かっている」




「・・・」




「一部始終を録画させてもらった、このデータをお前の通う大学、NETを通じ世界へ公開する事にする」




「そ、それは・・」




葛巻がコソコソ話しているのを見て、紗江が近づいてきた





「紗江が近くに来たぞ・・」




え?・・ここの中が見られている・・・



やはり、何処かにカメラが仕掛けられている



葛巻は受話器を抑えて紗江に言った



『と・・友達だよ(笑)、なんか飲んでるみたいでさ・・』

『はぁ・・良かった・・変な電話かと思った・・』



紗江は安心したようで、テレビのスイッチを入れた




「その、公開は勘弁してもらえないか?」


「お前、自分のした事を分かって無いようだな、この強姦野郎が」


「ご・・ごう・・あれは・・」


「このデーターを世間に出したら、お前は刑務所行きだな・・軽く7年は出てこれないな」


「そ・・そんなぁ・・」


「偽善ぶった正義感ほど、醜いものはない」


「そんなつもりじゃ・・」



「そんなつもり?では人を殺しても、そんなつもりじゃなかったで許されるとでも言うのか?」



「それは・・」



「己の罪を棚にあげるのか?」



「あ・・あんただって・・」


「お前に一度だけチャンスをやろう」


「チャンス?」


「外に出て来い、そして少し話をしようじゃないか」



「話?」



「そうだ、データ・・欲しくないのか?」



「欲しいです」



「それなら出て来い、何とでも言い訳は出来るだろう?」


「わ・・分かった」



「紗江に、余計な事は語るなよ。もし言ったらその時点でOUTだ」



「分かってる」



「筆談もだぞ、全て見てるいるからな・・」



「分かった」



「10分以内に来い」



電話は切られた



葛巻は紗江に悟られないように言った




『しかし、お前何時だと思ってるんだよ!今からか?』


『うーん・・今?今は自宅だよ、分かった少しだけ顔出すよ、すぐ帰るからな』



電話を切ったフリをした




『ねぇ、どうしたの?』


『いやさぁ、友達が近くで飲んでてさお金が足りないらしくて貸してくれって』


『で、どうするの?』


『お店の人も困るだろうから、ひとっ走り行ってくるよ、直ぐに戻ってくるから』


『えー、一人にするの?』


『・・ごめん、ほんと10分くらいで戻るから』


『・・うそ(笑)帰りコンビニでタバコ買ってきて!』


『あぁ・・分かった・・』




「紗江は、まるっきり疑って無い・・」



葛巻は一安心した


「ここで、さっきの行為が世に出たら、俺だけじゃなく、紗江ちゃんまで酷い事になる・・」



葛巻は部屋を一周見た



『どうしたの?』



『いや、何でも無いよ』




『じゃあ、行ってくるよ』




葛巻は玄関で靴を穿いた



『早めに戻ってきてね』



『うん』



「ガチャ・・」


葛巻は部屋を出た



廊下でキョロキョロする葛巻・・


恐る恐る階段を降りて行った


アパート玄関の前で立ち止まりバイクの方へ歩いた



「ガサガサ・・」


『誰だ!』



葛巻が振り返ると、そこには木刀を持った男が振りかぶっていた




「ボクゥ」



木刀は葛巻の右肩を打ちつけた


『うわぁぁー』


『だ・・誰だお前・・』


佐原はブンブン木刀を振りまわした



『う・・うわぁ・・』



葛巻はたまらずバイクで逃走しようと鍵を出した



「カチャカチャ・・」



慌てて手がおぼつかない・・




『逃げるのか!待てぇ!』



『うわぁ』



「キュルルル・・・ブウン」



葛巻はバイクで逃走した



佐原は待ち時間の「10分間」の間に葛巻の逃走ルートを予測し車を隠していた



