2ntブログ
屈辱・羞恥・教育・官能小説
2010/05«│ 2010/06| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 »2010/07
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category:スポンサー広告│ コメント:--│ トラックバック :--
10:39:19

佐原は予定通りだった




紗江の自宅で、結ばれるチャンスが必ず来る・・その思っていた



だが、そこでやすやすとやってしまったのでは面白味が無い・・



それでは、その辺のガキと一緒だと思っていた





敢えて、拒む



そして、そこには理由がある




それを伝える事で、必然性が高まり、



結ばれる時にはより絶大な喜びと快感が訪れる・・





「人間とはそういうものだ・・・」





焦らされれば焦らされるほど、欲求は高まる・・・




踏み込めそうな領域が近ければ近いほど、そこを求める・・・




佐原の思惑通りの展開だった









「やはり、俺のプランは完璧だ・・ニヤリ」






自宅へ戻り、紗江の部屋での行動記録をパソコンに記載した






「カチャカチャ・・」






紗江の部屋は今までとは違いとても綺麗になっていた




部屋の匂いも今までとは違い、とても女の子らしい香りだった




以前の部屋は、女臭がとてもした、恐らく女には気遣い無いのだろう




オナガール特有の臭いである




洗濯物も溜める事無く片付けられているようだった




洗濯物を干しっぱなしも無く、この日の為に頑張った形跡を感じた




やれば出来る女である




料理が驚かされた




普段コンビニ弁当ばかりの生活のようだったので期待は出来ないと思っていたが




料理の腕は良く、味や盛り付けのセンスは抜群だった




いい嫁になれると感じた




酒は相変わらず弱く、飲むと気が少し緩むようだ




今回、紗江の方から迫ってくるとは思いはしなかったが、そういうところも合格だ




待つだけの女には興味は無い




あの可愛らしい顔に、似合わないその行動こそが必然性に繋がるのだ




ギャップと言えば聞こえはいいが




人間の表面せいだけでは無い、欲望と言う部分が垣間見れた瞬間だった




紗江はきっと、抱いて貰いたかっただろう・・




俺が帰った後、恐らく一人で行為に励んだであろう・・




そう言うのが大事なのだ




蓄積されていく、想いと欲望は、達成した時の感性を高める







「紗江・・お前はどこまで完璧なんだ・・・」






佐原は股間を熱く、固くしながらキーボードを打ち続けた・・





「紗江補完化計画」





「カチカチ・・」




「終了」





パソコンを閉じた






「さて、次は紗江がここに来る番だな・・」






部屋は4LDK、一人で住むには部屋が十分過ぎるくらいだった





部屋が余っている





そして大学が近い





バイト先も近い





紗江を受け入れる体制は全て整っていた






「まずはこの部屋で、紗江を十分に堪能したのちに・・新居で補完化を進める・・」






何ものにも邪魔をされない




社会からも逸脱した世界




そこには愛以外は何もいらない




お互いが死ぬまでそこで求め合い、愛し合う




他の誰かを一瞬でも見ないように




常に二人が傍に居て、二人だけで全てを行う




互いが溶け合い



同化してしてしまいたいくらいの想い





普通の恋愛感覚や感情では成し得ない究極の愛





そこに辿りつく為には必然性が必要だったのだ





互いがその人の為ならば、何でも出来る





互いの為であらば、他人すら殺める事が出来るほどの強き想い





それらを纏め上げ実行したのが今回のプランの大きな目的だった






紗江から「付き合う」と言う言葉を出させたのもプランであった





自分からのアプローチは最大限にするが、決定的な事は言わずに相手に委ねる





一重に女と言ういきものは「形」を求める




相手が形を見せないと、最初はいいが、必ず形を求め始める・・




そこを待っていたのだった





「・・紗江・・俺が本当の愛、そして人を愛する事と言う事を教えてあげるよ・・」






佐原はプランの最終形を思い、不適な笑みを浮かべた
















それから数日間・・





佐原は紗江のバイト先へちょこちょこ顔を出した




バイト帰りは必ず送ったが、翌日御仕事が早いと言い、部屋には入る事は無かった





紗江は佐原の紳士で大人な言葉にどんどん満たされていた





そして「もっと彼を知りたい」と言う気持ちが大きくなっていた




佐原はバイト先には来てくれ、帰りも送ってくれる



最後には必ずお休みのキスはしてくれるが、それ以上を求めて来ない事に不安を感じていたのは事実だった





「やっぱり・・あの時の私を見て引いたのかな・・・」





欲情を抑えきれなかった自分が原因だと思っていた





「女の子からあんなに積極的に迫るなんて・・あり得ない・・・」





でも、どうしてあんな行動に出たのか自分でも分からなかった・・






「でも・・あれで引いたら、店にも来ないし・・送ってもくれないよね・・まして・・キスだって・・」






不安の中の安堵を知らず知らずの中で求め探した






「佐原さんの家に行った時・・・乱れないようにしよう・・」






紗江は自分の行動を改め、もっと自分の内面を見せようと思っていた







「なんか・・カッコ悪いけど・・自分から話してみよう・・」






佐原は自分を気遣い、おく手になってるに違いない




だからこそ、自分から動かないとダメ・・そう思った







「今、このチャンスをのがしたら・・絶対に後悔する・・あんな素敵な人、もう二度と出逢う事もない・・」







強い決心を持った





携帯を取り出した






「ピッピッピ・・」







「佐原さん、紗江だよ(*´∀`*)、おうちに着いたかな?







紗江はもうシャワーも終わって寝るところです







明日のお仕事無理しないでね!










それと・・また、ウチにも来て欲しいし、佐原さんのお部屋にも行ってみたいです!(//∇//)ハズカシィ







予定が空いてる時お願いね!紗江の方で合わせるので(*´∀`*)







じゃぁ、おやすみ!大好きな佐原さんへ










紗江(*´ω`)スキダヨ」












「よし、送信!」







紗江は佐原にメールを送信しベットに入った・・・














































にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 小説家志望へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 脚本・シナリオへ
にほんブログ村

全記事表示リンク
にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 脚本・シナリオへ
にほんブログ村

全ての記事を表示する

にほんブログ村 小説ブログ 小説家志望へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
リンク
このブログをリンクに追加する
ガンダムOO名言葉
プロフィール

強者☆[NEOS]

Author:強者☆[NEOS]
人間の精神

人間の触れない部分を描く 最高の物語を描きます

最新コメント
最新記事
カテゴリ
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>
仁王立ちだZE★霧雨魔理沙

まよねーず工場
ブロとも一覧
月別アーカイブ
最新トラックバック
FC2ブログジャンキー

「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します!

FC2拍手記事別ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード