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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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20:28:19

「お知らせ」

今回の記事は改行が多く含まれております。その場の臨場感が伝わればとの配慮です。

ご理解したうえで、ご覧下さいませ。







NEOS 総合管理 強者☆












「お母さんに売られた・・・」







「お母さんに裏切られた・・・」










美紀の脳裏にはその言葉が駆け巡った













『逃げても、必ず見付ける・・俺には美雪が付いてるからな・・』








『恨むなら・・母親を恨むんだな・・』








男(佐原)の言った言葉が甦る・・・









「あの男とお母さんはできているのかもしれない・・・」







「早く逃げないと、いつまでも追い回される」










崖の淵に追い込まれたような気持ちになっている美紀には、冷静な判断はできなかった


















「何とかしないと、自分がやられる・・・」





















自己防衛本能が強まっていた












「ガラッ」









玄関のドアが開く音が聞こえた










『美紀ー!美紀ー!』









母親、美雪の声が聞こえた














「・・・お母さん・・・」













美紀は突然立ち上がり部屋を出た










「母親が来る」










「あの男が来る」










異常な強迫観念に襲われた










『美紀ー!大丈夫?お母さんよー!』











『美紀ー!美紀ー!』
















「見つかったら、拉致られる・・」













玄関に入った美雪は、身なりのことなど考える暇などなかった










「美紀を助ける」







それだけが脳裏にあった








「我が子を守りたい」







その一心であった










玄関に置いてあった、「ホウキ」を手に取った







「あの男と対抗するには素手では敵わない」






本能的は判断であった







ホウキを持ち一歩踏み出したとき、暗闇の中、人の姿が見えた










『誰?美紀なの?』












『・・・』










その人影は、走り出し一気に美雪の元へ来た










「えっ?」










『美紀・・・』













『お母さんなんて最低だよ・・・』













美雪の腹に包丁が突き刺さっていた












『み・・・美紀・・』












『信じてたのに・・信じてたのにぃぃぃぃー!!』








真後ろに倒れた、美雪の上に馬乗りになり









包丁を何度も何度も刺した










「ブスッ」








「ブスッ」









「ザクゥ」










『み・・美紀・・や・・やめ・・』













『うわぁぁぁぁー!』












「ブスッ」










『早く・・逃げ・・・』









「ブスッ」












『裏切り者ー!』












『ゴフッ』












美雪は胸、腹を滅多刺しにされた









口から血を垂れ流し、ピクリとも動かなくなった・・・






「はぁっ・・はぁっ・・」







美紀は放心状態で、そのままのその場を動かなかった











「コツ・・コツ・・コツ・・」










佐原が美紀の背後に現れた











『あ~あ・・お前何やってんだよ・・』









男の声に我に返った











『母親を殺すとわな・・』










『あぁぁ・・あぁぁ・・』









血だるまになる美雪の姿








その上にまたがり滅多刺しにした










最後に母が言おうとした言葉を思い出した










「早く逃げて・・」








「美雪は自分を本当は守ろうとしてのではないか?」





「この男に踊らされただけだったのか・・・」











美紀は半狂乱になった






『いやぁ!いやぁ!いやぁ!』






『人殺しだな・・お前・・』









「人殺し・・」







美紀の脳裏には、生まれてから今日の日までの事が走馬灯のように思い出された






母親に抱かれて、おっぱいを飲んでたこと




小学生になりランドセルを買ってくれたこと




初恋を応援してくれた事




彼氏が出来たときに心配してくれた事





高校、大学受験に合格した時に、泣いて喜んでいた事





母子家庭でも、他の子供に馬鹿にされないようにと色々してくれてたこと





やりたくもない、水商売でお金を稼いでくれていたこと











『お母さん!お母さん!』









美雪の体を何度も動かした














目を見開き口を開けたままの美雪・・・














『いやぁぁぁー』















美紀は包丁を手に取り





















自分の首を掻き切った




















「ブシュウ」


















美雪の上にまたがる、美紀の首からは噴水のごとく血が噴出した
















「あぅ・・ぅぅ・・・お・・おかあ・・さん・・」

















「バタン」

















母親の上に覆いかぶさり死んだ・・・
















「フフフ・・傑作だな、この親子は」

















佐原は自分の居た痕跡を消し





美紀の実家を立ち去った









「バタン」






車に乗りPCの電源を入れた





「カチャ・・カチャ・・カチャ」






「プラン M」完了





「平井 美紀」の実家で面白い事があった




美紀本人もそうだが、母親の存在が功を奏した





母親と娘の関係を上手く利用する事が出来た





言葉と身体の制裁のつもりではあったが、二人とも纏めて死んでくれた





自分の手を下す事もなく、自滅していくとは・・・





やはり、安い女だ





あのような、ゴミ親子は、紗江にとっても、世の中にとっても存在自体が無駄だ





死んでくれてよかったのだろう。






美紀が母親を滅多刺しにしている姿を見たときは笑いを堪えるのに大変だった。





母親が全裸でホウキを持っている姿も馬鹿そのもので可笑しかった






この親子の死は、今後大きく左右するだろう






紗江にも、この事実をいづれは知る事になるだろう





その時に、紗江のメンタルを支えてやらなければいけない






「紗江に相応しいの俺だ・・・」







心なしか、佐原は興奮していた







いつもより、ファイリングの内容が薄く、分析も短かった







「カチャカチャ」





「ブゥゥン」









佐原は京都で行われた惨劇をあざ笑いながら車を走らせた







「何度考えても傑作な親子だ、ハッハッハ!」




































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