2ntブログ
屈辱・羞恥・教育・官能小説
2024/08«│ 2024/09| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 »2024/10
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category:スポンサー広告│ コメント:--│ トラックバック :--
10:44:53




二人は夜景を見ていた




『綺麗ですね、こんな夜景が見れる場所があったなんて知りませんでした』



『そうかい(笑)』




佐原は紗江の手を引き、立ったまま腰かけれる椅子の所へ向かった





二人は寄りかかるように椅子に腰かけた



少し話をしていると紗江は小声で言った






『佐原さん、ごめんなさいトイレに・・』






佐原はトイレの方向を指さし、ニッコリ笑った




紗江がその場から居なくなった







さて、どう料理するか・・・



あの感じならば、今日中に紗江の体をいただく事が出来そうだ



このまま、このホテルに部屋を準備し連れ込む・・・



それでは、簡単すぎる、必然性に欠ける



俺たちの運命はそんな安いものは無いはずだ・・・






トイレ・・。




紗江は尿意をもよおしていた他にも、ぐっしょり濡れた下半身が気になっていた




個室で下半身の衣類を脱ぎ、半裸になっていた




「あー・・パンツにも染みついてる・・」





少し臭いを嗅いだ






「・・・」






紗江のパンツは、独特のいやらしい臭いがした



パンティは見るまでも無く、ぐちゃぐちゃになり手の着けようがなかった






「カラカラカラ」






トイレットペーパーを長めに引き出しベタベタな股間を拭き始めた




陰部のみならず、アナル、尻、股の付け根・・・



どの場所も一回では拭きとれない程濡れていた






「あーん・・どうしよう・・こんなの見られたら佐原さんに嫌われるよな・・」



「でも、トイレが長い女も嫌われる・・早く出ないと・・」






そう思うと、より焦り、どうしていいか分からくなるほどだった




紗江は鞄の中を見た






こう言う時に限って、オリモノシートもナプキンも入って無かった






「仕方ない・・」




「カラカラカラ」





紗江はトイレットペーパーを長四角に折りたたみクロッチに敷いた






「・・・」





気が引けながらも、パンティとパンツを穿いた



鏡の前で多少化粧直しをして佐原の元へ向かった





『遅くなってごめんなさい』



『混んでたの?』



『えっ?はい(笑)』




佐原の気遣いを感じた






「大人の気遣いだなぁ」






紗江は時間を気にしていた分、嬉しく感じた






『紗江ちゃん、さっきの話だけど』



『何ですか?』



『ほら、友達が居なくなったとか、心配してくれる友達の件』




紗江はラウンジの行為で、その事を忘れていた






『なんか、怖かったけど、こうして佐原さんが居てくれるんだったら少しは心強いです』



『本当かい?』



『うん!守ってくれるんでしょ?』






笑顔で佐原の顔を見てきた




『あぁ、守るよ何かあったら直ぐに連絡してね』



『はい(*´∀`*)』





『しかし、気になるね・・』




『うん・・美紀が心配で・・』




『友達もそうだけど、最近は物騒だから、色々と気をつけないとだね』



『そうですよね・・』






少しの沈黙があった




佐原は時計を見る仕草をした




紗江は携帯の時計を見た





『わっ、もうこんな時間、楽しい時間は早いですね』



『全くだ(笑)』



『あれ?着信がある』





紗江は携帯の着信を確認した





『お友達かな?』




『あっ、はい』





直ぐに携帯をしまった





『掛けなおさなくていいのかい?俺の事は気にしなくていいよ』



『明日、学校で要件を聞きます(笑)』




『そっか』






電話の相手は「葛巻」だった






『さて、帰ろうか紗江ちゃん、それとも、ここで休んで行く?』




紗江は、心臓が突き刺された程、「ドキッ」とした




『えっ・・』









紗江の脳裏には、先程トイレで見た



パンツやパンティの事が過ぎっていた



自分の股間が臭いとか、ぐちゃぐちゃに濡れている・・・



そんな風に思われるかもしれない



股間に挟んでるティシュも恥ずかしい・・



シャワーを浴びれば・・



でも、シャワー後、全裸にタオルなんてやる気満々みたいで恥ずかしい・・



毛の手入れも・・・



自分なりの沢山のマイナス要因が頭に浮かんだ・・・








『どうする?』




『あの・・今日は・・』




『帰るかい?』




佐原は笑顔で聞いてきた




『ごめんんさい・・』




『いいよ、でも安心したよ』




『どうしてですか?』




『すんなり部屋に行くとか言ってきたら、俺の方こそドキドキだからね(笑)』




『そうなんですか?(笑)』




『あぁ(笑)、あの後だしさっ、誘わないのは失礼かな・・ってね、男として』




『佐原さん(笑)可愛いところもあるんですね』






『でも、正直、抱きたいよ・・』






ストレートな、佐原の言葉に紗江は胸が締め付けられた



ならば、尚の事、今日の姿は見せれない・・そう感じた







『佐原さん、変な子って思わないでくれる?』




『思わないよ』




『本当は、一緒に居たい。そう言う気持ちはあります、だけど・・』




『うん』




『今日は・・』




『OK(笑)』







ガツガツしない、大人の男性・・・



何事も、スマートに上品に事を運び、女性としてエスコートしてくれる・・



佐原にどんどん惹かれて行っている自分がハッキリと分かった







二人はエレベーターに乗った



紗江は佐原の手を握った



笑顔の紗江は、幼い子供のように可愛らしい笑顔だった



人が数人乗ってるのにも構わず、佐原は紗江にキスをした





「チュッ」



「可愛いよ、紗江」





真っ赤な顔で胸を押しつけるように体をくっつけた



周りの人間たちは見て見ぬふりをしていた





ホテルの出口に止まっているタクシーに二人は乗った





『えっと・・何処まで行けばいいかな?』





紗江の自宅を知らぬふりをした




『あっ・・麻布十番までお願いします』




『バイト先の近くなんだね』




『はぃ(*´∀`*)』




紗江は佐原にタクシーで自宅まで送ってもらった




『またね、紗江ちゃん』



『うん』




紗江は佐原の頬にキスをして、タクシーを降りた




窓ガラス越しの紗江は笑顔で、タクシーが見えなくなるまで手を振っていた・・































にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 小説家志望へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 脚本・シナリオへ
にほんブログ村


コメント
コメントの投稿










トラックバック
トラックバックURL
→http://neos001.blog.2nt.com/tb.php/201-4d4a2f09
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
全記事表示リンク
にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 脚本・シナリオへ
にほんブログ村

全ての記事を表示する

にほんブログ村 小説ブログ 小説家志望へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
リンク
このブログをリンクに追加する
ガンダムOO名言葉
プロフィール

強者☆[NEOS]

Author:強者☆[NEOS]
人間の精神

人間の触れない部分を描く 最高の物語を描きます

最新コメント
最新記事
カテゴリ
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>
仁王立ちだZE★霧雨魔理沙

まよねーず工場
ブロとも一覧
月別アーカイブ
最新トラックバック
FC2ブログジャンキー

「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します!

FC2拍手記事別ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード