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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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11:50:56
窓際で手を振る紗江

佐原の姿が完全に見えなくなるまで手を振り続けた

「・・・」

紗江はどこかはやる気持ちがあった

佐原が見えなくなると直ぐに部屋を出た


「ガチャ・・バタン」


「カッカッカ・・」


階段を降りた


アパートの出口で辺りに人が居るか確認した


紗江は佐原と立ち話した場所で、佐原が、かがんだ時に「紙袋」を見つけていた


「あの・・袋は・・」


佐原に悟られないようにする為に、何事もなかったかのように接した


「あの袋は前にエッチな本が入っていた・・・」


また、本が入っているとは限らない・・・

ただのゴミかもしれない・・・


そう思ったが、自分を止めれなかった



無意識に高鳴る鼓動

上がる息・・


「はぁっ、はぁ・・あった・・」


紙袋をしゃがみこみ手に取った


手の感触では「何かが入っている・・・」そう感じていた

「また・・エッチな本だ」


紗江は直感的にそう感じた




監視中の佐原・・・



「やはり気づいていたか・・・」



紗江は袋を胸元に抱えると辺りをキョロキョロして小走りで部屋へと向かっていった



「クックック・・明日の準備をすんじゃねいのかい・・紗江・・それとも・・それが明日の準備かい?・・フフフ」


紗江はもし、この袋の中身を知ってる人が拾う所を見ていたら・・・


そう考えると、一刻も早く部屋に戻りたかった


「ガチャガチャ・・」


慌てる手つきでドアの鍵を開けた


「バタン」


「カチン」


急いで鍵を閉めた


「はぁっ・・はぁっ・・」


胸に袋を抱えながら上を見上げていた



心のどこかに、この袋の中身がエッチな本でありますようにと思っていた・・・


紗江は自分を焦らすかのように息が治まるのを待ってから袋を開けた



「ガサガサ・・」


「ドキィ!」




袋の中には数冊の本が入っていた・・





見るからにやらしい本・・・

紗江の股間は自分で分かるほど、ドロドロした液体が出ていた

クロッチの生地とそこに貼り付く肌が、よりいやらしい気持ちになっていた

袋の中には本が3冊入っていた


「3冊もある・・」


内心、嬉しいと言う気持ちがあった

玄関に立ったまま本を一冊取り出した・・





「凄い・・」




表紙にはTバックを食い込まされている女性のお尻が表紙を飾っていた



「ペラ・・ペラ・・」




紗江はいつの間にか夢中になってページを捲っていた




女性が虐げられているていた



「はぁっ・・はぁっ・・」



男性も女性も陰部には修正される事は無く、丸見えだった



「す・・凄い・・」




「ピリリリリー!」




「ドキィ!」





紗江の携帯が居間で鳴っていた



「びっくりしたぁ・・」



慌てて携帯を取りにいった



電話の主は母親であった



『紗江、久しぶりね・・』



紗江と母親は他愛も無い会話をしていた・・が・・・


紗江はどうにも、本の事が気になって仕方が無かった



『あ・・あの・・お母さん、私、明日早いから・・もう切っても良いかな?』


いつもはそんな事を言う娘では無いのに・・

母親は不思議に思った・・


『そ・・そう、勉強頑張ってね、体に無理ないようにね』

『うん、うん、分かった、じゃあ おやすみお母さん』



紗江は急いで電話を切り、袋にはいっていた本を全部並べた


「凄い・・これ全部・・無修正じゃん・・」


紗江は股間をいじりながら本を次々と見た



「はぁ・・佐原さんの・・おちんちん・・こんなになってたよな・・・」




紗江は路上で抱きしめられた時の事を思い出していた




「熱くて固いものが私のあそこに当たっていた・・・」




「あぁ・・ん・・もうダメぇ・・」




急いで下着姿になり、佐原に抱かれている事を想像しながら自分を虐げた・・






「いやっ・・いやっ・・佐原さん・・」






佐原・・



佐原は前のように室内の監視はしなかった・・

紗江の行動は読めている・・・

今、ここで紗江の自慰行為を見るのは簡単だが

それでは必然性が薄くなる・・

前は前、今は今は・・恋愛を楽しんでいた


「さて・・帰るか・・ニヤリ・・」





紗江は煩悩に支配されながらページを捲っていた


「はぅー・・」


本を見ている間に思い出した事があった・・


「あっ・・キティちゃん・・」


直ぐに置きあがり、鞄からキティちゃんの電動マッサージ機を出した



「カチ」


「ブーン・・・プルプル・・」


「ゴクン・・」


紗江の唇はカラカラに乾いていた


「はぁっ・・はぁっ・・」



バイブする電マを自分を焦らすかのように下着の上からなぞり始めた




最初はブラジャーの周り・・


首元


二の腕



全てが敏感に反応し、それだけでいきそうになる程に感じた・・



ブラジャーを外した



乳首に向かい円を描くように電マをゆっくり動かした・・・




「ビクン ビクン ビクン」





「す・・凄いよ・・・キティちゃん・・・」





紗江の顔は赤くなり、完全に性欲に支配されていた・・・














































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11:47:07
佐原は「居酒屋☆ヤミーズ」へと向かった




