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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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00:38:59
退職した千佳の生活が始まった。



普段の生活の中、自我と本体のバランスがとても微妙であった。



習慣的に今まで日中は、比較的、本体でいるようであった。 



京介といる事が多くなり、本体の意思も満たせるいる感は多少あるようであった






『京介さん。お昼作りますね。』





千佳は出来るだけ、自分の出来る事をアピールをしたかった。



自我に任せてると、子供のような事しか出来ない 



自分をいらだたしくも感じていた。





『京介さん、いちお仕事が無くても、薬を多少飲み続けたいんだけど・・・』




『でもな・・・今は飲まなくても大丈夫だろ?それとも何か訳があるのか?』




『京介さんは、今の私でいるほうが楽なんじゃないですか?』




『俺にとって、どちらも大事な千佳には変わりは無い。気にするな』




『でも・・私が嫌なんです・・』





完全に本体の意識が強まっていると感じた






『分かった、でも無理はするなよ。 無理に薬を飲む必要は無い、そして自我の出てきている千佳でも、見捨てたりはしない。 どちらも変わりの無い』






『はい(*´∀`*)』






千佳は、「1日、一回」の薬をもらう事を約束した。




京介が、鞄から薬を出している所を千佳は見ていた・・・。




『ほら』




『ありがとう(*´∀`*)』





『千佳、これから少しずつ薬を減らして、元の自分へ近づくようにしていくんだ、薬も眠剤も取り過ぎは駄目だ。制御は出来たとしても、身体にきたす障害は大きいものがあるだろう。なるべく自然にだ』






『もう一人の自分から、今の自分が出なくなる事が恐いんです・・・今までは、奥底で何かの時にしか出れなかった でも、今は違う・・だからどうしても、今のままでいたいんです・・・。』






『何れ、今のままのお前でいれるようになるさ・・焦るな』 





『そうだと・・いいんだけど・・・』






千佳はある行動を考えていた・・・。






それから、数日間は普通の生活を過ごした 



自我・本体共に、多少は満たされているような生活であった



ある時、京介が言った




『今日は用事がある、昼間はいないが大丈夫か?』




『どこにいくのぉ・・?千佳もいくぅ・・』




『駄目だ、大事な話しをしに行かなくちゃならないんだ・・・待っててくれ』




『いくぅ いくぅ』




『千佳、分かってくれ・・』




千佳は自我のまま、駄々っ子のようなぐずり始めた



『千佳・・良い子だから話をちゃんと聞いてくれ』




京介の言葉に千佳は反応した




『京介さん・・困ってる・・・。私、待つ』





急に本体が出てきた。





その表情は無理矢理、自我を抑えているようで苦しそうな表情であった。





『悪いな・・・』





京介は部屋を出た。







千佳は直ぐに自我に戻り、京介の事を探した





『いない、いない・・京介しゃーん(。´Д⊂)(泣)』




泣きながら部屋中を歩き回り  



裸足で外に出た




『京介しゃん!京介しゃん(泣)』






自我の京介への完全依存がとても肥大化していた





周りの人間がジロジロ見ることに、自我は恐怖を感じた・・・





『恐い、恐い、こわいー(泣)』







「ガクン・・・」





千佳は急に静かになり、座り込んだ









「ほら・・だからあなたじゃ駄目なの・・・」




「ちがうもん」




「京介さん、心配するよ、なんで我慢できないの?」




「千佳の京介しゃん」




「二人のでしょう。」




「ちがう!千佳の大事、本体嫌い!」




「なんで・・なんで・・私たちは一緒でしょう・・」




「・・・」




完全に自我は意識の奥へ引っ込んだ・・。





裸足で飛び出した、自分を千佳は見た・・・




「分かる・・・でも・・ダメ・・」




涙を拭きながら部屋まで戻った。





このままでは、京介に迷惑が掛かる




「せっかく結婚できるのに、こんなお嫁さんでは早くに捨てられるかもしれない。自我の為にも私がシッカリ制御していかないと・・・」




部屋に戻りると、千佳は眠剤を出した・・





「眠剤とこの薬・・・これさえあれば・・・」




千佳は薬を自分の鞄にしまいこんだ。








京介・・。






ゆなの元へ向かっていた





『琴菜はん、どうでっか?』




『順調です。要(かなめ)も、恐らく大丈夫だろうと・・』




『そうか・・今はまだ植物状態みたいなものか?』




『光・音には反応します。 時々何かをしゃべるような感じもあります、何を言ってるのかは分かりませんが、手を握るとニコッと笑うような感じもあります。』




『そうか』




琴菜は、ゆなに特別な感情を持ち始めていた。





『京介さん。ゆなさんの背中の文字なんですけど・・・』




『K・・か?』




『あれは、誰かに付けられたものなんですか?』




『・・ワシや・・・』




琴菜は絶句した・・・




『大切な方じゃ無いんですか・・・?』





『琴菜・・・余計な事は語るな・・・お前はお前の役割を演じろ・・』





京介の鋭い眼差しと声に、琴菜は反論できなかった。




『は・・はい・・』




『ゆなは大切な奴だ・・・これからもずっとだ』





京介に対し底知れぬ恐怖を感じた・・・





京介は琴菜に近づいた 





髪を掴み、顔を上げるように後ろに引っ張った





「グイ」





琴菜は固まった




『いいか・・・琴菜はん・・・いらん事は考えるな・・・全てはプランだ。もう後戻りは出来ないんじゃ・・』




琴菜は、ただうなづくだけだった・・





京介は琴菜の乳房を服の上から鷲掴みし唇を重ねてきた 



そして、琴菜の舌に歯を立てた





『あがぁ・・』




そして、舌をジワジワと強く噛み始めた・・・




琴菜は胸を痛いくらいに掴まれたうえ



舌も噛み切られる・・





そんな錯覚に陥りそうであった






京介は琴菜を放した・・。






『あんたにも・・・協力してもらうで・・・・』






京介は、琴菜が「ゆな」に対し 特別な感情を持っていることを見抜いていた・・・






『ゆなの為にも、出来るやろ?』





『・・はぃ・・・』







確実にプランは動いていた・・・






『琴菜はん、当面・・ゆなの事はあんたに任す。完全に治すんだ・・』




『はい』




『もし・・ゆなが完治しない場合・・プランが変更される・・』




『プラン?この間から気になっていたのですが・・プランとは・・?』




『お前が知る必要は無い・・・』




『ゆなが治ったら、しばらく面倒を見てくれるな?・・・琴菜はん』






「琴菜は見抜かれている・・・」




そう感じた・・故に悟られぬよう振舞った。






『私にも生活がありますので・・・少し考えさせてください・・』





『まぁ、ええで・・その代わり、ゆなには即、行動させるハメになるがな・・・』




『行動?』




『そうや、ゆなは、ワシの言う事は何でもきく・・・無理もするかもしれんな・・・』




『それは駄目です!完治しても、まだ完全にと言うわけでは無いです!』




『では、頼めるな・・・琴菜はん?』







琴菜は唇を噛み締めながら、京介の思惑通りに進んでいる琴を悔しさを感じた




また、心の何処かで、多少の喜びを感じている事にも気がついた




「ゆなと居れる・・」





『分かりました。私も医者の端くれです。責任を持ちます。』




『流石、琴菜。闇の世界では、お前を越える医者はいない・・・懸命な判断だ』









琴菜は「上手い事、利用された」そう思った・・







『私の役割とは・・・この件なんですか?』




『いや違う、お前には、最後の最後に協力をしてもらう、ゆなにもだ・・・』




『何か恐ろしい事ですか・・・?』




『お前・・ゆなが好きだろう・・・女の癖に・・』







琴菜は、顔を真赤にした・・・





『好きとか・・そう言うのじゃ・・・医者として・・』




『お前は免許が無いだろう。医者じゃない、知識と技術の有る人間だ。つまり優秀な人材として、ワシに選ばれたfだけの人間だ・・・。』




『それは・・・』







琴菜は、昔は表舞台で、輝かしい成績と実績を持つ名医であった。










要と、共に競い合う程の名医で世界的にも名が売れていた。





だが、プライベートな事柄で、謝って人を殺してしまったことがあった。





それは、医療ミスが名目ではあったが、実際は琴菜の個人的な感情が絡む、故意にされたミスであった。




琴菜は当然のように医学会から追放され、免許を剥奪された


刑務所に入りそうな段階まで発展しそうな時に


京介が現れ、その事件を、裏で上手く操作し手の内に入れ込んだのであった・・。








『琴菜はん・・・また、恋人を殺したいんか?』




『私は・・・私は・・・』




『あんたは、男でも、女でも、好きな人間には執着するもんなぁ・・・』




『違います・・違います・・』





琴菜は、しゃがみ込んで耳を塞いだ・・




京介はしゃがみ込む、琴菜の横に行った






『琴菜はん、もう、あんな過ちは繰り返したら、あかん・・・好きなものを守る。誰にも取られないようにしたい・・・  普通の事や・・・あんたを助けたのはワシやないか・・・これからもそうや・・なぁ・・』







琴菜は、とんでもない男に取り込まれた・・・ 



このままでは、ゆなも・・・







『私が、犠牲になります。ゆなさんは自由にしてあげてください・・・』




『犠牲?人聞きが悪いな、誰が犠牲者が欲しいと言った?』




『すみません・・だけど、私は健常者です、ゆなさんの代わりに出来る事はします』



『ほう・・そうか』



『だから、約束して下さい!!』





『おぉ・・約束する・・・』







琴菜は、ガタガタ震えながら、京介をじっと見た・・









『ええ目しとるやないか・・・琴菜はん・・』







『・・・』









『心配ない、犠牲になるような行動は無い。ただ言うとおりにしてくれればいい。それだけだ・・』




『本当ですね。』




『あぁ・・・ワシからは、そのつもりや・・・』











意味深な、京介の言葉に少し引っ掛かるような気がしたが



琴菜は、その言葉を心に止める余裕は無かった。

















プラン「ゆな」は琴菜を、巻き込み進行し始めた。













一方・・・美央・・・











千佳が抜けた事で、スケジュール管理が上手くまわらくて苛立ちを見せていた。





『もう何なの? そう言う事は早めに言いなさいよ!』



『すみません・・社長』




新しい秘書が怒られていた













「はぁ・・千佳ちゃんがいたら・・・」小声で呟いた・・














『まぁ いいわ。 今度から気をつけてね。』







『はい』







『あっ・・そうだ・・京介君・・・まだ駄目かな・・・』







美央はビジネスパートナーとして



京介を早く入社させたいそう思ってやまなかった。





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