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2010/03/10
03:14:25
「愛美、全てが終わったら一緒になろう・・強くなれよ・・・」
「はい・・キラー様・・・」
・
・
・
・
・
「株式会社 MIO」でも飛び降り事件の惨劇は全国的なニュースになった
飛び降りた肉体は誰か詳細が分からないほど肉体がバラバラになり
身元不明の死体として処理された
「謎の飛び降り死体。㈱ MIOとの関係は?都内での謎の爆発との関係はあるのか?」
各新聞の見出しは記事を飾った
「バサッ」
「・・・京介さ・・ん・・」
ジャニスは自分の持ち得る力を最大限に使い事件の解明の妨害工作を行った
京介と判別できる資料をこの世から全て消し去った
長い間、京介と共に歩んだ影の道・・・
未だその傷跡は深く残り
過去に作られた傀儡達が地下室に補完されていた・・・
皆、精神コントロールまでは行きつかず「性」の玩具となり
裏では競売にかけられ、その後、飼い主によって処分されるものもいた・・・
『X・・・。地下の傀儡達にこれを・・・』
数十個の薬を渡した・・
『これは・・』
『京介さんからの・・・いや、彼の意思の元に・・だ・・』
『色々と問題になるのでは・・』
『大丈夫だ・・・俺達の知らない所で京介さんが全て手を打ってくれていたようだ・・・』
『京介さんが・・・』
『あぁ・・彼の意思に従うんだ・・・』
『分かりました』
ジャニスが渡した薬は 安楽死の薬であった
地下に残された数体の傀儡達は薬により苦しむことなく安らかに眠った・・
その後、遺体は地下室の更に深い穴を掘り、埋めてコンクリートを流し込んだ・・・
ジャニスは傀儡達に線香を上げた・・・
京介のシークレットルームへ行った
「ガチャ・・」
室内は綺麗に片付けられていた・・
美央を監視するために付けられたモニター数個も外され部屋の隅に山積みにされていた
灰皿にはタバコの吸い殻が数本あった・・
ソファーに座り京介の吸い殻をぼんやり見つめた・・
ジャニスは京介のシケモクをくわえ火を点けた・・
「・・・傀儡・・か・・」
ソファーの前の大きなガラスケース・・
そこには花に囲まれ冷凍保存されている「綾瀬 千佳」
ジャニスは立ち上がり千佳の傍へ行ってみた
ガラスケースには心拍計も装置してあった・・
「こんなものまで付けていたのか・・・」
京介にとって、この「綾瀬 千佳」が全てを変えてしまったのかも知れない・・・
そんな風にも感じた・・
心拍系は音を出す事もピクリと動く事も一度も無かったようだ・・・
「・・・君も・・被害者だったんだな・・」
ジャニスは千佳の顔を見上げた・・・・
「・・・何っ?・・・これは・・」
心拍もしていない千佳の目から涙がこぼれていた・・・
「・・・そうか・・君も京介さんの元へ行きたいんだな・・・」
ジャニスは京介のシークレットルームを閉鎖し、部屋全体をコンクリートで埋める事にした・・
「大事・・だったな・・・彼女の口癖は・・」
千佳の眠るケースの冷凍装置のスイッチを切った・・・
「カチ・・」
地下の通路を歩いている時、京介から渡されたメモ用紙の事を思い出した・・・
ポケットの中にくしゃくしゃになって入っていた紙を取り出した・・
「ここに何か秘密が隠されているのかもしれない・・・」
そこには地方のある病院の名が書かれていた・・
ここに「愛美(てんてん)」が居る・・
残された傀儡が居る場所・・・
病院名の他に、京介からの暗号めいた文字が書かれていた・・・
「・・・」
ジャニスはHEAVENS本部事務所へ行き、京介の使っていたPCへアクセスした
そこにはパスワードが入力されるようになっており京介の暗号めいた文字を入力してみた・・
パスワードは承認され画面が変わった・・
そこには愛美の姿が表示されていた・・
「動画か・・・?」
よく見ると、そこに表示されている日時はリアルタイムのものである事が分かった・・
「彼女は・・生きている・・・健全な体なのだろうか・・・」
映し出される愛美は病院のベットに寝ている姿で時折を誰かと話をしているようだった・・・
「京介さんは・・愛美を監視していたのか・・それとも何かプランがあったのだろうか・・・」
動画を閉じるともう一つのファイルがあった・・
「カチ」
そのファイルを開けた・・
「ジャニス。このファイルをお前が開ける事を願い、これを残す。
千佳は安らかに眠らせてくれ
「愛美は・・・・」
愛美についての京介の考えが書かれていた・・・
「京介さん・・・あんたが・・あんたが・・・一番の傀儡だったよ・・・」
「なのに・・・俺は・・・」
メモ用紙をぐしゃっと握りつぶした・・・
ジャニスは上着を羽織り、すぐに事務所を出た・・・・
