2ntブログ
屈辱・羞恥・教育・官能小説
2024/08«│ 2024/09| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 »2024/10
--:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category:スポンサー広告│ コメント:--│ トラックバック :--
09:55:33

それから数日が経った

紗江は佐原の自宅へ行く為に洋服などを買い準備に余念が無かった


「一番可愛い、紗江を見て貰わなくちゃ・・」


そんな紗江の気持ちを見透かすように佐原のプランは着々と進んでいた



佐原自室・・



これまでの紗江のデータや所持品を保管している部屋


この部屋はそのままの状態であった


紗江が訪問してくるにあたって、この部屋は禁断の部屋・・・


完全に整理して見られては不味いものを隠す事は可能だが


行わずにいた



現段階、プラン進行中



「紗江完全補完化」が完追し終わるまでは、この部屋は必要だった


「回避方法は幾らでもある・・大丈夫だ・・ニヤリ」













紗江が自宅へ招かれる当日となった・・・



佐原は車で紗江の部屋へと迎えに行った



「プルルル・・・」



『はい 紗江です♪』



紗江の声はとても楽しげに弾んでいるように感じた



『佐原です(笑)もうすぐで着くけどいいかな』



『うん!あぁ・・緊張するぅ・・』



『どうしてだい?』



『だって・・男の人の部屋に一人で行くのは初めてなんだもん』



『そうなの?』


『うん・・何人かでは集まった事はあるけど・・それとは違うでしょう・・緊張だよぉ』



『大丈夫、そんな緊張するような部屋じゃないから(笑)』



『緊張するよー』



『昨日、頑張って掃除したから見てやってよ』



『紗江が行くから掃除したの?』



『そうだよ(笑)大切な彼女に嫌われたくないからね』



『嫌いになんてならないもん』



『それは良かった』



『うん』




『10分以内に着くから適当に出て来てね』



『はーい』



「ピッ」



佐原はまた電話を何処かに掛け始めた・・・


「プルルル・・・」



『はい』


『俺だジャニス』


『お疲れ様です・・・』


『例の千佳ドラックの件だが』


『はい』


『今晩、使おうと思うんだ』


『そうですか・・』


「ニヤリ」


ジャニスは電話越しに不適な笑みを浮かべていた



『何か異常事態が起きた時は呪文を唱えればいいんだよな』


『はい・・特にその必要は無いかも知れませんが』


『それは何故だ』


『プログラムを既に入れてありますからね・・それが暴走するか、何かが起きない限り、彼女は佐原さんの言いなりです』


『暴走ね・・まずあり得ないだろう。俺のプランは完璧だからな』


『はい承知しております』


『確か・・「ガラスの破片」だったな』


『はい、それで全てがクリアーになります』


『出来事の記憶の抹消が行われるんだったな』


『はい・・都合のよい状態になると思われます』


『思われます?・・・ジャニスそれはどう言う意味だ』


『個人差があると言うべきかも知れません・・ですが、今までの例を見ていると、ドラックと呪文系では完全な傀儡化と同じ、不可能では無い・・と判断しています』


『傀儡化・・京介の行っている奴だな』


『はい、ですが・・佐原さんは京介さんより頭が良い・・何も心配していません』


『そうか・・明日追加を貰い行くがいいか?』


『はい、お待ちしてます』



「ピッ」



「どうも・・気になるな・・」



「ピッピ・・・プップップ・・」



「天国にあなた~一番近い島~♪(京介着信音)」



『おやおや・・珍しい奴から電話やな』



佐原は京介に電話を入れた



『京介、聞きたい事があるんだが』



『なんや』



『お前の行っているプランだが』



『それがどうした』


『女を傀儡と言うものにしているんだろう?』



『そうや・・』



『俺の行っているプランは違うが・・薬の使い方で聞きたい事がある』


『何・・お前・・あの薬を使うのか』



『既に一度だけ使っている』


『プログラムの内容は?』


『俺以外を見ないようにだ』



『・・・』


『何が聞きたい』


『突然のアクシデントの回避方法は呪文と聞いたが・・それは間違いないか?』


『ジャニスがそう言ったのか?』


『そうだ』


『佐原、傀儡を扱うにあったて一番大事な事がある』


『なんだ?』


『「情」だ・・それを捨てる事だ』



佐原はジャニスが言っていた「綾瀬 千佳」の件を思いだした・・・


『忠告感謝する』


『えらい素直やな・・どうした』


『どうもしない、お前が言うのだから間違いないと思っただけだ・・』


『そうか、何かあったらまた連絡をすればいい』


『分かった』



「ピッ」


「・・・」


「使用は様子を見てにするか・・・」


佐原はどうも腑に落ちなかった・・・




アパートの前に着くと紗江は既に立っていた


佐原は車を降りた


『ごめんね待たせちゃって、仕事の電話が入ってさ』


『ううん、全然大丈夫(*´∀`*)』


紗江はとても可愛らしい格好だった


上半身は控えめな露出、下半身はミニスカートを穿いていた




『さぁ、乗って』



佐原は自慢の外車に紗江をエスコートした


紗江はスカートを気にしながら助手席に乗った



