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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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11:52:06
『千佳、今日は薬は飲まなくてもいいのか?』



『うーん・・少し飲みたい(*´∀`*)』



『それはどうしてだ?仕事じゃないんだぞ?』



『いつも、この時間は違う自分だから出たがってる・・・』







「本体が・・・出たがっているのか・・・?」





『そうか、飲むなら ホラ・・』





京介は千佳の意志に任せることにした。




千佳は、直ぐに薬を飲んだ。



精神的にも満たされるとは言え、やはり薬は必要不可欠な感じであった。






千佳の意識は、本体とリンクしたようであった。



だが 目の前に京介が居ると、時折甘えてくる仕草が多く感じられた。




「月の蘇」総料理長の下村が、 直々に料理を運んできた。





『京介さん、お久しぶりです』




『下村はん、久しぶり・・・』




『こちらの素敵な女性は彼女さんですか?』





千佳は真赤な顔で京介を見た




『ええ、とてもとても、大事な彼女です』




千佳は小さな声で




「だいじぃ・・」と言った・・。





『そうですか、では、私の代表作の 「 雪のしずく 」 を私からプレゼントさせて下さい』



10069785720_s.jpg









『わぁー(*´∀`*) 素敵。美味しそう 』





千佳は下村の代表作 『雪のしずく』 に大喜びした。





『おおきに・・・下村はん・・・』



『いえ・・・昔からの仲じゃないですか・・・』





京介と下村は、古き友人でもあった。




下村は、その後二人を眺めならが、少しの違和感を感じていた・・・




楽しいはずのデート・・・何故か、京介が寂しげな感じがしたからだ・・・






『京介さん・・・ありがとう。私、今とても幸せ。 あなたとずっと一緒にいれたらいいのに・・』




『あぁ・・一緒だよ・・・ずっと・・永遠に・・』




『(*´∀`*)・・・うん。』





千佳は、本体の意識と自我の意識が入り混じる感じではあったが 



京介には差ほど気にならなかった。




周りから見ると 「甘えん坊な彼女」に見えたのだろう。






『千佳、会社もあと2日か・・。そして誕生日だな』




『はぃ(*´∀`*)』




『今日は プレゼントの予約を入れる 』




『えぇ・・何かな(*´∀`*)』




『着る物だよ』




『洋服?最近 買い物してないから嬉しぃ(*´∀`*)』



『好きなもの買ってあげるよ、そして俺からのプレゼントは別で買ってやる』



『ひとつでいいです・・。大事にします(*´∀`*)』



『まぁ いいやないか、食べたら見に行こう』



『うん(*´∀`*)だいじぃ』






食事を終え  「月の蘇」 を出た。





二人は、都内で有名な百貨店に向かった。 



色んな服を試着して着てみせる 千佳・・・。




『可愛いよ。』




その言葉を聞く度にモジモジしながら真赤な顔をしていた。





数着の服を購入した



すると千佳は直ぐに着替えたいと言い、トイレで着替えてきた。




こうしてみると・・・一番最初に出会った時の千佳。そのものであった。






千佳としてみれば、大事なデート  



ちゃんとしていたい。そんな思いから薬を飲んだのだった。





『うん、可愛いし綺麗だ。』



『あっ・・あぁぁ・・・』




自我が我慢出来なくなってきているようだった・・・





『京介・・さん・・・呪文・・御願い・・・』





千佳は自分から「我  最強なり・・」を唱えるよう言って来た・・・・




千佳はガクガク震えながら、袖にしがみ付いてきた




『早く、早く、お願い・・』




『我・・最強なり・・』




数秒間、大人しくなった。





『もう一人の私も京介さんに甘えたいみたいです(笑)』





苦しげな表情で、千佳は言った。





京介は黙って千佳を抱きしめた。





『無理するな・・・別にどんなお前でも、変わりはしない、原因は俺にあるのだから・・・』




『そんな風に言わないで京介さん。千佳は今、幸せです・・・』




『そっか・・・さぁ行こうか・・』



『・・・はい。・・・』









京介は千佳を連れて、ある場所へ向かっていた。





『ここだ。』




そこは ブライダル専門店であった。




『えっ・・ここって・・・』



『ウエディングドレス。 選ぶんだ。』



『えっ!・・・えっ・・・?』





千佳は突然の出来事に戸惑いと嬉しさのあまり泣き出してしまった。





『京介さん、京介さん・・・私、私・・・(泣)』



『よしよし(笑)ほら、入るぞ』




『ちょっと、ちょっと待って! 』 




千佳は急いで化粧をなおした




千佳は目の前に、並ぶウエディングドレスを見て  



再度、泣いていた・・・





『いらっしゃいませ。どうか・・・されましたでしょうか・・?』



『いえ・・大丈夫です(笑) ほら、お店の人が困ってるじゃないか・・』



『だってぇ・・・だってぇ・・・(。´Д⊂)』



『すみません。 この子に似合う ドレスを一緒に見てもらえませんか?』



『少々 お待ち下さい・・担当の者をお付けします。』






数分後、ブライダルファッションアドバイザーの




女性がが現れた。




女性は千佳を気遣い、ハンカチを出した。






『どうしたんですか?』



『えっ・・えっ・・(泣) 嬉しくて・・・嬉しくて・・』



『そうですか(*´∀`*) 嬉し涙なら 沢山流しても大丈夫ですね 』



『とつ・・・突然・・だっ・・た・・から・・(泣)』



『素敵な演出ですね。 羨ましいですよ(*´∀`*)素敵な彼氏さんですね』



『はい。(泣)』





『御主人さ、私はブライダルコーディネーターの、「後藤 めぐみ」と言います。よろしくお願いします。』




『めぐさんでいいかな?』 



『はい(笑)、あとは奥様と私にお任せ下さい(*´∀`*)』




『・・えっ・・あっ・・・よろしく御願いします・・』






千佳とめぐは、色・デザイン・流行などに付いて色々と話を始めたようだった。




時折、満面の笑みで京介を見つめる、千佳。




その千佳に対し笑顔で手を上げる京介。




サイズを測り、数点ドレスを準備した



ドレスを見ながら迷っているような千佳・・・




京介の元へ駆け寄り





『あ、あのぉ・・・何色が好き?じゃなくて、何色が似合うと思いますか・・・』





とても恥ずかしそうに語った。





『淡い色が似合うんじゃないか?』



『薄い色系?』



『うん。お前の白い肌には、そんな淡い色がきっと似合うよ。勿論白のドレスもな』



『うん!!(*´∀`*)』





それから、千佳は数点のドレスを試着していた。




めぐは千佳を気遣い、ポラロイドで写真を撮り  



どれが一番似合うか見れるようしてた。





『御主人。 あのレンタルでよろしいのですか?』



『いや、全て買取で 』



『では  ウエディングだけで宜しいですか?』



『彼女が気に入ったの全部。買いますよ。』



『ご予算の方は・・』



『5000万くらいあれば足りるでしょう?』



『あっ・・そうですか・・・。では、気合を入れて見繕いますね(*´∀`*)とっても可愛らしい奥様ですね』



『はい。大事なんです』



『妬けちゃいます(笑)』







千佳は、めぐから買取の事を聞くと横に首を振り 




『勿体無い・・千佳にお金そんなに掛けないで・・・レンタルで十分・・・』




『馬鹿(笑)こう言うのにケチるもんじゃないんだよ。主役はお前なんだから、好きなのを好きなだけ選べ』





急に京介の首にしがみ付くように抱き付き泣き出した




『だいじぃー、だいじぃー(泣)京介さん・・千佳、幸せ、恐い』




『恐くないよ、言っただろう。ずっと一緒さ』





めぐは、二人を眺めて言った





『こんな、素敵な御夫婦は見たことがありません・・・。宜しかったら、私にドレスを作らせてくださいませんか・・』



『えっ?』




『私は、こう見えても賞を沢山受賞してるんです。』




『それは・・構わないが・・・10日・・・いや一週間で出来ますか?』




『ウエディングだけであれば・・・』




『そうか・・・良かったな 千佳。世界に一つしかない、お前だけのドレスが出来上がるぞ』




『うぇーん、うぇーん(。´Д⊂) 嬉しすぎる幸せすぎる・・・えーん(泣)』




『ほら(笑) 赤ちゃんみたいだぞ・・ほら、めぐさんにちゃんと好みを伝えて御願いするんだ・・』




『うん(。´Д⊂)』







千佳とめぐは、ウエディングドレスのデザインについて



演出やイメージについて沢山の話をしていた





『千佳、ドレスの話しが纏ったら、カクテルドレスを既製品から選んでな』




『うんっ(*´∀`*)』




ウエディングドレスの作成に、めぐは気合が大分入ってるように見えた。





千佳は、舞い上がるかのように、喜び カクテルを選び始めた・・・。






京介はその姿を、ただ、ただ・・・微笑んで見つめていた・・
































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