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屈辱・羞恥・教育・官能小説
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09:25:01
[HEAVENS VIP]




『ジャニス、結衣は終わったか?』




『はい、ご指示通り過去の記憶を何度も見るように・・』




『そうか・・それでいい・・』




『002の調整はどうだ?』




『順調ではあります、現段階での精神状態はデータ上では問題ありません』




『005はどうだ?』




『002が終わり次第、最終段階へ入る予定です』




『二人は双子だ、片方が目覚めると何らかの反応があるかもしれない』




『私も無きにしも非ずと思います、人は未だ解明されてないことが多いですからね・・傀儡によって明確になる事も多いのではないでしょうか?』




『あぁ・・人の本質や奥底に眠るその人間の本性、絶対的な精神の支配・・人とは実に面白く謎の多い生き物だ』





『002、005はどう使うのですか?』




『(株) MIOへ潜入させる』




『・・面白そうですね、あの「闇田 ヒロシ」とか言う会長さんの運命が見えて来るようです・・・ニヤリ・・』




『あの男には望もうとも望まいと、奴の運命はワシの手の中や・・・あの会社とヒロシは音を立てて崩れる・・世界中に波紋を起こすようにな・・・ニヤリ』




『期待しております』




京介はブランデーを飲みほした





スクッ・・





『ジャニス、ここに管理させている以外でも数対の傀儡がいる』




『はい、それは存じ上げているつもりですが』




『002の発動に合わせて、その傀儡達の運命も変わるだろう』




『はい』




『現在、「ゆな」と言う傀儡がとても良い動きをしている』




『ゆな・・ですか、一度お目にかかりたいですね』




『・・・・』




京介はジャニスの言葉に何かを考えているようであった




『そうだな・・その必要性はあるかもな・・』





「ここで管理する以外の傀儡・・・




確かに、最初からここでスタートするものはいない・・・




全て京介さんが作り上げ、ある程度の仕事を熟したうえでここへ運ばれてくる・・




一体幾つの傀儡を作りあげているんだ・・この人は・・」







『あの、京介さん・・』




『一体、何体の傀儡を作り上げているか・・・か(笑)?』




『はい、全てを知りたい訳ではありませんが、万が一があった時の対応が出来やすようにと感じます』




『そやな・・いずれ、全員ここに来るのだからな』




『はい』




『では、今から「ゆな」を連れてくる』




『お待ちしております』




京介はそういうと直ぐにHEAVENSを出て行った







「ゆな・・・まだ、そんなのが居たのか・・・何も言わなかったと言うのは順調であると言う事なんだな・・」






ジャニスは京介がゆなを連れて戻る前に、002の様子を見に行った





「カチャ・・」





地下室を降りた







「カツカツ・・・」








[OO2 真美]






「カチャカチャ・・ギギーッ」






真美の心電図を見た






「順調だな・・」










ヘッドギアを被せプログラムの見直しを行った





「カチャカチャ・・」






発動時に必要な呪文を入れれば問題ないと判断した




脳波も心拍もいたって普通といってよかった







「結衣の時となんら変わりはないな・・」






「カチャカチャ・・」






始動時に京介から言われるテーマを打ち込めば発動できると言うところまで来ていた







「真美の発動は俺達にも重要な事になる・・」







ジャニスは「002 長澤 真美」の過去を思い返した




京介は真美を使い、ある資産家を壊滅させた・・



そのやり方はとても残虐的なものだった



真美には、大きなネックがあった・・それを利用したプランだった・・



そのネックと言うのは女特有の「ヒステリー」だった・・



どうやって、真美を選び、どうやって傀儡にしたかは聞いていないが



真美の活躍は大きなものがったと聞いている




ジャニスは真美の瞼(まぶた)を指で開き、ライトをあてた



光をあてると、真美の体は一瞬反応した




「ピクッ・・」





「・・・生きていると言う意思表示か・・・」





ジャニスにはそのように感じた





ここに収容するときの真美は尋常ではなかった・・



狂ったように狂気に満ち、全身が血だらけであった





当時、「Ⅹ」の親友がHEAVENSで働いてた・・




その人間は「Z」と呼ばれていた、本名はあったが、この世界名前などどうでも良かった



呼び名があればいい・・名前など無意味



人間は深く知らない方が何かと都合がよいものだと考えていた・・






真美の暴走で「Z」の命は失われた




だが、「Z」にも原因はあった




傀儡を知らぬがあまり起きてしまった惨劇




禁断のワードが組まれる傀儡



開けてはいけない扉を開けて「Z」は自らの死へと進んだのだろう・・・




そのことを教訓にジャニスは「Ⅹ」に徹底的な教育をおこなった




それはⅩの為であったが、実際は全て傀儡の為でもあった・・






「カチ・・」





「よし、そろそろ京介さんが戻るころだろう・・・」





ヘッドギアを外した




真美に背を向け後片付けをしている最中、ジャニスは気付かなかった・・




昏睡状態で待機している真美は目を見開いていた



そしてニヤリと微笑んでいた・・・
















































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