ヤミーズは閉店時間が近いせいか人はあまり居なかった




『いらっしゃいませ!』




紗江は佐原を見ると笑顔で声を掛けてきた




いつもの所に座り、いつもの物を頼んだ




多少、店の閉店作業をしながらの営業状態




佐原の思った通りであった




佐原はおもむろにテーブルの上に紗江へ渡そうと思っていた物を置いた





『紗江ちゃん、佐原さんの出来たよ~、それ置いたら上がっていいよ』




『はーい(*´∀`*)』




紗江は鳥の唐揚げを持ちながら佐原のテーブルへ来た




『お待ちどうさまです』





『今日はもう終わりみたいだね』





『うん』





『仕事が長引いちゃって・・遅くなってごめん』





『ううん、来てくれただけで嬉しいです(*´∀`*)』




佐原はニコっと笑った





『それ、何ですか?』





思った通り、紗江は食いついてきた





『これね、お客さん所の商品でさ、付き合いで何か買わないとダメな状況で・・(笑)』






佐原は紗江に渡した





『えっ?』




『開けてごらん、なんかね、キャラクターのマッサージ機らしいんだけどさ・・俺は肩こりしないんだよ・・(苦笑)』





『佐原さんって、付き合いが良いんですね(笑)』






紗江は包装紙を開けた






『あー!キティちゃんだ(笑)佐原さんのイメージに合いませんね(笑)』






『そうだろう(笑)良かったらあげるよ』






『いいんですか?』






『肩はこるかい?』





『うん、毎日パソコン使うし、肩ひもとかで・・(苦笑)』







デカイ乳を吊るすブラの肩ひもか・・・




佐原はそう思った






『あまりにも子供っぽいか・・(苦笑)』






『本当に良いんですか?』






『あぁ、紗江ちゃんさえ良ければ』






『ありがとーう(*´∀`*)何か貰ってばっかりですね 私(笑)』






『そんな事無いよ(笑)』






『じゃ、今着替えてくるね』





『あぁ』






『店長、良かったらいっぱい飲んでよ』






『いつもすんませーん』






厨房の奥から店長の声が聞こえた






数分後、紗江は着替えて出てきた






『店長!私もビール貰って良いですかー?』





『いいよー』





『やったぁ!』







紗江はジョッキにビールを入れて佐原の目の前に座った







『お疲れさん』






『私も一杯だけ付き合います(*´∀`*)』






『飲みたいならどこか行くかい?』






『今日は帰ります』






『そう・・』






『明日の準備しないと・・(笑)』






紗江は顔を少し赤らめた





『楽しみだな』






『小さいし、汚い部屋だからガッカリさせるかも・・』






『どんな空間でも、紗江ちゃんが居れば特別な世界だし、特別な時間だよ』






『もー(笑)ほんと 上手いですよね』






『素直に言っただけだよ(苦笑)』





『私、佐原さんのそういう所、大好きです(*´∀`*)』






屈託ない笑顔・・







本当に紗江は俺の事が好きなんだな・・






『ありがとう・・紗江ちゃん』





二人は店を出た






『ねぇ、佐原さん 手繋いでいい?』





『あぁ 良いよ』




紗江は嬉しそうに、色々話してきた




佐原は話しを聞きながら顔を見つめた





本当にこの娘は天使のようだ・・







顔も可愛いし







体も魅力的










何よりも優しくて、素直だ・・





『何?』





『見とれるよ・・紗江ちゃん・・君はどしてそんなに完璧なんだい?』





『えー!!そんな・・紗江なんか全然普通だよ・・ううん・・もしかしたら普通より下かも・・』





『そんな事無いよ、俺はこんな天使に出逢えた事を神に感謝するよ』





『もー!!そんなこと言うの佐原さんだけよ』






『それは良かった・・』






『どうして?』






『君を失いたくないからね・・』






『佐原さん・・・』







紗江の体の中のもう一人の自分が反応した






「ドクン」







紗江は佐原の言葉にドキッとしただけと思っていた






だが、体は熱くなり、またもや股間がしっとりしてきているのが分かった









アパートの前・・





いつもの立ち話の場所





『紗江ちゃん、明日は何時に来ればいいかな?』





『PM 6時くらいはどうですか?』





『俺は構わないけど、いいのかい?』





『うん、明日は出なきゃならない授業は午前だけだから、なるべく早めに帰ってきて準備するつもりだし・・』






『そうか・・面倒じゃない?あれなら何か買っていこうか?』







『それじゃ意味無いですよ!』







『じゃぁ、お酒は俺が買ってこようか?』







『あっ・・そうですね・・うちには安いお酒しかないから・・』






『そういう意味で言ったんじゃないよ(笑)』






『うん(笑)足りないかもしれないしお願いします(*´∀`*)』






『分かった』






佐原は仕込みの紙袋があるかさりげなく確認した













「よし・・あるな・・」







佐原はタバコを出すふりをした






ポケットからタバコを取り出す際にワザと手元から落した







『あっ、明日の事考え過ぎて緊張してるのかな(笑)』







そう言い、しゃがみこんだ







佐原がしゃがんだ際に、紗江の目に紙袋が入ってきた







だが、そんな事には何も触れず会話は続いた







『じゃぁ、明日、準備が出来たら連絡くれる?』







『うん(*´∀`*)』







『早すぎても遅すぎてもあれだからさ』







『はーい(*'▽')ノ』







『明日ね』







『うん!明日』








紗江はなんの迷いも無くアパートの入口へ向かった







一度振り返り手を振ると部屋へと行った








部屋の電気がつき 窓から顔を出す紗江









もう一度、大きく手を振り、佐原はその場を去った











「さぁ・・出て来い・・紗江、あの紙袋が気になっているんだろう・・・ニヤリ」










佐原は身を隠し、会話の場所を監視する事にした














































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11:12:45


紗江は買い物を終え帰宅した




時刻は夕方5時であった




「バイト前に下準備だけでもしておこうかな・・」




肉類をパックからだし切り分けたり



新しく買った調味料類のパッケージを開けたりした




明日、佐原が来た時にバタバタしなくて良いように、ある程度の過程を済ませた




「あとは料理するだけだな」




その後、シャワーを浴び、バイトへ向かう準備へと入った







その頃、佐原は自宅で時計を眺めていた




「間もなく、紗江出勤か・・・」




時間配分を計算していた




「そろそろ・・仕込みを準備するか」





おもむろに立ち上がり、無修正雑誌を数冊取りだした





「男の物を写っているのがいいな・・ニヤリ・・」




数冊ある本をペラペラと捲った





「この本を見付け、持ち帰るかどうか・・・フフフ・・見物だな」





自分と一緒の際に、この本を発見しても拾う事は無いだろう・・・



俺が居なくなったのを確認し、再び、本の場所へ行き拾うのか?





