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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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10:43:22


葛巻は見てはいけない・・そう感じながらも

目の前にある下着が気になっていた

その後、二人は話を始めた



「平井 美紀」の今までの過去の事


紗江は小学生から大学まで一緒だった経緯や思い出の話をした


葛巻はそれを「うんうん」と返事をしながら聞いていた


そして、美紀が学校に来なくなった前の日の飲み会の話し


葛巻が飲み会に来る事に美紀が喜んでいた事


美紀の突然の休学、里帰り


そして、電話で言っていた美紀の言葉・・・



『葛巻君、あのね、実は美紀は葛巻君と関わるとロクなことにならないって言ってたの・・』

(過去記事参照)



『えっ?美紀が?』


『・・ぅん・・』


『そして、最後の電話の時に、電話があった事は誰にも言わないでって・・・』



『・・そうか・・しかし何でそんな事を・・それじゃまるで、俺が関わっているみたいに聞こえるよね?』


『えっ・・うん・・大丈夫・・だよね?』



話しの流れから、葛巻が一緒に居てくれることになったが


美紀の話をし始めたら、急にあの時の言葉が甦り、少し不安な気持ちになった



『大丈夫だよ、そんな事ある訳ないじゃないか、それに美紀の事で俺に変な電話が入ってきてるのもつじつまが合わないよ、そう思わないか?』



『・・うん・・そうだよね』



『もし、俺が疑わしいんなら今すぐ帰るよ』



紗江は、葛巻の言葉を信じようと思った




『違うの、そういうのじゃなくて、美紀がなんでって・・』



『あぁ・・そっか、ごめん。俺、本気で心配してるのにって思っちゃって・・』


『気が回らなくて、ごめんさい。誤解させちゃって』


『誤解が解けたならいいんだ(笑)』




葛巻はホッと胸を撫で下ろした


その後、葛巻に掛かってきた謎の男の電話に付いて二人は考えた


あの電話が入ってから、数日後、美紀の事件


母親を殺害する理由が検討が付かない


他人には分からない、親子同志の問題なのかもしれない


それと、美紀の自殺がどうも理解しきれなかった


口論のした際、カッとなり母親を刺し自殺、それはあまりにも事件の物語の中の定説のような気がしていた


そうでなくとも、脅えまくっていた美紀の存在


自分からの連絡を口止めする理由





「きっと大きな何かがあったに違いない」




二人の結論はそこに達した



『でも、私たちだけじゃどうにも出来ないよね・・・』



『うん・・でも、美紀の為にも、責めて俺達だけでも本当の理由を知ってあげないと可哀想な気がするんだ』



『うん・・・そうだよね・・』



紗江は、親友 「平井 美紀」を自分と同じように大事に思ってくれる葛巻を嬉しく思った




二人は、自分達に被害や危険が訪れるかもしれないと言う事を話し合った




『ねぇ、なるべく連絡を取り合おうよ、もしどっちかに何かが起きてもすぐ知らせるように』



『そうだな、その方がいい』



『うん』



『それと、知らない番号からの電話は絶対に出ない事』



『うん・・でも、もしかしたら、何かの知らせとか忠告だったりするかも』



『紗江ちゃんの携帯は留守電は?』



『付いてるよ』



『じゃあ、用があれば留守電に入れるはずだ』



『うん、葛巻君は?』



『俺も同じようにする』



『うん、決まりね』



お互いのルールを決めているうちに、二人は何処となく勇気が湧いてきた



時刻は既に、AM2時をまわろうとしていた




会話が少し途切れた




『もう、こんな時間だね』



『うん』



『少し休んだ方がいいよ、色々あり過ぎて疲れたでしょう?』



『それは、葛巻君も一緒でしょ(笑)』



『俺は男だから(笑)』




葛巻が頼もしく見えた



『じゃぁ・・顔でも洗ってくるね』



『あぁ』



紗江の顔が、涙顔から、安心した顔に変わった事に葛巻はホッとしていた



部屋から紗江が居なくなると、葛巻は窓のカーテンを少し開け外を警戒するように見た




「・・・」



『なんら変わりないよな・・』



『この部屋の物が無くなっているか・・・』



目の前の洗濯物が目に入ってきた



『下着も・・』



葛巻は横目で、紗江がバスルームで顔を洗ってる音を聞いた・・・




干してある下着を見た




『確かに、上下セットの干されている下着は殆ど無いな・・』




何気に、ブラジャーを手に取ると、紗江のバストのサイズが書かれたタグが見えた





『E70・・』





『結構デカイんだな・・』




次にパンティを手に掛けた




ピンクでレース状の小さなパンティ




クロッチが少し黄ばんでいた




『葛巻くーん?』




葛巻は慌てて洗濯物を放し、窓の外を眺めているふりをした・・・・































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10:40:52


『この部屋に誰かが入ってる?』




葛巻は、もし自分がそんなことになっていたらと思うと気味が悪くて仕方が無だろう・・そう感じた





『うん・・そんな気がする・・って言うか、部屋の中に入らないと無くならないものが無くなってる・・』




『そうだよな・・』





涙目になっている紗江が可哀想に見えた・・






『アルバムとかなら、自分の勘違いかなって思えるけど・・』





『う・・うん・・』




『女の子の一人暮らしで、下着が無くなるのは本当に恐くて仕方ないんだよ!』





『外に干してたんじゃないのか?』





『外のじゃ無いもん!』





『それは間違いないのかい?』





『うん・・』





『数が減ってたの?』






葛巻は目の前の紗江の下着の話をしている自分が何となく変な感じがしていた





『紗江は、上下セットでいつも買うのね、それがバラバラなの・・』






『片方しか無いって事?』






『うん・・上しか残って無いの・・』






「パンティだけ無いのか・・」







『そ、そっか・・』






「これ以上、追及して聞くと何となく変だ・・」そう感じた





『しつこいようだけど、間違いないんだね?』







『うん・・』






『服も無くなってるの?』






『うん・・』







紗江はクローゼットを開けて見せた







『ここ、いっぱいに服が掛かってたのに、それがこれだけになってるの・・』







『そうか・・これは、もしかしたら本当に誰かが入り込んでいるかもしれないな・・』






葛巻はクローゼットの下にある衣装ケースが目に入った






紗江は、慌ててたせいか下着の段が開きっぱなしだった






『あっ!変な物見せてごめんなさい!』






紗江は、真っ赤な顔して慌てて引き出しを閉めた













二人の間に微妙な空気が流れた・・・













『そこからも無くなっているんだね?』






『・・うん・・』







部屋の中央に戻った






『紗江ちゃん、一人でここに居るのは危険かもしれないね』






『うん・・なんだか恐い・・』






『誰か友達のとこに暫く泊る事は出来ないの?』






『・・いない・・』







『美紀の事があったあとだから不安だよね・・』







『うん・・』







『俺でよかったら、今日は一緒に居てあげるよ』







『本当?』







『あぁ、誰かが来ても俺が居れば少しは安心だろう?』







『心強いよ!』







紗江は、葛巻は異性としてではなく、友達として頼りになると思っていた









『よし、そうと決まれば、少し色々調べよう』








『何を?』







『盗聴器とかさ』






『うん・・私ももしかしたらって思って色々見たんだけど・・』







『あったかい?』







『見つけれなかった』







『そっか、コンセントとかは見た?』







『見てない』






『じゃあ見てみるね』







『ごめんね』







「フン、盗聴器を探しているのか?」






佐原はモニター越しに葛巻を嘲笑った






葛巻は、コンセントのカバーを数か所外し見ていた






「お前のような素人に見つかるはずが無いだろ、クズ野郎が・・」






佐原の予測通り、葛巻は怪しいと思われる物を発見する事は出来なかった







『見当たらないね・・』







『そう・・』







葛巻は戸締りの確認をし始めた







玄関、キッチン窓、ベランダ・・







ベランダを見ると、洗濯物が干されていた







『紗江ちゃん、洗濯物危険じゃないかい?』







『そうかな・・?』







『女の一人暮らしのアピールしているようなもんじゃないか?』







『でも・・』







『今は不安要素を少しでも取り除くべきじゃないかな?』







『そうだよね・・』








紗江はそそくさと、洗濯物を取り込んだ






『ごめんね、部屋干しだけど気にしないでね(笑)』






『うん』







葛巻の目の前には、カラフルな下着が干されていた・・・





























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10:49:36


携帯の着信は「葛巻」だった


紗江は自分が知らない間の部屋の異変に気づき始め


目に見えない恐怖を感じていた最中の「葛巻」からの電話に縋るようにすぐに掛けなおした



「プルル・・」


『もしもし』



葛巻は直に電話に出た


『葛巻君、紗江』


『うん』


『日中、大分考え込んでいるようだったから心配になってさ』


『うん・・・ありがとう』


『何かあったの?』


『どうして?』



『電話に出なかったからさ』



『ごめん・・・少し恐くて』



『恐い?どうして何かあったのか?』



『分かんない・・気のせいかもしれないんだけど・・』



『どうしたんだ?』



葛巻は何かに脅えているような紗江が気になった




『部屋が少しおかしいの・・・』



『部屋が?』



『うん』



『意味が少し分かりづらいんだけど・・・』




紗江は知り合いからの電話に気が動転していて、上手く説明が出来ないでいた




『よく分かんないけど、一人じゃ不安だろ?今からそっちに行くよ』




『でもぉ・・悪いし・・』




葛巻の心配ぶりに根負けした、紗江は自宅までの道のりを伝えた




『行ってから詳しく話を聞くよ』




『うん』




電話を切った




「誰と電話をしていたんだ・・・」




紗江は小声で話していたゆえ、佐原には傍受する事が出来なかった




「この状況下だ、クラスメートなら誰でも話すだろう・・」



佐原は葛巻と言う視点は外していた



その後、紗江は更に掃除を続けていた



葛巻が部屋に来るからだった



そんな展開になっているは、佐原は気づかずに監視を続けた



佐原の車の遥か向こうから、走ってくる原付バイクの音・・・




「ブーン・・・」




佐原の車の横を通り抜けた




佐原はバイクの男に姿が見えないようにし、監視を続けた



バイクの音が近くで止まった



「ん?」



バイクの運転手は急いでいるようだった



慌てて、ヘルメットを脱ぎ、アパートの玄関に入っていった




「まさか・・」




佐原はモニターを食い入るように眺めた





「ピンポーン」




玄関で何かが音が鳴ったようなシーンが見えてきた



次の瞬間、先ほどバイクのらしき男が、紗江の部屋の中に居た






『何ッ!!』



佐原の目に飛び込んできた男は、「葛巻」だった





「己・・葛巻・・俺の紗江に・・」




佐原の手、体は怒りに震えていた




今すぐにでも、部屋乗り込み、葛巻を引き釣り出したい・・


動けなくなるまで殴り倒したい・・・



だが、そんな姿を紗江に見せるわけにはいかない・・






『紗江ぇぇ・・・何故だ・・何故、ヤツなんだ・・・』





「誠心誠意、紗江に尽くしているはずなのに・・・」



「紗江に近寄る、害虫どもを排除したやったのに・・」




『葛巻め・・・ただでは済まさないぞ・・』



佐原は怒りを押さえ込み監視を続けた



紗江と葛巻は部屋の中央に座り、なにやら話を始めた




『無理やり押しかけて悪かったね』


『ううん、本当は一人で居るのが恐くて』


『そらそうだよ、女の子だし、あんな事があったばかりなんだから』



『うん・・でもそれだけじゃないの・・』



『えっ?』



『実は今日、部屋に帰ってきてからなんだけど部屋の中がおかしいの・・・』



『部屋が?』



『色んなものが無くなってたの・・・』



『今日の出来事かい?』



『いつからか分からないの・・もしかしたら相当前からかもしれない・・・』



『美紀の事が起きる前からかい?』



