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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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11:13:43

佐原は電話を切った

紗江が起きてくるのは予想外だった・・・

急いでリビングへ行った


『ごめんね、まだ仕事が少し残ってたから』


『ううん・・いいの・・今日・・無理させちゃったから・・紗江こそごめんなさい・・』


『そんなのは気にしなくていいよ』


『本当に佐原さんは優しいんだね・・紗江・・どんどん甘えん坊になっちゃうよ・・(笑)』


『どんどん甘えていいんだよ、紗江』


『ありがとう(*´∀`*)』


『佐原さん、まだお仕事があるの?』


『少しね』


『じゃぁ・・先に寝るね・・』


『なるべく早めに行くから』


『うん(*´∀`*)』



その後、紗江はベットに行った


佐原は部屋に戻り、今回の紗江の行動の続きを入力し始めた

先程のジャニスとの会話も事細かに詳細を残した


呪文の効力には意味があり

それぞれの効果がる

傀儡と呼ばれる種類によって、必要な呪文が幾つかあるようだ

紗江の場合には「ガラスの破片」という、全記憶抹消プログラムが組み込まれていると聞いている

京介の言う「我、最強なり」とやらは何の効果もなかった

紗江は傀儡化はしていない

京介は紗江に目を付けているのではないか?

以前、失った傀儡が居ると聞いている

必ずしも奴は成功例ばかりではない

失敗例があるからこそ、奴の精度は信憑性に欠ける

つまり、傀儡とやらも完全ではなく、また京介自体も扱いきれていないと結果に結び付く

紗江の眼を見ろと言うのは「フェイク」に違いない

紗江が傀儡化したと言い、自分のものにしようとしているのかもしれない

てんてんの様なエロスだけの女に飽きたのだろう・・

今後、奴には近づかないようにしなくてはならない

奴は人間を踏み台にする男だ

まるで蟻でも踏み潰すかのように







「カチ」



PCの電源を落とした







翌日、紗江と佐原は一緒に部屋を出た


『紗江、車、使いな』


『うん(*´∀`*)』


紗江は当たり前のようにアルファロメオに乗った


「昨日・・ここでも佐原さんに抱かれたんだ・・・中に沢山出してもらった・・佐原さんの子供が早く欲しい・・そうすればずっと一緒にいれる・・・」


紗江は大学へと向かった



大学では暫く休んだ紗江を心配する友人たちが居た


『紗江、心配したんだよ』


『・・・あぁ・・・ごめん・・』


『何かあったの?』


『ただ・・彼と居たかったの・・・』

『なーにぃ・・おのろけ?(笑)』

『違うよ・・・本当に一分一秒も無駄にしたくないって思ったの・・』


紗江は相手の顔を見ることも無く淡々と語った


『そんなに好きなの?』


『うん・・毎日・・抱かれてないと不安になるし・・沢山沢山・・中に出してもらってないとなんか・・不安になるの・・』


『えっ?ちょっと・・紗江・・何言っているの?』


紗江は友人を見た


『本当の愛を知ったの・・・』


とても静かな口調だった


『そ・・そっか・・・羨ましい・・・』


紗江は満面の笑みを見せた




「紗江・・変わったね・・」


紗江の所から離れた友人達が話していた


「美紀や葛巻君の事が原因なのかもね・・」

「うん・・・」


紗江は授業中も携帯の待ち受け(佐原)を何度も何度も眺めていた


「早く逢いたい・・」


昼までの授業が終わると直ぐに紗江は車に乗った


「キュルルル・・・ブウン」


『あれ?紗江の車?』


友人が話しかけてきた


『彼の(*´∀`*)』

『凄い車だね』

『じゃね』

『えっ、帰るの?』


『うん、彼の部屋に居たいの』


『はいはい(笑)』


「ブロロロー」



紗江は走り去った



『あれじゃ、まりでストーカーだよね(苦笑)』

『彼氏も気の毒だね(笑)』



友人たちは紗江の外見だけを見てそう感じた


「佐原さん、佐原さん・・」


急いで部屋に入った

何故か佐原が部屋に居ると思い込んでいた



「佐原さーん!佐原さーん!」


色々な部屋を開けて歩いた


「居ないか・・あっ・・あの部屋かも・・」


「スタスタスタ・・・」


扉の前に立った・・・









































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10:27:13

紗江は佐原が自分を迎えにきた事で確固たる自信の様なものが湧きあがっていた

自分は本当に愛されている・・・