直ぐに葛巻を追いかけた





「ブォォォン」




「走れ、もっとスピードを出せ・・・強姦野郎・・」




『はぁっ、はぁっ・・何で俺がこんな目に・・』



背後から迫るヘッドライトがどんどん近付いてきた



「ブォォォォン」



『やべぇ・・』




葛巻は必死でバイクを飛ばした































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2010/05/14
10:11:57


『ビーーーー!』






葛巻は外のクラクションに驚いた





「ビクッ」





何か嫌な予感が走った・・・




だが、本能に制覇された葛巻は行為を辞めなかった






『いやぁぁ・・葛巻君・・』






紗江は両手で葛巻の体を離そうと必死に抵抗した




葛巻は紗江の両膝を抱え、前のめりになった





紗江の奥を突いた








『あぁ・・紗江・・・』








葛巻の腰はスピードを増してきた







「スパン・・スパン・・パンパン・・」







『うぐぅ・・』







『あぁ・・気持ちいい・・・』







涙を流す紗江を見ているとより興奮してきた








「ピリリリリ!!・・・ピリリリ・・!!」








葛巻と紗江の携帯が同時に鳴った







「ビクッ」






二人の携帯が同時に鳴る不自然さに気味の悪い物を感じた






葛巻の動きが止まった






『葛巻君・・携帯が鳴ってる・・』





『そんなの気にするな』







紗江の体にしがみ付いた







『いや!いや!お願い!携帯見て!』







『後で見るよ』







再びピストンを始めた






すると、携帯は一度鳴りやんだ






葛巻は心なしか安心し行為を続けようとした







すると再び、2台の携帯が鳴り響き始めた




「ピリリリリ!!」




更に、紗江の家の電話も鳴った















『辞めてぇー!!』









紗江の声は部屋の外まで響いた







「はっ・・」







流石の葛巻も我に帰り紗江の体から離れた







『ご・・ごめん・・』






『それよりも、携帯見て・・』







『う・・うん』






紗江は葛巻に襲われた事もショックだったが、




それ以上にその時は底知れぬ恐怖を感じていた





電話の音が止まった





紗江に携帯を渡した




『非通知だ・・』




紗江の携帯には非通知の着信が数回掛かっていた




葛巻は自分の携帯の着信履歴を見た





「090・・・・・」






番号が入っている・・






『番号が・・』





『本当?』






紗江は慌てるように服を着て葛巻の携帯を覗きこんだ








『どうする・・』






『取り合えず、葛巻君服着てよ・・』







紗江は真っ赤な顔をしていた






『あぁ・・ごめん』


















「葛巻め・・お前は超えてはならない領域に入ってしまったな・・」




「ガチャ・・」






佐原は車を降りた





先程のクラクションで多数の人間が起きたであろう・・




佐原は直ぐに車を移動してきていた




携帯モニターに切り替え紗江のアパートを目指した




モニター内の二人は服を着て話をしているようだった












『さっきはごめん・・紗江ちゃん・・』




『・・・ぅん・・もう辞めてね、あんなの嫌だよ・・』




『分かった』




『それよりも、また電話が来るかな・・』