佐原は、紗江の行動を想像するだけでワクワクしてならなかった




紙袋を用意し三冊の雑誌を入れた




「ガサッ」





「これに、今までに紗江の部屋から持ってきたパンティを入れてやりたい・・・たっぷりと俺の液を出して・・・」




紙袋を持ちながらブツブツと独り言を言った





「いや・・プランを変更した今、そんな事をすれば翌日に響くだけだ・・」





可愛くて仕方がない、紗江に何故か嫌がらせがしたくて堪らなかった・・・




「準備は整ったな・・」




雑誌の仕込み、室内の模様替え、共有で使える物の新調




今までは殺風景で無機質な部屋であったが



色々な物が置かれ、雰囲気が変わり、クールで大人らしい、尚且つ、キュートさを含む部屋になっていた




「完璧だ・・」





時計を見るとまだ少し時間の余裕があった





「PM 10:00か・・」





佐原はソファーに座りテレビを付けた






「ピッピッ・・」





「つまらない番組ばかりだ・・」




何チャンネルか番組を変えていると佐原の手が止まった




「今!話題の・・・・」





「ん・・こいつは確か・・京介が・・」





テレビのモニターに映し出されたのは 「㈱ MIO」であった




女優てんてんの起用により爆発的に売り上げが伸びていると取り上げられてた




「・・・」




「では、本日のゲスト、美央社長とてんてんさん」




「ほう・・こいつ等が仕掛け人なのか・・」




「いや・・待てよ・・こいつ等もしかして・・」





佐原は「美央、てんてん」を見て、京介の「傀儡」ではないか・・と思った





テレビ番組は、美央社長の輝かしい功績を話したり



てんてんのCMに付いて解説していた




「可哀想に・・・こいつ等の行く末は闇・・・か・・・」




「京介は女など愛する事もなければ、情の欠片も無い奴だ・・・フフフ・・ハッハッハ・・」





「プッ」




「さて、行くとするか・・・」




仕込みを持ち部屋を出た





時刻 PM11:00




「調度良い頃合いだ・・」




紗江のアパート付近に辿りついた





今までは入口の階段のところに仕掛けていたが、時間帯的にそれでは他の人間に取られる可能性がある・・



佐原はいつも、バイト帰りに送り、立ち話をする場所の付近に置く事にした



とは言えどもアパートの入口は目の前、紗江のいつも立つ方向から見える場所を選択した




「気づいてくれるかな・・・ニヤリ」




「ガサガサ・・・」




ゴミにも見えるが・・



何かが落ちているようにも見える



前回、今回と同じ袋に入れ放置した際に、紗江は拾っている・・



きっと何か気付くだろう・・




佐原はそう確信していた




「これだけではつまらない・・」




万が一の為にもう一つ準備しているものがあった





「これを店で渡そう・・」





「ニヤニヤ・・きっと大喜びするさ・・・」













佐原は「居酒屋☆ヤミーズ」へと向かった・・・

















































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10:43:14

それから数日が経ち、紗江の自宅へ招待される一日前へとなった




佐原は待ちに待った日に胸をはずまさせていた




「いよいよ明日だな・・」




紗江はその日はバイトを休み、自分の為に時間を空けてくれると言っていた




昼間は大学だが、夕方過ぎからであれば時間は無制限に取ってもらえる・・



その日は佐原に取って始まりの日として考えられた





「今日はヤミーズにでも顔出しておくか・・・」





招待の前日に顔を合わせておくのも大事だと考えていた




佐原は、紗江のバイト先に行く前に仕込みを考えていた




ヤミーズ閉店時間の30分前に店に行く




その前には紗江のアパートへ行き、久々に仕込みをするつもりであった




店に行き、帰りはいつも通り部屋まで送る・・・




アパートの入口付近に、以前何度か試みた





「エロ雑誌」類の放置を行う事にした





招待前日に発情してもらう・・





必然性を高めるためであった





勿論、その日の流れで、バイト終了後、何処かで飲みたいと言われれば行く





その際に放置した、エロ雑誌等が他の人間に取られていたとしてもそれは問題は無い





飲みの場で、「千佳ドラック」か「Xドラック」を投与すれば良い・・






そう考えていた


















紗江・・







佐原の招待一日前に緊張をしていた





この日は単位も落とす心配が無いので大学を休んでいた






「ここに佐原さんが来るんなんて・・信じられないな(笑)」





部屋の掃除などに余念が無かった





今までみたいに、脱いだ服などをその辺に放置したり





コンビニ弁当などのゴミの残したり




洗濯物を溜めこんだり



洗い物を溜めこんだり



しているような生活の痕跡は見せないようにした




部屋の換気も入念に行っていた






「タバコ臭い部屋だと印象悪いしな・・」






紗江の着眼する点は部屋の印象であった






佐原が来た時に洗濯物を干していたりしたら格好が悪い・・そう思い





数日前から小まめに洗濯を実施した











「あの時・・」







紗江の脳裏には葛巻を部屋へ入れた時の事が過ぎった





葛巻は自分の下着をいやらしい目で眺めていた・・