佐原さんには自分の全てをさらけ出せる

こんな恋愛をした事はない

人を愛するってこういうことなんだ・・・

愛されるってこういう事なんだ・・・




佐原は紗江の心理的変化には気づいてはいた


「紗江完全補完化計画」のプランの進行通りだと認識していた







『紗江・・どんどん溢れ出てくるよ・・・』


「ズチュルルル・・ズズズ・・」


股ぐらで肉ビラの音をたたせながら吸いこんだ・・


「ジュビビビ・・」


『きゃん』


紗江は脚を「くの字」に曲げながら佐原の頭をは挟み込み体をびくつかせた


「ビクン・・・プルプルプル・・・」


『佐原さん・・駄目だよ・・おかしくなっちゃう・・』


佐原は紗江を抱きかかえ挿入しながら風呂場に入った


『あぁぁ・・抱っこされながら・・入れられている・・あぁぁ・・・もう・・だめぇ・・』


佐原の肉棒は紗江の中で物凄く硬くなっていた


『凄い・・凄い・・壊れちゃう・・』


紗江はバスルームの中で何度も犯されるように激しく求められた・・・








風呂を上がると紗江はベットに寝かされた


『紗江、紗江?』


『うーん・・・』


目を開けようにも開かない・・・


脳が締め付けられるような感覚とぼんやりと何かに包まれた感覚があった



『少しのぼせたかな・・』


『大丈・・夫・・』


そう言い紗江は佐原の首に手を掛け濃厚なキスをしてきた


鼻息を荒くし、自ら股を開き佐原に絡みついた



「何やってるの・・私・・そんな淫らな事したい訳じゃないのに・・えっ・・えっ・・どうなってるの・・」



『紗江・・』




佐原は再び挿入してきた



子宮の奥を激しく突き、佐原にいつもと違う荒々しさと恐さを感じた




「少し・・恐いよ・・佐原さん・・・」



そう言ったつもりが



『もっと・・もっと奥に奥に突き刺して・・』



「えっ?こんなの紗江じゃない!」




淫らな顔と言動・・



絡みつき佐原の腰を固定する自分の脚・・



思い通りにならない自分にどうしていいか分からず・・・



快楽にどんどん翻弄されていく自分に涙を浮かべた




『もっと・・紗江をめちゃくちゃにしてーーーー!』



佐原は紗江の顔を見た・・



涙を流しながら必死に訴えるような眼差しのように見えた



「どうしたんだ・・・」



佐原は動きを止めた・・



『紗江・・もしかしたら・・嫌なのかい?』



急に体の自由が戻った



下唇を噛みながらコクンと頷いた・・



「ぬちゅ・・」




『どうしたんだい?てっきりもっと求めているのかと思ったよ』



『分からないの・・・自分が自分じゃないような感じだったの・・』



『・・・きっと疲れているんだよ・・』



『そう・・かな・・・』



『きっとそうだよ』



『朝もそうだったんだよね・・キッチンで・・』



『あの事はもういいよ、今日はもうお休み』



『うん・・今日は本当にごめんなさい』



『寝るまで傍にいるよ』



『う・・ん・・』






紗江は直ぐに堕ちるように眠りに付いた



その後佐原はベットを抜け禁断の部屋へと行った




「紗江は京介の言うように傀儡化しているのだろうか・・・」




「カチャカチャ・・」




「紗江補完化計画」



紗江の失踪は予想外ではあったが結果二人の絆は確固たるものとなった


性的な羞恥は絶大なる効果を発揮する


紗江にとっては突然変異的な感覚にも似たところがあったのかもしれないが、あれは用意された事


別に不事前ではない事だ


佐原は分析結果を淡々と入力し始めた・・


「用意された事・・・」


自分で書いた言葉に違和感を感じた・・


「今回の紗江の行動も用意されたものではないだろうな・・・あまりにも手際の良かったな・・・」


京介が「ヤミーズ」へ居た事やてんてんが紗江の居場所を教えてきた事が気になった


「傀儡・・・」


佐原は暫くの間、黙りこんで考えた・・


「カチャカチャ・・」


くぐつ 1 0 【〈傀儡〉】
(1)歌などに合わせて 舞わす操り人形 。でく。かいらい 。

(2)平安時代 以降 、(1)を操ったり、今様 をうたったりして各地 を漂泊 した芸人 。くぐつまわし 。くぐつし。かいらいし 。
(3)〔くぐつの女たち が歌舞 を演じ、売春 をもしたところから〕芸妓 ・遊女 の称。あそびめ 。くぐつめ 。
「諸の遊女 、―等の歌女 を招き て/今昔 13」


PCで詳しく検索するとこのような意味が表示された・・・



「京介の行っている傀儡とは・・・これに当てはまるものなのか・・・奴の事だ・・ただの操り人形の事ではないだろう・・」



用意された事だとしたら・・・遠隔操作で紗江をコントロールしてたとでもいうのか・・・


では、あの呪文は一体何だ?


一緒に居たてんてんはどうも傀儡と呼ばれる感じではなく、TVで見ているものと何ら変わりはなかった・・


ただの思いこみではないのか・・・


急に京介の行っている傀儡に付いて興味がわいた・・・


「眼がキーワードなのか・・・どうなんだ・・・」


佐原は携帯を取り出した


「プップップ・・・」


「プルルル・・・」


『はい』


『ジャニス、俺だ』


『どうされました佐原さん』


『京介には黙っててほしいんだが・・』


『はい・・・ニヤリ・・』


『今日、京介と偶然・・会ったんだ・・いや・・俺から見ると待っていたようにも感じる』


『どちらでですか?』


『いつも行く居酒屋だ』


『珍しいですね・・彼は居酒屋に行くなんて所は見たことも聞いたこともありませんね』


『やはりな・・・』


『そこで何かあったのですか?』


『てんてんも一緒だったんだ』


『そうですか、最近はいつも一緒ですね、先日もうちに来てましたよ』


『そのてんてんなんだが聞きたい事がある』


『分かる範囲内でお答えしますが・・・』


『あぁ、それでいい、お前にも京介は上客だろうからな・・』


『ありがとうございます』


『てんてんは傀儡なのか?』


『唐突ですね・・何故ですか?』


『京介が言っていたんだ、紗江は傀儡化し始めていると』


『何を根拠にですか?』


『眼を見れば分かると言っていた』


『傀儡に何か共通点が必ずあるはずだ、となれば、あのてんてんも何かしらの変化があると思ってな・・』


『てんてんさんは京介さんの傀儡です』


ジャニスは断言的に言った


「ジャニスが俺に嘘をつく筈がない・・」


『そうか・・彼女の眼はおかしな時はあるか?』


『私には特に何も変化は感じませんが・・恐らく・・彼にしか分からない事があるのだと思います・・』


『そうなのか・・』


『今までも数体の傀儡を作り上げている方ですので、何かしら感覚的なもので分かるのではないでしょうか・・』


『と言うことは・・紗江は要注意と言う事だな・・』


『何か異変でも?』


『あぁ・・ちょっとな・・』


『そうですか・・薬の投与は?』


『今はしてない』


『ガラスの破片の呪文は?』


『使ってない、万が一、紗江が傀儡化してしまった時に使おうと思っている』


『記憶の抹消としてですか?』


『そうだ、そして一からやり直し俺好みの女に仕上げるんだ・・・』


『なるべくならば、そこは避けたいですね・・』


『そうだな・・それと・・ひとつ気になる事がある』


『何でしょう?』


『我、最強なりとはなんだ?』


『それは・・』



「コンコン・・」


佐原の部屋のドアをノックする音だった



『ちょっと待ってくれ』


『佐原さん、まだお仕事?』


『もうすぐ終わるよ、リビングで待ってて』


『うん・・・』



『悪い、ジャニス続きはまた今度だ』


『分かりました・・・』


「ピッ」


佐原は電話を切った












電話の切れるのを確認しジャニスはニヤリと笑い横を見た





ジャニスの視線の先にはVIPでニヤニヤして座っている京介が居た・・・




















































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12:24:09
紗江は佐原の気持ちを確かめるかのように佐原を求めた・・・


