--/--/--
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Category:スポンサー広告│
コメント:--│
トラックバック :--
2010/06/04
10:42:30
ジャニスから話しをし始めた
『余計な事と言われればなんですが・・・京介さんは暫くの間、店への出入りを控えるようにお願いしたんです。その事を佐原さんにお伝えしようと思いまして・・・』
『何?それは本当か?』
『はい、佐原さんは今後の千佳ドラックを用いてのプラン進行ですよね?』
『その予定だ』
『で、あれば・・密接な打ち合わせが必要になる・・そう思っての事です』
『相変わらず気が効く男だな・・』
『あのドラックは非常に難しいです、進め方が大事と考えています』
『そうか・・・』
『佐原さんの用事とは?』
『その千佳ドラックをもう少し欲しいのと、分量の説明を聞きたいんだ』
『はい・・それは必然と思います』
『今から向かってもいいか?』
『はい、お待ちしています』
佐原は直ぐに『HEAVENS』へと向かった
店に着くとジャニスが直ぐに出て来て いつものVIPルームへと案内した
『悪いなジャニス』
『いえ、こちらとしても、佐原さんのプランを是非聞きたいと思っていますので』
『俺のプランは、この千佳ドラックの存在で大幅に変わったんだ』
『ほう・・』
『この薬は、相手の記憶を消す事は何度でも可能なのか?』
『可能と言えば可能です。ですが、それには連続的な薬の投与とプログラムが必要となります』
『プログラム?例の呪文式と言うやつか?』
『はい、現在は本来の彼女の性格がメインとなっています。本来のこの薬の目的はその本体を消すものです』
『紗江が紗江でなくなる・・』
『そうですね、使えば使うほど、本体の意思が消えるのです、そして思い通りの女性に変っていく・・・これが千佳ドラックの効果なのです・・』
『俺はそこまでは求めていない、彼女はそうしなくとも俺に惚れている』
『そうですか・・つまり、分量については連続投与はNGと感じます、ですが、万が一何かが起こった時が問題だと・・・』
『問題?どうなるんだ?』
『記憶の再現が行われる可能性があります』
『消した記憶が戻るのか?』
『はい』
『現時点では戻ったところで、何も問題はないがな』
『そうですか、それに越した事はありませんが、今後プランの進行にあたり知られては困る事が起きた場合ですね』
『今後ね・・先の事は先手を打つか・・でどうすればいいんだ?』
『 「ガラスの破片」 とお唱えください』
『ガラスの破片?』
『はい、この間、お店に居らした時に、彼女に薬を使いましたね?』
『そうだ』
『VIPルームのスピーカーから精神レベルに入り込むよう、プログラムを組み込んだ音楽を流してました。恐らくプログラムは入っていると思います』
『ほう・・抜け目が無いな・・何かそこに裏は無いんだろうなジャニス』
『裏ですか・・ありますよ・・』
『何を企んでいる?』
『言うほど大したものではありません、万が一彼女が廃人になり、必要無くなった場合は是非引き取らせて貰いたいと思っています』
『フンッ・・そんな事だろうと思った・・だが、それは無い、俺達は永遠に愛し合う、心配するな』
『それは何よりです・・では・・使用方法や手順をお知らせしますね』
『頼む』
それから二人は3時間にも及ぶ時間を費やした
・
・
・
・
・
『危険な薬だな・・・まさか・・あの京介がな・・・』
『はい・・ですので、彼は「外した方が良い」と判断したのです』
『懸命だな』
『はい・・・』
ジャニスは千佳ドラックの使い方や、今までの例を話した
佐原は京介が「綾瀬 千佳」と言う女に見せた感情を疑ってならなかった
「奴が女を愛したとでも言うのか・・同情なのか・・」
『傀儡ドラックは、諸刃の剣・・・気を付けて下さい・・』
『分かった・・』
『千佳ドラックを考慮しながら、今後の行く末を考えてみるよ・・』
『はい』
佐原はHEAVENSを出た・・・
「ニヤリ・・・」
ジャニスは佐原に「解除」の呪文を伝えていなかった・・
「カラスの破片」で解放し情報を吸収するようになる
何んでも言いなりにはなるだろう・・
だが、「我、最強なり」を唱えないと解放から解除にはならない・・
つまり、いつもの紗江には戻れない・・
佐原が「ガラスの破片」を使う場面があるや否や・・
そこに、このゲームの焦点を置いていた