そして酒を飲まされ・・犯された・・







「佐原さんはそんな人じゃないし・・もし・・そうなっても佐原さんなら・・・」






独り言を言いながら顔を真っ赤にした






佐原を想うだけで、しっとりしてくる股間・・・






自分でも気付かないうちに股間に手が伸びていた・・






「・・えっ・・私、やりたいだけ?・・ううん、違う違う・・佐原さんがそれだけ魅力的なだけ・・」






その時、頭の奥に声が響いた・・






「佐原さんに抱かれたい・・」





「佐原さんが守ってくれる・・」







頭がぼんやりして、一点を見つめて立ち尽くした・・・







「うん・・」







数秒後・・






「あれ・・あっ、何作るか考えなくちゃ・・」






紗江は心の中の声とはリンクして無かった






紗江はNETで色々な料理の方法を検索する事にした







佐原は店ではビールを飲み、鳥の唐揚げ好んで注文する・・





他のところでは、ブランデーやシャンパンを飲んだりしていた






「ご飯って感じよりも、お酒に合う感じの物がいいかな(*´∀`*)・・」






紗江は店では味わえない料理を自分で作りたいそう考えていた







「良し!これで決まり」







自分なり一生懸命作れば、下手でも佐原さんはきっと喜んでもらえる・・






そう思っていた







あまり使っていないバイト代を銀行に行きおろした






「これで高級食材をGETする(笑)」






「あっ・・服も買おうかな・・いつもと違う私を見せないと・・」







紗江は最初に服を何点か見て歩き気に入ったのを購入する事にした



 





「これ・・胸開き過ぎかな・・」







試着室で自分の胸元を見ていた






「なんか・・アピールしてるみたい・・辞めた・・」






「もう少し、控えめで・・可愛いのにしよう・・」





「下着は・・佐原さんからプレゼントして貰ったを着ければいいよね・・(//∇//)」





「急がなくちゃ!」




それから、何軒も服屋を周った






結局は服だけでは済まず、化粧品類も買ってしまった







「あーん・・使い過ぎたかも・・でも・・これで良い!!」






紗江は自分に言い聞かせ買い物を続けた







「ピリリリ~♪」





紗江の携帯が鳴った





「あっ 佐原さんだ(*´∀`*)」





『はーい紗江でーす(*´∀`*)』





『フフフ・・紗江ちゃん今日も元気だね』





『うん、今ね、買い物に来てたの』






『学校は?』






『今日は単位的に大丈夫だったから休んじゃった(笑)』






『そう・・なのかい?』






『うん、だって明日でしょう(笑)色々と準備しないと・・(笑)』






『紗江ちゃん・・僕の為にかい?』






『うん(笑)・・ってか・・色々買い物もしたかったしついでですよ!』






『そっか・・一人で大丈夫かい?』






『またぁ・・そうやって子供扱いするー!』






『そんな事無いよ、君は何をしてても可愛いく見えるし、なんか構いたくなるんだ』






紗江は佐原の言葉に顔を真っ赤にした







『もー!!佐原さん!!』






『何だい?』






『照れるじゃないですか・・(笑)』






『そう言うところも好きだよ』






『・・ありがと・・』







紗江の心臓は鼓動が速くなり、ドギマギして言葉が浮かばなかった








『今日はバイトは?』







『あっ・・いつも通り行きます』







『遅くなるかもしれないけど、顔出すよ』






『本当(*´∀`*)?』







『あぁ』







『わーい(*´∀`*)』







『フフフ』







『あっ!そうだ、佐原さん、何か食べたいものはありますか?』






『特にないよ』






『えー・・』






『どうして?』






『うちに来る時に作っておこうかと思って・・』






『紗江ちゃんが作ってくれるものなら何でも嬉しいよ』






『そういうの一番困るんですけど(笑)』






『そっか、俺は好き嫌いが無いから何でも大丈夫だよ』






『それが一番いいですね(笑)じゃぁ、紗江の料理でも大丈夫かな?』






『それが一番のご馳走です。お姫様(笑)』






『良し!楽しみにしてまいれ!』







『ハハハハ』






二人は冗談交えに会話を楽しんだ









『じゃぁ、帰り気を付けてね』






『うん』






『何かあったら・・』






『すぐ連絡(*'▽')ノ』






『そう(笑)じゃぁ、店で』






『うん、佐原さんも無理しないでね』






『ありがとう』






電話を切った






紗江は佐原と会話した事でメンタルが満たされていた






その事は紗江自体も感じてはいたが、心の奥底に潜む自分も感じている事には気づいていなかった・・・









































前回の記事は完結編でしたので、一日だけ一般公開でした、現在はメンバー記事としております。




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2010/06/06
10:54:10
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2010/06/05
10:44:57