「このまま妊娠してもいい・・・佐原さんと一生居れるのなら・・・」



頭にそう浮かんだ・・・



佐原は紗江の期待に応えるように紗江の体内にたっぷりと放出した・・・



『佐原さん・・紗江は幸せだよぉ・・・』



泣きながら何度も言う紗江を佐原は抱きしめた






事が終えると二人は衣類が乱れたままシートに座り会話をした・・



『なんか・・今考えると不思議だけど佐原さんとこうなるのが運命だったのかなぁーって思う(笑)紗江を見つけてくれてありがとう(*´∀`*)佐原さん』


『何言ってるんだよ(笑)こちらこそ出会えた事に感謝しているよ』




『本当?』



『あぁ、本当さ・・』



『ありがとう・・佐原さん』



『さぁ、そろそろ帰ろうか・・俺達の家に』



『うん(*´∀`*)』



二人は服を着たあと、都内へと向かった



「ブロロロ・・・」



『紗江、疲れたろう寝ててもいいよ』



『うん・・』




高速道路の一定の速度が心地よくいつの間にか紗江は寝てしまった・・




「~♪」




佐原の携帯が鳴った




着信音で紗江が目覚めるのではないかと思い佐原は急いで電話に出た




『佐原・・ワシや・・見つかったか?』




『・・あぁ・・どうも納得はいかないが・・今回は礼を言っておく』




『そうか・・何にせよ見つかったなら良かったわ・・』




『用件はそれだけか?』




『あぁ、それだけだが』




『今回の件は確かに感謝はしてるが・・どうもお前が俺の為に動くとは考えずらい』



『お前の為?おいおい勘違いするな・・俺は彼女の為にお前に情報を提供したまでだ』



『紗江の為に?・・・何故お前がそんな事をするんだ』



『言っただろう・・・彼女の眼だよ・・・』




『眼・・何も変わりはないぞ』



『そうか・・・ではワシの勘違いなのかもな・・・クックック・・』



『チッ・・・やはり・・お前は感のむしに触る奴だな・・・』



『好きなように思え・・いいか佐原・・彼女が・・お前を想えば想う程、傀儡化は進行する・・覚えておけ』



『紗江は傀儡なんかじゃない!ふざけるな!』





「ピッ・・」




「糞・・あの野郎・・いい気になりやがって・・・」




『んんっ・・』



『どうしたの・・佐原さん大きな声が聞こえた気がしたけど・・』



紗江が目を覚ました



『ごめん・・起しちゃったか・・社員から電話が来てね、少し注意をしてたんだよ・・』



『社長さんは大変ね』



『まぁね(笑)』






「キキッ・・」



『着いたよ』



『うん』



二人は部屋へと向かった




『ただいま~(*´∀`*)』




『お帰り(笑)』



『ねぇ佐原さん一緒にお風呂入りたい!』



『あぁ、いいよ その前に眼を見せてくれるかい?』



『いいけど・・どうして?』


『沢山泣いただろう・・眼が少し腫れてるから心配だからさ』



『うん』



紗江は佐原の目の前に立った



佐原は心配をしてるフリをしながら紗江の眼の奥に潜むと思われる「傀儡」を覗きこんだ



佐原の顔が近づいてくると紗江はとてもドキドキした・・



「どうしていつもこんなに新鮮なんだろう・・少しでも嫌われたくない・・って思っちゃう・・」



「京介の言う傀儡の眼と言うのは何を指しているのだろう・・・」



『ちょっと・・佐原さん・・恥ずかしいよ・・』



『あぁ・・ごめん・・吸いこまれそうな瞳につい見とれてしまったよ』



『ぷっ・・もぉー!佐原さんったら(笑)』



『さぁ、風呂に入ろうか』



『うん!着替え持ってくる』



紗江は自分の部屋に小走りで行った



「想えば想う程か・・確かに・・以前の性格に比べると行動的ではある・・だが・・それは好きという感情故、変化したのではないか・・・」



「ガチャ」



バスルーム入ると紗江が着替えを持って入ってきた



佐原は直ぐに服を脱ぎ全裸になった



紗江は恥ずかしそうにしながら服を脱ぎ始めた



『紗江・・クロッチ見せてごらん』



『えー!無理だから!!』



真っ赤な顔をしてパンティを押さえた



『見せて・・紗江』



『・・佐原さんのが中から出てきてるから濡れてるよ・・』



『それも見たいんだ・・』



佐原はしゃがみ紗江のパンティをゆっくり下げた



「ズリリリ・・・」




『だめぇ・・やっぱり恥ずかしいよ・・』




『いいから・・紗江・・動かないで・・』




『はぃ・・』





「ヌチャ・・」





股間とクロッチの間は糸を引いた・・




『クロッチがヌルヌルしてるね・・』




『あぁん・・』




パンティを足首まで下げると佐原は紗江の股間に顔を埋めた




『いやぁ・・いやぁ・・汚れてるから・・』