。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村
『余計な事と言われればなんですが・・・京介さんは暫くの間、店への出入りを控えるようにお願いしたんです。その事を佐原さんにお伝えしようと思いまして・・・』
『何?それは本当か?』
『はい、佐原さんは今後の千佳ドラックを用いてのプラン進行ですよね?』
『その予定だ』
『で、あれば・・密接な打ち合わせが必要になる・・そう思っての事です』
『相変わらず気が効く男だな・・』
『あのドラックは非常に難しいです、進め方が大事と考えています』
『そうか・・・』
『佐原さんの用事とは?』
『その千佳ドラックをもう少し欲しいのと、分量の説明を聞きたいんだ』
『はい・・それは必然と思います』
『今から向かってもいいか?』
『はい、お待ちしています』
佐原は直ぐに『HEAVENS』へと向かった
店に着くとジャニスが直ぐに出て来て いつものVIPルームへと案内した
『悪いなジャニス』
『いえ、こちらとしても、佐原さんのプランを是非聞きたいと思っていますので』
『俺のプランは、この千佳ドラックの存在で大幅に変わったんだ』
『ほう・・』
『この薬は、相手の記憶を消す事は何度でも可能なのか?』
『可能と言えば可能です。ですが、それには連続的な薬の投与とプログラムが必要となります』
『プログラム?例の呪文式と言うやつか?』
『はい、現在は本来の彼女の性格がメインとなっています。本来のこの薬の目的はその本体を消すものです』
『紗江が紗江でなくなる・・』
『そうですね、使えば使うほど、本体の意思が消えるのです、そして思い通りの女性に変っていく・・・これが千佳ドラックの効果なのです・・』
『俺はそこまでは求めていない、彼女はそうしなくとも俺に惚れている』
『そうですか・・つまり、分量については連続投与はNGと感じます、ですが、万が一何かが起こった時が問題だと・・・』
『問題?どうなるんだ?』
『記憶の再現が行われる可能性があります』
『消した記憶が戻るのか?』
『はい』
『現時点では戻ったところで、何も問題はないがな』
『そうですか、それに越した事はありませんが、今後プランの進行にあたり知られては困る事が起きた場合ですね』
『今後ね・・先の事は先手を打つか・・でどうすればいいんだ?』
『 「ガラスの破片」 とお唱えください』
『ガラスの破片?』
『はい、この間、お店に居らした時に、彼女に薬を使いましたね?』
『そうだ』
『VIPルームのスピーカーから精神レベルに入り込むよう、プログラムを組み込んだ音楽を流してました。恐らくプログラムは入っていると思います』
『ほう・・抜け目が無いな・・何かそこに裏は無いんだろうなジャニス』
『裏ですか・・ありますよ・・』
『何を企んでいる?』
『言うほど大したものではありません、万が一彼女が廃人になり、必要無くなった場合は是非引き取らせて貰いたいと思っています』
『フンッ・・そんな事だろうと思った・・だが、それは無い、俺達は永遠に愛し合う、心配するな』
『それは何よりです・・では・・使用方法や手順をお知らせしますね』
『頼む』
それから二人は3時間にも及ぶ時間を費やした
・
・
・
・
・
『危険な薬だな・・・まさか・・あの京介がな・・・』
『はい・・ですので、彼は「外した方が良い」と判断したのです』
『懸命だな』
『はい・・・』
ジャニスは千佳ドラックの使い方や、今までの例を話した
佐原は京介が「綾瀬 千佳」と言う女に見せた感情を疑ってならなかった
「奴が女を愛したとでも言うのか・・同情なのか・・」
『傀儡ドラックは、諸刃の剣・・・気を付けて下さい・・』
『分かった・・』
『千佳ドラックを考慮しながら、今後の行く末を考えてみるよ・・』
『はい』
佐原はHEAVENSを出た・・・
「ニヤリ・・・」
ジャニスは佐原に「解除」の呪文を伝えていなかった・・
「カラスの破片」で解放し情報を吸収するようになる
何んでも言いなりにはなるだろう・・
だが、「我、最強なり」を唱えないと解放から解除にはならない・・
つまり、いつもの紗江には戻れない・・
佐原が「ガラスの破片」を使う場面があるや否や・・
そこに、このゲームの焦点を置いていた
。

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村

にほんブログ村