紗江は普段と変わりのない生活をしていた



昼間は学校へ行き、夜はバイトの繰り返しだった



時折、バイト先に来る佐原を待ち遠しく過ごしていた





『いらっしゃいませ~!あっ佐原さん』



『お疲れさん』



『いつものですね?』



『あぁ 頼むよ』




バイト先で交わされる言葉



佐原の優しい笑顔を見ていると何故か体が反応しいつの間に濡れている事が多かった




「何でかな・・・もぅ・・」













バイト帰り・・




『お待たせ!佐原さん(*´∀`*)』




『家まで送るよ』




『いつもありがとう・・佐原さん』




『いいんだ、君と一秒でも長く居れるんだから』




『もーぅ・・佐原さん・・』






紗江の体は一気に反応した・・






紗江の顔は赤くなり、少し目が潤んでいるようにも感じた



佐原は紗江の手を取り 手を繋いだ



掌が熱くなり、しっとりとしていた






『あっ・・私、汗かきだから・・手が・・』





紗江は慌てるように手を放そうとした













「こんな事で佐原さんに嫌われたくない」







『その汗ですら、愛しいよ紗江・・』






佐原は紗江の手を自分の口元に運びベロリと舐めた






「ぬちゃ・・・ベロリ・・・」




紗江の体はビクンと反応した





『ぁっ・・』





『ほら、全然平気だろ?』






佐原はさも何事も無かったように紗江を見た





紗江は下唇を軽く噛みしめながら「コクン」と頷いた






紗江はどうしようも無いくらい、佐原を心の底から求めている自分に気が付いた






「この人は私を誰よりも大事にして愛してくれる・・」






本能的にそう感じた




だが、この効果は「千佳ドラック」による初期段階の症状の




「依存プログラム」が作動しているだけであった





『ぁの・・佐原さん・・』





『何だい?』





『佐原さんは私と居て楽しいですか?』





『何だい急に(笑)楽しいどころの話じゃないよ』





『えっ?』






『幸せだよ』






満面の笑みの佐原・・






その笑顔は作られたものでは無く真実の笑顔であった






『・・私も・・(//∇//)』






『ん?何?』







『何でも無いですよーだ!(*´∀`*)フフフ』





『意地悪だな(笑)』






『ねぇ、佐原さん今週だねうちに来るの』





『とても楽しみにしてたよ、今から何を着て行こうか迷っちゃうよ(笑)』






『えー!佐原さんもそんな事考えるんだ』







紗江は新たなる発見を感じた・・・






『佐原さんって可愛いところあるんですね(*´∀`*)』





『大人をからかうんじゃない(笑)』






『キャー(笑)』






紗江は笑いながら目を隠した






『さぁ 着いたよ』







『もう・・着いちゃった・・』






『帰るのが嫌なのかい?』






『そうじゃないけど・・』







佐原はこの「もう少し一緒に居たい」と思わせる



だが、ここは何もせずに帰る・・これが大事だと考えていた







『じゃぁ、おやすみ』






『はぁ~い・・』





佐原は紗江のアパート入口まで一緒に行った





『紗江ちゃん・・ゆっくり休むんだよ』





『はい(*´∀`*)』






紗江は階段を何度も振り返りながら自宅へと行った





佐原はその後、いつものように紗江の部屋の電気が点くのを確認してから戻った






佐原はこの焦らしの行動がプランに大きな動きを見せると確信していた






「紗江・・お前の体はもう俺のだけのものだ・・」









部屋に戻った紗江は体の火照りが止まらなくて仕方が無かった




玄関に入るや否や直ぐに靴を脱ぎパンツを脱いだ




窓越しに手を振る佐原に右手を振り返し



左手は股間に伸ばしていた







「あぁ・・佐原さん・・どうして帰っちゃうの・・」






佐原の姿が見えなくと直ぐにしゃがみこみ股間をいじりだした





パンティの上からも分かるくらい生地は濡れていた






「ぁぅっ・・うぅぅ・・」






「ビクン・・ガクガク・・・プルプル・・・」







あっという間に紗江は昇天した







「早く・・抱かれたい・・」






紗江の体内で動くプログラム・・





佐原への依存が進行し始めていた





ジャニスが投与した追加の千佳ドラックの効果であった







































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2010/06/04
10:42:30
ジャニスから話しをし始めた





『余計な事と言われればなんですが・・・京介さんは暫くの間、店への出入りを控えるようにお願いしたんです。その事を佐原さんにお伝えしようと思いまして・・・』





『何?それは本当か?』





『はい、佐原さんは今後の千佳ドラックを用いてのプラン進行ですよね?』







『その予定だ』







『で、あれば・・密接な打ち合わせが必要になる・・そう思っての事です』






『相変わらず気が効く男だな・・』






『あのドラックは非常に難しいです、進め方が大事と考えています』






『そうか・・・』






『佐原さんの用事とは?』






『その千佳ドラックをもう少し欲しいのと、分量の説明を聞きたいんだ』






『はい・・それは必然と思います』






『今から向かってもいいか?』






『はい、お待ちしています』






佐原は直ぐに『HEAVENS』へと向かった




店に着くとジャニスが直ぐに出て来て いつものVIPルームへと案内した







『悪いなジャニス』





『いえ、こちらとしても、佐原さんのプランを是非聞きたいと思っていますので』





『俺のプランは、この千佳ドラックの存在で大幅に変わったんだ』





『ほう・・』






『この薬は、相手の記憶を消す事は何度でも可能なのか?』





『可能と言えば可能です。ですが、それには連続的な薬の投与とプログラムが必要となります』





『プログラム?例の呪文式と言うやつか?』





『はい、現在は本来の彼女の性格がメインとなっています。本来のこの薬の目的はその本体を消すものです』





『紗江が紗江でなくなる・・』





『そうですね、使えば使うほど、本体の意思が消えるのです、そして思い通りの女性に変っていく・・・これが千佳ドラックの効果なのです・・』






『俺はそこまでは求めていない、彼女はそうしなくとも俺に惚れている』





『そうですか・・つまり、分量については連続投与はNGと感じます、ですが、万が一何かが起こった時が問題だと・・・』





『問題?どうなるんだ?』






『記憶の再現が行われる可能性があります』





『消した記憶が戻るのか?』





『はい』






『現時点では戻ったところで、何も問題はないがな』






『そうですか、それに越した事はありませんが、今後プランの進行にあたり知られては困る事が起きた場合ですね』






『今後ね・・先の事は先手を打つか・・でどうすればいいんだ?』






『 「ガラスの破片」 とお唱えください』





『ガラスの破片?』




『はい、この間、お店に居らした時に、彼女に薬を使いましたね?』





『そうだ』





『VIPルームのスピーカーから精神レベルに入り込むよう、プログラムを組み込んだ音楽を流してました。恐らくプログラムは入っていると思います』






『ほう・・抜け目が無いな・・何かそこに裏は無いんだろうなジャニス』





『裏ですか・・ありますよ・・』






『何を企んでいる?』






『言うほど大したものではありません、万が一彼女が廃人になり、必要無くなった場合は是非引き取らせて貰いたいと思っています』






『フンッ・・そんな事だろうと思った・・だが、それは無い、俺達は永遠に愛し合う、心配するな』







『それは何よりです・・では・・使用方法や手順をお知らせしますね』







『頼む』








それから二人は3時間にも及ぶ時間を費やした















『危険な薬だな・・・まさか・・あの京介がな・・・』





『はい・・ですので、彼は「外した方が良い」と判断したのです』





『懸命だな』






『はい・・・』






ジャニスは千佳ドラックの使い方や、今までの例を話した



佐原は京介が「綾瀬 千佳」と言う女に見せた感情を疑ってならなかった






「奴が女を愛したとでも言うのか・・同情なのか・・」







『傀儡ドラックは、諸刃の剣・・・気を付けて下さい・・』






『分かった・・』






『千佳ドラックを考慮しながら、今後の行く末を考えてみるよ・・』








『はい』







佐原はHEAVENSを出た・・・












「ニヤリ・・・」









ジャニスは佐原に「解除」の呪文を伝えていなかった・・





「カラスの破片」で解放し情報を吸収するようになる





何んでも言いなりにはなるだろう・・





だが、「我、最強なり」を唱えないと解放から解除にはならない・・





つまり、いつもの紗江には戻れない・・






佐原が「ガラスの破片」を使う場面があるや否や・・







そこに、このゲームの焦点を置いていた






































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2010/06/03
10:25:18

佐原は今後の流れを考えプランを変更しようと考えた



このまま紗江に千佳ドラックを投与し思いのままにしたのではつまらない



もう少し「恋愛」を楽しむのも悪くない・・そう考えていた




紗江の自宅へ招かれる時に千佳ドラックを使うのは辞める事にした



純粋に、彼女との時間を楽しむ・・・



普段、自分の知らない紗江を見る事が出来るかもしれない



また、招待される前の日に何か仕掛けを掛けてみるのも面白いかもしれない・・



紗江の部屋には何度も侵入しているが、初めて入るような感覚で物事を考えたいと思っていた




また、その後、自分の部屋への招待も控えている



紗江が驚くような部屋へ変えておく必要があるとも思っていた



豪華でいてシックな感じな空間



「また、来たい」と思わせ



「ここを自由に使って良い」と言う



そう言うシナリオを描いていた




「紗江の部屋へ招かれるのは本当の意味での始まりだ、そして俺の部屋へ・・そして・・新居へ・・」




佐原の股間ははち切れんばかりに固くなっていた・・・




「あの可愛い口で俺の物をむしゃぶる時が来るんだな・・・喉の奥までねじ込んでやらないとな・・」





「カチ、カチャカチャ・・」




紗江、自宅招待



佐原宅への招待



中途半端な距離から完全な物へと変化が起きる時



紗江の心の変化を楽しみながら最終プランへと進む



新居への移動



紗江を完全に補完化する



外の世界と遮断し、二人だけの世界を作り上げる





佐原は思う事だけを打ちこみ始めた



最終プランまでの進行は予定通りに進むとは限らない・・



紗江の意識や自分の衝動的な行為を計算に入れた




その後も幾つかのプランを書き込み始めた・・・





「カチャカチャ・・・」





佐原は自分のプランは完璧と思っていた



幾つかのプランを用意しておけば必ずどれかにHITする



思わぬ出来ごとさえも、天に自分が味方しうまい具合に流れが出来る・・




「平井 美紀」の自殺



「葛巻」の衝突事故




一度たりとも自分の手を汚さずに邪魔者を処分した事で自信を付けていた




「万が一の時は、この薬さえあれば何も問題無い・・・ニヤリ」





「カチャカチャ・・・」





「良し・・これで良いだろう・・」





『紗江補完化計画』のファイルを閉じた











