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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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03:28:53


「たまには・・・アイツを喜ばせるか・・・」




京介はパン屋に寄った




『いらっつしゃいませ~』




『オーナー 久しぶり・・・』




『いつもありがとう御座います。』





京介は店オーナーと他愛も無い話をしながら、千佳にパンをお土産に購入した。




『最近は来られませんでしが、お忙しかったんですか?』




『私、会社辞めましてね、この辺にはあまり来なくなったんですよ・・』





京介がサラリーマン時代によく寄っていたパン屋だった





『そうでしたか・・・近く通ったら 寄って下さいね!』




『ええ、そうします』





千佳の部屋へ向かった。





数時間後、千佳から連絡が入った  




『急いで帰ります!』



『気をつけてな』




数分後





「ガチャガチャ・・」





『京介しゃーん(*´∀`*) だいじ。だいじ。』





ファンデーションを付けたまま、顔をこすり付けてきた。





『よしよし・・(笑)ほら、お土産あるぞ。』





千佳はパンを受け取り嬉しそうにしてた。




『ここのパン、美味しい(*´∀`*)千佳、好き。』




『なんだ知ってたのか(笑)食べなさい』




だが、千佳はパンを大事そうに持つだけで食べようとしなかった





『千佳。どうした食べないのか?』






『初めてのぷれぜんと・・。勿体無い。(*´∀`*)食べないで飾っておくぅ』




『アホやなぁ(笑)悪くなるから食べなさい。 それと誕生日が近いだろ?その時にもっと凄い・・・ものをあげから』




『たんじょ・・う・・び・・・うん(*´∀`*)だいじ、だいじにされてる。』




『そうだよ。だから食べな(笑)』






『うん(*´∀`*)』





千佳の誕生日は退社の日から7日後だった。









取り合えず、千佳が「㈱ MIO」に居る間は プランの発動はしない。 




また、てんてんの起用のプランは千佳が居なくなってからの方が都合が良い




現段階では、時間がゆっくり流れているような感じであった・・・。







翌日、てんてん・・・。





「プルルル・・・」




『はい。』




『こちら ㈱ MIOですが・・』




『いつもお世話になってます』




『CM撮りの打ち合わせしたいのですが、御予定方はどうでしょう?』




『すみません、10日間はびっちりで・・・』




『そうですか・・ではその後、時間を取ってもらえますか?』




『勿論です、すみません』





超売れっ子の「てんてん」のスケジュールは凄まじいものがあった。




『社長・・てんてんさんのスケジュールは10日間以上無理らしいですが・・・』




営業部の人間から 連絡が入った。




『そう・・・まぁ・・仕方ないわね、焦って作ると駄作が出来るから、少し待ちましょう。』




『はい 分かりました』




『売れっ子さんかぁ・・・あの子には、何も悩みなんて無いんだろうな・・・』






美央は、てんてんが自由気ままに好きなことが出来ていると思い羨ましく感じていた。





てんてんはスケジュールの都合をあわせて、再度 、㈱ MIOの仕事を引き受ける事を京介に報告しならない・・




自分からの連絡は出来ない・・




『連絡無いな~、恐いけど・・・会いたい』





一日空いて、京介から連絡が入った。





『てん。何か変わりはあったか?』




『あの・・あの・・・』





待ち望んでいた連絡に慌てふためいた




『なんやねん、落ち着け。』






『あのキラー様、例の会社から仕事が入りました。』






『ほう、予定通りやな、いつや?』




『私の方が、少し忙しくて10日後くらいになりそうです・・』




『そうか、その仕事・・。今までに無いくらいの良い仕上がりにしろ』




『えっ?? 難しいですぅ・・』




『撮影の前に日に会えるか?』




『えっ!!会えるんですか?会いたいです』




『そうかぁ・・・また抱いて欲しいんか?』




『えっ・・はぃ。・・』




『フン、アバズレが・・・ワシと会うまでオナニーは禁止や!分かったか』




『愛美は、そんな事しません・・・・』




『口答えするな!!』




『は・・はい、すみません。愛美はオナニーをしません』




『最初からそう言いや、アホ』




『ごめんなさい・・・』






電話を切った。






「10日後か・・・・少し厄介やなぁ」






千佳の退社まで、約14日間。




撮影現場には、千佳は行く事は無いだろう・・



退社を間近にして現場入りは考えづらい・・



一番、厄介なのは千佳の「サタン」の人格がその場で発動する事であった。





「撮影の日は休ませるのが得策やな・・・」




京介はそう考えていた。






その日から、千佳との生活が続いた。



朝は会社に行き、夜は京介と過ごすというパターンであった



千佳に夜の薬を与えない生活の中で、やはり徐々に蝕まれているような感覚が見えてきているような気がしていた





昼の薬が切れ始める頃、千佳は数回痙攣を起こす・・・。



その後・・ 数分間、固まったようになり意識が戻る・・・



とても 痛々しく感じる瞬間でもあった。






千佳自体は、薬の効果が切れるのが分かるらしく 



一言、声掛けるようになった。





『効果が消えます・・』




そう一言、言うようになった。






千佳の変化は、少しずつ、少しづつ目に見えて分かるようになり始めた。




時折、無言になり、意識が飛んでいるような感じが頻繁に見られるようになって来た。




だが、千佳は、昼、会社では絶対にそうならないように 



ギリギリまで薬を飲まないように努力をしていると言うことだった





京介の言った言葉  



「会社を辞めるまでの辛抱だ、頑張れ。」




この言葉が千佳を奮い立たせている。と言っても過言では無かった





それから、何事も無く10日が過ぎた






ヒロシは未だ地方の支店へ出向いているようであった。



美央も、次々と新しい案を考え頻繁に会議を行っているようであった


てんてんは、ハードスケジュールの中、日本全国動き回っているようであった。


千佳は、入院間近と言う事で、引継ぎ業務が少々有る程度であった。



京介は、その間にヒロシの動きを事細かに調べると同時に 



㈱ MIOへのハッキングをし、会社の経営状況をリアルタイムに見ていた。






ゆなの状態は少しづつだが回復してきているようになり  



音や光に反応するレベルまでに至った。







千佳、出社11日目 



「㈱ MIO」では動きがあった




てんてんのCM撮りが始まろうとしていた




千佳は、その夜、帰宅してこう言ってきた




『明日、てんてん。会社来る・・・。千佳、あの人嫌い。』




『そうか・・・。明日は休め。 あと少しや無理して行く事も無いだろう・・』




『うん・・でもぉ』




『どうした?』



『社長 困る。』




『そうか、でも・・もし意識が分からなくなったらどうするんだ?嫌いなんだろ?』




『きらい・・あの人、京介しゃん取る。許さない・・・』



『ほんだら 一緒に居ようや。明日は買い物に出かけよう』



『かいものぉ?』


『そう・・・誕生日のプレゼントを決めてあるんだ。そこに見に行こう』



『(*´∀`*)うん!うん! だいじぃー!!』



『そうだな大事な日だ・・・。』




翌日、千佳は会社を休む事にした。




理由は「発作が出て病院に行きたい。」 納得せざる追えない理由を言わせた。





㈱ MIO




美央と営業部の人間。 てんてんとマネージャーは役員室で打ち合わせに入った。




『てんてんさん、最近とても不思議な感じの魅力があると評判ですね』




美央が、てんてんに話しかけた。




『そうですか(笑)最近・・色々あって女としての喜び・・・と言えば大袈裟かもしれないけど、感じる事があったんです。それから何となく自分でも変わり始めた感じですかね・・(笑)』





『へぇ~ 誰か、指導者って言うか・・・何か素敵な出会いでもあったんですか?』




『・・・出会い・・・かな・・・最初は恐怖。そして・・・安堵・・?よく分からないけど、そう言う両方の気持ちがあるのは確かです』





『恐怖・・かぁ、先の分からない業界ですもんね。そういった事かしら?あとは実績が・・安堵。どうでしょう』




美央は、てんてんの言葉を自分なりに解釈して、てんてんに伝えた。




『そう言うのではないけど、でもそれも当ってると思います。流石ですね(笑)』




『お気遣いありがとう(*´∀`*)』



美央はてんてんの気遣いに礼を言い、その 詳しい段取りに入った。




撮影は2日後になり、都内某所のプールでの撮影と決まった。




てんてんは2日後と言う事は 明日。京介に会える。そう思っていた。





一方、京介達は・・・




京介は千佳を連れて買い物に出かけていた




千佳は朝からとても嬉しそうに早起きをして化粧やお洒落に気を使っていた。




ガラスや鏡に写る二人を見ては、ニコニコ笑い 




『だいじぃ(*´∀`*)二人だいじぃ』





そう言っては京介の腕にしがみ付くように甘えていた。




京介は嫌がることも無く、そんな千佳を愛しくも感じた




『千佳、あそこで・食事をして、それから買い物だ』




『(*´∀`*)うん!』





二人は 昼のランチを  



『 月の蘇 』 で取る事にした。




千佳の好きな和食にした。



『ここは、いくつも賞を取ってる素晴らしい料理人がやってる店だ、好きな物を食べていいからな』



『うん(*´∀`*)』




千佳は、昼に京介と出かける事が殆んど無いため、とても機嫌よく楽しそうに過ごしていた・・
















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