。
「はい・・キラー様・・・」
・
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「株式会社 MIO」でも飛び降り事件の惨劇は全国的なニュースになった
飛び降りた肉体は誰か詳細が分からないほど肉体がバラバラになり
身元不明の死体として処理された
「謎の飛び降り死体。㈱ MIOとの関係は?都内での謎の爆発との関係はあるのか?」
各新聞の見出しは記事を飾った
「バサッ」
「・・・京介さ・・ん・・」
ジャニスは自分の持ち得る力を最大限に使い事件の解明の妨害工作を行った
京介と判別できる資料をこの世から全て消し去った
長い間、京介と共に歩んだ影の道・・・
未だその傷跡は深く残り
過去に作られた傀儡達が地下室に補完されていた・・・
皆、精神コントロールまでは行きつかず「性」の玩具となり
裏では競売にかけられ、その後、飼い主によって処分されるものもいた・・・
『X・・・。地下の傀儡達にこれを・・・』
数十個の薬を渡した・・
『これは・・』
『京介さんからの・・・いや、彼の意思の元に・・だ・・』
『色々と問題になるのでは・・』
『大丈夫だ・・・俺達の知らない所で京介さんが全て手を打ってくれていたようだ・・・』
『京介さんが・・・』
『あぁ・・彼の意思に従うんだ・・・』
『分かりました』
ジャニスが渡した薬は 安楽死の薬であった
地下に残された数体の傀儡達は薬により苦しむことなく安らかに眠った・・
その後、遺体は地下室の更に深い穴を掘り、埋めてコンクリートを流し込んだ・・・
ジャニスは傀儡達に線香を上げた・・・
京介のシークレットルームへ行った
「ガチャ・・」
室内は綺麗に片付けられていた・・
美央を監視するために付けられたモニター数個も外され部屋の隅に山積みにされていた
灰皿にはタバコの吸い殻が数本あった・・
ソファーに座り京介の吸い殻をぼんやり見つめた・・
ジャニスは京介のシケモクをくわえ火を点けた・・
「・・・傀儡・・か・・」
ソファーの前の大きなガラスケース・・
そこには花に囲まれ冷凍保存されている「綾瀬 千佳」
ジャニスは立ち上がり千佳の傍へ行ってみた
ガラスケースには心拍計も装置してあった・・
「こんなものまで付けていたのか・・・」
京介にとって、この「綾瀬 千佳」が全てを変えてしまったのかも知れない・・・
そんな風にも感じた・・
心拍系は音を出す事もピクリと動く事も一度も無かったようだ・・・
「・・・君も・・被害者だったんだな・・」
ジャニスは千佳の顔を見上げた・・・・
「・・・何っ?・・・これは・・」
心拍もしていない千佳の目から涙がこぼれていた・・・
「・・・そうか・・君も京介さんの元へ行きたいんだな・・・」
ジャニスは京介のシークレットルームを閉鎖し、部屋全体をコンクリートで埋める事にした・・
「大事・・だったな・・・彼女の口癖は・・」
千佳の眠るケースの冷凍装置のスイッチを切った・・・
「カチ・・」
地下の通路を歩いている時、京介から渡されたメモ用紙の事を思い出した・・・
ポケットの中にくしゃくしゃになって入っていた紙を取り出した・・
「ここに何か秘密が隠されているのかもしれない・・・」
そこには地方のある病院の名が書かれていた・・
ここに「愛美(てんてん)」が居る・・
残された傀儡が居る場所・・・
病院名の他に、京介からの暗号めいた文字が書かれていた・・・
「・・・」
ジャニスはHEAVENS本部事務所へ行き、京介の使っていたPCへアクセスした
そこにはパスワードが入力されるようになっており京介の暗号めいた文字を入力してみた・・
パスワードは承認され画面が変わった・・
そこには愛美の姿が表示されていた・・
「動画か・・・?」
よく見ると、そこに表示されている日時はリアルタイムのものである事が分かった・・
「彼女は・・生きている・・・健全な体なのだろうか・・・」
映し出される愛美は病院のベットに寝ている姿で時折を誰かと話をしているようだった・・・
「京介さんは・・愛美を監視していたのか・・それとも何かプランがあったのだろうか・・・」
動画を閉じるともう一つのファイルがあった・・
「カチ」
そのファイルを開けた・・
「ジャニス。このファイルをお前が開ける事を願い、これを残す。
千佳は安らかに眠らせてくれ
「愛美は・・・・」
愛美についての京介の考えが書かれていた・・・
「京介さん・・・あんたが・・あんたが・・・一番の傀儡だったよ・・・」
「なのに・・・俺は・・・」
メモ用紙をぐしゃっと握りつぶした・・・
ジャニスは上着を羽織り、すぐに事務所を出た・・・・
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