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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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09:26:08


地下の扉が開かれた・・・




「カツカツカツ・・」




二人の足音が地下室に響いた




京介は足を止めた・・




ジャニスは牢獄のナンバーを見た




「傀儡 NO、005  亜衣」







ジッと中を見る京介・・・







「カツカツカツ・・・」










その後、NO004~002の牢獄には見向きもせずに「結衣」の牢獄へと向かった







『少々お待ち下さい・・』







ジャニスは薬剤室から薬を持ってきた







京介は牢獄の前で「結衣」を見つめていた







『お待たせいたしました』







「ガチャガチャ・・ガコン・・・ギギギ・・・」





NO、001「結衣」の牢獄へ入った





ジャニスは注射器を出した





注射器の中身は、京介に頼んで持ってきて貰った薬が入っていた





結衣の腕を取り注射針を刺した










「プスッ・・・スーッ・・」








針が刺さっても結衣は無反応だった・・・





徐々に白い肌が赤くなり始めてきているようだった・・










『では、最終段階に入ります・・・』













ヘッドギアを被せた










PCの画面を眺めキーボードを叩くジャニス




モニターには数字とアルファベットの羅列が並んでいた




時折、心電図を眺めては、手を止めるジャニス・・




その間、京介は結衣の傍にいて、目を瞑り、結衣の手を握っていた







「・・・いつもそんな風にするのだろうか・・・」










「結衣にはこの方法が良いと考えているのだろうか・・・」









ふと、ジャニスはそう思った






「カチャカチャ・・」




「カチ・・・」






PCを離れ結衣のヘッドギアを外すジャニス・・







『終わりました・・あとは目覚めだけです』






『そうか・・・ジャニス・・結衣の鎖や拘束具を外してくれ』






『それは少し危険だと思いますが・・』







『大丈夫や・・ワシに任せておけ・・お前にしか出来ない事があるように・・ワシにしか出来ん事もある・・・』







『分かりました・・』







ジャニスは強制的な解放に結衣の精神は不安定であろう・・そう思っていた・・







ジャニスは結衣を繋いでいる拘束具や鎖を外した








「チャラララ・・ガシャ・・ガシャ・・」







『コード(呪文)は例のものです』








『そうか・・』







京介は結衣の耳元へ近づき言った・・・








『結衣・・待たせたな・・・』







「結衣」の瞼が痙攣した・・







「・・覚醒を唱える前に反応が・・?」








『目を覚ませ・・・結衣・・覚醒・・』








「カッ!」







結衣はいきなり目を大きく見開いた






結衣は口をパクパクさせた








「危険だな・・」








次の瞬間、結衣は起き上がり京介を見つめていた







『結衣・・』







結衣は両手で頭を押さえ絶叫した・・








「あぁぁぁぁー!」







その声は地下室に響き渡った







『結衣・・』







京介は結衣の手に触れた







「フゥー・・・フゥー・・」







怒りの形相になっていた










「やはりサタンが出て来たか・・・」









京介の手を両手でつかみ爪が食い込むように力いっぱい握りしめる結衣・・








『結衣・・逢いたかったよ・・』







『あぁぁ・・・うぅぅ・・・』







ジャニスの予定ではここで「我、最強なり」が唱えられる予定だったが、一向に京介は唱える様子が無かった







力いっぱい爪を食い込ませる手に手を添えた








『結衣・・俺だ・・京介だ・・』








結衣の手の力が途端に緩んだ・・




そして次の瞬間・・・




結衣の形相が変わった





『きょ・・京介さん・・迎えに来てくれたの・・逢いたかった・・』







自力で本体の意思を引き出させた







『こんな所に閉じ込めて悪かったな・・』






京介は結衣に写真を見せた






『あぁ・・京介さん・・京介さん・・結衣と京介さん・・』





『俺にはお前が必要だ・・・力になって欲しい』





『はい・・』





結衣は京介に必要とされている・・・



そう感じた









自分の爪が食い込んで血が出ている京介の手に気が付いた





『あぁ・・ごめんなさい・・』





『大丈夫だよ・・結衣・・』





『ごめんなさい・・ごめんなさい・・』






『いいよ・・結衣・・』






結衣は自分の胸に京介の手を当てて包み込んでいた






結衣はベットから降りた・・






『ジャニス・・結衣を連れて部屋に行く、服を着させた後、VIPに行く・・』






『分かりました』






ジャニスは牢獄を先に出た






結衣は京介の手を放す事無く傷つけた手の事ばかりを気にしているようだった







二人も牢獄を出た







「ギギギ・・・ガシャン・・」







二人を地下の出入り口まで先導するとジャニスは言った







『後ほどデータを取りたいのですが』






『是非頼む・・ニヤリ』






『しかし・・自己解放をするとは思いませんでした・・』







『結衣は特別だからな・・他の傀儡ではこうはいかんやろ・・』






『分かりました』






京介と結衣は階段を登っていった








「結衣は特別・・・絶対的な存在が一番強く根付いているのだろうか・・」









その後、ジャニスは結衣の継続的に投与する薬の調合をしVIPへと向かった


















































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