『分かんないの!』




紗江は大きな声で言った



『何が無くなったんだい?』



『アルバムとか・・写真、プリクラ・・とか色々・・』



『気のせいでは無いんだね?』



『最初は、あれ?って思ったけど、どこかにしまったんだろうと思ってたのね』



『うん』




『そして・・』



『うん』




紗江は、赤い顔しながら黙り込んだ



『何があったんだい?』



『言いづらいんだけど・・笑わないで聞いてくれる?』




『あぁ』



『その後、お風呂に入ろうとして着替えを取ろうとしたときに・・服とか下着とか・・無くなっていたの・・』




『ええっ?』




『洗濯する前のとかも・・無いの・・』




『えっ?』




葛巻は紗江が言い出した事が理解できないでいた




『部屋に誰かが入っている・・としか考えられなくて・・・』






紗江の脅える口調と目に、葛巻は「ゴクリ」唾を飲んだ・・・










































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10:41:23


紗江は部屋でタバコに火をつけた







「フゥ~」







一通り片付けが終わると、やはり考え込んでしまっていた







「美紀の本当の姿は、自分の知る美紀ではなかったのか・・・」





「人間は窮地に追い込まれた時、親でも殺すのだろうか・・・」










何となく寂しような気がした








『お風呂でも入ろうかな・・』






着替えを持ちバスルームへ行った




数分後、風呂から上がってきた




佐原は終始監視を続けていた




紗江はバスタオルを体と髪に巻いていた




髪をゴシゴシと擦りドライヤーで髪を乾かし始めた






「ブォー」





『喉渇いた』





紗江はバスタオルを巻いたままの姿で、冷蔵庫を開けた





『あれ?』






6本セットで買ったはずのビールが5本しかなかった






キッチンを見ると、先程片づけた空き缶の中にビールが一本あった






『私・・飲んだっけ?』






『まぁ・・いいっか』







自分以外、冷蔵庫を開ける人間はいない




きっと自分の思い過ごしである






テーブルにビールを置いた






そして、タオルを取り全裸でクローゼットを開けた





衣装ケースの下着の段を引いた





適当に下着を選び手に取った









『もしかして・・』









洗濯物の対になっているものはここにあるのかな・・








『えっ・・』








対になっているどころか、数枚の下着が無くなっている事に気がついた










『・・えっ・・どうして・・無い・・なんで・・』









慌てて、他の段や衣紋かけも見た





無くなっているのは下着だけでは無かった・・








『もしかして・・アルバムも・・あのビールも・・・』







何かに襲われるような恐怖観念に包まれた





急に自分の背後が恐くなり振り向いた








「バッ!」








誰も居なかった







直ぐに下着と部屋着に着替えた





部屋の中央でキョロキョロしながら不安に脅える紗江・・・







「いい・・いい顔だ・・その不安な顔もたまらないよ・・・」







佐原の股間がガチガチに固くなり始めていた






紗江は室内をウロウロ動きだし、ベランダ、窓、玄関の鍵を確認しているようだった






佐原はモニターの画面を紗江の顔に合わせ、アップにした






立ったまま、涙を浮かべて体を縮こませている紗江・・・










「はぁっ、はぁっ・・紗江・・たまんねーよ・・紗江・・」










佐原は、平井親子の死と、紗江の恐怖に脅える姿に異常なほど興奮していた・・・









「ピリリリ」








紗江の携帯が鳴った







紗江は「ビクッ!」と体を反応させていた







そうこうしているうちに、数回のコールで電話は切れた








紗江は携帯を手に取り、着信履歴を見ていた・・・・





















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2010/05/07
11:03:33


「ピリリリ・・・」





紗江の携帯が鳴った





待ち受け画面を見ると「佐原」とあった





『もしもし・・』




『こんばんわ、紗江ちゃん、今電話大丈夫?』




『はい』




『聞いたよ・・店長から』







佐原はいきなり本題に入った







『ぁっ・・はぃ・・』




『暫く休むといいよ、紗江ちゃん』




『はぃ・・』




『何か困ったことや不安な事は?』




『困った事は無いけど・・なんか恐くて』






『何が恐いの?』






『外に出るのも恐くなっちゃって・・』







『無理も無いよ、親友があんな目にあえばね・・』







『佐原さんはあの事件のニュース見ました?』





『あぁ、見たよ』





『どう思います?』





『どうって?』





『自殺かって』









『親子喧嘩で、母親を殺してしまった後、我に返ってとんでもない事をしてしまった・・そう思っての事かな・・って思ったけど』







佐原の言った言葉は、事件の極一部の真実には変わりなかった










『本当にそれだけなのかな・・』




『分からない・・でも、そう思うのが自然かなとね』




『う・・ん・・』





『納得してないみたいだね』





『納得というか・・信じたくないだけかも・・』





『でも、誰かに殺されたのよりはまだ・・』







「そう・・・美紀本人が母親を殺し、本人が自殺をしたのだ・・・」










『それはそうだけど・・』





『どうかな、こういう時こそ気分転換も大事なんじゃない?』





『ぅん・・』






『会えないかい?』









『ごめんなさい・・今日だけは・・』







『そっか・・あまり考え込まないようにね』






『はい・・』










電話を切った










紗江は、見もしないテレビをつけっぱなしで考え込んでいた







確かに、佐原の言うとおりなのかもしれない




親子喧嘩の末の出来事・・




自分の知らない美紀があったんだ・・




次第にそう理解し始めた






「佐原さん・・心配して、お店に来てくれたんだな・・」