それからの紗江は、佐原が自宅に来る事を意識し



掃除や小物の買いこみをしていた



佐原のいつも身につけている服の色などを考え、部屋のカーテンや小物を変えた





千佳ドラックの精神構築は、ジャニスが思っていたのよりも強く作動していた・・・



だが、継続的な薬の投与を行わない限り、精神プログラムには限界があった





何故か気になる 佐原の存在



今までも気に入っている存在ではあったが、



葛巻から守ってくれたと言う事がより強き思いが佐原へ向けられていた






だが、ジャニスはそんな心の中は計算には入れていなかった





薬の効果がいつまで続くのか・・



連続的な投与は、「綾瀬 千佳」の惨劇を生む・・



次に佐原が動く時期が知りたい・・





ジャニスの思惑としては、紗江に相当入れあげている佐原を見て来ていて



千佳ドラックを入手後、即行動に出ると思っていた



だが、佐原は焦ることなく 何かを進めている





京介が葛巻事件を闇に葬る為に動いてから、どうも佐原は自分に距離を置いている・・



そう感じてならなかった・・






「店では京介さんとの距離を置くか・・」





「プルルル・・・」






『どうした?』





『ジャニスです。あのですね・・今後何かと打ち合わせの際はNEOSホテル方でお願いしたいのですが・・』





『・・・なんでや?』





『佐原さんのプランを進行させる為です』





『あのガッキー女のか?』





『はい・・色々手を貸さないと、また問題を起こしかねないので・・』





『確かにな・・奴の単独行動は危険すぎる・・アイツは普通じゃないからな(笑)』





『はい・・』





『俺の方は、特に問題は無い』





『すみません・・よろしくお願いします』





「ピッ」







「ニヤリ・・」









「プルルル・・・」








『佐原だが・・』







『ジャニスです、少しお話があるのですが宜しいですか?』






『俺もお前に用事があったんだ・・』








































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2010/06/02
13:03:31


全てプラン通りに物事が進んでいる



佐原は自分のプランを疑う事も無く進めていた



紗江を外敵から守り、自分のものにする



紗江の補完化計画の秒読みを始めていた




紗江への距離は今までより接近したのは間違いない




「平井 美紀」「葛巻」の抹消によりプランはどんどん加速している




「これさえあれば、紗江は俺のものだ・・・」





千佳ドラックを掌で転がした





それから、数日間の間、佐原の計画は徐々に進行していった



紗江と一緒に暮らすための部屋を用意し始めていた






「部屋は大きい方がいい・・」





ホームレスを捕まえ、金を握らせダミー会社に勤めさせた



ホームレスは小銭を渡すと大喜びし、佐原のプランのコマとなった




都内から多少離れた所に新居を準備した







「これで、補完場所は決まったな」






これからは、紗江との距離感を如何に自然に進めるかを課題にした






先日のデートの際、お互いの部屋の話をした





それから、紗江は自分を招待する為に念入りな掃除をしたに違いない・・





そう思い佐原は監視活動を止めていた






「あの汚い部屋がどう生まれ変わるかが楽しみだ・・」


















数日前、紗江






紗江は佐原と飲んだ後の記憶が全く無かった





目が覚めると何故か全裸で布団に寝ていた





脱いだ服は一ヶ所に纏まっていた





「あれ・・昨日・・佐原さんと飲んで帰って来てから・・あれ・・」





何度思い返しても、全裸になった記憶が思い出せなかった





「お酒飲み過ぎると危険だな・・私・・」





上半身を起こした





目覚めはとても爽快で気分の良い感じではあった






「二日酔いになってないや良かった」





ふと、腕を見ると、ポツっと赤い点が見えた





「ん?虫さされかな?」





注射の痕を軽くポリポリとかき、直ぐにシャワーを浴びた





その後、紗江は登校し、夕方にはバイトへ向かった





その数日後、「居酒屋ヤミーズ」佐原は現れた





当然、この数日間の間も、紗江とのメールや電話の連絡は事細かに取っていた





『佐原さん、いらっしゃい(*´∀`*)』




『お疲れ様(笑)いつもの』





紗江は千佳ドラックの効果もあり、「葛巻から自分を守ってくれた人」と言う概念が植え付けられていた




何故か分からないが、佐原と居ると安堵を感じている自分が居た




「これって・・好きってことかな・・」




紗江はそう思っていた





その日もバイトを終えると、佐原が家まで送ってくれた






『どう、恐い事や変わった事はないかな?』




『はい、特に』




『小さなことでも合ったら言ってね』




『はい、そうします』




『それと・・・いつ家に遊びに来る?』




『えっ・・そうでしたよね(笑)いつが良いですか?』




『いつでも構わないけど・・最初に紗江ちゃんの部屋を見てみたいな』




佐原は今までの監視活動では味わえない




紗江の部屋で本人との会話を楽しみにしていた





『えー・・やっぱり恥ずかしいですよ(笑)・・狭いし・・』




『紗江ちゃんさえよければ、俺がもっと良い部屋準備してあげるよ』




『えー!本気ですか?』




『本気さ(笑)』





『またまたー(笑)もう分かりましたよ、来週、うちで飲みますか!』




『いいのかい?』




『狭くて汚いけど・・笑わないでくれる?』






紗江は覗きこむように見て笑った






『紗江・・可愛いよ・・』





佐原は我慢できずに紗江を抱きしめた





『キャッ・・』





『もーう!佐原さんびっくりするよぉ』





『あまりにも可愛くて・・』





『ありがと(笑)そんな事言ってくれるの佐原さんだけだよ(笑)』





『皆、そう思っているさ』




少しの沈黙があり、二人はキスをした・・






「ちゅっ」






『じゃぁ・・ここで、おやすみなさい佐原さん(*´∀`*)』





『またね』





紗江は階段を上り部屋へと入った





「紗江・・もう少し・・もう少しで全てが手に入る・・・」





佐原が外で紗江の部屋を見ると、紗江は窓を開け大きく手を振っていた






「ピピピ・・」






佐原の携帯が鳴った




「うん?メールか・・」







「佐原さん、今日も送ってくれてありがとう(*´∀`*) 気を付けて帰ってね。来週楽しみにしてます。 紗江」







佐原はメールを見て、大きく手を振り返し自宅へと向かった








「来週か・・・少しプランを変更するか・・」




















































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2010/06/01
10:26:12
ジャニスとてんてん(愛美)の握手を京介はニヤリと笑いながら見ていた




