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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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05:23:37

FC2 Blog Ranking京介はリオは会員制クラブの事務所へ向かった。


事務所に着くと店長の坂本の姿だけあり、まだサタンは来てないようだった。



坂本はリオの脅えた目つきに違和感を感んじた。





『あの・・・どうかされたんですか?』




京介はリオの顔をじっと見た・・・。



リオは坂本にも悟られてはいけない・・・そう即座に感じた。




『大丈夫何でも無いわ、サタン様とキラー様のお話を想像すると・・・少し恐くて・・・』




その言葉を聞いた京介が言った・・




『恐い・・・?どの辺が恐いんや・・・そして誰が恐いんや・・?』



『それは、もぅキラー様のお気持ちを考えると・・・・その、サタン様の言動が・・どうかと・・』




リオはしどろもどろになり、質問と違う返答をした・・




『まぁ、いいだろう・・・サタンはまだか?』




坂本がサタンに連絡をした




「プルルル・・」



サタン(ヒロシ)は直ぐに電話に出たようだった




『ええ。はい、はい・・・既に、ええ、分かりました・・』





電話切りリオに伝えた。





『キラー様、サタン様は数分後に着くそうです・・・』



『そうか』




数分後





『ピンポーン』






『ワシじゃ』




サタンが来た・・・・。



坂本が、サタンを出迎え応接間に通した。



応接間には京介が居た



京介は見下すような目つきでサタンを見た・・。



互いに向かい合わせに座った



京介はサタンの目を反らす事無く、睨みつけた



サタンは京介の視線を何度も反らす様にタバコに火を点けた・・。






その瞬間・・・




「ヒュン」





京介はサタンの銜えるタバコを取り上げた・・




『おい、サタン。タバコを吸う前にやらなアカン事・・あるんちゃうんか?』



『おぉ・・これは失礼した・・・キラー君、この度は本当に申し訳ない事をした。すまん』



『サタン、謝って済むとは・・・・思ってないやんなぁ・・・?』



『分かっておる、先日言っていた金の件だが、取り合えずお詫びを含め1億、準備してきた』 



『ほう・・・でっ・・』



『この1億は彼女へのお詫びだ。そして、御願いがあるんだが・・・』



『・・・』



サタンは更にアッタシュケースから更に1億円を出してきた




『これで・・・・』



『これで、ゆなを殺せと・・・言う事かサタン?』



『おっ、おぉ、察しが良いようだね・・キラー君。私も立場ある人間だ、ここで全てを失うわけにはいかんのだよ・・・・足りなければもう少し追加する・・・』



『流石、㈱ MIOの会長さんやなぁ』



『な・・何!!?おっおい・・リオ・・・貴様!!』




サタンは異常な程に焦った顔をしてリオを問い詰めようとした・・





『私は、私は何も・・・本当です・・本当です!サタン様』




『己・・・ワシを売ったのか!!!』




サタンは真赤な顔をし、リオの首元を締め上げた・・・





『サタン、ちょっと待て・・・誰がリオから聞いたと・・・言うた?』



『おっ・・おう、そうだった、すまんキラー君』



『サタン、・あまりワシを舐めん方がいい、お前、ゆなをかくまっている場所をある筋に探させているな・・・』



『それは、君が始末してくれるのなら、もう辞めさす。約束しよう』



『では直ぐに辞めさせろ、今、目の前でその指示を出せ』



『わっ・・・分かった』







ヒロシは慌てて、筋の人間に電話をして「ゆな」の捜索を辞めさせた。





『さて、サタン。いや、ヒロシ会長。貴方の資産も計算済みだ、全てを失い刑務所に入るか?今の財産およそ半分 ここに出すか2つに一つ、それがワシへの依頼の条件だ・・・・さぁどうする』





