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2010/03/02
11:57:51
美央は不安にかられた・・
何かされるのかもしれない・・・
その反面・・
今日でこの地獄から抜け出せるのかもしれない・・
そう感じていた・・。
京介は何も語ることなく
音楽を聞きながらワインを飲んでいた
たまらず美央は話しかけた・・
『あの・・京介く・・ん・・』
『・・・』
京介は無言で美央を見た
『・・今日は・・何か・・あるの?・・』
京介は言葉を発せず立ち上がった
数歩、室内を歩きタバコに火を点けた
『今日はお前の誕生日じゃないか・・』
『えっ?』
美央は監禁され、日にち時間の感覚が全く無かった・・・
もう・・そんなに月日が経っていたの・・そう感じた
『そっか・・』
美央の哀しげにも似た表情だった
突き刺さるような感覚が胸に残った
とても寂しそうで・・・
何もかも諦めたような顔は
哀れにも・・
愛しくも感じた・・
京介はワインを持ち美央のグラスに注いだ
京介は美央とは一切目を合わせなかった
美央は穏やかな顔で京介を見つめていた
無言でグラスを美央へ向け
「カチーン」
美央もグラスを向け乾杯をした
『ありがとう・・』
美央は小さな声で言った・・
『・・・』
美央へタバコを差し出した
『吸っていいの・・?』
『・・・』
美央がタバコを手に取ると美央の吸っている銘柄のタバコだった・・
『覚えててくれたんだ・・・』
「チッ」
京介は美央のタバコに火を点けた
「スゥー」
「ハァー」
「ゲホッ ゲホッ・・」
久しぶりのタバコに美央はむせた・・
京介は音楽をクラッシックからR&Bに変えた
美央の好きだった曲ばかり選曲だった
・
・
・
・
・
数分後
「ガチャ」
『お持ちいたしました』
ジャニスが豪華なバースデーケーキを運んできた
『甘いの久々だ・・』
美央は小声で言った
蝋燭に火を点け、部屋の電気を消した
『おめでとう・・美央・・』
美央は蝋燭の火を消した
『ありがとう・・』
『・・・京介くんは・・食べないの・・』
京介は手を差し出し、「美央が食べなさい」という仕草をした
『そっか・・』
美央はケーキを少しずつ食べ始めた
『美央・・何か要望はあるか・・?』
『外に出たいです・・』
『・・・』
『それと・・』
『なんだ?』
『・・・ヒロシさんに・・・会いたいです・・』
『・・・』
暫くの沈黙があった
『何れ・・出れるし・・・ 何れヒロシとやらにも会えるだろう・・』
『本当?』
『あぁ・・今日は無理だがな・・』
『それは・・いつなの?』
美央の言葉は少し感情的になっていた
『何れだ・・』
『・・・』
『他は?』
『とにかく帰りたいです・・』
美央は泣き出した
『・・・それも近いうちに、必ず帰る事が出来るだろう・・』
美央は解放される日は近い・・・
そう感じた・・
京介はリモコンのスイッチを入れた。
壁に大きなスクリーンが降りてきた。
美央の好きな映画を京介は知っていた
スクリーンには映画が映し出された
映画のタイトルは
「シュリ」だった。
『あ・・これ・・シュリよね・・』
『・・・』
京介は何も答えなかった
美央は静かな表情でシュリを見ていた
美央は映画のクライマックスを迎えるあたりに眠り込んでしまった・・・
バースデイケーキ、ワインなどには大量の睡眠薬が混入されていた
喜びと少しの安堵の中で眠りについた美央の顔は少し安らぎを感じているようにも見えた。
「眠ったか・・・」
美央の顔へ近付き寝息を確認した
携帯を取り出した
「プルルル・・」
『はい、ジャニスです』
『ジャニス・・美央は眠りに着いた・・』
『では・・次のプラン始動ですね・・』
『あぁ・・そうだ・・ゆなと、琴菜をこちらに連れて来てくれ・・』
『了解です』
数分後、ゆなと琴菜を連れてジャニスが現れた
ゆなは京介を見ると飛びつくように甘えてきた
『よしよし・・ゆな、ちゃんとジャニスの言う事を聞いてたか?』
『(*´∀`*)はい』
『そうか、琴菜には苛められなかったか?』
『・・・昔、苛められた・・・』
『そうだよなぁ・・』
『うん・・許せない・・』
『じゃあ・・今日は琴菜に仕返しせな・・あかんな・・ニヤリ』
京介は琴菜の事を見た
「ビクッ!」
琴菜は京介にじっと見つめられると凍ったように体を硬直させた・・
冷え切った眼差しに、琴菜は恐怖だけではなく
これから何かが起こる・・そう感じていた
たまらず逃げ出そうとしたが
ジャニスによりキッチリと拘束された足輪が琴菜の動きを鈍らせていた
京介はジャニスの耳元で囁いた・・
「ジャニス・・ゆな・・いい仕上がりやな・・」
「ええ・・あれからも少し調整しました、琴菜への怒りは以前より強くしておきました・・」
「御苦労・・」
「ニヤリ」
『ジャニス・・・例のベットを用意してくれるか』
『はい』
ジャニスの指示で「X」が特殊ベットを運んできた
『美央をそのベットへ・・』
『分かりました』
「X」は美央を抱えてベットへ運んだ
美央は起きる事もなく安らかに眠ったままであった
『・・・ゆな・・琴菜への仕返しをする前に・・・少し、琴菜に気持ち良くなってもらおうか・・』
『はい!』
『琴菜の体をじっくり舐めまわせ・・・』
『はい!』
ゆなは身動きがままらわない琴菜の体をゆっくりと舐め始めた
ゆなの舌は琴菜の顔面もベロベロと舐めまわし
目を吸い始めた・・・
『はぅぅぅ・・・ゆ・・ゆなさぁぁん・・』
ゆなは琴菜の瞼(まぶた)を指で開き、眼球に舌を入れ込んだ
『うぎゃー!痛いぃぃぃぃー はうっ ゆなさん!ゆなさん・・』
琴菜の体は異常に反応し、その場で失禁した
「ぷっぷっぷしゃー」
『ごちゃごちゃうるせぇんだよ・・豚が・・・』
ゆなは琴菜にそう言い放つと激しく目玉を吸い込んだ・・
『ギャーッ!!』
琴菜の悲鳴を聞いてジャニスが言った
『いちいち・・うるさいですね・・・』
ジャニスは琴菜に近寄り、腕を取り注射をうちこんだ・・
『いやっいやっ・・辞めて!』
「ブス・・・」
琴菜の体内に何らかしかの薬が入り込んだ
『はうぅぅ・・・』
琴菜は白目を向いた
数秒後・・ゆなに向かって嘔吐した・・
「ゲボォ」
『てめぇ・・・汚ねぇじゃねーか・・・』
琴菜の腹をおもいっきり蹴りあげた
『あぅっ・・』
。
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