バスルームの鏡台の上に乗せられて紗江は大股を開かされた




「ズチュルル・・・ぴちゃ・・ぬちゃ・・・」





『明るい所で見る 紗江の大事なところも可愛いよ・・・』



『あぁぁ・・・また入れたくなっちゃう・・』




佐原は舌を穴の中に入れ込みグリグリとかき乱した




『あぅっ!あぁぁん・・だめぇ・・い・・いっちゃう・・』



佐原は紗江の言葉を無視して更に激しく股間を舐めまわした




『あっ!あっ!だっ・・だめぇ・・い・・いくぅ・・』





「ズチュルルル・・」





『このまま・・い・・いっても・・いい・・?』




『いいよ・・』




『あぐっ!』





紗江が無意識に佐原の頭を自分の股間に押しつけ絶頂に達した・・





























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11:45:32
佐原は急いで車に乗り込みメモに書かれた海へと向かった


「ここからじゃ一時間以上かかるな・・・チッ・・」


アクセルを踏み込み高速に乗った



「ピッピッピ・・・」



紗江の携帯に電話をかけた・・




「お客様のおかけになった電話は現在電源が切れているか・・」



「チッ・・電源を切っているのか・・」



とにかく、このメモに書かれている海を目指すしかない・・・


佐原のアルファロメオのメーターは160キロ指していた




運転する最中、疑問が浮かんだ・・




何故・・京介はヤミーズにいたのだ・・・


そして、てんてんがわざわざ紗江の居所を・・・


しかも、そのままにしてくるではなく、連れて帰ってくれば良かったじゃないか・・・


だが、その反面、京介の知る、佐原の人物像を紗江に吹き込まれるのも困る・・


好を走したのかどうかは分からんが、これが必然なのかもしれない・・


今回の波を超えれば二人の間柄はより強固なものとなるのは間違いない・・


紗江の気持ちを考えるものではなく自分主体で良いように解釈をした



「何にせよ・・俺達は特別だ・・紗江が俺の前から居なくなったのも俺に追いかけてきてほしいからに違いない・・想いを試し体感したいのだろう・・実に簡単だ・・・」







紗江は海を眺めていた・・・



誰もいない暗くなった海・・・


少し恐い気もしたが、きっと佐原が迎えに来てくれるはず・・


そう思っていた・・



「ザザー・・・ザザー・・」




足元に波で浜辺に送られてきた水がかかった・・




「美紀・・昔、よくここに来たね・・」




「私ね、今、佐原さんって言う人と付き合っている・・・でも・・失望させちゃったかもしれないんだ・・」




「なんか・・合わせる顔がないって言うか・・どう接していいか分からなくなっちゃって・・」




「誰よりも誰よりも・・大好きで愛しているのに・・人を好きになるって本当に苦しい事だね・・」




不運な事件で死んでしまった、親友「平井 美紀」に語りかけていた・・




紗江はしゃがんだ・・




水辺に手を入れた





「冷たぃ・・」




砂浜に置いてある鞄の中から携帯を出した





「パカ・・」




携帯を開いた





電源をいれた





メールマークを押し メールの宛名を入れた




「佐原さん」


「本文」


「佐原さん心配かけてごめんなさい、紗江は佐原さんに取ってふさわしい女性じゃないかもしれないけど・・でも、誰よりも誰よりも佐原さんの事が大好きで愛しています。


こんな事言う権利はないかもしれないけど・・紗江の事が少しでも好きなら探してください・・


紗江は昔、友達とよく行っていた海に居ます・・・場所は~(略)


面倒くさい女って思うのなら探さなくてもいいです・・



本当にごめんなさい・・・    紗江   」





紗江は佐原にメールを送信後、再び電源を切った・・




「はぁ・・結局・・こうして自分からメールしちゃうんだな・・・」




「佐原さんお願い・・紗江を探し出して・・・美紀・・あなたの力も貸して・・・」





紗江は空を見上げた・・












「ブロロロー」




佐原は高速を降りメモの海辺向かっていた・・




「~♪」




佐原の携帯が鳴った




紗江からのメールだった




「キキーッ」




車を停めメールを確認した





「やはり・・メモの通りか・・・本当にてんてんはここまで来たということか・・」




直ぐに電話を掛けたが相変わらず圏外のままだった・・





「紗江・・・そんなに悩む事じゃないのに・・・だが・・これは好都合だ・・これも全て必然と言う事になる・・・より深い愛を手に入れる事が出来そうだ・・俺だけを見つめ俺だけの為に生きる女にするんだ・・最高だよ・・紗江・・」