『閉めるよ』


『うん(*´∀`*)』


「バタン」



佐原も運転席に乗り込んだ



『佐原さんの車カッコイイですね』



『そうかい(笑)そんな事無いよ』



『外車ですよね』



『そうだね(笑)』



「カチャ・・ブルン・・」



『さぁ 行こう』



『はーい(*'▽')ノ』




佐原は車を走らせた



『今日は時間の方は何時までいいの?』



『特に考えません(笑)』



『じゃぁ・・少しでも長く居てくれるように努力しなくちゃな』



『佐原さん可愛いー(*´艸`)』



『可愛くないよ(笑)』





『少しドライブして、途中でお酒でも買って部屋に行こうか』


『はい』


佐原は自分を焦らすかのように楽しい時間を後回しにした




『こんな車で良ければ、大学の方にも今度迎えに行くよ』



『本当?』



『紗江ちゃんさえ、良ければね』


『もー毎日来て欲しいくらい!(笑)』


『ハハハ・・出来る限りそうしようか』


『ううん。お仕事優先でいいです』


『なるべく行くようにするね』


『うん、ありがとう。でも無理はしないでね』


『あぁ』



佐原は真っ赤な「アルファロメオ」を軽快に走らせていた



その後、買い物を二人でし自宅へと向かった










『ここだよ』




『す・・凄い・・』





佐原の住むマンションはこの辺でも高級マンションとして有名な所だった




『家賃・・高そうですね・・』




『会社の経費だから・・(苦笑)』




『なんか・・うちに来てもらったのが・・恥ずかしくなる・・』




紗江はしょんぼりした顔を見せた





『何言ってるの紗江ちゃん、こんなとこ何の価値も無いよ、俺は紗江ちゃんのアパートで一緒に暮らしたい・・そう思うくらい気に入ったんだけど』




紗江は顔を真っ赤にした


「一緒に暮らすって・・」



『もぉー!からかわないで!』



『からかってないよ、でも。一緒に暮らす事・・いつか実現したい・・そう思っているよ』




『佐原さん・・・どうして・・そうしてそんなに紗江に優しいの?』



『俺の大事なお姫様だからだよ』



『紗江・・そんな風に見ないで』



『どうして』



『ガッカリさせるのが恐いから・・』



『大丈夫、どんな紗江でも大好きだから』




「運命だ・・・本当に運命だ・・・」



『ありがとぅ・・』



駐車場に車を停めた




「ガチャ・・バタン バタン」





『何階なの?』




『最上階だよ』




『えぇ・・凄い・・眺めが良さそう』




『夜景も綺麗だよ、今日見れるね』




「夜まで一緒に居ていいんだ・・」




『うん!(*´∀`*)』




紗江は佐原に腕を組んだ




マンションの入り口でセキュリティーを解除




「ピッピッピ・・・」




「ガー」





マンションのロビーもまるでホテルのロビーのようだった





『す・・凄い・・』





佐原はそんな紗江を見てニッコリと笑った





エレベーターに乗り「25」のボタンを押した




「25階なんだ・・」





「ガー」





扉が開いた




「2501」




角部屋だった





『なんか俺も緊張しちゃうな(笑)』





『紗江なんてさっきからドッキドッキだよぉー!(笑)』






佐原は玄関の前に立ちカードキーを差し込んだ





「カチ・・クルン・・・カチャ」





『さぁ、ようこそ・・俺の部屋へ・・・』





禁断の扉が開けられた・・・
























にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 小説家志望へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 脚本・シナリオへ
にほんブログ村


コメント
コメントの投稿










トラックバック
トラックバックURL
→http://neos001.blog.2nt.com/tb.php/258-56b1cc41
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
全記事表示リンク
にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 脚本・シナリオへ
にほんブログ村

全ての記事を表示する

にほんブログ村 小説ブログ 小説家志望へ
にほんブログ村
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
リンク
このブログをリンクに追加する
ガンダムOO名言葉
プロフィール

強者☆[NEOS]

Author:強者☆[NEOS]
人間の精神

人間の触れない部分を描く 最高の物語を描きます

最新コメント
最新記事
カテゴリ
FC2カウンター
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>
仁王立ちだZE★霧雨魔理沙

まよねーず工場
ブロとも一覧
月別アーカイブ
最新トラックバック
FC2ブログジャンキー

「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します!

FC2拍手記事別ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード