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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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11:42:06

結衣は目を見開いた・・・




「・・・」




『001・・』




『違う・・私は結衣・・』





言葉を失っていたはずの結衣が言葉を発した






「ニヤリ・・」





ジャニスの思惑通りに結衣は反応した・・・




結衣はこの地下牢獄に閉じ込める前までは京介の傀儡として扱われていた・・・



傀儡の中でも優秀な逸材であった



当時、何もかもが初めての試み、結衣は「傀儡」第一号として造られたものであった



大量の薬の投与とコントロール、本体と呼ばれる本人の意識が完全に消せるようになった最初の傀儡



そして、禁断の領域「サタン」を習得した傀儡でもあった





『結衣・・俺が分かるか』




『・・・糞・・ジャニス・・・』





下を俯きながら愚弄してきた




『どうだ・・・暫くぶりの人間としての会話は』









『殺してやる!殺してやる!』





「ジャララ・・」





結衣は繋がれた鎖がピーンと張るくらい力を込めていた





『その意識までよくぞ取り戻した・・』





ジャニスは見下げるように結衣を見た





『お前さえ・・お前さえ居なければ・・京介さんは私を見捨てなかった・・』




『それは違う・・結衣、お前はもうお役御免となったからここに漏洩したのだ』




『嘘だ!嘘だ!』




『本当だ・・そして、それが京介さんの指示で行われたんだ』







『嘘を付くな!ジャニス!』







地下通路に猛獣の怒りにも似た声が響き渡った





『それが本当でも嘘でもお前には知る権利もなければ、どうにか出来る事でもない・・』






『ジャニス・・ジャニス・・ジャニース!』





『お前は今後の傀儡ドラックのテストの為に生き続けるだけだ・・・一生外に出る事無く、ここで終わるんだ・・』





『嘘だ!嘘だ!京介さんが助けに来てくれる!』





見事な洗脳ぶりだ・・傀儡の心に入りこみ依存させるこの技術は他の物では成しえなかった・・



京介の傀儡師としての素質を改めて目の当たりにした・・




『そうか・・結衣・・分かった、そのお前の意思は京介さんにお伝えしよう・・・』




『・・・!!本当か!ジャニス!』




『あぁ、本当さ・・・ニヤリ・・』









また面白い事になりそうだ・・・




京介は現在、傀儡「NO、006」に取りかかっている・・




「001」の覚醒が始まっと言えば、必ず乗ってくる・・・




京介にはもっと多くの傀儡を作りだして欲しい・・・




そして、俺達の求める世界を造る・・いや、彼に造らせるんだ・・・







『結衣、お前が言葉を取り戻したのは、薬のお蔭だ・・連続的な投与をしない限りお前は再び、ただのモルモットに戻る・・・』






『いやぁぁー・・そんなのいやぁー・・・京介さんに京介さんに早く早く会わせて・・早く会わせろ!!』





『結衣、京介さんは今のお前の姿を見たらどう思うかな』




『今の姿・・』




『怒り満ちているその形相は「サタン」そのもの・・京介さんを殺しかねない』





『そんな事は無い!』





「ジャラジャラ・・」






頭に手を当て左右に首を振った








『結衣・・京介さんに会いたいか?』






『会いたい・・京介さんに・・』






『では・・これから毎日、薬を投与する・・いいな?』




『言う通りにすれば京介さんに会えるの・・』




『あぁ・・会えるとも・・』




『分かった・・』





『言葉づかい・・気をつけろよ・・・今後反抗的な態度を一度でもしたら殺すからな・・』






冷酷な眼差しに結衣は凍りそうになった




『あぅ・・は・・はぃ・・』




『お前のプログラム名を教えておこう・・』




『プログラム名・・?』




『そうだ・・お前がこれから全てを取り戻し、京介さんの元に帰れる為のな・・』




『帰れる・・京介さんのもとに・・』




『そうだ・・・ニヤリ』




『なんて・・言うプログラム・・です・・か・・』











『覚醒』




















『覚・・醒・・』










「バタン」





結衣はその言葉を聞くと白目を向き背後に倒れ込んだ・・・






「良し・・薬の配合、プログラムは大丈夫だな・・」






連続的な投与を施したのでは実際は体だけ無く精神も持たないであろう・・




ジャニスは結衣の存在意識の復帰の確認をしたかっただけであった





一度牢獄から出た




「ガシャン」




「カツカツカツ・・・」





薬剤室の隣の部屋へ入った




「ガラガラガラ・・」




簡易のベットを運び出した




「カチ・・ガシャ」




結衣の牢獄にベットを入れた




「カシャン、カシャン」




腕に固定した鎖を外し足首へベットに固定した




「ガジャン」




ベットを運ぶ際に一緒に持ってきた点滴を結衣の腕に刺した




「プス・・」




結衣の耳元で言った・・





「ガラスの破片・・」





『あうっ!』







『あぁぁ・・・あぁぁ・・・』




結衣は再び言葉を失った姿に戻った




「完璧だな・・・」




携帯が鳴った

「時をかける少女~♪(ジャニス着信音)」




『どうした』




『京介さんがお見えになりました』




『こちらも調度片付いたとこだ、すぐ行く・・』




『分かりました』





「カツカツカツ・・」





「ガシャン・・」










「傀儡NO、001 結衣」









ジャニスはナンバーを一度眺めVIPへと向かった
















































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