「ブォォォォー」











数十分後、佐原は海にたどり着いた




砂浜から見える一台の車・・



車の色は暗くて分からないけど聞き覚えのある音と紗江は感じた・・・




「えっ・・もしかして・・佐原さん・・」




嬉しい半面・・




とても恐いような気持ちになった・・




怒られるかもしれない・・




「ど・・どうしよう・・」




車のドアが開く音が聞こえた




「ガチャ・・」




こちらに向かってくる人影・・






「もし・・佐原さんじゃなかったらどうしよう・・・襲われるかもしれない・・」





人影が近づくと声が聞こえた・・




『紗江・・紗江?』




「佐原さんだ・・・」




紗江は大粒の涙があふれ出た・・





『佐原さん・・ごめんな・・さい・・紗江・・紗江・・』





『何も言わなくていいよ・・紗江・・』





佐原は紗江を抱きしめた・・



『佐原さん、佐原さん・・ごめんさぃぃー・・』




紗江は子供のように泣きじゃくった・・




『さぁ帰ろう・・二人の家に・・』





『いいの・・紗江・・また部屋・・行っても・・いいの・・』





泣きながらたどたどしく紗江は言った




『当たり前じゃないか・・紗江・・』





『ありがとう・・』





紗江は鞄を持ち佐原の腕にしがみつき車へと向かった・・





「ガチャ・・バタン・・バタン・・」





『佐原さん・・見つけてくれて・・ありがとう・・』





『どこに行こうとも必ず、何度でも探し出すよ・・紗江』





『嬉しい・・』





『でも・・もうこんな事をしちゃいけないよ』




『はぃ・・』





『佐原さん・・少しここで話をしたい・・』





『いいよ』






月明かりに照らされる佐原の顔はとても優しかった・・






『紗江の事・・怒ってない?』




『少し・・怒ってるかな・・』




『えっ・・そうだよね・・ごめんなさい・・』




『でもね、紗江、愛しているからこそだよ、俺が急にいなくなったら紗江は心配しないかい?』




逆の立場で考える・・

そんなことも分からなかった自分が情けなく感じた・・





『うん・・心配する・・でも・・紗江・・自信なくなっちゃって・・それで・・』





『もういいよ(笑)』




『もうしません』




『よし・・良い子だ』



『ここね、友達とよく来た海なんだ・・』




『そうなんだ・・』


『例の事件で亡くなった・・』



『あぁ・・そっか・・彼女は本当に可哀そうな人だったね・・』



『うん・・でも・・ここに佐原さんを導いてくれたのもきっと美紀のお陰だと思うんだ・・』




『どうしてだい?』




『空に向かってお願いしたの・・佐原さんが紗江を見つけるようにって・・』



『そっか・・友達に感謝だね』




『うん・・』




『前に聞いたことがあったね・・思い出の海があるって・・』




『よく覚えてないけど・・そうかも(笑)』




『ここだったんだね』




『うん』




『来れて光栄だよ、今度は二人で来ようね』




『うん(*´∀`*)』




『紗江・・』





佐原は紗江に覆いかぶさった






「ちゅっ・・ちゅっ・・ちゅ・・」





『あぁ・・佐原さん・・今・・思う事言っていい?』




『何だい・・』





『紗江・・我慢できない・・ここで抱いて・・』





『俺もそうしたいよ・・紗江・・』





佐原は紗江の胸元を露わにし胸にむしゃぶりついた・・・




『いつもより・・感じる・・凄く・・凄く・・気持いい・・』









『あぁ・・あぁ・・中に・・中にた沢山出して・・』






紗江は泣きながら佐原の肩にしがみ付いた・・







浜辺の駐車場でアルファロメオはグラグラと揺れていた・・・








































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2010/07/21
10:20:07

佐原は京介の座る席へと行った


『何でお前がここに居るんだ?』


『まぁ座れや』



紗江が居なくなった事にコイツが関係しているのか・・・

佐原は瞬時にそう感じた



『お前だろう・・京介』


『何がや?』




佐原は店長を横目で見た


店長は厨房で品作りに忙しそうであった




『紗江をどこにやった・・』


『あの・・女の子か?』


『何か知っているんだろう・・場合によってはお前でもただでは済まさないぞ・・』


『おいおい・・何を言うてんねん・・なんでワシがお前の女に何かせなあかんねん』


