佐原の鼓動は物凄く早まっていた



紗江が居ならがに部屋への侵入・・・



異常なまでの興奮に包まれていた・・



もし紗江が途中で侵入に気づき騒がれるのではないか・・などとは考えもしていなかった



とにかく紗江の部屋へ行かなければならない・・



そう言った欲望に翻弄されていた・・・






佐原は紗江と別れた後　ジャニスから貰った　「ＸＸドラック」を飲んでいた・・・



ドラックの効果もあり　より平常心ではいられなかったのだ・・・






「はぁ・・はぁ・・」




唇は渇きっていた




アパートの入口に立った





紗江の郵便受けを開けた





「ガサガサ・・」





中にはピザ屋のチラシと美容室の案内のハガキが入っていた




「このハガキは貰っておくか・・」




カバンにしまい込んだ




階段を一段ずつ上がるたびに佐原の緊張を高まった





「はぁ・・はぁ・・」






ポケットの中から部屋の合鍵を出した




辺りをキョロキョロし安全を確認した



ドアノブを掴みゆっくりと鍵を差し込んだ






「カチカチカチ」





鍵はゆっくりとシリンダーの中に入って行った



勢いよく回して大きな音が出る。そう考えた佐原は力を入れゆっくりと鍵を回した






「スーッ・・・カチン」






思いのほか大きな音が出たので佐原は一瞬焦った





急いで鍵を抜き、その場を離れた



階段の影に隠れ一度外まで出た




紗江の部屋を確認してみると以前部屋の電気は消えたままだった







「ふぅ・・さて仕切りなおしだ」






再び部屋の前に行った



周りをよく警戒しドアノブをゆっくりと回した






「良し・・」






静かにドアを引いた





思いっきり引くと万が一ドアチェーンなど掛けていたら大きな音が出ると全てが台無しになるからである



静かに開けられたドアは遮るものは普通に開いた





「チェーン無しか・・」





佐原は心でそう呟き　にやり　と笑った



ひと一人通れるくらい開けて素早く玄関に入り込んだ






何度も入ってる部屋だが　紗江が直ぐそこで寝ていると思うと初めて入るような気持ちになっていた






靴のままゆっくり歩き出した



部屋の中を静かに覗き込むと　紗江の姿があった






布団がはだけて下に落ちていた



何も掛けずにパジャマ姿のままイビキをかいていた






その姿を確認すると佐原は洗濯場に行った





溜まっている洗濯物を一つ一つ物色を始めた



バイトの時に着ているユニホーム・・・



Ｔシャツ　



ジーンズ



ブラジャー



パンティ





舐めるように眺めた後、写真に納めた



佐原は次なる目的の為、持ってきたカバンを玄関に置いた





紗江の寝ている部屋へ近づいた




薄暗い室内を照らすためペンライトをつけた





「カチ」






部屋はとても散らかっていた





「これは・・・」





佐原の仕込みで紗江の手元に送り込んだノーカットのＤＶＤのケースが床に転がっていた



パッケージを開けると中にはＤＶＤが入ってなかった






「・・・これを見てたのは分かっている・・・」






改めて　あの紗江のおぞましいオナニー姿を思い出した






暗がかりの中何を踏んだ





足物とには紗江の先ほどまで穿いていた　重ね脱ぎされたジーンズとパンティが放置されていた





佐原は異常な興奮を覚えた






「はぁ・・はぁ・・」





ジーンズを手に取りまた部分をじっくりペンライト照らした






ジーンズの中にあるパンティの中央部（クロッチ）にはドロドロした液がタップリと付いていやらしい臭いが漂っていた・・・






「今日・・このパンティとジーンズを一日穿き　先ほどまで過ごしていた・・」






そう考えると　「これが欲しい」と強く思った






「これはいただいていくか・・・」







重ね脱ぎのままの状態で綺麗にたたみ玄関に置いてあるカバンにしまい込んだ







「(￣ー￣)ﾆﾔﾘ」







深呼吸をし紗江の寝る部屋へ戻った・・・























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