『ワ・・・ワシはもう会長職だ、自由に出来る金も限られている、会社の社長は別でいる、勝手に金を引き出す事は出来ないんじゃ』





『ほう、では死ぬまで牢屋に入ってるんやな。交渉は決裂やな、ワシはこれで・・』





京介はソファーを立とうとした。



ヒロシはワナワナ体を震わせ怒りに満ちていた・・・




『待て!!キラー!ワシの個人の資産と言う事じゃダメか?会社を潰すわけにはいかないんだ・・』



『ほぅ、それは何故だ?』




サタンは口をつぐんだ・・



『女か?』



『・・・』



『おい、サタンこっちは女を殺されかけた上、これからアイツを殺すかも知れないんや・・・己の都合だけで、物事 語るなよ』




『そうだ、女が居るんだ、女に会社を任せている。この件は知らんのだ、頼む!キラー君この通りじゃ』





サタンは土下座をしてきた。




『最初から、ちゃんと言ってくれれば良いのですよ・・・・ヒロシ会長』




京介は美央を守る為のヒロシの言動が欲しかった。




『おぉ、分かってくれるのか!キラー君!!君には本当にすまないことをした・・』



『商談成立だ。ワシはゆなを殺す。貴方は「会社」と「女」と「地位」と「名誉」を守る・・・・』



『すまん・・』





『一つ、言っておくが、ヒットマンをよこしても無駄だからな』



『そ、そんな事はせん!約束する』



『では、個人資産の半分50億で手を打ってやる』



『うっ・・くぅ仕方無かろう』



『金は、ここに明日、午前11時までに届けておけ、そうしたらお前の地位も全て安泰だ。そして、ゆなは、その日の内に死ぬ・・・死体も見せてやろうか?』



『いや、死体は見なくてもいいが、リオに確認させてもらえるか?』




サタンはリオが自分には服従だと思っていた・・・



それを見越し京介はリオに恐怖を与えたのだ・・・




『こちらも確認が必要だ、勿論OKだ』




ある程度の話は纏まった




『じゃあ、ワシはこの辺で帰る』




京介はサタンの用意した2億を無造作に鞄の中に放り投げ事務所を出た・・





『しかし、あのキラーとか言う餓鬼はいったい何者なんだ・・・・くそぉ・・・』




サタンは名誉を守る為の代償が大きい事が腹立たしく、また、ぶつけようの無い怒りが体を充満させていた・・・





『うぉぉぉぉぉー!!』



『バンッ!!』




サタンは事務所のテーブルに両手を叩き付けた。





『くそぉ、キラーめ』



『サタン様、どうか・・』



『2億だぞ!そして更に50億だぞ!貴様に分かる訳ないだろう!』




リオの首元を掴み壁に投げつけた




「ダーン!」


『フンッ、この疫病神が』



更に、リオの腹を蹴り付け事務所を出口に向かって行った




リオは壁に叩きつけられ、息が出来ない状態で立ち尽くした・・・




サタンは事務所を出る間際に坂本に言った




『明日、10時に金を取りに来い、クソ・・忌々しい・・・』



「バタン!」




ドアを力いっぱい締めた




リオはサタンが帰ったことで、ホッとしたのかしゃがみ込んだ・・・



壁には、リオの背中から吹き出る血がベットリ付いていた・・・・




自分の力ではどうにも出来ない・・



とんでもない二人に掴まれた・・



アリ地獄と底なし沼が目の前に用意されているような気分だった







ゆな収容病院・・。




ゆなの様態が、徐々にだが、回復しつつあった。



琴菜(ことな)要(かなめ)は懸命の処置を施し、ゆなを救おうと必死であった。



その甲斐もあり、ゆなの回復の兆しが見えてきた。








翌日。




店長 坂本・・。



翌日、サタンへ連絡して例の金を受け取りに向かった。



サタンは不機嫌そうに電話を対応し場所を指定してきた。



待ち合わせ場所は、都内のホテルのカフェだった。





『サタン様 お疲れ様です』




サタンは何も言わずに大きな鞄を差し出した。




『これが、例のものですね』



『あぁ、そうだ。しかし、ここまでさせるとはな・・・。大金だが、表の会社が無くなる訳でもない。この位はまたワシの女がたたき出すだろう・・・』




『お気持ち察します。サタン様』



『今日、この金を渡したら間違いなく、全て安泰なのだろうな・・』



『キラー様はそうおっしゃってました。こちらも、色々手は尽くします。痛手は大きいですがどうか御安心下さい』



『必ず、あの女を始末するようキラーに伝えろ・・・』



『はい』



『その後だ、キラーの動きが確かなら、少し面白いアイディアがあるんじゃ』



『アイディアですか、それは楽しみですね』



『所詮、影は影だ、表の力が強い部分を見せ付けてやる・・』



『頼もしいです・・』



『ワシはこれで、失礼する。今日は色々と忙しいんじゃ・・。くれぐれもキラーには気をつけるように、リオにも伝えておいてくれ・・』




サタンは金を坂本に渡し、ホテルを去った



直ぐにその金を持ち事務所に戻った。




既に京介は事務所におり、金を受け取った。




『確かに、アイツの財産の半分50億、確認した』



『リオ・・』


京介がリオの名を呼ぶと・・




『坂本、悪いんだけど、キラー様と二人で話があるの席を外してもらえる?』




リオは京介はサシで話をする事にした。




『キラー様、予定通りお金は準備しうてきましたが、本当にゆなを・・・』



『どうやろな、あいつの回復の目処もある。もしや、このまま植物人間にでもなるとしたら・・・死んだほうがマシかやろ』




『・・・』




『お前、一緒に来て死体の確認をするつもりか?』




『いぇ、次は首が切り落とされるのは』




リオは背中の傷を気にした




『クックック・・・プランはこうだ』





京介はリオが裏切らぬようプランを伝えた。




『それと、これを受け取っておけ』




「5000万」をリオに渡した。




『報酬だ、先に渡しておく』



『お・・お金は・・・』



『とっとけ、どうせサタンのはした金や・・・』



『いや、でも・・』



『何や・・首、落としたいんか?』


『それは・・分かりました、受取らせていただきます』







京介は残りの金を持ち事務所を去ろうとした





『キラー様』



『なんや?』



『サタン様は、表の世界では相当の力のある方です・・・どうか・・お気をつけて・・』




京介はリオのその言葉に、背中を向けながら片手をあげ無言で事務所を出た。










琴菜・・・・。





琴菜はゆなの回復の兆しが見えて来た事を京介に連絡した。




『天国にあ~なた~♪(強着♪)』



『はぃ・・』



『琴菜です。』



『どうしたん?』



『ゆなさん・・意識が戻りそうです。』



『何、・・分かった。今から向かう』


























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