--/--/--
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Category:スポンサー広告│
コメント:--│
トラックバック :--
2010/09/19
11:15:03
鍵を受け取った、菊池は去っていく結衣の姿を暫く眺めていた
竜男の部屋をぼんやり眺めた後、医務室に戻った
携帯を見た・・・
「着信はない・・」
菊池は京介からの着信を待っていた
プランの本筋、琴菜の除去と地位の確約・・
琴菜の違法的な患者の個人所有
無許可での薬物の投与、横流し
これらの件を踏まえ、「事が起きる」と京介から菊池は告げられていたのだった
菊池の望む事
京介の望む事
お互いににとっても都合の良いプラン
菊池の心情を考慮した形で協力者として迎えたのであった
・
・
・
・
・
画面を見る琴菜は過去を全て思い出してしまった・・・
男は最低な生き物だ・・・
お金と体、以外は見ようともしない・・
踏みにじられた心が、現在の琴菜を作りだし鎧となっていたのだった・・
どうせ、自分の本当の姿を見られないのなら、地位と名誉、そして金の力で虚勢を張り
思い通りになる人間達でかためればいいのだ・・
そうすれば、自分は傷つく事は無い・・
傷つけられる側になるより、傷つける側の方が安全である・・
そんな風に身勝手な自己防衛的解釈をしていた
すすり泣く琴菜の後ろでニヤニヤする京介の元にジャニスは近寄った
「どうしますか?」
京介は「ニヤリ」と笑い琴菜に声を掛けた
『琴菜はん・・あんたの過去はワシにはなんも関係が無い、どんな過去があろうとワシはあんたを信用しとる・・』
陰部を大勢の前で開き、自慰行為まで見られ、男にゴミの様に扱われたみじめな姿・・・
絶対他人には知られたくなかった・・・
『ううっぅぅぅ・・・』
琴菜は京介達への立ち位置が逆転してしまう・・・
また、あの男のように良いように使われる・・・
京介の言葉を信用しようとしなかった
『いいか・・琴菜はん・・この書類、このDVD、表に出る前に止めたのはジャニスや・・・もう少しで・・あんた終わるとこやんたんやで・・』
『うぅぅぅ・・・』
『おい!泣く暇あったら礼ぐらい言わんかい!』
京介の大きな声に琴菜はビクつき小便を漏らした
「ジョッ・・ジョジョ・・プシャー」
『あわわわぁ・・す・・すみません すみません、許して下さい』
その姿を見たジャニスはいきなり琴菜の髪を掴んだ
『おい・・店、汚すんじゃねーよ』
『ひぃぃ・・』
琴菜は床に広がる小便を拭こうと思い辺りをキョロキョロした
バスタオル を取ろうとした時、ジャニスがバスタオルを取りあげた
『当店の物を汚さないでいただきたい』
『でも、綺麗にしないと・・』
『御自分の服があるじゃないですか・・・』
『・・・』
『琴菜はん・・ここはワシ等にとって聖地や・・そこを汚したんやんからそれぐらいせんとあかんやろ・・・』
言われたとおりにしないと、書類とDVDをばらまかれる・・・
咄嗟にそう感じた
琴菜は慌てるように上半身の服を脱ぎ床を拭き始めた
「ゴシゴシゴシ・・・」
綺麗に拭き取ると服はタップリと小便を含んでいた
「ゴン」
「バラバラ・・」
ジャニスは床に鞄を置き、DVDを放り投げた
『もういいですよ、これ持ってとっとと消えて貰えますか?』
『えっ・・』
琴菜は、書類とDVDで死ぬまで付きまとわれると思っていたので驚いた・・
『琴菜はん・・・ワシ等は仲間や、あんたが困ればワシ等は助ける・・だが、命の恩人のようなジャニスの店で小便漏らすのはなしや・・・クックック』
『・・・す・・すみませんでした・・』
『さっさとその服を着て消えて貰えませんか?臭くてかないませんよ・・』
『・・・』
琴菜は自尿が含んだ服を着た・・
鞄の中にDVDを入れVIPを出ようとした時、京介が声を掛けた
『琴菜はん・・・どんな事があろうとあんたを守ってはやるがな・・・今後は気ぃ付けや・・・』
『はぃ・・』
ドアを開けようとした時、ジャニスが琴菜より先にドアを開けた
『その汚い手でうちの店に触れないでいただきたい・・』
『す・・すみません・・』