『分からない・・こっちから掛けてみるか・・』




『・・恐いよ・・葛巻君・・』









佐原がアパート付近に着いた







携帯を眺める二人







「ニヤリ・・」







「時間だ・・葛巻・・」











































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2010/05/13
11:23:16


紗江はいきなり抱きついた



葛巻は少し驚いたが、小刻みに震える姿に優しく包み込むように抱きしめた




『大丈夫、大丈夫だよ紗江ちゃん』




『美紀が・・美紀が・・』



『大丈夫、俺が付いているじゃないか』




『・・・』





紗江は我に返った





『ごっ・・ごめんんさい!私、恐い夢見てたみたいで・・』




『大分、魘されていたよ』




紗江は、葛巻の体から離れようとした




『大丈夫、もう少しこうしていれば安心できるよ』




『う・・うん・・でも・・』




葛巻は背中をポンポンと優しく叩いた





『本当だ・・少し・・落ち着いてきたぁ』





抱きしめる葛巻・・




「いい匂いだ」



「意外ときゃしゃだな」



「近くで聞く声は可愛いな」



「息を感じる」




押しつけられる胸がノーブラなのを思い出した




「凄い弾力だ」




「おっぱい大きいな」




男としての理性を抑えなければいけない



ここで紗江に触れるのはルール違反だ




そんな事を考えていた







『葛巻君、もう大丈夫だよ』




『・・・』




葛巻は紗江の抱きしめたままベットに入り込んだ





『ちょ・・ちょっと葛巻君?』




『紗江ちゃん、俺が守るから!』




葛巻と理性と戦いながらも本能を優先しつつあった




ベットに横になりながら紗江を抱きしめる葛巻



紗江の太ももには、大きくなり固くなった葛巻の肉棒があたっていた




『葛巻君!葛巻君!ちょっと やだぁ!』




グイグイ押し付けられる葛巻の肉棒は紗江の股間へ押し付けられた




『紗江・・紗江・・俺が俺が守るから・・』




紗江の声など葛巻の耳には入ってこなかった




『いやぁ葛巻君』




葛巻は紗江を押さえつけるように上に乗った




『あぁ・・紗江・・』





唇を押し付けた




紗江は嫌がり口を固く閉ざしながら首を振っていた




『はぁっ・・はぁっ・・』




パジャマの上を無理矢理脱がせた




乳にむしゃぶりつく葛巻・・




次第に紗江も感じ始めた・・





『いやぁ・・あん・・・いやぁ・・』




荒っぽく揉みほぐす葛巻の手



乳首を舌で転がし吸いついた




『んんっ!ダメェ・・葛巻君・・』




葛巻は元々、「新垣 結衣似」の紗江には好意を持っていた・・




「紗江の自宅」



「紗江の下着」



「紗江の胸」




生で見る、紗江の秘密を覗きこんだような感覚に翻弄され




もう理性など吹き飛んでいた






両手を押さえつけた・・




両腕を万歳するような格好に押さえつけられると




紗江は涙目になりながら真っ赤な顔をしていた






「めちゃくちゃにしたい・・・」






葛巻の脳裏にそんな事が浮かんだ





『お願い・・辞めて・・葛巻くん・・』





この言葉がさらに拍車を掛けた




「レイプしてるみたいだ・・」




そう感じた




紗江の脇の下を舐めた





「ベロベロ」




『いやぁっ!ダメぇ』




「少しざらついている・・・」そう感じた





上半身をくまなく舐めまわす葛巻

 