『やはり実物のてんてんさんは、素敵ですね』




『そうか?普通の女やで』




『そんな事を言うのはキラー様だけですよ!私はこう見えても人気あるんですから』




『興味無し』




『ひどーい!』




ジャニスは二人のやり取りを見てクスッと笑った





『しかし、珍しいですね、キラー様が女性のお客さんを連れてくるなんて』




『こいつは、俺に取ってとても大事な女なんだ・・それを親友に紹介したくてね』




『光栄です』




『キラー様の親友さんなんですね!(*´∀`*)改めてよろしくお願いします、私、本名は「愛美」って言います』




『まなみさん・・どう言う字を書かれるのですか?』




『愛に美しいで「まなみ」です』




『外見と名前、そして人間性を表す素敵なお名前ですね』






『そんな事無いですよー(笑)』




『名はその存在を表すもの・・・名前負けしている人間が多いこの世の中、貴重な存在ですよ・・』




『えっ?・・そんな事無いですよ(笑)』






ジャニスがいきなり重い内容の話をしてきたので、愛美は少し違和感を感じた






『では、てんてんさんでは無く、愛美さんと呼んでも宜しいでしょうか?』





『はい(*´∀`*)』





『ジャニス、こいつはとても意思表示がハッキリしている、ストレートな表現を好むようだ』





『なに?それはダメなの?キラー様』





『いや、素晴らしい事さ・・なぁジャニス』





『ええ、今宵は出逢いの記念に私の方からシャンパンでも出させていただきます』





『悪いな・・』






ジャニスは一度、VIPルームを出た







『ねぇ、キラー様、あの人少し変わってますね(笑)』





『ジャニスか?そうやな。。アイツ暗いやろ(苦笑)』





『暗い・・と言うかなんか、恐いです・・ごめんなさい親友さんなのに(笑)』





『いや、まんざら外れてもいない、だが、奴は味方だ安心しろ』





『味方?』





『そうや、ワシ等が今、行っているプランを速やかに進む為に惜しみない協力をしてくているんだ』





『協力?』





『そうや、今後も大きな動きがある時には奴が動く』





『そうなんだ・・』





『お前、奴を初めてみたか?』





『何処かで見た事があるような気がしますね・・』





『NEOSホテルのラウンジで一度会ってるで』





『あっ!会長さんとお話ししてたのが・・』





『そうや、あの時にもお前を守るために導入しているんや』





『私の為に?』





『そうや、言うやろ?お前を守るってな』





『やーん!嬉しいキラー様ぁ(*´∀`*)』






愛美は京介に抱きついた






「コンコン・・失礼します」






ジャニスがシャンパンを持ってきた





『ジャニスさん、初めましてじゃなかったんですね(笑)』





『憶えてくれていたのですか?』





『今、思い出しました(笑)』





『では、二度目の出逢いと今後に乾杯と致しましょう』






3人は乾杯した






ジャニスは考えていた














現在進行している京介のプランは大掛かりな物・・・







超人気女優を手玉に取り、自分の虜にし、それも尚プランの実弾にする・・







どう言う経緯でそこに辿りついたのかは分からないが大したものだ・・







「綾瀬 千佳」と同時進行しながら、この女を傀儡化か・・







千佳の抹消の後、動き出す京介のプランは激動のものだと感じていた










「千佳の時の京介には、憐れみしか感じなかったが・・てんてんを投入後、京介の目の鋭さが違う・・」







「愛と哀しみの傀儡師にでもなったのか・・・だとしたら・・最悪な結末を向かるかもしれない・・」









『キラー様、愛美さん、どうかご無理の無いようにしてくださいね。私ジャニスは貴方方の仰せのままにですから・・・』







『何言うとんねん(笑)、ワシは完璧や』





『はい、それは分かっております、これはジャニスからのお願いですので』





「コイツは何かを感じている・・・本音をそうそう語る男では無い・・」






京介はそう感じていた





『あぁ、分かったおおきに』





『なんか、しらけさせてしまいましたね(苦笑)すみません』





『そんな事無いです!私嬉しかった(*´∀`*)正直少し恐いのが本音だったから・・』







ジャニスは下を俯きながら、ニヤリと笑った







その表情を京介は見ていた













「そう言う事か・・」







『愛美、俺が守るから大丈夫や・・もう恐い事はない』






『本当?』






『あぁ・・なぁジャニス』






『はい、キラー様が指揮を取るプランは完璧です』






『良かったぁ(*´∀`*)』







京介はジャニスの心の裏側にある思想を考えた
















「傀儡の加速化を仕掛けているな・・」








「不安と安堵の同時進行・・飴と鞭のようなものだな・・」





















『ジャニス、ワシ等もうそろそろ帰るで』






『分かりました、今宵の御代は私の方で』






『そうか・・おおきに』






京介と愛美はHEAVENSを出た






『素敵なお店でしたね(*´∀`*)』






『そうやな・・』






『キラー様、愛美をずっと傍に置いててくださいね』






『なんや、急に』






『ねぇ!嫌なの?』






『お前に任せるよ(笑)』






『もう!意地悪なんだから!』









愛美はいつの日か、自分の前から京介が居なくなるような気がして不安でならなかった・・・



































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