『とぼけるなよ・・』


『おい・・佐原・・お前・・誰に向かって言うてんねん・・』



京介は佐原をじっと見つめた

佐原は一瞬たりとも視線を外すことなく京介を見返した




『まぁいい・・今日ここに来たのはある事を確かめるためや・・・』


『何を確かめようとしてる?』


『存在だ』


『存在?一体誰のだ?』


『決まってるやないか・・お前の彼女のや』


『何故、お前がそんな事をする?』


『フン・・お前がワシの邪魔にならないようにや』


『この野郎・・言わせておけば・・』




佐原は拳を握りしめた



だが・・ここで京介を殴ってしまったら、当然、紗江にも伝わるであろう・・・


また、ヤミーズにも二度と来れなくなる可能性がある・・・




『俺はお前のプランとやらには興味はない、お前もそうだろう?』



『いーや・・ワシは興味がある・・』



『一体・・どこに興味があるんだ?』



『目や・・あの子の目・・・あれは・・完全に傀儡化しとる・・』



『そんな事があるはずがない!』



『そうか・・そうでもなかったで』



『紗江に会ったのか?』



『偶然だけどな・・ニヤリ』



『余計な事を吹き込んでいないだろうな・・』



『そんなことするかいな(笑)・・・何かがあったんじゃないのか?お前ら・・』



『・・・お前に話す義務などない』



『確かにその通りや・・だがな・・佐原・・気ぃつけや・・傀儡は始まったら最後・・まともには終わらん・・』



『だから傀儡じゃないと言っているだろう!』



佐原の声は店内の音楽と客の声にかき消されていた・・・




『・・・彼女・・・電車に乗ってたで・・』



『電車?』



『あぁ・・酷く落ち込んでいてな・・もう合わせる顔がないとな・・』



『紗江・・・』



『フフフ・・』



「ガラ・・」




『いらっしゃいませ・・・あー!!』



店長の声が店内に響いた



『いいかしら?』



『ど・・ど・・どうぞ・・』



ヤミーズにてんてんが現れた



『ててて・・・てんてん・・さん?』



店長は慌ててホールに出てきて席を案内しようとした



『こんばんわ(*´∀`*)待ち合わせてたの待たせたね京ちゃん』



『おう、座れや』



てんてんは京介の隣に座った



『どうやった?』



『はい』



てんてんは紙を差し出した



京介はそれを眺め佐原に渡した



『ねぇこの人は?』



『佐原や』



『あっ・・例の彼女の・・』



『そうや・・・ニヤリ』



「気に食わない女だ・・・」



佐原はそう感じていた



「俺の知らないところで紗江にてんてんを会わせやがって・・・」




『佐原、てんてんや分かるやろ?』





『あぁ』





『てんてんに感謝するんやな・・佐原』




『何故だ?』




『紙を見ろ』





「パラ・・」





そこにはある海の名前が書いていた




『何だこれは?』





『行き先だ・・』




『紗江のか?』




『そうだ』




『何故・・てんてんがこんなものを?』




『ワシが命令したんや・・あの子・・やばそうやったでな・・車で尾行させたんや』




『そうか・・・悪かった・・俺はお前を誤解していたようだ・・』




『気にするな・・佐原・・彼女は傀儡ではないんやろ?』




『あぁ・・そうだ・・悪いがお前が言う傀儡とは全く違う・・俺達にはもう境界線のないくらい愛し合っているんだ』




『ほう・・ほんだら・・早よいかなあかんのちゃう?』




『この借りは必ず返す・・』




佐原は京介の肩を叩きヤミーズを出て行った





『おいお前正面に座れや』





『いいじゃん』




『チッ・・』




『もぅ・・分かったわよ』





てんてんは京介の正面に座った・・




『マスター・・コイツにもビールを




『は、はい!』




店長はてんてんを何度も眺めながら嬉しそうにビールを運んできた





『こんな狭い店ありがとうございます』





『いーえ(笑)素敵なお店ですね(*´∀`*)』





『良かったら・・サイン貰ってもいいですか?』






『はい(*´∀`*)』





社交的にてんてんは接した





店長が厨房へ戻った




『ねぇ・・何であんな回りくどい事したの?』





『佐原の件か?』





『うん』





『プランだからさ・・・』





『ふーん・・いつもプランなのね・・』





『そう言う事や・・ニヤリ』




































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