紗江は体をビクンビクン反応させた




押さえつけている手を放し股間へやった






「びゅちゅ・・」




紗江の愛液はクロッチを通り越し、パジャマまで染み渡っていた





『紗江・・こんなにして・・』




『そこはダメ!お願い いやぁ』






葛巻はいつの間にかズボンを脱いでいた




股の間に自分の体を入れ込み強制的に開脚させた




そして、固くなったペニスをパジャマ越しに押し付けた







『んんっ!あぁぁ・・』





『もっと気持ちよくさせてあげるね』






紗江の目は見開いた






『ダメェ!!いやぁ、辞めて辞めて葛巻君!』





葛巻はパジャマに手を掛けてパンティとパジャマを一気に下げた







葛巻は紗江の両足を抱えた





『いや!いや!お願い!辞めて!』






膝に下げられたパンティとパジャマ・・




葛巻の目の前の位置に来ていた





パンティはグッショリと濡れドロドロしていた






こんなものを見せつけられたら辞める訳にいかない






よりヒートアップしてしまった







『紗江・・好きだ・・ずっと好きだったんだ・・・』






『えっ・・』







葛巻のペニスは一気に紗江の中に入り込んだ・・・







『あぁぁぁん・・・いやだぁ・・』





紗江は泣き叫んだ









「ビーーッ!」







深夜にも関わらず外で車のホーンが鳴り響いた











「死刑執行だな・・葛巻・・」





















































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2010/05/12
11:03:18



『あれ?どうしたの?葛巻君』




『そ、外の様子を見てたんだ』




『何で?』




『一応、警戒してかな(笑)』




『どう?変な人居る?』




『大丈夫だよ』




『はぁー・・葛巻君が居てくれて良かったよ(笑)やっぱり男の人は頼りになるね』




『そっか(笑)でも、あまり不安な事は考えすぎないようにね』




『うん』





紗江は、冷蔵庫からビールを出した





『飲む?葛巻君』




『じゃあ、一本だけ』




『はい』




ビールを手渡した





どうせ、今日はここに一晩居る事になるのだから、一本くらいはいいだろう・・




そんな気がした






二人は、乾杯をした






「葛巻め・・アイツはいつまで居るつもりだ・・」







佐原は車を降り、葛巻のバイクの所へ行った





「コイツにも制裁を喰らわさないといけない・・」





佐原の手にはカッターナイフが持たれていた





「ギリギリギリ・・・」






「スパッ」







バイクのブレーキホースを切った




そして時計を見た




佐原は予測を始めた







葛巻をこのままほっておくと、恐らく朝まで居るのだろう




状況次第に寄っては、紗江の体に手を付ける可能性がある




紗江に群がる、害虫がいよいよ繁殖を始めだした




平井 美紀から葛巻へ・・紗江が毒牙に染まるのを何としても阻止しなければならない





紗江は自分だけの「汚れなき天使」




声も



息も



指も



髪も




パンティを汚す、あのオリモノですら愛しい




自分の股間をいじくりまわし、悶絶するあの目も愛液も・・






「誰にも渡すものか・・」






佐原は車に戻り、PCを立ち上げた








「葛巻・・お前、今日で終わりな・・」







「カチャ、カチャ・・・」






佐原は携帯モニターを気にしながら、進行するプランを組んだ






タイプは2パターンだった





プラン「A」葛巻が紗江に体を求めた場合




プラン「B」何も無く時間が過ぎた場合






紗江には全く非の無い事を前提にプランは考えられた






「プランAでもBでも、結末は一緒だが、俺の怒りレベルが違う・・」






佐原は独り言を言いながらキーボードを打った







「・・ん?」






紗江の部屋で動きがあった





酒を飲みながら会話をしていた二人に変化を感じた






『なんか、葛巻君が居てくれる事で安心したせいか、少し酔ってきちゃった』






『精神的に大分参ってたのもあるだろうしね』






『うん・・』






葛巻はビール一本だが、紗江は3本のビールを飲んでいた






『もう、寝た方がいいよ』






『うん、眠くなってきちゃった』






『俺は朝までここにいて、適当に帰るからさ』






『帰っちゃうの?』







紗江が、少し不安げな顔をした






『直ぐには帰んないよ、お酒飲んでるしね(笑)』






『そうだよね(笑)』






『ちょっと着替えてくるね』






紗江はパジャマを持ちバスルームへ向かった







葛巻は何か落ち着かないように、タバコを吸い始めた






酔っている紗江は、男心を理解する事無くとても無防備だった






パジャマに着替えた紗江はどう見ても、ノーブラだった







『ふぁー・・ごめんね葛巻君、少し寝かせてもらうね・・』






『あぁ、安心してお休み、俺も眠くなったらその辺で横になるから』






『・・・ここに寝てもいいよ』





『何言ってるんだよ!』






『って言うか・・まだ一人で寝るのが恐い・・でも、変な意味じゃないから』





『分かってるよ(笑)俺もそんな気無いし』





『私じゃ、そうだよね(笑)』






紗江は葛巻の茶化すように言った






『いいから早く寝ろ!(笑)ベットの傍に居るから』






『うん、ありがとう、葛巻君。おやすみぃ』







紗江はベットに入った・・・





葛巻はその後、携帯を出し色んなサイトを見て過ごしていた





「そう言えば、ここ面白いんだよな」






「DESTINY」と言うNEOS作品を読み始めた(愛嬌)






それから数分後、紗江は魘され始めた





『ぅぅうーん・・・美紀、ダメそっちは・・』






悪い夢でも見ているのだろう・・・






だが起こしては可哀想だ・・







葛巻は静かにした








『美紀!美紀!』






声が大きくなり、息も荒くなり始めた







『紗江ちゃん!紗江ちゃん!大丈夫!!』







『いやぁぁー!』









紗江は悪夢から目を覚まし葛巻に抱きついた・・・



































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