佐原の何気ない気遣いに感謝をした





紗江は気を取り直し、部屋を片付けでもすることにした






「今日、ずる休みしたしな・・・時間ある時にやってしまおう・・」








実際は、何かをしていないと考え込んでしまう・・






考え込まない為にもと思っていた





部屋の物を片付け始めた






「あれ?」








本棚を整理していると、実家から持ってきたはずのアルバム等が見当たらなかった








「プリクラ手帳もない・・」





「・・・」





どこかにまとめてしまい込んだか、その辺に紛れているのだろう・・






「今はアルバムは見ないほうがいいか・・」








美紀と写っている写真が多いことを思い出していた






テーブルの上を片付け始めた





「空き缶だらけだ・・」





佐原が飲んで置いておいた、空き缶を手に取った




キッチンに行き、缶を潰し燃えないゴミに入れた




その後、溜まっていた洗濯物を洗い始めた




衣類を次々に洗濯機を放り込んだ





「これは洗濯ネットに入れなきゃ」





下着類は別に区分けをしていた




洗濯ネットを手にした




「?」




「下着の数が合わない?」







安い下着でも上下セットに拘って買っていた紗江は、上下バラバラな下着を見て不信に感じた






「どこかに紛れてるのかな?」





多少、未洗濯の衣類をひっくり返してみたが見つからなかった





「・・ベットの辺りにあるかも・・」







そう思い、ベット周辺を探してみた







「紗江のアパート」 外・・・





佐原はその光景を携帯モニターで見ていた





「何かを探してるな・・」




仕掛けられたカメラにお尻を向けベットの下などを覗きこむ姿は、



あまりにも無防備で佐原は興奮した






「早く、あの尻をパックリ開き、股を舐めまわしたい・・・」






紗江の気持ちを分かるふりをしては見たが、美紀の事など全く興味も無くどうでもよかった





その後、紗江は探すのを諦めて洗濯を始めた




洗濯機が回っている間も、部屋をちょこまかと動き回っているのがモニターに映し出されていた




紗江は脱ぎっぱなしで、その辺に置いてある衣類を洗濯場に運んでいた





「今まであったものが無くなっている・・」




「確かに、片づけは苦手な方だけど・・なんかおかしい・・」





紗江は部屋のあちこちを調べ始めた






「もしかしたら盗聴、盗撮されているとか・・まさかね・・」






佐原の仕掛けた盗撮カメラの前を何度も通った




紗江は美紀の件と何か関係があるような気がしてならなかった




洗濯物が洗い終わり、ベランダに出て洗濯物を干した





「下着が対になってないのも、干している時にもしかしたら下着泥棒に取られたのかもしれない」





タオルで下着をカバーするように隠して干した





佐原はそれを双眼鏡で見ていた





「隠す=そこには下着がある。馬鹿だな・・紗江・・」










紗江はベンランダの鍵を閉め室内に入った


































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2010/05/06
11:28:32



佐原が関東に戻り、数日後、京都の親子の惨劇が新聞やニュースを飾った




当然、紗江もこの事件の事を知った





紗江の部屋・・。





新聞を取っていない紗江は、美紀の事件をテレビニュースで知った







「親子の惨劇!!母親を殺し、後追い自殺か?」







テレビレポーターが映る風景は、紗江の知っている場所だった






「えっ・・まさか・・違うよね・・」






登校前の忙しい時間帯の朝のニュースだが、気になって時間を割いた




ニュースの内容を食い入るように見ていると




信じられない報道が行われた






「全裸の親子」




「母親を滅多刺しにし、その後自殺」






テレビ画面が切り替わった




『これが事件のあった、親子の自宅です』








映し出された映像は、何度も見たことのある








遊びにも行ったことのある家だった







そしてテロップに





「平井 美雪(母)・美紀(長女)」と出て顔写真が公開された







「う・・嘘・・」









紗江は茫然と立ち尽くした






紗江の携帯が鳴った







「ピリリリリ!」






慌てて携帯を見ると相手は 「葛巻」だった






『もしもし・・』






『紗江ちゃん、葛巻だけど、ニュース見た?』







『うん・・あれは本当なの?』








『分かんないけど、名前が一緒だったよね・・』






『美紀の実家が映ってた・・』






『じゃあ・・あれは・・』






『うん・・間違いないと思う・・』







葛巻は謎の電話主が言った






「関わらない方がいい・・・」






と言う言葉を思い出した







『紗江ちゃん・・この件に関わるのはもう辞めよう、もしかしたら物凄く危険な事かも知れない』







『でも・・自殺って・・』






『どうか分からないけど・・・あまり首を突っ込まない方が・・』






『・・・うん・・』









『・・・』










『ごめん、電話切っていい?私、今日休むって先生に言っておいて』









『・・分かった』







電話を切った





紗江は茫然とした





「幼いころからの親友、「美紀」が母親を殺し自殺をするなんて」





とても信じがたい出来事であった




紗江はその日は、学校にも行く気にならず 




ただただ頭の中で疑問が渦巻いた




信じたくない事実だが、映像で見た事は信じざる負えない・・




それと同時に、身の回りで起こる出来事に何かしら恐怖を感じていた


















PM 6:00





夕方になっても何もやる気が起きない紗江はバイトも休んでいた







PM 7:30





佐原は紗江のアパートの外に居た




朝からずっと監視を続けていたのだ





「平井 美紀の件で、学校もバイトも休みか・・・」





佐原は敢えて、「居酒屋☆ヤミーズ」へと向かった





店主に挨拶をし、普通に飲み食いを始めた





紗江が居ない事も触れないでいると、






店長の 「闇 次郎」が話しかけてきた





『佐原さん、すんませんねー』




『マスター何がだい?』




『紗江ちゃん休みで』




『どうかしたの?』




『いやね・・ほら、ニュースでやってたでしょう、京都の・・』




『あぁ・・あの親子自殺の?』




『そうそう、紗江ちゃんの友達みたいでさ、前に、ここにも来たことあるんだよね』




『そうなんですか・・精神的に参ってるんですね』




『そうなんよね・・』




『今は、そっとしておくのが一番ですね・・』




『本当にすみません。今日はその分サービスしますよ』




『いやいや、お構いなく』







店長は地元から送られてきた言う、






「ジンギスカン」を出してきた






『良かったらどうぞ!』





『すみません』






佐原はジンギスカンの肉を眺めた






あの時の親子の姿が浮かんだ・・・






何度も母親を刺し、血と噴き出し、切られた肌から肉や内臓が見えていた事・・






美紀が自分の首を欠き切った瞬間にパックリ開いた肉の切り口・・






佐原はニヤリと笑い、その肉を焼かずに、二、三キレ箸で掴み口へ放り込んだ






「クチャ、クチャ・・・」






「ゴクリ・・」






『ニヤリ・・』







『さ・・佐原さん・・生はダメでしょう!』






『あっ・・そうなんですか?あまりにも新鮮なので「さしみ風」に頂いてみました』





『焼いて差し上げましょうか?』





『大丈夫ですよ、私、生肉が好きなんで』





『でも・・』






『焼いて食べます。ありがとう』







「闇 次郎」は佐原に何か、ゾッとする物を感じた







その後、佐原はジンギスカンをたいらげた







PM 9:00







『そろそろ行きます』







佐原は店を出た







「さて・・・」















数分後、紗江の携帯が鳴った・・・













































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2010/05/05
09:51:16


「バサッ」





『しかし・・派手にやってくれたもんだな・・』





『ええ、今回は後始末が楽でしたけどね』





京介は新聞を読んでいた





『警察の方は上手く話をつけておいたで』






『ありがとうございます』




『死体の処理はどうした?』






『ええ、陰部を綺麗に洗浄した程度ですが』







『大事やな~(笑)だが、今回が最後やで』







『はい』








『ワシにはワシのプランがあるでな』






『申し訳ございません』







『ジャニス、何でお前はそこまで佐原に肩入れするんだ?』







『それは・・面白いからですよ・・彼は』








『・・なるほどね・・ほんだら、最後の最後は素敵なエンディングを迎えさせてやらんとな』








『はい』








『俺に、良い案がある』









『お聞かせいただけますか?』









『( ̄ー ̄)ニヤリ・・』

















『なるほど・・それは彼の為にもなりますね』







『そうや・・アイツは所詮、傀儡だ・・』







『本人の意とは関係なく、運命・・』







『そう、それは全て用意されたものとは知らずに・・・』








『佐原には、もう少し面白い物を見せてもらえそうやな』








『あの彼女には悪いですが・・』







『所詮、あの女も傀儡だ』






『はい』







『佐原と言う傀儡の傀儡だ』







『心がいたたまれますね』







『全くだ!ハハハッハ!!』









京介は新聞を放り投げた







「バサッ」







開かれた新聞の見出しは








「京都の民家に起きた惨劇」






「全裸で刺し合う無残な親子の背景には何があったのか?」






警察は事件に巻き込まれた可能性があるのと同時に、自殺の方向でも調べを進めている







と書いてあった








『普通、母親を刺殺して、自殺なんて、そうそうある話では無い』







『京介さんのお力には恐れ入ります』







『期限付きだけどな・・・( ̄ー ̄)ニヤリ』







ジャニスは京介の「期限付き」と言う言葉に「ニヤリ」とした







『それはそうと、京介さんのプランはどうですか?』







『手こずっているところもある・・秘書の子の傀儡化が思うようにいかなかった』






『千佳さんでしたか?』






『あぁ・・千佳は、また別の形で考える、今、進めているプランを有効化する』







『てんてん・・ですね』






『そうだ・・あの女優を「㈱ MIO」に接近させることに成功した』






『流石ですね』






『内部から破壊してやるよ・・あの会社をな』





『ご無理のないように・・』







『アホ、佐原と一緒にするな(笑)ワシは完璧や・・』







ジャニスは、傀儡「千佳」の作成時に、ワザと配分を変えたドラックを渡していたのだった





傀儡、千佳は不完全になるべくしてなった






この事実を知るのはジャニスだけだった






『千佳さんの使い道に困ったら、私にお任せ下さい』









『・・・あの子は俺が面倒みる』









『・・・分かりました、しかし何故、あの傀儡だけが特別なのですか?』






















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2010/05/04
20:28:19

「お知らせ」

今回の記事は改行が多く含まれております。その場の臨場感が伝わればとの配慮です。

ご理解したうえで、ご覧下さいませ。







NEOS 総合管理 強者☆












「お母さんに売られた・・・」







「お母さんに裏切られた・・・」










美紀の脳裏にはその言葉が駆け巡った













『逃げても、必ず見付ける・・俺には美雪が付いてるからな・・』








『恨むなら・・母親を恨むんだな・・』








男(佐原)の言った言葉が甦る・・・









「あの男とお母さんはできているのかもしれない・・・」







「早く逃げないと、いつまでも追い回される」










崖の淵に追い込まれたような気持ちになっている美紀には、冷静な判断はできなかった


















「何とかしないと、自分がやられる・・・」





















自己防衛本能が強まっていた












「ガラッ」









玄関のドアが開く音が聞こえた










『美紀ー!美紀ー!』









母親、美雪の声が聞こえた














「・・・お母さん・・・」













美紀は突然立ち上がり部屋を出た










「母親が来る」










「あの男が来る」










異常な強迫観念に襲われた










『美紀ー!大丈夫?お母さんよー!』











『美紀ー!美紀ー!』
















「見つかったら、拉致られる・・」













玄関に入った美雪は、身なりのことなど考える暇などなかった










「美紀を助ける」







それだけが脳裏にあった








「我が子を守りたい」







その一心であった










玄関に置いてあった、「ホウキ」を手に取った







「あの男と対抗するには素手では敵わない」






本能的は判断であった







ホウキを持ち一歩踏み出したとき、暗闇の中、人の姿が見えた










『誰?美紀なの?』












『・・・』










その人影は、走り出し一気に美雪の元へ来た










「えっ?」










『美紀・・・』













『お母さんなんて最低だよ・・・』













美雪の腹に包丁が突き刺さっていた












『み・・・美紀・・』












『信じてたのに・・信じてたのにぃぃぃぃー!!』








真後ろに倒れた、美雪の上に馬乗りになり









包丁を何度も何度も刺した










「ブスッ」








「ブスッ」









「ザクゥ」










『み・・美紀・・や・・やめ・・』













『うわぁぁぁぁー!』












「ブスッ」










『早く・・逃げ・・・』









「ブスッ」












『裏切り者ー!』












『ゴフッ』












美雪は胸、腹を滅多刺しにされた









口から血を垂れ流し、ピクリとも動かなくなった・・・






「はぁっ・・はぁっ・・」







美紀は放心状態で、そのままのその場を動かなかった











「コツ・・コツ・・コツ・・」










佐原が美紀の背後に現れた











『あ~あ・・お前何やってんだよ・・』









男の声に我に返った











『母親を殺すとわな・・』










『あぁぁ・・あぁぁ・・』









血だるまになる美雪の姿








その上にまたがり滅多刺しにした










最後に母が言おうとした言葉を思い出した










「早く逃げて・・」








「美雪は自分を本当は守ろうとしてのではないか?」





「この男に踊らされただけだったのか・・・」











美紀は半狂乱になった






『いやぁ!いやぁ!いやぁ!』






『人殺しだな・・お前・・』









「人殺し・・」







美紀の脳裏には、生まれてから今日の日までの事が走馬灯のように思い出された






母親に抱かれて、おっぱいを飲んでたこと




小学生になりランドセルを買ってくれたこと




初恋を応援してくれた事




彼氏が出来たときに心配してくれた事





高校、大学受験に合格した時に、泣いて喜んでいた事





母子家庭でも、他の子供に馬鹿にされないようにと色々してくれてたこと





やりたくもない、水商売でお金を稼いでくれていたこと











『お母さん!お母さん!』









美雪の体を何度も動かした














目を見開き口を開けたままの美雪・・・














『いやぁぁぁー』















美紀は包丁を手に取り





















自分の首を掻き切った




















「ブシュウ」


















美雪の上にまたがる、美紀の首からは噴水のごとく血が噴出した
















「あぅ・・ぅぅ・・・お・・おかあ・・さん・・」

















「バタン」

















母親の上に覆いかぶさり死んだ・・・
















「フフフ・・傑作だな、この親子は」

















佐原は自分の居た痕跡を消し





美紀の実家を立ち去った









「バタン」






車に乗りPCの電源を入れた





「カチャ・・カチャ・・カチャ」






「プラン M」完了





「平井 美紀」の実家で面白い事があった




美紀本人もそうだが、母親の存在が功を奏した





母親と娘の関係を上手く利用する事が出来た





言葉と身体の制裁のつもりではあったが、二人とも纏めて死んでくれた





自分の手を下す事もなく、自滅していくとは・・・





やはり、安い女だ





あのような、ゴミ親子は、紗江にとっても、世の中にとっても存在自体が無駄だ





死んでくれてよかったのだろう。






美紀が母親を滅多刺しにしている姿を見たときは笑いを堪えるのに大変だった。





母親が全裸でホウキを持っている姿も馬鹿そのもので可笑しかった






この親子の死は、今後大きく左右するだろう






紗江にも、この事実をいづれは知る事になるだろう





その時に、紗江のメンタルを支えてやらなければいけない






「紗江に相応しいの俺だ・・・」







心なしか、佐原は興奮していた







いつもより、ファイリングの内容が薄く、分析も短かった







「カチャカチャ」





「ブゥゥン」









佐原は京都で行われた惨劇をあざ笑いながら車を走らせた







「何度考えても傑作な親子だ、ハッハッハ!」




































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Theme:18禁・官能小説 Genre:アダルト│ Category:官能小説コメント:0トラックバック:0
2010/05/03
12:27:25



『平井 美雪・・・お前の母さんなんだよ・・・』





美紀の脳裏をその言葉が突き刺さった




「どうして、お母さんが私を・・私を・・」





『お前の母さんは、お前を憎んでいるんだよ、高い金を払い大学まで入れたのに、勉強もしないで男とばかり遊び、挙句の果てには学校を休学・・・可哀想にな・・・』





「嘘だ!嘘だ!お母さんがそんな事思うはずが無い!!」





美紀は呼吸困難になりながら、のたうち回った




佐原は美紀の腹をもう一度蹴り





『お前なんか、産まなきゃよかったってさ・・』





美紀は意識を失った・・・















AM 2:30





佐原は美紀宅の外、車庫の中に身を潜めていた




30分が経とうとしていた時、前日のようにタクシーが向かってきた





「プラン M 2 始動・・・」




タクシーが自宅前に停まり、後部座席から、「美雪」が降りてきた





「バタン」




「ブ~ン」




タクシーが走り去ると同時に佐原は美雪の背後に回った




玄関先で鍵を開けようと鞄を弄っている最中に首と口を押さえた





「声を出さすに返事をしろ」





美雪は目玉を大きくしながら縦に首を降った





「お前は、美紀の母親だな?」




縦に首を振る、美雪





「お前の娘は、男を散々食い物にし、沢山の金を騙し取っている。」




「その集金にお邪魔した」




「んんー!」




「今日中に5000万払ってもらおうか・・」




美雪は固まったようになった




「払えるのか?」




横に首を振る美雪・・・




「では、お前ら親子で体で払ってもらうしかないな」





聞いた事も無い話しに、美雪は首を横に振り、口を閉められたまま悲鳴をあげた



「んぐぅぅぅー!!」





「黙っていろと言っただろう・・俺をあまり怒らせるなよ・・」






佐原は美雪の膝を後ろから蹴り、膝まつかせ、後頭部を蹴った






「ボクゥ」





「うっ・・うっ・・」






「おいおい・・誰が寝ていいって言ったんだよ」






美雪の髪を掴み、車庫の影まで引きずった





そして、馬乗りになり 手首を縛り




鼻を摘まんだ




口で呼吸をしようと開ける口に、美紀のパンティを放り込み




口にガムテープ巻き付けた






「娘のパンツの味はどうだ?これは俺からのプレゼントだ、脱ぎたてだ臭いだろ・・・フフッ」





美雪は嘔吐しそうになりながらもがいていた




うつ伏せの美雪のスカート捲くりあげた








「ウグー!ウグー!」






「何、嫌がってるんだよ・・・好きなくせに」





佐原は、美雪の部屋にあった、「バイブ」を出した








「これ・・誰のだっけ?」






目玉を大きくし、真っ赤な顔をした







「あんたの娘にも、使わせてもらったぜ・・・」






バイブをベロリと舐めて、美雪のパンティを膝まで下げ、尻を両脇に引っ張った





「おらよ」







佐原の唾液がバイブをヌルリを膣の中に入り込んだ







「んー!!んー!!」





暴れるように腰を振りみだす美雪に佐原は苛立った






「この糞ババぁが・・」






乱暴にバイブをピストンさせた








「ズボッ!ズボッ!ズボッ!」








「んぐぅ・・んぐぅ・・」









「ビーッ」








佐原はバイブと尻を固定した









そして、バイブを足でグイグイと奥まで押し込んだ










「んんっ!」








「お前の育て方が悪いから、あんな娘に育つんだよ!母親のお前が体で謝辞しろ!」







そう言い、佐原は美紀同様、美雪のアナルへペニスを押し付け、無理矢理




ねじ込んだ・・・








美雪は、何がんだか分からないまま






膣にはバイブを固定挿入されながら アナルにペニスを挿入された





佐原はアナル挿入しながら言った






「今、お前の娘に騙された男達が、同じように、美紀に体で払ってもらってたよ・・ハッハッハ」






「んぐぅー!!(美紀)」






佐原は、美雪に覆いかぶさり、激しくアナルを責めた・・・





顔を押さえつけ、耳の穴にベロベロと舌を入れた・・・







「あぁ・・・ババァは、つまんねーな、汚いし、古いし、気持ち悪い」






そう言いながらも、直腸へ大量の精子を放出した






「ドクン・・ドクン・・ビクビク・・」






「あがぁ・・あがぁ・・」





ペニスを抜くと、美雪は肛門をひく付かせていた




テープにより固定されたバイブは、音を出し動いていた





「ペッ」




「公衆便所親子が」





吐き掛けた唾は、美雪の顔へとかけられた





美雪は震えたままうずくまっていた







「お前の体じゃ何の足しにもならないな・・・娘にもう一度行って来るか・・・」





「うぐぐー!うぐぐー!」








家の中に向おうとしている佐原の足が止まった・・・





くるりと周り、再び美雪の元へ





「娘を助けたいのか?」





一心不乱に頭を上下する美雪





佐原は美雪の腹をもう一度蹴り、服を無理やり脱がせ全裸にした






「あめーよ・・ばばぁ・・」





佐原は玄関のドアを開けた・・・








美雪は指先を使い、何とか口に貼り付けられたガムテープを剥ぎ取り




パンティを吐き出した




「美紀を助けなきゃ・・」





固定されたバイブを抜き取った





「ズボォ」




「くぅぅ・・」






全裸のまま、玄関へ向った










室内・・。





美雪を放置してから既に 10分が経とうとしていた





佐原は、未だ、横たわる美紀の頭を蹴った





「起きろ、便所」




「うっ・・うーん・・」





「美雪がお前を連れて行っていい言うから、連れて行ってやるよ・・」





「ニヤリ」





「いやぁぁ・・」





『車の準備をしてくる、その間に準備をしておけ』





美紀は、ガタガタ震えるだけで声が出せなかった





『逃げても、必ず見付ける・・俺には美雪が付いてるからな・・』





『恨むなら・・母親を恨むんだな・・』









佐原は部屋から出て行った





























































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2010/05/02
02:10:39



暗闇の中、電気のスイッチを探す、美紀・・・




「あった」




押そうとした瞬間、身の毛が凍るような声が聞こえた・・




「約束を破ったな・・・」




スイッチへ伸ばした手は驚きと恐怖のあまり戻してしまった




「ひぃぃ」





佐原は美紀の両腕を抑え後ろ手にさせた





「ビーッ」




ガムテープを伸ばし手首を、グルグル巻きにした




美紀は、あの時の恐怖が甦ってきた




「何故、この男はうちにいるの?」




それと同時に




「また大勢の男達に体をめちゃくちゃにされる・・・」




佐原は美紀の髪を掴み、トイレのドアへぶつけた




「ガン!ガン!ガン!」




『お前・・約束を破るなと言ったよな?』




「ガン!」




美紀は、「あの男達から聞いたんだ・・」そう思った




佐原はポケットから、美紀の母親のパンティを出し、美紀の見せた





『これは誰のパンティだ?』




美紀は、ガタガタ震えるだけで答えなかった




『口が聞けないのか?公衆便所?』




クロッチを美紀に広げて見せた




顔を背ける美紀・・





『お前の母親のだよ』




美紀の顔にゴシゴシと擦り付けた




「いやぁぁ・・」




「ゴシ ゴシ ゴシ・・」




『口を開けろ・・』




「ングゥー」




美紀は口を固く閉ざし首を横に振りみだした




『面倒な便所だな』




佐原は、美紀の腹にパンチを喰らわした




「ドスゥ」




「うぐぐっ」




前かがみになる美紀の髪を掴み、無理矢理口の中に




母親のパンティの突っ込んだ




『どうだ?ママの味は?ハッハッハ!』




「ビーッ」




口と後頭部をガムテープで巻き付けた





床に転がるようになる、美紀を見降ろすように見る、佐原・・




美紀の目は暗闇に少し慣れてきた




「一体、この人は誰なんだろう・・」




佐原の顔を見上げようとした瞬間、腹部を思いっきり蹴られた





「ドスゥ」



『んんっ!』




「ジャー・・・ジョロジョロ・・」




『お前・・小便漏らしやがったな・・』




『この野郎・・・』




美紀の意識はどんどん遠のいて行った





「気絶しやがった・・クソ女」




佐原は美紀をかつぎ、2階の部屋へと行った





「フン、綺麗にしてるじゃねーか、ブスの癖に」




美紀の服を鼻歌を歌いながら、室内にあったハサミで切り始めた






「フフフ~ン♪」





「ジャキ・・ジャキ・・」




美紀は両手を縛られたままパンティ一枚にされた





『おい、おい』




佐原は美紀の頭を蹴った





美紀は無反応だった




「仕方ないな・・」




佐原は美紀をうつ伏せの体制に寝かせ、膝を曲げさせた




「この小便パンツも切るか」





「ジョキジョキ・・」




下半身が露わになった





「カチャ カチャ」




佐原はズボンを脱ぎ、下半身を露わにした




「さてと・・」




唾液をタップリ、ペニスに付けた




気絶してる美紀の肛門に無理矢理ねじ込んだ




体に力が入っていないせいか、思ったより入り込みが早かった





「起きてもらおうか・・」





髪をガンガン引っ張りながらピストンを始めた




あまりの衝撃に、美紀はたちまち意識を取り戻した





「頭が、お尻の穴が・・・痛い・・」




そう思っても体の自由は無く、されるがままだった




「あの時と同じだ・・・」




「玩具のように扱われ、自分の意思などそこには存在しない」




「屈辱と反比例ながらも、感じてくる体・・」




「生きてる事に苦痛を感じる」




「男は、私のお尻の穴に挿入し激しく腰を振っている・・」




「髪が何本も抜けている・・」




「あぁ・・ハサミで髪を切り始めた・・」




美紀は抵抗する事も無く 、ただ早くこの時が過ぎれば良い・・




そう願った・・




無抵抗な私に対し、苛立ちを見せ 



その後は顔におしっこを掛けられ、股間を何度も蹴られた




「私には、どうする事も出来ない・・」




「この人が気が済むまで何も出来ない・・」




「私・・どうなるの・・」





数十分の乱暴、レイプが繰り返した男がタバコを吸い始めた




「マルボロメンソール・・」




「紗江も同じタバコだったな・・」




そんなどうでも良い事が頭を過ぎった








『次は・・葛巻だ・・』








「葛巻・・なんで、葛巻君が・・」




『うぐぅぅ・・』




タバコの火を乳首に押しつけられた




「アギャー!!」




『お前が生きている限り・・誰かに事を言う度に、今日以上の地獄を見せる・・覚えておけ・・』




美紀は力なくうなづいている様子だった




『分かったのか?糞女?』




『うぐ』




『いいか、お前の行動、言動は全て分かるようになっている・・』



『・・・』



『無駄な事をするな』




男は、私の手に巻かれたガムテープを外した




もう体が動かない・・




『そうだ、お前に良い事を教えてやる』




聞く耳など持ちたくなかった・・




『お前の事を監視して、教えてくれているのは・・・』




信じられない言葉が耳を突き刺した




心臓が突き刺されるような




目玉が飛び出るような




言葉だった











『平井 美雪・・・お前の母さんなんだよ・・・ハッハッハッ!!』

























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