琴菜は身を隠すように「HEAVENS Cafe」を立去った・・・
。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
竜男の部屋をぼんやり眺めた後、医務室に戻った
携帯を見た・・・
「着信はない・・」
菊池は京介からの着信を待っていた
プランの本筋、琴菜の除去と地位の確約・・
琴菜の違法的な患者の個人所有
無許可での薬物の投与、横流し
これらの件を踏まえ、「事が起きる」と京介から菊池は告げられていたのだった
菊池の望む事
京介の望む事
お互いににとっても都合の良いプラン
菊池の心情を考慮した形で協力者として迎えたのであった
・
・
・
・
・
画面を見る琴菜は過去を全て思い出してしまった・・・
男は最低な生き物だ・・・
お金と体、以外は見ようともしない・・
踏みにじられた心が、現在の琴菜を作りだし鎧となっていたのだった・・
どうせ、自分の本当の姿を見られないのなら、地位と名誉、そして金の力で虚勢を張り
思い通りになる人間達でかためればいいのだ・・
そうすれば、自分は傷つく事は無い・・
傷つけられる側になるより、傷つける側の方が安全である・・
そんな風に身勝手な自己防衛的解釈をしていた
すすり泣く琴菜の後ろでニヤニヤする京介の元にジャニスは近寄った
「どうしますか?」
京介は「ニヤリ」と笑い琴菜に声を掛けた
『琴菜はん・・あんたの過去はワシにはなんも関係が無い、どんな過去があろうとワシはあんたを信用しとる・・』
陰部を大勢の前で開き、自慰行為まで見られ、男にゴミの様に扱われたみじめな姿・・・
絶対他人には知られたくなかった・・・
『ううっぅぅぅ・・・』
琴菜は京介達への立ち位置が逆転してしまう・・・
また、あの男のように良いように使われる・・・
京介の言葉を信用しようとしなかった
『いいか・・琴菜はん・・この書類、このDVD、表に出る前に止めたのはジャニスや・・・もう少しで・・あんた終わるとこやんたんやで・・』
『うぅぅぅ・・・』
『おい!泣く暇あったら礼ぐらい言わんかい!』
京介の大きな声に琴菜はビクつき小便を漏らした
「ジョッ・・ジョジョ・・プシャー」
『あわわわぁ・・す・・すみません すみません、許して下さい』
その姿を見たジャニスはいきなり琴菜の髪を掴んだ
『おい・・店、汚すんじゃねーよ』
『ひぃぃ・・』
琴菜は床に広がる小便を拭こうと思い辺りをキョロキョロした
バスタオル を取ろうとした時、ジャニスがバスタオルを取りあげた
『当店の物を汚さないでいただきたい』
『でも、綺麗にしないと・・』
『御自分の服があるじゃないですか・・・』
『・・・』
『琴菜はん・・ここはワシ等にとって聖地や・・そこを汚したんやんからそれぐらいせんとあかんやろ・・・』
言われたとおりにしないと、書類とDVDをばらまかれる・・・
咄嗟にそう感じた
琴菜は慌てるように上半身の服を脱ぎ床を拭き始めた
「ゴシゴシゴシ・・・」
綺麗に拭き取ると服はタップリと小便を含んでいた
「ゴン」
「バラバラ・・」
ジャニスは床に鞄を置き、DVDを放り投げた
『もういいですよ、これ持ってとっとと消えて貰えますか?』
『えっ・・』
琴菜は、書類とDVDで死ぬまで付きまとわれると思っていたので驚いた・・
『琴菜はん・・・ワシ等は仲間や、あんたが困ればワシ等は助ける・・だが、命の恩人のようなジャニスの店で小便漏らすのはなしや・・・クックック』
『・・・す・・すみませんでした・・』
『さっさとその服を着て消えて貰えませんか?臭くてかないませんよ・・』
『・・・』
琴菜は自尿が含んだ服を着た・・
鞄の中にDVDを入れVIPを出ようとした時、京介が声を掛けた
『琴菜はん・・・どんな事があろうとあんたを守ってはやるがな・・・今後は気ぃ付けや・・・』
『はぃ・・』
ドアを開けようとした時、ジャニスが琴菜より先にドアを開けた
『その汚い手でうちの店に触れないでいただきたい・・』
『す・・すみません・・』
琴菜は身を隠すように「HEAVENS Cafe」を立去った・・・
。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村