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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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10:40:52


『この部屋に誰かが入ってる?』




葛巻は、もし自分がそんなことになっていたらと思うと気味が悪くて仕方が無だろう・・そう感じた





『うん・・そんな気がする・・って言うか、部屋の中に入らないと無くならないものが無くなってる・・』




『そうだよな・・』





涙目になっている紗江が可哀想に見えた・・






『アルバムとかなら、自分の勘違いかなって思えるけど・・』





『う・・うん・・』




『女の子の一人暮らしで、下着が無くなるのは本当に恐くて仕方ないんだよ!』





『外に干してたんじゃないのか?』





『外のじゃ無いもん!』





『それは間違いないのかい?』





『うん・・』





『数が減ってたの?』






葛巻は目の前の紗江の下着の話をしている自分が何となく変な感じがしていた





『紗江は、上下セットでいつも買うのね、それがバラバラなの・・』






『片方しか無いって事?』






『うん・・上しか残って無いの・・』






「パンティだけ無いのか・・」







『そ、そっか・・』






「これ以上、追及して聞くと何となく変だ・・」そう感じた





『しつこいようだけど、間違いないんだね?』







『うん・・』






『服も無くなってるの?』






『うん・・』







紗江はクローゼットを開けて見せた







『ここ、いっぱいに服が掛かってたのに、それがこれだけになってるの・・』







『そうか・・これは、もしかしたら本当に誰かが入り込んでいるかもしれないな・・』






葛巻はクローゼットの下にある衣装ケースが目に入った






紗江は、慌ててたせいか下着の段が開きっぱなしだった






『あっ!変な物見せてごめんなさい!』






紗江は、真っ赤な顔して慌てて引き出しを閉めた













二人の間に微妙な空気が流れた・・・













『そこからも無くなっているんだね?』






『・・うん・・』







部屋の中央に戻った






『紗江ちゃん、一人でここに居るのは危険かもしれないね』






『うん・・なんだか恐い・・』






『誰か友達のとこに暫く泊る事は出来ないの?』






『・・いない・・』







『美紀の事があったあとだから不安だよね・・』







『うん・・』







『俺でよかったら、今日は一緒に居てあげるよ』







『本当?』







『あぁ、誰かが来ても俺が居れば少しは安心だろう?』







『心強いよ!』







紗江は、葛巻は異性としてではなく、友達として頼りになると思っていた









『よし、そうと決まれば、少し色々調べよう』








『何を?』







『盗聴器とかさ』






『うん・・私ももしかしたらって思って色々見たんだけど・・』







『あったかい?』







『見つけれなかった』







『そっか、コンセントとかは見た?』







『見てない』






『じゃあ見てみるね』







『ごめんね』







「フン、盗聴器を探しているのか?」






佐原はモニター越しに葛巻を嘲笑った






葛巻は、コンセントのカバーを数か所外し見ていた






「お前のような素人に見つかるはずが無いだろ、クズ野郎が・・」






佐原の予測通り、葛巻は怪しいと思われる物を発見する事は出来なかった







『見当たらないね・・』







『そう・・』







葛巻は戸締りの確認をし始めた







玄関、キッチン窓、ベランダ・・







ベランダを見ると、洗濯物が干されていた







『紗江ちゃん、洗濯物危険じゃないかい?』







『そうかな・・?』







『女の一人暮らしのアピールしているようなもんじゃないか?』







『でも・・』







『今は不安要素を少しでも取り除くべきじゃないかな?』







『そうだよね・・』








紗江はそそくさと、洗濯物を取り込んだ






『ごめんね、部屋干しだけど気にしないでね(笑)』






『うん』







葛巻の目の前には、カラフルな下着が干されていた・・・





























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